エギング

暗闇エギングは難しくない【トラブルレスで釣る方法】

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常夜灯の無い真っ暗な場所でエギングするのが難しいと感じる人は多いと思います。

その理由は昼間と違い、暗くて視界が悪くなるからですよね!

視覚情報が少なくなると感覚的な動作が増えるため、ライントラブルが増えたり、着底が分かりにくかったりして釣り人のストレスが増えてしまいがちです。

ただ、これらはちょっとしたコツを知るだけで改善できる問題ですし、真っ暗エギングを習得すれば常夜灯ポイントよりも良型が数釣れてウハウハな未来が待っています

ということで今回は、真っ暗な状況でもエギングをするのが楽になるコツや、着底を知る方法などを書いていきたいと思います!

孤独な釣り人
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ヘッドライトを有効活用!

常夜灯のない真っ暗エギングで起こりがちな問題ベスト1が、ライントラブルです。

これに対する効果的な対処法は、ヘッドライトで昼間と同じ状況(視覚情報を増やす)を作り出すことです。

すぐに目視で確認できる昼間や常夜灯ポイントとは違って、暗闇ではラインが穂先に絡まっていてもすぐに気づけないことがあります。

特に、風のある日などはキャスト時にラインが煽られてロッドに絡みついていることがよくあります

それに気づかずにフルキャストしてしまうと、ラインが高切れしてエギを失ってしまったり、新たに仕掛けを組みなおす手間が増えてテンションは爆下がりに・・・

そんな状態にならないために、ヘッドライトを有効活用します!

と言ってもエギング中ずっと点灯させておくわけではなく、キャスト前とキャスト後、シャクる前の3回必ずヘッドライトでライントラブルが起こっていないか確認するだけです。

具体的な作業は、

ヘッドライトでリールから穂先まで確認→キャスト→再度、穂先をヘッドライトで確認(絡まっていることがあるため)→フォールさせて着底後、シャクる前にヘッドライトで穂先を確認(風等の影響で絡まっていることがあるため)→シャクり始める

このように、何か動作に入る前にヘッドライトで確認する特に穂先ことで、大抵のライントラブルは防ぐことができます

私自身、夜にライントラブルが起こった時は大抵確認を怠った時なので、少し面倒ですが必ず確認するようにしています。

この時の注意点ですが、なるべく海面を照らさないようにしましょう!

その理由は、海を照らし過ぎると近くにいるアオリイカが散ってしまうことと、他の釣り人がいる場合は海を照らさないのがマナーだからです。

ですので、体の向きを変えたりして穂先や手元だけを照らすようにするのがおすすめです。

部分的に昼間と同じ状況を作って視覚情報を増やせば、ライントラブルは防げる

着底を知る方法

正直、暗闇のポイントではアオリイカの警戒心が薄いため、着底させずに適当にやっていても釣れるには釣れます

ただ、着底させて水深を把握しておくことは数を伸ばすために重要なことなので、その方法について書いていきます。

では暗闇で着底を知る方法ですが、1番いい方法は昼の明るいうちにポイントに入って水深を把握しておくことです。

BUT!

それができな状況もありますよね!

あてにしていたポイントが外れて、やむを得ず移動して初場所で釣る時など、暗くて浅いのか深いのかもよく分かりません・・・。

そんな時は、

  • 着水してラインを一直線に整えた後(ラインメンディング)カウントしてラインが止まるまでフォールさせる
  • 秒数カウント+ロッド煽りで着底を確認

という、昼間と同じことをします。

ただ、暗闇の場合は目視で確認できないため、最初の数回だけヘッドライトで手元を照らし続けてラインの変化を確認します。

具体的な作業ですが、キャスト→ラインメンディング→フォール開始→1,2,3秒・・・とカウントしていく→ラインの放出が止まるorスピードが遅くなる→リールのベールを返し、リールを少し巻いてラインテンションを保ち、軽くロッドを煽ってみる→煽った瞬間はエギの重みを感じても、その後すぐに重みを感じなくなれば着底している

逆にロッドを煽った後も重みを感じ続けるようであればまだ着底していない(エギがずっとフォールし続けてロッドにテンションがかかるため)

その場合は、再度同じ動作を着底するまで行います

まさに昼間と同じ方法ですが、ヘッドライトを点灯して見ながらやることで簡単に着底が分かります。

これを同じ立ち位置から角度を変えて数回やる(大抵2~3回で分かると思います)ことで、右側は着底まで10秒、左側は着底まで20秒・・・ということは、「海底の起伏は右から左へ深くなっていっているんだな~」といった海中の状況が分かってきます。

着底までの秒数が分かれば、ヘッドライトを消した暗闇の状態でも秒数カウント+ロッド煽りで着底が分かるはずです。

そうなればこっちのものです!一寸先は闇でも感覚的にエギングができるようになります!

ちなみに私の経験上、2~3回のキャスト中に手元をヘッドライトで照らし続けたからといってイカが釣れにくくなったと感じたことはないので、釣れなくなる心配はしなくて大丈夫です。

ただ、周囲に釣り人がいる場合は配慮が必要ですので、極力リールだけを照らすようにしましょう~!

ヘッドライトを使用し、最初の数回だけ昼間と同じようにカウント+ロッド煽りで着底を確認する

立ち位置周辺の水深を把握できれば、暗闇でも海中のイメージができて釣れやすくなる

基本はテンションフォール

昼間のエギングの場合、ナチュラルなエギのフォールを演出しやすいフリーフォールが好まれがちですが、暗闇ではアオリイカの警戒心が薄いためラインにテンションを掛けた状態でエギをフォールさせるテンションフォールでOKです。

テンションフォールで釣りをしていると、イカがぐいっとエギを引っ張るアタリが竿先に出るためエキサイティングでかなり面白いです。

自分なりのシャクりを入れた後、テンションフォールでアタリを待つのは何とも言えないワクワク感がありますよ!

とはいえ、長時間エギングをしているとテンションフォールに反応がなくなる時があります。

そんな時はフリーフォールで探ってみるのも一つの作戦なので、暗闇の中で色々試してみるのがおすすめです。

暗闇でもアオリイカはしっかりとエギの動きが見えているようで、フォールのさせ方を変えただけで反応が戻ることを何度も経験しました。

暗闇では基本テンションフォールでOK!

反応がなくなったらフリーフォールも入れてみる

イカのアタリは分かるの?

暗闇ではイカのアタリが分かる時と分からない時があります

まずアタリが分かる時ですが、テンションフォールで釣りをしている時です。

ラインテンションを張っているとエギと竿先が一直線になるため、アオリイカがエギを抱いて引っ張った時はぐいっと引っ張られます。

こういったロッドに伝わってくるアタリは簡単に感知できるため、すぐに反応して合わせることができます

次にアタリが分からない時ですが、いわゆる居食い」をしている時です。

これはエギを着底させてカウント後、シャクり始めるとすでにアオリイカが乗っていた!というパターンになるのですが、アオリイカが海底に沈んでいるエギを抱いてその場に居座っているため、ロッドにアタリが出ません。

この場合は「シャクリ合わせ」という状態になるため、なんか知らんけど釣れてる(;’∀’)って感じです。笑

いずれにしても、アオリイカはエギに対する執着心がかなり強いため、アタリが取れても取れなくても抱いてくれてさえいれば釣れます!

テンションフォールだとアタリが取れるが、フリーフォールや居食い状態の時はアタリが取りにくい

暗闇エギングは満月が狙い目!

ここまでは暗闇エギングでアオリイカを釣る方法を書いてきましたが、暗闇エギングでおすすめの釣行日は満月の前後です!

おすすめの理由は、

  • 明るいと視野が広がって釣りやすいから
  • アオリイカの活性が高くなるから

主にこの2つです。

まず明るいと視野が広がるため、単純に釣り人目線で釣りやすいです。

暗闇で何にも見えないのと、煌々と明るく照らしてくれる満月の下で釣りをするのとでは危険度も変わりますし、恐怖心も和らぎます。

次に満月ではアオリイカの活性が高まり釣りやすいというのも大きな理由です。

満月は釣れにくいという情報も見ますが、私自身の経験では暗闇ポイントの場合、満月の方が釣りやすいと感じています。

これは、目で獲物を追うアオリイカにとって、暗闇よりも視野の広がる明るい満月の方が獲物を捕らえやすいからだと思われます。

良型も多く釣れるイメージですね!

ここで色々書くよりも、満月の釣りに関しては実際の釣行記を見ていただいた方が良いかと思います

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1人をこよなく愛する孤独な釣り人です。 基本釣りには一人で行き、一人で楽しんでいます。 自分が良いと感じたものを紹介したり、語ったりするスタンスです。