という段階にきたはいいものの、最初は種類が豊富過ぎて何を選べば良いか迷うと思います!
ということで、釣具屋のルアーコーナーで10分も20分も悩んでしまうことがないように、最初に揃えておくと良いおすすめの実績ワームを3つ紹介していきたいと思います!
実際にメバリング大好きな私が使用して良いと感じているワームなので、この3つがあればメバリングは十分楽しめるというラインナップになっています。
ガルプなどの汁系ワーム
まず1つ目がガルプベビーサーディンやエコギアアクアなどの汁系ワームですね!
ガルプベビーサーディンはとにかく釣れると有名なワームで、魚種問わずこれで釣れない魚はいないのではないかとも言われているレベルです(;’∀’)
そんなガルプが釣れる秘密は、「匂いと質感」の2つにあります。
まず匂いですが、ガルプのワーム内に含まれる味と匂いの成分「フォーミュラ」が思わずメバルが食いついてしまう美味しそうな匂いと味を演出しているんですね。
次に質感ですが、「ぷにぷに・もちもち」とした質感になっているので、メバルが違和感を感じにくく、より餌に近い食べ物として吸い込んでくれます。
この「匂いと質感」の2つがメバルに食わせる要素として大きいんですね。
特に魚は匂いに敏感で、自宅で飼育している熱帯魚を見ていても明らかですが、餌らしき匂いがすると多少離れていてもスーッと寄ってきます。
ですのでメバルの立場からすると、美味しそうな匂いのするガルプが近くを通ると思わず食いついてしまう。
そして食いつくとリアルな餌に近い感触のため、吐き出さずそのまま吸い込むというわけですね。
と、このような感じでメバル自身も気づかない間に針にかかるわけですね。
この流れを見ていると、殆ど餌に近いワームと言われるのも無理はないですね。
メバルの餌としてよく使われる青虫と違うのは、ウネウネとした自然な生き物の動きが無いことくらいではないでしょうか。
そう考えると、本当に「食わせることに特化したワーム」だと思います。
じゃあみんなこれ使ったらええやん!と思われるかもしれせんが、よく釣れるが故に反則ワームとしても認知されており、ガルプで釣ってもあまり評価されないという悲しい側面があったりします。
おめぇ、ガルプだな!ガルプで釣ったんだな!?
という冷ややかな目で見てくる人も中にはいるそうな。
でもそんなの関係ねぇ!
世の中、釣ったもん勝ちなんですよ。
それに、私の経験ではガルプだから恐ろしいほど爆釣したという経験があるわけでもありません。
とはいえ、やはり釣れるワームであることは間違いないですし、世の釣り人からの嫉妬交じりの高評価、実績の数々を見てもこれほど初心者の方が安心して使えるワームは他にないのではないでしょうか?
なので、とにかく実績があってメバルがよく釣れるワームを使いたい!という人はガルプベビーサーディンをこしらえてメバリングへ出向きましょう!
※ガルプベビーサーディンは集魚効果のある匂いの特性上、触った手に匂いが残るというデメリットがあるので、それが嫌な人は後に紹介していくワームの方が良いかもしれません。
ちなみに、こちらのエコギアアクアの活アジストレートも餌に近いワームとして実績が高く、ガルプより匂いも少ないので取り扱いもしやすいです↓
サイズは2.3インチですが、小魚やバチ(イソメやゴカイ類)など小さいベイトを食べているメバルに使い易いと感じています。
私自身、メバリングを始めた当初は何度も買い足して使っていました。
あまり手に匂いを付けたくないけど、餌に近い釣れるワームを使いたい!という方におすすめですね。
34タープル1.6インチ
2つ目に紹介するのが34タープル1.6インチで、ナチュラルに誘えるファッド系ワームですね。
私のメバリング人生は決して長くはないですが、その中で一番メバルを釣り上げたワームがこの34タープルになります。
最初はアジング用ワームとして購入したものだったのですが、試しにメバリングでも使用してみたところ、思った以上に釣れたため、今ではメバリング用ワームとしてポケットに忍ばせています。笑
34タープルが有効な場面としては、
・メバルがアミ(プランクトン)を捕食している時
・朝マズメや夕マズメの活性の上がる時間帯
・常夜灯の効いている場所
・流れのある堤防
などがあり、基本的にどんなシチュエーションでも使えるワームだと感じています。
その中でも特に有効と感じているのがアミパターンの時で、流れのある堤防などでアミが流れてくるのを待ち構えているメバルに対して威力を発揮してくれます。
アミパターンとは、メバルがプランクトンなどの小さいエビのようなアミ類を積極的に捕食している状態の時のこと
メバルは1年のうち殆どをアミを捕食して過ごしていると言われており、春の最盛期にボラの稚魚やバチがメインの餌となっている時でも胃袋にはアミが入っています。
つまり、アミはメバルにとって人間で言うところの「白ご飯」みたいなものなので、年中食べているわけですね。
そんな、アミをたくさん食べているメバルに対して、34タープルはアミパターンに特化して作られたワームなので、まさにマッチザベイトとなります。
例えば上記のような堤防で釣る場合、青色の矢印の方向へ潮が流れている場合、アミ類は青く囲ってある場所へ溜まりやすいので、そこへ34タープルを投入すると反応が良いことが多いです。
また、朝マズメにも強く、日が昇り始めうっすらと明るくなる時間帯にこのワームで連発したこともしばしばあります。
私の中では、その場所にメバルが潜んでいることが分かっている場合にスレずに釣れ続きやすいワームという印象です!
カラーはこうはくかあめいろが個人的に実績がありますが、特に朝マズメは色素の薄いこうはくの方が釣れるように感じます。
最近ではメバル以外にアコウもタープルで釣り上げました!
34タープルについて、さらに詳しい釣り方などはこちらの記事に書いています↓
月下美人 ビームフィッシュ
3つ目に紹介するのが月下美人のビームフィッシュです。
私自身、ビームフィッシュは最近使い始めたばかりなのですが、すぐにその使い心地の良さにお気に入り登録しました!
私がビームフィッシュを最初に使った時の印象は2つあり、
・メバルの個体数が少ない場所でも引き出してくれる
・良型を引き出してくれる
などがあります。
まず個体数の少ない場所でも引き出してくれると感じたのは、それまで何度か通って釣れなかった場所でビームフィッシュを投入すると釣れたからです。
もちろん、釣りは使うワームだけでなく潮やタイミングが重要なのは当然ですが、メバルの個体数が少ない場所で引き出してくれたことで、アピール力の強さを感じましたね。
また、アピール力が強い割にはスレる(連続でメバルが釣れなくなる)ことが少ないと感じます。
これは、1.8インチという小さすぎず大きすぎない程よいサイズ感と、ゆっくり巻いても動きすぎない弱った小魚のような「自然な動き」がメバルにとって魅力的だからではないかと思います。
次に、良型を引き出してくれるという印象についてですが、ビームフィッシュは34タープルのように小さいワームではないからか、サイズの小さいメバルはあまり食ってこないように感じています。
先程も書いたように、ワームのサイズや動きが小魚のようなので、小魚を食べるだけの体力と瞬発力のある、良型と言われるサイズのメバルが食ってきやすいのではないかと考えています。
実際、今の所釣れたのは19㎝以上のメバルばかりなので、私の中で良型狙いの時に積極的に使いたいワームの1つとなっています!
メバルのほかにはカサゴや28㎝のアジも釣れたので、色々な魚種が釣れるワームでもありますね^^
ビームフィッシュの個人的に実績のあるカラーですが、夜の暗い時間帯は玉露クリア。
朝マズメなどのローライトな時間帯はちりめんじゃこですね↓
朝マズメに他のワームに反応が無くなった時、ちりめんじゃこには何度か助けられました。
ビームフィッシュは一度廃盤になったものの、釣れるワームとして復活を望む声が多く結果的に復刻したワームなので、メバリストたちの実績もピカイチでおすすめです。
ビームフィッシュについてさらに詳しくはこちらに書いています↓
まとめ
・ガルプベビーサーディン等の餌に近い汁系ワーム
・34タープル1.6インチ
・月下美人ビームフィッシュ
自分が今からメバリングを始めるならこの3つを揃えるだろうな、と感じるワームを紹介してきました!
エコギアアクアの活アジストレートを含めると4つご紹介しましたが、どのワームも実績があり、メバリング初心者の方に自信を持っておすすめできる物ばかりです!
最後に私の思う目的別のおすすめ順を書いておきますと、
- 匂いとか手が汚れるとか気にしないし、とにかく釣れるワームが良い→ガルプベビーサーディンor活アジストレート
- 小型から良型まで幅広く釣りたい、色んな場面で使いやすいワームが良い→34タープル
- 磯場や常夜灯の無い堤防で良型狙いのメバリングをしたい→ビームフィッシュ
こんな感じですかね!
以上、メバリング初心者の方のワーム選びの参考になれば幸いです<m(__)m>
それでは、よいフィッシングライフを(^O^)/