- 釣行日 2024/5/11
- 場所 しまなみ海道
- 中潮 満潮 12時22分 干潮 7時01分
- 天気 晴れ
- 風速 1~2m程度
- 最高気温 27度
夜通しメバリングをした後は水深のある堤防へウマヅラハギを狙いに行ってきました!
昔釣ったウマヅラハギの刺身と煮付けが美味しかったので、久しぶりに釣りたいな~ということで(^O^)/
例年GW前後に釣れていたイメージがあったので時期的にちょうど良いのではないかと思っての釣行でしたが、ちょっと変わった釣り方で良型を釣ることができました!
しまなみ海道の堤防で
狙いをつけたポイントは先端の水深が干潮時で6~7mあるような水深のある堤防です。
過去に釣れたポイントは水深3~4m程度の浅いところもあったので水深は特に関係ない印象ですが、今回は潮通しの良さで選びました。
GW前後はウマヅラハギの産卵シーズンのようで、各地の堤防や桟橋で30㎝あるような良型のハゲが浮いている姿が見えますね!
サヨリやアジを狙ってアミエビを撒いていると大きなウマヅラハギが浮き上がってきた!という経験をされる方が多い時期ではないでしょうか?
仕掛け
ウマヅラハギの釣り方ですが、今回ウキは使用せず、メバリングロッドのULクラスにフロロカーボンラインの道糸、そこに市販のカワハギ専用の3本針を結び付け、最後に底まで沈めることのできるどんぶりカゴを取り付けました。
針は1号~3号程度の小さいものの方が口の小さなカワハギが吸い込んでくれやすく針掛かりしやすいです。
冷凍オキアミのサイズは小さい針でも付けやすいSかMがおすすめです。
見えない釣れないウマヅラハギ
ウマヅラは朝まずめの明るくなるタイミングで高活性になることがあるため、4時過ぎには仕掛けを組んで釣りを開始しました。
潮は約3時間後の7時過ぎが干潮ですが、激流のしまなみ海道といえども干潮に向かう潮の動きは悪くあまり動いていない様子です。
う~む。
これは朝まずめの爆発力に期待するしかない!笑
・・・そして徐々に薄明るくなってきてチャンスタイム到来かと思われたのですが、待てど暮らせどウマヅラはおろか、魚の反応がありません(;’∀’)
時々巻き上げてオキアミを交換し、どんぶりカゴにアミエビを突っ込んで入れ直しますが、魚の気配なし!
時折アミエビを撒いたりしてみますが、浮き上がってくる気配もありません。
そんな感じで1時間ほど経ったころ、目の前にキラキラと光る魚影が群れでやってきました!
サヨリだ!
サヨリング
この日は父と釣りに来ていたのですが、運よくサヨリの仕掛けを持っているということでサヨリ専用の小さい針を貰って、持ってきていたアジングロッドに即席の仕掛けを作ります↓
餌に冷凍オキアミと書いていますが、サヨリはオキアミだと大きくて食いつかないのでアミエビを付けました。
そして表層1m以内をウロチョロしている感じだったので、早く沈まないようにガン玉0.6号くらいを打ってみました。
この仕掛けをフルキャストするとアミエビが飛んで行ってしまうので、ふわっとキャストして何もせず潮に馴染ませていきます。
すると、少し沈んだあたりでラインに変化が!
手元まで伝わるようなアタリではないですが、合わせてみるとクンクンと生命反応アリ!
ゆっくりと巻いて寄せてくると・・・
20㎝オーバーの立派なサヨリが釣れました!
狙い通り釣れてくれてニンマリしていると、父も横でサヨリを釣り上げています!
こりゃ大量に釣れるかも・・・なんて考えながらふと足元を覗き込むと、
泳いでいるウマヅラハギを発見!
とうとう姿を現したか!!
ふわふわ釣法!?ウマヅラハギング
急いで放置しておいた最初の仕掛けに新しいオキアミを付けて沈めていきますが、反応はありません。
そこでふと、ゆっくり落ちてくるアミエビを捕食しているということは、同じようにゆっくりと落とせば釣れるのではないか?と考え、サヨリングの仕掛けに次はオキアミを付け、足元にキャストしてベールを返し、ふわふわと沈めてみることに。
名付けてウマヅラハギング!
すると、3匹ほど集まっていたウマヅラのうち1匹が落ちていくオキアミを追いかけて沈んでいったではないですか!
BUT!
手元にはアタリは伝わってこず、ラインの変化も分かりません。
が、泳いでいったウマヅラとオキアミの距離を考えると食ったとすれば既に食っているはず!
ということで適当に合わせてみると、グングングン!
おぉキターー!!
サヨリ専用針に細いハリスなので、ドラグは緩めでゆっくりとやり取りして浮き上がらせてきます。
そしていよいよタモ入れの段階になったのですが、1回目のタモ入れに失敗してしまい、よーしもう一度だ!と思っていた矢先、無念のフックアウト・・・
ショック・・・
ですが、この仕掛けで釣れることが分かったので再度同じようにゆっくりフォールさせていきます。
潮の流れが殆どない状態で25秒カウントで着底する感じなのですが、いかんせんアタリが取れないので微妙なラインの変化を見るか、なんとなくで合わせるという難しい釣り・・・笑
少し経って巻き上げると毎回餌が消えているので、何かが居るのは間違いない感じです。
そんな釣りを繰り返していると、フォール中に微妙にラインが引っ張られる変化が!
ゆっくりと合わせてみると、グングングン!
キターー!
今度こそは!と思い、さっきは時間をかけ過ぎたのでドラグを利かせながらも素早く浮かせていきます。
そして今度は父に手伝ってもらい、一発でタモin成功!
アジングロッドで肝パンの♀をキャッチです!何年振りかのウマヅラハギ嬉しい~(^O^)/
その後、少し経ち底まで沈めたオキアミを回収しようと巻き上げようとすると、グングングン!
全く気付かなかったのですが釣れていたようです!
が、これはすぐにフックアウト(;’∀’)
そしてしばらく反応が遠のき、時刻が7時を回り完全に潮が止まってしまいました。
こりゃもう釣れないな・・・と思いながらも、一方ではもう1匹だけ釣りたい!という気持ちが強く粘る!
その気持ちで底まで沈めては巻き上げ、新しいオキアミを付けて沈める・・・を繰り返していると、底付近に沈んだタイミングでラインがピッと動く変化が!
合わせるとグングン!ジリジリジリー!
おそらくラストチャンスなので何としても釣り上げたい!
と言ってもやれることはフックアウトしないように慎重かつスピーディに巻き上げることだけ!
何度か突っ込まれながら、その度にヒヤヒヤしながらも水面まで浮き上がらせることに成功し、またしても父にタモinを依頼!
今度はスリムな♂が釣れてくれました!ウマヅラ35㎝は自己記録です!
粘った甲斐がありました・・・納竿!
釣果と振り返り
- ウマヅラハギ 32~35㎝ 2匹
- サヨリ ~25㎝まで 5匹
集合写真を撮り忘れたのですが、ウマヅラは4ヒット2キャッチという結果でした!
今回は潮があまり動いていなかったからか、市販の仕掛けよりも潮馴染みが良いサヨリ針を使用した自作仕掛けの方が好反応でした。
サヨリ針は小さいだけあって小さいウマヅラの口にフッキングしやすいようです。
もし潮が速ければガン玉を重くするなどしてゆっくりとウマヅラの近くを通してあげると食いつきが良いかもしれません。
自分で考えた結果が釣果に結びついてくれたので物凄く楽しかったです!
タックルデータ
- ロッド 鯵道5G 682L
- リール 21アルテグラC2000S
- ライン アーマードF+pro0.2号
- リーダー シーガーグランドマックスFX 1号
- フック サヨリ専用針
- ガン玉 0.6gくらい
それでは、良いフィッシングライフを(^O^)/