エギってやたら根がかりしませんか?
考えてみればそうですよね。エギングは着底が大事!!と言われていながら、エギの形状を見てみてみると
16本もの鋭利で見るからに引っかかり易そうなむき出しの針が付いてんだもん。
引っかからない方がどうかしてるぜ!
まだこれが1本2~300円くらいならあまり気にもならないんですが、メーカー品だと700~1000円以上しますからね~。しかも、ロスする度に海にゴミしてるようで申し訳ない気持ちにもなるし。
私はこの秋6回のエギングで15本エギをロスしているので、1本1000円としたら1万5千円です。
そこそこ良いリールが買えてまうがな(;’∀’)
目を逸らしていたけど現実は非情ですね・・・。
うーむ・・・1日2.5本平均でロスしているので、なんとか1本程度には抑えたい。
ということで、なるべくエギがロストしないように釣り方とリーダーを変えてみましたよってお話です。
着底させすぎない
まずこれですね!着底させすぎない!
着底させた後に長いことステイさせていると、潮に流されてエギが岩や海藻に引っかかったりします。
そして、そのままシャクるとまんまと岩や海藻に引っかかり、エギが殉職どころか何の戦績も残さないままサヨナラとなります。
せめて殉職させてあげたかった・・・とならない為にも、エギは着底したらすぐにシャクり始めるようにしました。
エギングを始めた当初は着底が分からなかったので、訳も分からず根がかりすることがありましたが、着底が分かるようになって、すぐにシャクり始めるようにしてからは根がかりが大幅に減りました!
ただ、春の大型狙いなどではステイが有効らしいので、今から春が恐ろしくてたまりません。
着底=根掛かりのリスクが増える
着底後軽いシャクリで浮かせる
着底後すぐにシャクり始めるようにしてからロスが減ったのですが、それでも時々引っかかることが・・・
その時の海中のエギをイメージすると、着底後にラインを張ったままシャクるとエギが跳ね上がらずに斜め前に前進してくるのではと思いました。
ラインを張った状態ということは、少しリールを巻いただけでもエギが手前に寄ってくるので、エギか動いて岩や海藻に軽く引っかかる→その後のシャクりでカンナが突き刺さって外れない状態に・・・という展開になりやすいのではないかと。
私はここをイメージできていませんでした!
なので、着底後ラインを張らずに少したるみを作り、海中のエギを動かさないイメージで軽く跳ね上げるようなイメージでシャクるようにしました。
いわゆるスラックジャークというんですかね?
結果、着底後の根掛かりが激減しました!
ラインを張った状態だとエギの移動距離が増えるため、ラインを少したるませた状態で上に跳ね上げるイメージでシャクる
根の荒い釣り場でやらない
根が荒い場所でエギングすると、どうしても引っかかり易くなりますよね。
冷静に考えてみてください。あんな場所、自らエギを引っかけに行っているようなものです。
なので私は根の荒い場所を避けるようにしています。
ただ、そういった場所は狙いどころさえ見つけてしまえばイカが釣れる可能性も高いんだとは思います。
しかし、私の場合そんな場所を発見する前にエギを全て失って廃人になる自信があります。
嫌ですよね。楽しく釣りがしたいのに廃人になってしまうなんて。
ということで、高リスク低リターンな根の荒すぎる場所ではエギングをしません!
私はアオリイカが1杯多く釣れる喜びよりも、エギを1本ロスする悲しみの方が大きいんです!キリッ
根の荒い場所は避け、底が砂地or起伏の少ないポイントでシャクるべし
そもそも着底自体させない
はい、着底させないようにしてみました!
着底させなければ、たまたま近くに大きい岩などが無い限り引っかかることはありません!
ただし、イカも釣れることがありません。
なんてことはありません!ちゃんとイカも釣れました!
要は、底付近を狙えば良いんだと思います。
やっている方も多いと思うのですが、1番最初にサーチ用として安いエギや拾ったエギなどを投げて着底させます。
そのキャストでカウントを取っておき、大体の水深を把握します。次に、底をネチネチとシャクリながら根の荒さなどもチェックしていきます。
そして、自分の狙いたい場所のチェックが完了したら、エギを実績のある物にチェンジして釣っていくという作戦です!
少し時間がかかりますが、高価なエギをロストするよりはよっぽど良いです。
パイロットエギの準備が案外釣果を左右する
リーダーを強度の高いものに変えた
エギをロストする原因としてたまにあるのが、リーダーが傷ついていてシャクった時にテンションが抜けてエギさよならというパターンです。
または、リーダーが傷ついていた為に、通常なら回収できるはずだった、海藻に引っかかった程度の根がかりでもロストしてしまうというパターンなどがあります。
これは、キャストして回収した時に毎回リーダーのざらつきなどをチェックすれば軽減されるのですが、私はとにかくエギの回収率を上げたかったのでリーダーを2号から2.5号に太くしました。
実際、リーダーを2.5号に変えてから回収率がかなり良くなったと実感しています。
よほど太くない海藻であれば、引っ張ると海藻側から千切れてくれます。
さらに、リーダーの種類はこれまで使用していた安いものからシーガーグランドマックスFXという強度の高いものに変えました。
これはメバリングでも使用しているリーダーなのですが、明らかに高切れや傷によるロストが減りましたね。
ちなみに2.5号にするデメリットとしては、リーダーを太くすることで水の抵抗が大きくなり、エギの動きが不自然になるのではないか?という懸念があると思います。
ですが、私自身のエギングでの釣果に差を感じていないので殆ど気にしていません。
リーダーを太くする
リーダーを強度の高いものに変える
これだけでロストはかなり減る
まとめ
- エギは着底後ステイさせすぎない
- 着底後1シャクリ目は軽いスラックジャークでエギを浮かせる
- 根の荒い釣り場は避ける
- 初回以降は着底自体させない
- リーダーを太くして回収率UP
以上のことを意識して実践するようにしてから、ここ数日のエギング釣行では1日1~2本以内のロスに収まっています。
そんなにロスが嫌ならダイソーの100円エギでも使ったらいいじゃないか!と思われそうですが、なんでだろう。高いエギを使いたくなっちゃうんですよね。
釣れやすいというのもあるんですが、所有欲が満たされるんです。笑
メーカーのエギって精巧に作られているのでカッコ良いですし、これで釣りたい!って思わしてくれるんですよね(^O^)/
エギのロスを減らしてお財布に優しいエギングを楽しみたいものです。
それでは、良いフィッシングライフを(^O^)/