釣り具選び

高いリールと安いリールの違いを実釣性能で比較!

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リールの性能よりも腕が大事っしょ!

どうも!少し前までリールに対して全くこだわりがなく、どれ使っても同じじゃね?とか思っちゃってた人間です。

でも、実際に値段の違うリールを使ってみて、それは勘違いだったことに気が付きました。

今回は、「ちょっと良いリールが欲しいな」と思った時に、比較的手の届きやすい1万円クラスと2万円クラスのリールを比較しながら、一定期間使ってみて感じた違いと、高いリールを買う価値はあるのか?について書いていきたいと思います!

結論
  • 1万円違うと重量や巻き心地に差があり、基本的には高いリール程全てのスペックが上回っている=快適な釣りがしやすい
  • ただ、最近のリールは数千円のものでも基本性能が良いため、特別なこだわりがなければ1万円も出せば高性能なリールが買える

ということで、同じ2500番台のリール同士を比較しながら、細かい違いなどを詳しく書いていきたいと思います!

21フリームスと21カルディアで悩みまくった結果、カルディアを選択【比較】 これまでフロートアジング・メバリングに使用していた18フリームスLT2500S-XHのコツコツ感・ゴリ感が強くなってきたのでリールを新...

結論とおすすめのリールをはよ教えれ!という方は一番下にスクロールしてくださいな。

1万円違うリールを比較

結論から申し上げますと、1万円違うと性能は良くなりますし使い心地も違いました!

値段が高くなっても性能が変わらなかったら誰も買いませんもんね(;’∀’) 当たり前のことでした!

ただ、問題なのはその違いがどの程度のレベルなのか?ということではないでしょうか。

直接釣果に影響を与えるのかということですよね。

エアローターが~、ATDが~、といった機能面はDAIWAのHPに詳細が記載されていますので、この記事ではシンプルに使用した感想のみを参考にして書いていきたいと思います。

18フリームスLT2500S-XH

  • 値段 Amazonで1万2千円程度
ダイワ(DAIWA)
¥9,965 (2024/11/22 23:48時点 | Amazon調べ)

※リンクはモデルチェンジした21フリームス

軽量&タフ それはスピニングリールの理想像

小型スピニングリール新基準「LT」により、生まれ変わったFREAMS。

耐久性はマグシールドに加え、タフデジギアを搭載することで長期間の使用や過酷な環境にも対応。

さらに、大幅な軽量化に成功した事により操作性に磨きがかかり、まさにアングラーとの一体感が生まれるリールが誕生。

DAIWA公式HPより引用

主に、私がメバリングやアジングなどでフロートを付けて遠投したい時に使用している、お値段1万円ちょっとの2500番台のリールです

たまにエギングでも使用します。

数千円のリールからフリームスへ乗り換えた時はその軽さと巻き心地の良さに感動したことを覚えています!

安いリール程自重が重く、常にロッド操作をしているメバリング・アジング・エギングなどのライトゲームで長時間釣りをしていると腕が痛くなったりすることがあります。

しかし、この18フリームスは軽量&タフ(LT)というコンセプト通りに、とても軽く長時間釣りをしていても腕の疲れはほとんど感じません。

そのリールの重さは205g

軽いですね!

また、18フリームスはねじ込み式ハンドルとなっているので、リールを回した時のガタツキが無く、巻いている最中のメバルやアジのコッとした小さなアタリや違和感でも感じ取ることができます

巻き心地はとてもなめらかで、下位機種から乗り換えた人はその巻き心地の良さにニヤニヤできるレベルだと思います。

ただ、このねじ込み式ハンドルは魚のアタリを取りやすい面でとても素晴らしいのですが、一方で逆回転すると釣りの最中や、思わぬ場面で緩んでしまうこともあるので要注意です。

リールのねじ込み式ハンドルは逆回転にマジ注意! 突然ですがねじ込み式ハンドルをなめていました。 先日の広島離島釣行の記事にも書いたのですが、根がかりを外そうとロッドをシャクって...

17セオリー2508PE-H

  • 値段 Amazonで2万2千円程度

クラスを超えた軽さ。多機能搭載ハイバリューモデル

マグシールド、ZAION製超軽量エアローター(3500・4000サイズはDS5製)、ATDなど最先端のダイワテクノロジーを盛り込んだモデル。

アングラーのベストパフォーマンスを引き出す。

DAIWA公式HPより引用

こちらは主にエギングで使用している、お値段2万円ちょっとの中級機クラスのリールです

当初、フリームスをエギング用にしようと思っていたのですが、腕の疲れやすいエギングに使うならもっと軽いリールが欲しいと思い、こちらの17セオリー2508PE-Hを購入するに至りました。

その軽さは190g

めちゃくちゃ軽いです。

発売当初の2017年は、当時のDAIWAの最上位機種にあたる15イグジストを凌ぐ最軽量リールとして注目を集めたようです。(15イグジスト2508PEは195g

今年はこのセオリーでエギングをやり込みましたが、1日中釣りをしていても腕が疲れることはあっても腕が痛くなるようなことはありませんでした。

それまでが300gもある安リールを使用していたので余計にそう感じたのもありますが(;’∀’)

巻き心地に関してはこちらも大変スムーズで、特に巻き始めが軽いのが特徴ですね。

そしてフリームスとの大きな違いは「ZAION製超軽量エアローター」が採用されている点です。

このテクノロジーの恩恵で、巻き心地の軽さやリール自体の軽量化に成功しています。

軽さと巻き心地が違う!

1万円クラスのフリームスと2万円クラスのセオリーの比較ですが、まずは軽さが違います!

・フリームス2500S-XH 205g

・セオリー2508PE 190g

その差は15gとなっており、僅かな差に感じますが、実際に長時間釣りをしているとこの僅差がボディブローのように効いてきます

次に巻き心地に関してですが、実際に使用していて1番違いを感じたのがこれです。

使用し始めて当初は、どっちも巻き心地軽いしセオリー買わんでもよかったかな・・・と思ったのですが、何度も使用しているうちに巻き心地の違いを大きく感じるようになったんです。

フリームスは巻き始めが重く、巻いている最中も若干重い(セオリーと比べた場合)。

対してセオリーは、巻き始めが軽く巻いている最中もずっと軽い

小学校低学年の日記みたいな感想ですが、使い続けるうちに身体が慣れた事でその違いを顕著に感じるようになりました。

ちなみに、この巻き心地の違いを感じるのは、前述したように「ZAION製超軽量エアローター」がセオリーには採用されていることと、ボールベアリングの数が違うからですね。

ボールベアリング(玉軸受)とは

玉軸受(たまじくうけ)は、軸受の可動部品間をを使って分離する転がり軸受の一種。ボール軸受ボールベアリング (ball bearing) とも。

玉軸受は、回転時の摩擦を軽減し、ラジアル荷重およびアキシャル荷重を支持することを目的とする。

Wikipediaより引用

ボールベアリングが多い程回転時の摩擦が減るので巻き心地が軽くなるということですな。

このベアリングのそれぞれの数が

・フリームス  5/1

・セオリー  7/1

このベアリング数が多い程巻きがスムーズになると言われており、かの18イグジストは 12/1となっています。一体どんな巻き心地なの・・・!?

最後にドラグに関してですが、フリームス2500S-XHが5㎏でセオリー2508PEが7㎏となっていますね。

実際に使用してみると、セオリーの方がドラグの滑り出しは良いです。

しかし、フリームスもしっかり必用な場面でドラグが滑ってくれますし、メバルの一瞬の突っ込みにもしっかり対応してくれました!

ここまで比較してみると、やはり1万円追加して上位機種のリールを買うと全ての面で性能が高いということが分かりました。

1万円高いリールは、性能も比例して高い!

買う価値はあるが、魚を釣るだけなら必要ない

リールの軽さはセオリー、巻き心地もセオリー、ドラグの滑り出しもセオリーと、フリームス完敗やないか・・・と肩を落とすのはまだ早いです!

確かに、上位機種はより良い部品を使っていたりして性能面は上回っています。

でも、その機能って本当に必要なのでしょうか?

料理と一緒で、美味しさを知らなければ人間というのは満足するものだと思うんです。

例えば、日本にオーストラリア産の牛肉しか出回っていなければ、それが一番美味しい牛肉だと思って食べるはず。

でも、ある日スーパーに三重県の松坂牛が並んでいて、ついつい手が滑って家に持ち帰りそれを食べてしまうと、その時からオージービーフがあまり美味しくない肉になってしまうわけです。

リールも一緒で、上位リールの使い心地を知らなければ、ある程度良い値段のリールで十分満足して釣りができるものだと思います。

実際、フリームスとセオリーで使い心地の違いはあっても、釣果への影響は殆ど感じていません。

影響があるとすれば気分が上がるとか気持ちの問題で、掛けた1匹を釣り上げれるかどうかは腕次第だと思います

上位機種は性能や使い心地は良いが、釣果との因果関係は殆どない

結論とおすすめのリール

リールの軽さ、巻き心地など殆ど全ての面で値段の高い上位機種の方が上回っているため、1万円追加して買う価値はある!が、釣果への影響は殆ど感じない

ある程度のリールを使っているのであれば、そこからは腕の違いである。というのが私の結論となります!

ですので、冒頭で述べたように、

結論
  • 最近のリールは数千円のものでも基本性能が良いため、特別なこだわりがなければ1万円も出せば快適に釣りができるリールが買える

ということになります。

ちなみに、18フリームスは2021年に21フリームスとして最強の進化を遂げており、ボディ素材やローター素材に新しいテクノロジーであるZAION Vが採用されました!

このため、さらなる軽量化と巻き心地の軽さが実現されています。

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もはや、1万円ちょっと出せば快適すぎるリールが購入できる時代になっています。

おすすめのリール

最後におすすめのリールについてですが、DAIWAとSHIMANOのエントリーモデルである21フリームス21アルテグラが必要最低限+αの基本性能が備わっており、1万円台前半という価格で性能に対してのコストパフォーマンスが高くておすすめです。

シマノ(SHIMANO)
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21アルテグラ 2500SHG

ダイワ(DAIWA)
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21フリームスLT2500‐XH

2つのリールの比較については、こちらを参考にされてみてください↓

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それでは、良いフィッシングライフを(^O^)/

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孤独な釣り人
1人をこよなく愛する孤独な釣り人です。 基本釣りには一人で行き、一人で楽しんでいます。 自分が良いと感じたものを紹介したり、語ったりするスタンスです。