釣行記

冬直前!晩秋の和歌山エギング【赤テープじゃなくても釣れた】

記事内に商品プロモーションを含む場合があります
  • 釣行日 2023/11/27
  • 場所 和歌山県中紀
  • 大潮 満潮 17時00分 干潮 23時50分
  • 天気 雨のち晴れ
  • 風速 1m~2m程度
  • 最高気温 13度

今年のエギングを振り返ると、9月は地元広島で400g台までの数釣りができたのですが、その後10月に入り淡路島でサイズを狙うも撃沈(;’∀’)

小さいのがちょろっとだけ・・・。

想像では500gオーバーがぽんぽん釣れるイメージをしていたので、確実に告白成功と見込んでいたクラスの人気女子の影に隠れてくすぶっている成人式で化けそうな女の子に振られたような気持ちでエギングへのモチベーションがダダ下がりしていました。

BUT!

11月に入り、というか12月を目前にして晩秋のキロアップが釣りたい!という気持ちがフツフツと湧いてきてしまったのでエギングのメッカであり、エギング修行に通った懐かしい日々を思い出す和歌山に行ってきた次第であります。

果たしてメガネ女子への告白はうまくいったのでしょうか?

実釣レポートです!

当日の天気

11月27日は昼過ぎから雨が降り出しましたが、釣りを始める17時頃には止んでいました。

上の天気図では最低気温が6度となっていますが、体感的には風がなかったためそこまで寒くは感じず、上下ヒートテック+背中とお腹にカイロ貼付け+ユニクロのフリース+アウターはウルトラライトダウンで深夜まで寒く感じることはありませんでした!

赤テープのエギが売ってない!?

この日の釣行前に大阪の釣具屋へ行き、夜に実績のある赤テープのエギ王K3.5号のカクテルオレンジを買いに行ったのですが、まさかの1本もありませんでした(;’∀’)

もちろん同じ赤テープの軍艦グリーンもありません←こっちは人気過ぎてタイミングが合わないと手に入りませんね。

そういえば最近驚いたのは、広島の釣具屋で軍艦グリーンを見つけた時に1人1個?2個までしか買えないという条件付きでの販売だったことです。

釣れるエギだ!という噂が広まり、使う人が増える→使われる回数の少ないエギと比較して使う人が多いので当然釣れる人も多い→人気に拍車がかかり品薄になり、メルカリなどで2000円近い値段で売られる

確かにみんなが釣ってる安心感ってありますし私も手元にあれば使いたいですが、わざわざ高いお金を出してまで手に入れるエギではないと思います。

ちなみにこういった、人が持っているものが欲しくなる心理のことを「バンドワゴン効果」というらしいですね。

もちろん人それぞれの自由ですが、人間の心理っておもしろいな~と思った話でした!

話が脱線してしまいましたが、赤テープのエギがなかったのでクソがッッ!と思いながらナイトエギングで実績のある金アジ3.5号を購入した次第です!

最初は常夜灯のある漁港で

最初にやってきたのは常夜灯のあるいたって平凡な漁港です。

外向きには人がいたので、内向きの流れの少ない場所で始めることにします。

どれどれ・・・と海中を覗いてみると、いきなり胴長15㎝くらいのアオリが2杯泳いでいるのが見えました!

いるどすえ!

すぐにタックルを組み立て、見えたアオリのサイズが小さめなのでエギは淡路島で拾った2.5号のエギ王Kのカラー不明のやつを投げてみます。

キャストしてゆっくりとシャクり、そのまま足元まで丁寧にシャクっていくと、

グイ~ングイ~ン

アオリの気配に全く気付きませんでしたが、抱いていました。

胴長13㎝くらいかな?

拾ったエギで釣れると得した気分ですね!

出会って3秒で合体し幸先の良いスタートを切れたことでテンションが上がってきました。

が、その後は追尾してきたイカはいたものの抱かせることができず、本命ポイントへ移動することに。

ウェーダーを履いて磯の先端まで

移動してやってきたのは干潮前後だけ渡ることのできる磯場です。

この日はなるべくギリギリまで粘りたいので、ウェーダーを履くことにしました。

ガチです。

でも、長靴タイプのスパイクなんかと比較して多少波を被ってもいいやっていうところは精神的な負担が全然違います。

波打ち際でも釣りに集中できますね

磯まで歩いていくと、思ったより潮が引いていてウェーダー履かなくても全然いけました・・・。

季節によって干満差が違うことを把握できてなかったようです。

ただ、上記したように釣り中もウェーダーを履いていると長靴の中への浸水を恐れなくても良いのがいいです。

曇りで月明りが薄い中HIT!

この日は満月大潮ですが、雨の後ということもあり空はまだ曇っている状況です。

満月だからこの日を選んだのに!と思いましたが、自然相手の釣り。

天気までは選べません。

そのうち晴れてくることを祈って、とりあえずシャクり始めます。

タックルは最近お気に入りのセフィアSS S80ML+リールは17セオリー2508PE-H+PE0.6号+リーダー2.5号+エギ王K3.5号です。

23セフィアSS S80MLのインプレと実際の使用感 SHIMANOのエギング用ロッドの中でミドルクラスの位置づけであるセフィアSSが4年ぶりにモデルチェンジしましたね! どちらかと...

エギはネオンブライトのクラクラウッディ先発です。

水深は6mほどなので、ノーマルエギだと18秒カウントで着底という感じですね。

・・・2投しましたが反応がなく、3投目でPEが手前の岩に擦れたのかシャクり切れで殉職しました。

出会って3投で分離してしまい辛い気持ちになりましたが、寒い中で釣りをした後のお風呂を想像して気持ちを奮い立たせ、エギ王K3.5号のアジ金シャローを投入です。

シャロータイプを投入する理由ですが、潮の流れがないのでノーマルよりもゆっくりフォールでアピールしたいと考えたからです。

これまでの経験では潮の流れがない時で水深10mくらいまでならシャロータイプに好反応なことも多かったです。

そしてフルキャストしてしばらく色々な角度を攻めていると、フォール中にぬるっとした違和感を感知!

合わせるとグイ~ングイ~ン

きったぁぁぁー!!

大きくはなさそうですが食べごろサイズの予感です!

胴長16㎝ エギ王K3.5号アジ金シャロータイプ

月明りが薄い中で釣れた1杯は嬉しいですね!

その後しばらく反応がありませんでしたが、時間の経過とともに雲が消えてお月様が完全体となって表れてくれました!

そしてこの月の出現を皮切りに、連発とはいかないまでも潮の動きがない中ちょこちょこ抱いてくれるように!

胴長15㎝ エギ王K3.5号 アジ金シャロータイプ 

胴長10㎝くらい エギ王K3.5号シャローリーフ オリオンブルー

半年くらい前に買っていたオリオンブルーで釣れたことを嬉しく感じながら、アオリは小さいのでリリースし続けます。

沖に向かってフルキャストし、底付近で春イカエギングの時のようにゆっくりとしたシャクリをメインに、ショートピッチジャークを織り交ぜながら誘っていくと、わずかな違和感を感知!

胴長14㎝くらい エギ王K3.5号シャローリーフ オリオンブルー

今のところ、竿先を引っ張るような明確なアタリはなく、少し重くなったり、わずかに何かが触れたような違和感アタリばかりです。

ですが、この違和感を捉えて掛けれるとエギングがうまくなったような気がして楽しい!

干潮からの動き出しで良型2連発!

4杯釣って少し経つとド干潮の0時になり、そこからさらに時間が経つと満ち潮が動き出しました。

潮位が低くなり磯の先端部分が露出しているので、足場が狭いですがそこに立ち、一番潮通しの良い深場(水深6~7m)を狙います。

潮が流れていると言っても激流というほどではないので、エギをアジ金のシャロータイプに変更して潮に乗せてシャクっていきます。

フルキャストして25秒カウントし、イメージ的には底から1m上あたりを探っていく感じですね(根掛かり回避のため

すると、先ほどまでとは違い、潮の流れが出ていてエギに重みを感じます。

釣れる雰囲気が出てきた!

フンガフンガと鼻息を荒くしながらなるべく潮の流れのある場所で移動距離を抑えてスラックジャーク気味に誘っていると、じわ~っと竿先が重くなっていく感覚が伝わってきました!

合わせてみると、グイ~ン

ジリジリジリ~と緩めのドラグが滑ります!

おっしゃいいサイズ!

テンションを抜かないようにリールを巻いて寄せてきて、ライトで照らして掛かりどころを確認し抜き上げても問題なさそうなのでソイヤッ

0時10分 540g エギ王K3.5号アジ金シャロータイプ

何気に今シーズン初の500g超えでした!

やはり潮の動き出しは釣れますね!

広島も淡路島も和歌山もどこでも潮の動き出しは一番釣れるタイミングだと感じます。

写真撮影後、次のキャストでも同じように潮に乗せながら移動距離抑え目でシャクっていくと、スラックジャーク後にピッ!と竿先が引っ張られる明確なアタリが!

合わせるとジリジリジリーと、またもや緩めのドラグが滑り出します。

が、重量感はさっきよりもある!

ラインテンションを抜かないように巻いて寄せて、ライトで照らしてみると、ゲソ1本掛かり!

しかも、ゲソの先端付近のいかにもフックアウトしそうな所に掛かっている(;’∀’)

いけるか!?と不安がよぎりますが、タモもないし抜き上げるしかない。

なので指でエギを掴んで抜き上げようとすると、ポロンッボチャ。

カンナが外れてアオリが海の中に落ちました。

あっ!!!

視線を向けるとまだそこにいる!

急いで海の中に手を突っ込み掴もうとしたら、自ら陸側に泳いでいったので追い込んでハンドキャッチ!

まさかの泳ぎ始めたアオリイカをキャッチできましたw

0時21分 600g エギ王K3.5号アジ金シャロータイプ

確実にバラしたと思いましたが、執念でハンドランディングに成功しました。

この後、さらなるサイズアップを狙って2時間ほど粘りましたが、小さいアオリが釣れたのみで念願のキロアップ捕獲とはなりませんでした。

納竿!

釣果

  • アオリイカ ~600gまで 7杯(堤防で釣った分も含む)

メガネ女子への告白という名の1kg超えはキャッチできなかったものの、今シーズン最大の600gをハンドランディングした思い出に残る釣行となりました。

冬直前の晩秋のエギングとしては数もそれなりに釣れて満足の釣果です!

また、今回は満月大潮ナイトエギングでしたが、人気の赤テープを使わず金テープのアジ金とケイムラのオリオンブルーだけで問題なく釣れました。

潮の動きがない時や緩やかな時はシャロータイプが活躍してくれました。

今回の釣行を動画撮影してみたので、良かったらご視聴ください↓

それでは、良いフィッシングライフを(^O^)/

12月10日 冬の和歌山県中紀エギング釣行 釣行日 2019/12/10 釣行場所 和歌山県中紀エリア 潮 大潮 満潮 16時14分 干潮 22時53分  天...
エギ王Kを3年間使用して一番釣れたカラーはこれ! もはやエギ王Kはエギングをやらない人でも一度は耳にしたことのあるくらい有名で、エギ業界トップの座に君臨している言っても過言ではありませ...
ABOUT ME
孤独な釣り人
1人をこよなく愛する孤独な釣り人です。 基本釣りには一人で行き、一人で楽しんでいます。 自分が良いと感じたものを紹介したり、語ったりするスタンスです。