- 釣行日 2024/4/26
- 場所 淡路島
- 中潮 満潮 20時50分 干潮 13時53分
- 天気 晴れのち雨
- 風速 5m~程度
- 最高気温 25度
過去の経験から導き出されているメバルが最も釣りやすいベストシーズンは4月末~5月半ばまでの約3週間!
4月前半は雨が多く水温変化が激しいためか釣果が安定しないことが多いように感じており、4月中頃を過ぎて気温が上昇し、海水温がメバルの適水温(12~16°)で安定するようになるとそれに比例して釣果も安定するのが毎年のパターンだと感じます。
そしてこの日は満月に近い潮周りでしたが、大潮終わりの中潮で月は21時過ぎに出てくる天気模様で、「月が出るまでは闇夜と同じ条件」な日でした。
月が出るまでに何とかデカメバルを確保したいところ・・・!!
まずはMキャロでメバリング
明るいうちにポイントに入り、突き出ている岩などの障害物の確認や、潮が満ちた時に自分が無事帰るための動線確認をしておきます。
この辺にキャストしたら良さそうだな・・・なんてイメージをしながら海を眺め、タックルの準備を完了させます。
明るさの残る夕まずめは底付近に居るであろうメバルを広範囲に探りたいので、MキャロL9.5g+ジグヘッド0.4g+グラスミノーSの組み合わせでスタートです。
絡みやすいのがデメリットですが、前回の雨天釣行では反応の良かったこの組み合わせ。
今宵はどうだろうか。
18時半を回り、段々と夕日が沈んでいく景色を眺めながらキャストを開始します。
BUT!
広範囲を探っているものの反応はなく、気が付けば19時半前で夕日も沈み周囲が暗くなってきました。
潮が動いていないことも原因の一つかもしれませんが、夕まずめでアタリすらないのは不吉な予感です・・・。
潮に流した先でHIT
その後、Mキャロではフォールスピードが速いのと、自重があるためただ巻きでは表層付近をゆっくりと探れない!ということでプラグにチェンジ!
メバリングでは定番のSPMで遠近両方を狙っていきます。(今回は遠投性能を考慮してSPM65を選択)
これで表層にメバルが居ればアタックしてくるはず。
が、ただ巻きで反応が無ければ巻いたり止めたりと緩急をつけたりしてみるものの、アタリはなし。
そしてまだ潮も動いていません。
潮が動けばメバルも浮いてきそうなのですが・・・とりあえず明るいうちにセットしておいたフロートタックルに持ち替え、少しでも潮の変化のある場所を探ってメバルを捜索していきます。
それでもすぐには反応がなかったのですが、少し経ってついに潮が動き始めました!
しかもさっきまでの静寂が嘘のようにガンガンに流れ出しています!
これはチャンス到来!?
流れは磯の先端から右へ流れているので、その周辺にメバルが餌を待ち構えてホバリングしているだろうとイメージして潮上へキャストし、そのまま流れに乗せて流していきます。
が、流れが速すぎてワームがメバルの居る場所より浮き上がってしまっているのか、メバルが居ないのか反応がありません。
潮はかなりいい感じなのですが・・・。
そこでもう一度潮上へキャストし、ベールを返してラインをフリーにして送り込んでいき、やや潮が緩んだところでベールを戻してその場でドリフトさせてみます。
すると、コッ!
合わせるとグイグイと力強く潜っていきます。
これはいきなりデカいのきたか!?
メバルの抵抗を感じながらリールを一定のスピードで巻いて寄せて抜き上げると、思ったよりも軽く22㎝ほどのメバルでした(;’∀’)写真撮り忘れました。
どうやら潮の重みと合わさってサイズ以上の引きに感じてしまったようです。
HITした時の状況はこのような感じ↓※実際のポイントではありません
キャスト位置から潮上にキャストして流していき、その先で何もせずドリフトさせているとHITしました。
このパターンは連発が期待できる!と思ったのですが、その後は同じことをしても当たらず・・・ワームがうまく潮に馴染んでいないのか、潮が速すぎるのか分かりませんがうまく対応できず、風も強くなってきたので別のキャストコースに投げてみることに。
潮のヨレで良型HIT
横風が強くなってきたので風側に背中を向け、正面に向かってキャストし潮のヨレを狙う作戦に。
潮が走っている磯の先端付近よりもやや南側の若干潮が緩んでベイトが溜まっていそうな感じの場所ですね。
フロートリグでキャスト後、潮の重みを感じながらリールを3秒に1回転くらいでゆっくりと巻いていきます。
すると、コンッ!
合わせると先ほどよりも力強い引きで、ゴリ巻きでもなかなか浮き上がってきません!
これは逃したくない!
最近バラしが多発しているのでヒヤヒヤしながら寄せてきて抜き上げると、
丸々とした立派なブルーバックでした^^
サイズを測ってみると
今年一番の26㎝でした!
釣れたゾーンはこのような感じです↓
特に難しいことをせず、キャストしてただ巻きで釣れました。
HITワームはグラスミノーSSのクリアレモンカラーですね!
月が出た後はボトムワインドが有効!
その後は同じパターンで4匹ほど釣れたのですが、21時を過ぎて月が出現し表層では反応が薄くなってきました。
時折雨の降る曇り空ではあったものの、ほぼ満月に近い月なので雲を突き抜けてきますね。
ただ、潮は流れているのでフロートを自作のゆっくりと沈むシンキングタイプに変更し、ジグヘッドも0.4g→0.6gに変更して沈みやすくして底付近を探っていく作戦に。
まずはキャスト後、20秒ほど数えて底付近までワームを沈め、その後ゆっくりとただ巻き→5秒フォール→ただ巻き、といった具合でアピールしていきます。
BUT!
反応がないので試しにボトムワインド的な動きを入れてみることに。
キャストして30秒数え、底付近でエギングのようにロッドを3回シャクり上げ→何もせずフォール
をしてみると、ゴンッ!
うそ!?いきなりきたー!!
危ない場所にフッキングしていますが、試した結果が出てくれてかなり嬉しい1匹です!
その後、同じHITゾーンにフルキャストし(30~40m先くらい)潮に引っ張られる重みを感じながら底付近に送り込み、さっきのがマグレかどうか確認するために、3回フワッフワッフワッとシャクり上げてフォールさせると、
ゴンッ!!
居る!やっぱり居る!!
ややサイズダウンし21㎝くらいですが、底付近で上を向いて餌を待っていたようです。
フロートボトムワインド、いいやん!!
魚を外した後は再度同じ場所へキャストし、全く同じ釣り方で底付近でワインドな動きをさせると、ゴンッ!
新しい釣り方で釣れるとめちゃくちゃ楽しいです!!
フォール中に当たってくるのですが、どうやら自作フロートのゆっくりフォールが斜め上を向いているメバルに効果的な感じです。
それを裏付けるように、シャローフリークのDIVEで同じ釣り方をすると、フォールスピードが速いからか食ってきませんでした。
その後同じ釣り方で2匹ほど追加し、1匹25㎝はありそうなメバルに海草に潜られてバラしてしまった以外は気持ちよく納竿することができました!
わざわざこのような末端釣りブログに足を運んでくださっている皆様にフロートボトムワインド、満月攻略に是非一度試してみていただきたいです!
沖に向かって流れる「払い潮」の時に有効でした!
釣果
- メバル 21~26㎝ 11匹
月が出たら釣れないだろうな~と予想していたのですが、自作のシンキングフロートが状況を打開してくれました。
当て潮だと難しいかもしれませんが、払い出しの潮の場合は絡むリスクも少ないですし、フロートボトムワインドはかなりおすすめだと思います。
今回に限って言えば、2時間近く釣った中で一度も絡むことはなかったです。
久しぶりに釣りの楽しさを存分に感じることのできた釣行でした^^
タックル
- ロッド 月下美人MX83MH-T
- リール 21カルディアLT2500S-XH
- ライン エックスブレイドアップグレード0.6号
- リーダー シーガーグランドマックスFX 1.5号
- ジグヘッド メバスタ0.4号 0.6号
- ワーム グラスミノーSS
- フロート 自作10g
それでは、良いフィッシングライフを(^O^)/