常夜灯下の良型メバルってなかなか釣れないと思いませんか?
私自身は、常夜灯下は人気ポイントで人が多い割に、たいして良いサイズのメバルが釣れた経験もなかったので避けているポイントでした。
だって、良型が釣りたいなら常夜灯のない堤防か闇磯に行った方が手っ取り早いですから!
しかし!
つい最近、常夜灯下でプラグを使用してみたところ、2日連続で20㎝超えの良型が出ました!しかも表層でです!
ということで、常夜灯下でプラグを使用して良型を釣った時の状況や有効だったプラグについて書いていきたいと思います!
ちなみに釣行記はこちらです↓
アミパターン
良型メバルが釣れた時の状況ですが、メバルが表層を流れるアミ類を捕食しており、パチャパチャとライズしている時です。
いわゆる、アミパターンというやつですね!
この時のライズ音は、激しいものではなく控えめな「パチャッ」という音です。
ライズ音が控えめなのは、アミ類は軽く吸い込む程度で捕食できる為と考えられます。
私が釣ったエリアは瀬戸内海のしまなみ海道周辺ですが、大体潮が5分ほど満ちてくると、常夜灯周辺でライズが発生し始め、メバルからのアタリが出始めました。
ですので、ある程度潮が満ちメバルが浮いてきて、表層に流れているアミを捕食し出したタイミングからが狙い目だと思います。
表層を流れているアミを捕食しているアミパターンの時が狙い目!
トップウォータープラグ
メバルのライズが発生した時に有効と言われているプラグが、トップウォータープラグと呼ばれる物ですね。
実際、これを使ってりゃいいんじゃないか!?ってくらいメバルからの反応がありました。
そのトップウォータープラグですが、操作していない状態の時は水面をプカプカと浮いており、メバルから見たその姿は、「アミの集合体」のように見えているそうです。
その為、プラグを潮に乗せて流していると、アミが凝縮した美味しそうな獲物だと勘違いしてメバルがアタックしてくるわけですね!
そうとは言われても・・・
こんなおもちゃみたいなので本間にメバル釣れるん?
と、私自身かなり半信半疑で使いましたが、実際に釣れましたし、世界ふしぎ発見ですよ。
アミパターンにはトップウォータープラグで攻めるのが吉!
プラグの使用方法
そんな不思議な存在であるプラグですが、例えば私の使用したリッジ35Fというプラグの場合だと、主に以下の3つの釣り方があります。
1.何もせず潮に流し、流れているアミを演出(ドリフト)
2.ロッドだけをさびくポンプリトリーブ
3.ゆっくりと巻いてアピールするスローリトリーブ
まず1つ目の何もせずに潮に流す釣り(ドリフト)ですが、どんな場面で有効だったかというと、
「潮が良く流れている時」です。
具体的には、潮の流れが「やや速い~速い」くらいの状況の時に、リッジ35Fをキャストし潮に乗せて流してやるとメバルがアタックしてきました。
逆に、潮の流れが「ゆっくりor無い」状況下では、キャストして放置するだけではアタリが殆どなかったですね。
これは、潮の流れがある状況下の方がプラグを餌だと勘違いさせやすいからではないかと思います。
潮の流れが無い状況下の場合、プラグはただ浮いているだけですから見切られやすいのだと考えられます。
2つ目のポンプリトリーブですが、どんな場面で有効だったかというと、
「潮の流れがゆっくりor無い時」です。
潮の流れが殆ど無いような状況下では、何かしらアクションを加えた方がメバルが興味を示してくれるようで、そんな時に有効なのが「ポンプリトリーブ」です。
ポンプリトリーブのやり方はとても簡単で、リッジ35Fをキャストした後、リールは巻かずにロッドだけをさびいてやります。
すると、プラグが水中に潜りブルブルとアクションしてくれます。
その後、さびくのを止めるとプラグがゆっくりと浮上してくるのですが、メバルが当たってくるのは、プラグが完全に浮上して5~10秒ほど放置している時が多かったですね。
3つ目のスローリトリーブですが、これはその言葉通り、ゆっくりと巻いてアピールする釣法です。
特に有効な場面は、ポンプリトリーブと同じく「潮の流れがゆっくりor無い」ような状況下でしたが、潮流がある程度あるような場面でも反応はありました。
なので、どんな状況でも使える釣法だと思います。
やり方としては、私の場合ハンドルを2~4秒に1回転くらいのかなりのスローリトリーブで反応がありましたが、その日の状況等もあるかと思うので、色んなスピードで試してみるのが良いかもしれません。
リッジ35Fは常夜灯下で使う場合、クリアカラーが反応が多かったです↓
リッジ35Fについてさらに詳しくはこちらに書いています↓
なぜ良型が釣れたのか?
今回、常夜灯下でメバルプラッギングを2日間してみて、両日とも20㎝UPの良型が釣れたわけですが、なぜ釣れたのか?
それは、「棚とベイト」が大きな理由ではないかと考えます。
まず、「棚」に関してですが、メバルはライズして捕食するくらいに完全に水面を意識しており、棚=水面直下といった状況でした。
しかし、今までの餌釣りやワームでは、なかなか水面を攻めることは難しく、仮に攻めれたとしても安定して水面を漂わせるような釣り方はできませんでした。
その為、良型メバルは表層にいるにも関わらず、うまくメバルに口を使わせることができていなかったのだと推測します。
ですが、リッジ35Fやメバペンメバルなどのトップウォータープラグの場合、浮力があり常に水面を攻めることができます。
ですので、水面を意識しているメバルが多い状況で非常に有効なのだと感じました。
さらに、常夜灯下でメバルが捕食していたベイトが「アミ」等の水面近くを流れている流下ベイトだった為、
アミの集合体に見せることのできるプラグは「棚の適合+マッチザベイト」となる為、より効果を発揮してくれるのだと思います。
結論
実際に常夜灯下で良型メバルを釣ってみて、トップウォータープラグが効果的だったよ!という簡単なお話を長々と書いてきました!笑
もちろん、良型が釣れるかどうかは「運次第」なところが大きいですが、メバルいる棚とベイトに合わせ、少しでも確率を上げるならプラグは効果的な釣り具だと感じました!
今まで避けていた常夜灯のある堤防ですが、プラグの爆発力を知れたので、これからは頻繁に顔を出すかもしれません^^
それでは、良いフィッシングライフを(^O^)/