ライン

PE0.3号を使ったメバリングでできる釣り方4選

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メバリングにおいてPE0.3号と言えば、強度や扱いやすさの面から特にジグ単用として使用している人が多い号数だと思います。

なぜかというと、0.2号だと飛距離は出るものの細くてリーダーとの結束がやや難しく0.4号だと強度は上がりますが飛距離が落ちるため、ジグ単用としては少し扱いにくい面があるからです。

ですので、総合的に考えるとジグ単用としては0.3号が最も強度と飛距離のバランスが取れたラインと言えます。

そんな扱いやすい0.3号を巻いたからには他の釣り方ができないか気になる方もいると思いますので、今回はPE0.3号で行えるメバリングの釣り方4つを詳しく書いていきたいと思います!

結論
  • 仕掛けの重さなど使用条件はあるものの、PE0.3号でメバリングにおける殆どの釣り方が可能!

ジグ単

上記しましたが、PE0.3号はジグ単向けの号数です。

その理由は、飛距離と強度のバランスが取れているからです。

まず飛距離についてですが、無風状態という条件で1gのジグヘッドを付けた場合、7ft前後のロッドで約19mの飛距離が出ます。

ジグヘッド1gのリアルな飛距離を計測【PEラインとフロロカーボン比較】 ジグヘッド1gでどれくらいの飛距離が出るのか? メバリングやアジングをしていて大体10m以上は飛んでるな~という印象だったのです...

一般的な堤防でのメバリングであれば、基本的には足元から遠くても10m以内の距離で釣れることが多いため、この飛距離が出れば十分です。

また、強度に関しては計算上、PE0.3号で2.722kgの重さに耐えることができるため、尺メバルで約500gと言われているメバリングでは十分な強度となります。

ん?そんなに余裕があるなら0.2号でもよくね?と思われるかもしれませんが、PEラインは直線強度は強いですが、擦れにはめっぽう弱いため、0.2号だと少し擦れただけで切れる可能性があり、根周りを釣るメバリングでは少し心もとないんですね。

その点、0.3号なら多少擦れても耐えてくれることがあるため、磯でも釣ることがある人には特におすすめと言えます。

0.3号の飛距離と強度があれば、ジグ単メバリングで問題なく楽しむことができる

プラッギング

PE0.3号でメバルプラッギングも可能です。

プラグを使用する時のライン選択で考えるべきなのは、飛距離が出るかどうかよりも1個1個が高いプラグをロストしないようなラインの号数選択だと思います。

そういう意味では0.4号くらいあると安心できるのですが、障害物の少ない堤防などであればラインが傷つく恐れが少ないため、0.3号でも十分活躍してくれます。

実際、私は常夜灯下でのプラッギングの時は0.3号を使用することがありますが、0.4号よりも風の影響を受けにくくプラグが扱いやすいと感じています。

もしも海草の繁茂している磯場でプラッギングをするのであれば、0.4号~あるとより安心して使えます

障害物の少ないオープンな場所では0.3号でも十二分にプラッギングが楽しめる

キャロライナリグ

キャロライナリグにはいくつか種類があるのですが、どれもジグヘッドから30㎝ほどの距離に重りを付けることで飛距離を出すことができ、かつジグヘッドは軽くできるため遠投性能+食わせの力が強いリグです。

私はティクトのMキャロというものをよく使用するのですが、PEラインとフロロの結束(ノット)やスイベルを利用して接続するため、やや面倒に感じますが、軽量ジグヘッドで飛距離が出せるため遠くのポイントをゆっくりと誘いたい時に重宝します。

メバリングでも使えるのですが、アジングでも沖のデカアジ狙いに使えるリグですね!

PE0.3号の場合は重いキャロを付けるとキャスト時の負荷で切れる可能性があるため、5g程度までのものがおすすめです。

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3.5gのミニMキャロと呼ばれるものでも、PE0.3号であれば約30mの飛距離が出るため使い勝手が良いです。

ちなみにキャロライナリグの「キャロライナ」とは、アメリカのサウスカロライナ州が発祥の地とされていることから付けられたネーミングだと言われています。

0.3号で使用する時は5g程度までのキャロを使用する

風の影響でジグ単では飛距離が出ない状況や、遠くのポイントに届かせたい時に便利!

フロート

フロートリグは沖の表層を攻略できるという点が最大のメリットです。

堤防でも磯でも、沖は釣り荒れしていないポイントが多いため大型が狙えますし、私自身、今まで25㎝以上を超えるデカメバルは殆どフロートリグで釣っています

狙うポイントとしては、堤防では沖の流れを狙い、磯では沖に突き出た岩場周辺を狙ったりといった感じですね。

メバルは活性の高い時期になると表層に浮遊しているアミや小魚を捕食するため、水面下1m以内を漂わせることのできるフロートリグは非常に効果的です。

正直、ジグ単とフロートさえあれば、手前と沖の表層攻略は殆ど完璧と言ってもいいくらいだと思います。

フロートリグの組み方ですが、Fシステムと呼ばれる組み方が有名でPEラインとフロロカーボンラインを結束して余り糸(フロロ)を利用するというもので、フロロカーボンラインさえあれば簡単に作ることができます※下画像参照

  • Fシステムのメリットはラインとワームが直線的になるため手元にアタリが伝わりやすいことです

仕掛けの作り方はシンプルなため、一度覚えれば3分ほどでパパッとできてしまいます。

PE0.3号の場合は重いフロートを使うとキャスト時に切れてしまうことがあるため、10g未満のものがおすすめです。

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私は自作したものか、アルカジックジャパンのシャローフリークを使用しています。

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沖の大型を狙うならフロートリグがおすすめ!

PE0.3号には10g未満のフロートを使うべし

おすすめのPEライン

0.3号でおすすめのPEラインはDUELから出ているアーマードF+Proです。

特殊加工が施されているため、通常のPEラインよりもハリ・コシが強く、毛羽立ちが起こりにくいです。

また、一般的なPEラインの比重は0.97程度ですが、アーマードF+Proの比重は1.0となっているため潮馴染みが良く、キャスト後にPEライン独特の沈みにくさ・浮き上がりやすさが少ないです。

そのため、メバリングだけではなくフォールの釣りが多いアジングでも扱いやすいPEラインです。

私自身も価格と性能のバランスが取れたコスパの良いPEラインとして重宝しています。

それでは、良いフィッシングライフを(^O^)/

ABOUT ME
孤独な釣り人
1人をこよなく愛する孤独な釣り人です。 基本釣りには一人で行き、一人で楽しんでいます。 自分が良いと感じたものを紹介したり、語ったりするスタンスです。