私がメバリングやアジングなどのルアーゲームを始めるにあたり、1番最初に迷ったのがロッドとリール選びです。
今回はその2つの中で自分が選んだリール(フリームス&月下美人)について書いてみたいと思います。
リール選びについては、
という、浦島太郎状態だったので、本当に迷いました・・・。
そんな状況の中、目を血眼にしながらネットで徹底的に調べ、辿り着いたのがダイワのフリームスか月下美人かの選択でした。
- 性能的には殆ど差はない
- 価格の安さで選ぶならフリームス
- デザインなどのこだわりがなければフリームスがおすすめ
- ロッドが月下美人ならデザインに統一感が出る月下美人のリールがおすすめ
21フリームスFC LT2000S
18月下美人MX LT2000S
※18月下美人は2023年に23月下美人にモデルチェンジしています。
23月下美人についてはこちらに詳しく書いています↓
もくじ
フリームスか月下美人か
何故この2択に絞ったかというと、
・値段が1万円クラスと、決して安くはないがそこまで高くもなく比較的お財布に優しい値段設定だったから。
・比較的お財布に優しい値段設定の割に、口コミでの評判も良く、マグシールドやATD、エアローターなどの機能が充実していると感じたから。
初心者だからと、安すぎるリールを使うとすぐに壊れたり、長時間の釣りだとリールの重さが直接腕の疲れに影響してくると思ったので(;’∀’)
後は、シマノかダイワでは個人的にダイワの方が好きだからです。
これは特に理由は無いのですが、餌釣りをしていた時からダイワのリールをよく使っていたので、自分の中で釣り道具といえばダイワになっていました。
小さい頃からの刷り込みですね。笑
結論から言いますと、フリームスも月下美人も両方とも手に入れることになったので、両方の使用感をお伝えできればと思います。
18フリームス
18フリームスといえば、2018年にリリースされたモデルで、コンセプトは「軽量&タフ」だそうです。
最先端のフィッシングシーンを牽引すべく、ゼロから生まれた全く新しいフリームス。小型スピニングリール新時代のスタンダードとなるべく開発されたこのリールは、前作を遥かに凌ぐ軽量化を実現。エンジンにはタフデジギヤを搭載しファイトをサポート。また、ロングキャストABSスプールによる飛距離の向上とトラブルレス性能が大幅に向上。基本性能の大きな進化が、アングラーにより快適な釣りを約束。THE NEW STANDARD、それがFREAMS。
DAIWA公式サイトより
フィッシングシーンを牽引していく為に生まれたTHE NEW STANDARD!それがフリームスなのです。なんだかとてもカッコイイのです。
フリームスの番手の種類については公式サイトを参考にしてみてください。
http://www.daiwa.com/jp/fishing/item/reel/spin_rl/18_freams/index.html
私はメバリングやアジングで使いたかったので、ローギアのLT2000Sを購入しました。
2000番はもうひとつ、 LT2000S-XHという番手もあるのですが、こちらはハイギアとなっていてリール1回転あたりの巻取り量が多くなっています。
巻取り量が LT2000Sが68㎝なのに対して、 LT2000S-XHは81㎝と13㎝も多いんです。
私の使用用途としては、主にメバリングでゆっくり巻く釣りをしたかったので、 LT2000Sに決めました。
ハイギアの方は、キジハタなど根に突っ込む魚を掛けた時に早く巻き上げたいなど、効率の良い釣りをしたい方に向いているようです。
ただ、ハイギアでもその分意識してゆーっくり巻けばスローな釣りも全然出来るみたいですが、あまり神経を使いたくないので今回はローギアのLT2000S にしました!
※18フリームスは2021年に21フリームスとして生まれ変わり、基本性能が向上しています!
21フリームス FC LT2000S
メバリングにはローギアの方が使いやすい!
フリームスの使用感
実際にフリームスをメバリング、アジングで使用した感想ですが、「軽くて巻きやすくてめっちゃ使いやすい」です!
アホみたいな感想ですが、本当にそんな感覚になりました。笑
やはり特筆すべきはその軽さですね!190gは伊達じゃありません!
私自身が今までこんなに軽いリールを使った事が無かったのもあるんですが、その軽さに驚きました。「あれ?リール付いてる?」と。
もちろん、値段を考えなければ上位機種でもっと軽いリールはあったのですが、1万円ちょっとでこの軽さのリールが手に入るなら十分過ぎるやろ!と。
でも、もしさらに上級クラスのリールを手にしたとしたらフリームスでも重く感じるなどはあるかもしれませんが、 「これ以上軽いリールって必要?」というのが正直なところです。
実際に今年の春にメバリングで12時間くらい釣りをしたんですが、まぁ疲れなかったですね!
過去に重いリールで長時間の釣りをした時は本当に腱鞘炎みたいになった時ありましたから(;’∀’)
そして、メバルが突っ込んだ時も滑らかな滑り出しで対応してくれましたので、ドラグ性能も申し分無かったです。
まだ25㎝までのメバルしか釣っていませんが、個人的にはリール性能に十分満足しています。
後は、このリールで20㎝ちょっとのアジも大量に捕獲したので、アジングの時は少しドラグを緩めに設定するなどすれば、全く問題無しでした!
また、口コミなどでリールのシャリシャリ感が気になるといったコメントを何度か見かけたので心配していましたが、
購入当初はシャリシャリ感があったものの、私の場合は数回釣行しているうちに無くなりました!
18フリームスはメバリングに十分な性能を誇っている!
フリームスのデメリット
フリームスで1つのデメリットと感じている事があります。
それは、
ねじ込み式ハンドルであるが故に、ハンドルが不意に逆回転した時に緩んでしまうこと
通常、釣りをしている時は逆回転する事はまず無いのですが、ちょっとした手の動きで稀に緩む事があるので、それだけ少しデメリットと感じています。
ただ、これも捉え方を変えるとメリットとなります。
ねじ込み式ハンドルは、リールに対してがっちりと密着した状態でセット出来るので、ハンドルのがたつきなどが無く、ライトゲームの繊細な魚のアタリに集中出来るのが良いところです。
ねじ込み式ハンドルは慣れないうちは逆回転することもある
ねじ込み式ハンドルはがたつきが無くアタリに集中できる
月下美人MX
月下美人といえば、ダイワのアジング、メバリングなどライトゲームに特化したブランドで、その特徴的なネーミングからも釣り師であれば知らない人はいないのではないでしょうか?
私は、名前しか知らない頃から、「なんかカッコイイな・・・」と羨望の眼差しを向けていました!
LTで、より軽快な操作が可能となった、元祖ハイバリューライトソルト機
DAIWA公式サイトより
ふむふむ、元祖はフリームスではなく、もちろん月下美人ですよね。
月下美人MXシリーズについてはこちらを参考にしてみてください。
http://www.daiwa.com/jp/fishing/item/reel/spin_rl/18gekkabijin_mx/index.html
私はギリギリ新機種が出る前に買ったので、MX2004を所有しています!
今は18月下美人としてモデルチェンジされ、軽量化&ねじ込み式ハンドルとして進化を遂げた月下美人LT2000Sなどが発売されていますね!
何故、フリームスを持っているのに月下美人も購入したのかというと、
・見た目がむちゃくちゃ好みだった!
・ロッドが月下美人を使用しているので、合わせた時の色彩の相性が赤と赤なので、抜群にかっこ良い!
と、完全に見た目ですね!笑
月下美人MXの使用感
見た目で選んだリールでしたが、元祖ライトソルト機というだけあって、スペックも非常に充実しています。
フリームスと同じく、マグシールドやATD、エアローターなど搭載されています。
MX2004を実際に使用した感想は、「巻き心地の軽さはフリームスよりいいかも?!」です。
メバリング、アジングで使用しましたが、何のストレスも感じずに使っています。
巻き始めはフリームスよりも軽い!
18フリームスとの比較
MX2004は自重が215gと、18フリームスと比べると25g多いので、軽さの面では18フリームスに劣ります。※21フリームスFCLT2000S(185g)と18月下美人LT2000S(190g)では、自重の差は5gだけです。
しかし、巻き心地に関しては月下美人の方が好みでした。最初の巻き始めが月下美人の方がスッとなめらかな感じ。
ただ、フリームスも巻き心地が悪いわけではないので、そこまでの大差はありません。
しいて言うならというレベルです。
ドラグ力に関しては、18フリームスが5㎏なのに対して、 MX2004は2㎏となっています。
最初はより重さに耐えれる方が良いのでは?と思ったのですが、今は全く気にしていません。
というのも、ハマチなどを釣るわけでは無いので、メバル、アジならドラグ力2㎏あれば十分だと感じているからです。
そして、フリームスとの1番の違いと感じているのが、ねじ込み式ハンドルではないところです。
※18月下美人MX LTシリーズはねじ込み式ハンドルとなっており、フリームスとの巻き心地の違いは殆どありません!
21フリームスと18月下美人では重量差以外で大きな違いはない
月下美人MX2004のデメリット
月下美人MX2004のデメリットは、
・重さ
・供回り式であるが故に多少のガタツキがある
以上の2つではないでしょうか。
どうしてもフリームスと比べると25g多いので、重いと感じてしまいます。
ただ、それでも軽いリールではあるので、そこまで気にする程ではないと思っています。
また、供回り式ハンドルはねじ込み式ハンドルと違い、逆回転が起こらないというメリットがある反面、少しガタツキがあるというのが正直なところです。
これは、リールの構造上仕方がありません。
もちろん、気になって釣りに集中出来ない!というほどではないですが、少しのガタツキも感じたくないならねじ込み式ハンドル一択かと思います。
※18月下美人MX LTシリーズはねじ込み式ハンドルとなっているため、ガタツキもなくフリームスと似た巻き心地となっています。
少しのガタツキにも気を取られたくないなら、ねじ込み式ハンドルを選ぼう!
結局、どっちがおすすめ?
どっちも使っている人間としての最終的なおすすめは、
・より繊細な釣りがしたい、少しでも安く買いたいなら18フリームス
・見た目重視なら月下美人MX2004
です!
18フリームスは上記したように、ねじ込み式ハンドルなのでガタツキがなく繊細な釣りができます!
そして値段もフリームスの方が安いです。
カラーリングはシルバーの下地に金色の配色と高級感もあり、単体で見ると月下美人に負けず劣らずカッコよいです!!そして軽い!
月下美人MX2004に関しては、ロッドが月下美人である場合には、ロッドの色合いとリールの色合いがベストマッチするので、見た目もカッコよく釣りに臨めます!
私は月下美人のロッドにフリームスを装着して釣っていますが、やはり見た目では月下美人のリールとロッドの相性には敵いません。
使用感に関しては、どちらも実際に使っていますが、非常に使い心地が良いです。
デメリットなど、少し気になる点はあるものの、正直大きな違いはないなぁというのが感想です。
どちらも高性能ですし、私のようにリールに対してそこまでこだわりが無い人であれば満足できるレベルだと感じます!
型落ちで安くなっている18月下美人がおすすめ!
月下美人のリールに関してですが、今買うなら型落ちの18月下美人MX LT2000SかLT2000S-Pの方がおすすめかもしれません!
というのも、18月下美人は23月下美人にモデルチェンジしたことで型落ちリールとなり、21フリームスよりもボールベアリング数が2つ多かったりとスペック面で上回っている点がありながらも、価格がフリームスとほぼ変わらないレベルに下がっているからです。
18月下美人MX LT2000S
18月下美人MX LT2000S‐P
どちらも自重が190gと、前作のMX2004より25gも軽量化されており、ドラグ力も2㎏から5㎏へ進化しています。
さらに、18月下美人MXは18フリームスと同じく、ねじ込み式ハンドルになっているので、ガタツキが少なくアタリが取りやすいメリットがあります。
もはや欠点が見当たりませんね。
私はもう少し待ってこっちを買えば良かったと少しだけ後悔しています・・・(;’∀’)
ちなみにフリームスとの違いは値段が大きな部分ですので、値段を+4千円ほど出せるのであれば18月下美人MX LT2000シリーズはありだと思います!
※23月下美人にモデルチェンジしたことで価格が大きく下がっています!
メバリングに使うなら、リール1回転の巻取り量が少なくてスローに誘いやすいLT2000S‐Pが1回転あたりの巻取り量が少なくおすすめですかね。
長くなりましたが、以上が初心者の私の経験に基づいた感想とオススメでした!
それでは、良いフィッシングライフを(^O^)/