こんにちは!近所の公園でロッドを振り回している変態です!
今日は、DAIWAは月下美人MXアジング510uls-sについて、約1年間使い倒した感想を書いていきたいと思います。
このロッドを一言でいうと、軽くて操作性に優れていてジグ単の釣りに特化している非常に満足度の高い超楽しいロッド!です。
すいません。一言ではまとめることができなかったので、それぞれの特徴について、見出しを分けて書いていきたいと思います。
※月下美人MXアジング510ULS-Sは2021年9月にモデルチェンジしました!
モデルチェンジ後の21月下美人MXアジング510UL-Sの使用感についてはこちら↓
超軽量
このロッド、超軽量です!
その重さ、なんと55g。
購入して最初の釣行の時は軽すぎて思わず笑いが出てきました。釣り場で一人ニヤニヤしたのを思い出しますね。
510ulssは、月下美人のアジング用にラインナップされたロッドの中では2番目に軽いです。
ちなみに、2020年1月現在で月下美人のアジングロッドで1番軽いのはこちらのAIR AGS AJING 510UL-S・Y です。
重さは驚異の50gですね・・・!
ただ、この軽さは確かに魅力的なのですが、正直、そこまで軽いのいる?と思ってしまいますね。持ってみるとよく分かるのですが、55gで十分過ぎるくらい軽いです。
操作性ばつぐん
このロッド、操作性がばつぐんに良いです!
1g以下のジグヘッド専用の、シリーズの中で最もフィネスなモデルと豪語されているだけあって、0.4gなんかでもしっかり分かります。(ほぼ無風状態の場合)
例えば、風の影響を受けにくい漁港内で超軽量のジグヘッドで豆アジングをするといった状況で活躍してくれます。
去年の夏はこのロッドで豆アジングを楽しませてもらいました。
もちろん、超軽量ジグヘッドだけでなく、1g以上のジグヘッドでも操作性は良好です。
私は今のところは0.4~2gまでのジグヘッドしか使用していませんが、問題ないですね。
メバルやアジが食い渋っている時にジグヘッドを気兼ねなく軽くできるのは助かります。
あと、操作性が良い理由としては、「ロッドの長さ」が挙げられると思います。
510uls-sは長さが1.78mというショートロッドの為、長さのあるロッドよりも取り回しがしやすく操作性に優れています。少し狭い場所でもキャストがしやすい。
今の6インチのiPhoneより昔の4インチのiPhoneの方が扱い易いように、ロッドも短い方が扱いやすいということですね!
だから、操っている感がすごくあります。よくジグ単の釣りだと何しているか分からなくなるような状況があったりするのですが、自分が何をしようとして、実際に操作を行えているのかがしっかり分かります。
その他に良い点としては、着底や障害物に当たったのがすぐに手元に伝わってくるので、感度の低いロッドを使用していた時と比べて根がかりが減ったことですね。
魚の食い込みが良い
510uls-sはソリッドティップの為、ティップ(竿先)がパッツンパッツンではなく素直に曲がってくれるのでアジの食い込みが良いと感じます。
また、すぐ下のベリー部分はハリとパワーがあるので、ティップで違和感を与えず食い込ませてその後の合わせでのフッキング率も高いです。
下画像のような曲がりとなります。
よくあるのが、アジングをしていて「コッ」というアタリがあった時にすぐに合わせを入れなくても、少し待ってティップがグッと曲がってアジが食い込んだのを確認して合わせを入れればフッキングするという状況です。
これが、私も使用している月下美人76ul-sなどのティップがさらに柔らかい乗せ調子に特化したロッドだと、アジの食い込みは良いのですが、柔らかい分フッキングが甘くなり510uls-sと比べた場合バラしが増える印象です。
510uls-sはソリッドティップだけど、ハリがあるので掛けていく釣りも出来るし、魚に食い込ませてから乗せる釣りも出来るといったロッドだと感じます。
おそらく、これがメガトップの恩恵なんだと思っています。
メガトップは、繊維と樹脂が均一に分散するカーボンソリッドであり、どの方向にも同様の曲がりを見せる。更に通常のカーボンソリッドに比べて強度が飛躍的に向上。これにより細径で柔軟、ハイテーパーな穂先を作ることが可能。
DAIWA公式サイトより引用
飛距離
正確な飛距離を測る為に、近所の公園に行って来ました(;’∀’)
公園でいきなりロッドを組み立て始める自分に狂気を感じながらも、自分自身、正確な飛距離は気になっていたところだったので、周りの視線は意に介さずキャスティングしてきました!
といっても、公園内にはお散歩中のおじいさん1人しかいなかったのですが。
大体1gのジグヘッドで10mは飛んでるだろう!という見立てだったのですが、実際の飛距離はいかに・・・?
今回使用のタックルですが、510uls-sにリールは18フリームスLT、ラインはフロロの0.6号、ジグヘッド1gにワームは信頼と実績のアジマストグローオレンジです。
風はほぼ無風状態です。夕マズメに差し掛かってきたので、期待してキャストします!
シュッ!という音とともに10m程飛んでいき、着水ならぬ着地を確認しました。ナイスランディング!
10mも測れるメジャーは持っていないので、自分の歩幅で計算することに。
大股で丁度1mくらいですね!
この大股歩きでジグヘッドが飛んで行った場所まで歩いていきます。
草木に絡まり悲しげに横たわったアジマストを発見しました。
気になるここまでの歩数は・・・13歩でした!
ということで、無風の状態でジグヘッド1gなら13m程度の飛距離でした!ジグ単でこれだけ飛べば十分ですね。
波止などの高さのある場所からの釣りだと、斜めに飛んでいくのでもう少し飛距離は落ちると思いますが、ラインをもっと細くしたり、PEに変えたりするとさらに飛距離は出ると思います。
メバリングでも活躍!
月下美人MXアジング510uls-sはメバリングでも活躍してくれます!
メバルはティップの柔らかい乗せ調子(ソリッドティップ)のロッドの方がメバルが違和感を感じにくく釣果に繋がり易いと言われているので、ティップは曲がってくれるにしても、ベリーからハリのあるこのロッドはメバリングには向かないと思われるかもしれません。
確かに、食い込みなどはメバリング専用のロッドには敵わないのかもしれません。
では、どんな状況でメバリングロッドとして活躍してくれるかというと、特に春のメバルの活性が高いシーズンです!
この時期はメバルの食いが立っていることが多く、ただ巻きしている時に一発で食いついてくることも多いので、ロッドはアタリを感知しやすい感度の高いもので、そこそこの乗せ調子があれば十分と感じています。
ですので、感度に優れており乗せる釣りにも対応出来る510uls-sが十二分に活躍してくれるんですね。
そして、何といってもこのロッドでメバルを釣ると最高に楽しいんです!
同じサイズのメバルを釣るにしても、長さと重みのあるロッドを使用した場合と比べて引き味がまるで違います。
まだ最大24.5㎝のメバルまでしか釣っていませんが、手元に伝わってくるメバルの突っ込みの激しさにはアドレナリン出まくりました!
1つ注意点があるとすれば、短いロッドなのでロッドだけで良型メバルのパワーをいなしにくい為、メバルが突っ込んだ時にプッツンしないようにドラグが滑ってくれるよう調整が必用なことです。
アジ・メバル両方楽しみたい人におすすめ
ここまで長くなりましたが、どんな人にこのロッドがおすすめできるかというと、
- アジ・メバル両方を楽しみたい!
という人におすすめできる品物ですね。
あとは、瀬戸内海エリアで釣りをする人にも特におすすめできます。
なぜかというと、釣れたメバルを抜き上げる時に24.5㎝は余裕でしたが、それ以上の大型メバルだとパワー不足かもしれないな、と感じたからです。
ですので、滅多に25UPの釣れない瀬戸内海エリアで特に活躍してくれると思います。
最後になりますが、昨年はこのロッドで50㎝オーバーのスズキを釣り上げたので、タモさえあればかなりの大物でも捕獲できます。ご参考までに。
それでは、良いフィッシングライフを!