地磯でエギングやメバリングをする人は多いと思うのですが、ウェーダー派でしょうか?ウェーディングシューズ派でしょうか?
私自身はというと、半年前までウェーダーしか持っていなかったため「ウェーダー派」だったのですが、昨年秋に購入したウェーディングシューズを履くようになってからは完全に「ウェーディングシューズ派」になりました!
その一番の理由は、歩きやすいからです!
地磯を歩きながらランガンする釣りにおいて、このメリットはかなり大きいです!
と言ってもウェーダーにもメリットはあるため、ウェーダーとウェーディングシューズのそれぞれのメリットやデメリットに触れながら、実際にどちらも使用した者として比較していきたいと思います。
もくじ
比較するウェーダーとウェーディングシューズ
今回比較するウェーダーはこちら↓
ウェーディングシューズはこちら↓
リバレイのウェーダーとDAIWAのウェーディングシューズですが、どちらもフェルトスパイクになっており、磯場でのグリップ力は十分なものがあります。
ただ、海草の上や苔の生えた磯の上は滑る可能性があるため、十分な注意が必要ですね。
ウェーダーのメリット2つ
まずはウェーダーのメリットです。
濡れない
ウェーダーは完全防水になっているため、履いた状態で海の中に入れば浸水してくることはありません。
ですので、絶対に濡れたくないって人にはウェーダーがおすすめですね。
ただ、ウェーダーでも非透湿のものは中で蒸れて不快感が出るため、「濡れたくない・蒸れたくない」という人は高価ですが、透湿式のウェーダーがおすすめです↓
砂が入らない
ウェーダーのメリットは砂が入らないことです。
ウェーディングシューズの場合、覆われる場所がくるぶし周辺までとなっており、スニーカー風に履くため、砂浜などで入水して釣りをすると波で煽られた砂が侵入してきます。
ですので、主戦場が地磯よりもサーフメインの人はウェーダーの方がいいかもしれません。
ウェーダーのデメリット5つ
次にウェーダーのデメリットについてです。
蒸れる
ウェーダーは透湿性のものなら蒸れが軽減されるようですが、私が使っているような非透湿のものだとかなり蒸れます。
主に春や秋に使うのですが、クッソ蒸れます。
それに伴う不快感はご想像にお任せしますが、かなりのものです。
臭くなる
おっさんが使用したウェーダーの1日後はとんでもなく臭いです。
できればその日の内に洗って乾かすのがベストですが、釣りの後に疲れて帰宅後、そこまでのケアをできるのか甚だ疑問です。
梅雨時期なんてすぐに洗っても乾かないですし。
つまり、臭いとの戦いになるのは覚悟しておいてください。
洗うのが手間
ウェーダーはウェーディングシューズよりも面積が大きい分、中まで洗おうと思うと手間に感じます。
また、中まで洗うと乾くまで時間がかかるため、その辺をストレスに感じる人はいるかもしれません。
歩きにくい
ウェーダーは浸水しないように防水加工が施され、厚めの生地で作られているため、歩く時にガサガサ感があって歩きにくいです。
座り込む場合もお尻が張る感じになって、窮屈に感じることがあります。
「浸水しない」という最大のメリットの裏にあるデメリットですね。
落水した時に大変な気がする
私はウェーダーを履いた状態でライフジャケットを着用しているのですが、この状態で海に落ちた時に果たして浮き上がってこれるのだろうか?と疑問に感じることがあります。
海に落ちる→ウェーダーの中に浸水する→重すぎて浮き上がれない
そんな気がしてしまい、少し恐怖を感じています。
実際にはライフジャケットの浮力で浮くのだと思いますが、ウェーディングシューズの方が軽装だけに速く浮いてくれそうではありますよね。
ウェーディングシューズのメリット3つ
次にウェーディングシューズのメリットです。
歩きやすい
ウェーダーと逆で、ウェーディングシューズはスニーカー感覚で歩けるためかなり歩きやすいです。
ウェーダーはひとつなぎになっているため、足首をグニッとひねるようになる時があるのですが、ウェーディングシューズはそれがないため歩く時の安心感があります。
また、ウェーダーとウェーディングシューズで同じ距離を歩いた場合、ウェーディングシューズの方が疲れにくいですね。
蒸れない
ウェーダーと違って蒸れないため、「蒸れる不快感」はないです。
ただ、ウェーディングシューズは浸水するようになっているため、人によっては「浸水してくる不快感」を感じることはあると思います。
私も最初は多少の不快感がありましたが、慣れればむしろ気持ちいいくらいに感じています。
水洗いが楽
ウェーダーよりも総面積が少ないため、全体~中を水洗いするのに時間が掛からず楽ちんです。
干す際も普通のスニーカーのように干せば良く、ウェーダーのように干す場所を取りません。
ウェーディングシューズのデメリット3つ
次にウェーディングシューズのデメリットについてです。
濡れる
ウェーディングシューズは排水性を備えてはいるものの、水に入ると浸水してくるため、慣れるまではそれに伴う不快感を感じる人も居るかと思います。
脱ぐまでの工程が多い
ウェーディングシューズを履く際は足が濡れても良いようにウェットスーツを履いてからという形になるのですが、脱ぐ時が大変だと感じています。
ウェットスーツを脱ぐ→びちょびちょの靴下を脱ぐ→足をタオルで拭く→私服に着替える
という流れでやっているのですが、工程が多いことに加えてびちょびちょの靴下がなかなか脱げなかったりと多少のストレスを感じています。
砂が入る
ウェーディングシューズを履いて砂浜で入水して釣りをしたのですが、十中八九砂が侵入してきます。
そりゃそうですよね。
くるぶし辺りまでしか守られてないですし、側面に排水用の穴も開いているため、砂の侵入は防げるわけがありません。
ランガンする人はウェーディングシューズがおすすめ
どちらも使用した私の結論としては、エギングやメバリング等のライトゲームで磯を歩き回るランガンスタイルで釣りをする人にはウェーディングシューズがおすすめです!
というのも、ウェーディングシューズはめちゃくちゃ歩きやすいからです!
これが私にとっては最大のメリットでしたね。
ウェーダーはどうしても構造上、歩きにくくなってしまうのは致し方ないですし、ウェーダーだからこそ浸水せず釣りができる快適性もあるのですが、それを凌駕するくらいウェーディングシューズの歩きやすさには心を掴まれました。
それに、性能や透湿性、メーカーを重視してウェーダーを選ぶと2万円弱~2万円強はしますが、ウェーディングシューズであればDAIWAのしっかりした物を1万5千円程度で購入することができるのでお財布にも優しいです。
私の足のサイズは26.5㎝ですが、27㎝で丁度良いくらいのサイズ感です。
ウェーダーかウェーディングシューズで悩んでいる人の参考になれば幸いです!
ウェーディングシューズは何月まで使える?
余談ですが、ウェーディングシューズは寒い時期になると辛くなってくると思いますよね。
なんてったって浸水するわけですからね(;’∀’)
そこで、私自身何月まで耐えれるか検証したところ、12月半ばの気温10度程度までであれば大丈夫でした!
海水温は1か月遅れているというのは有名な話ですが、12月半ばであれば海水に浸かった瞬間は温かいと感じるレベルです。
ただ、長時間浸かっていると冷えてくるので、気温10度で海水に浸かった状態で釣りができるのは3時間くらいが限界かと思います。
それ以上は寒いです。笑
それでは、良いフィッシングライフを(^O^)/