今年の秋はエギングに挑戦してみよう!
釣りたてのアオリイカを活かしバッカンで持って帰って活き造りで食べるぞー!!
エギングマイスターになってやる!!!
と、鼻息を荒くしている皆さん、ごきげんよう。
ところで、イカの釣れる時間帯は把握されていますでしょうか?
例外はあるものの、基本的には朝まずめと夕まずめが一番釣れる!
先に結論から入りましたが、単純に朝まずめ夕まずめと言っても、より釣りやすい条件があったりしますので詳しく解説していきたいと思います!
もくじ
朝まずめ・夕まずめっていつ?

朝まずめ・夕まずめの時間帯について詳しくない方もいらっしゃるかと思いますのでさらっと説明していきますね。
本格的なエギングシーズンに入る9月~10月で言いますと、
- 9月の朝まずめ=5時~6時頃まで
- 9月の夕まずめ=17時~18時ごろまで
- 10月の朝まずめ=5時半~6時半頃まで
- 10月の夕まずめ=16時半~17時半頃まで
9月の前半と後半で差が出たり、地域によっても若干の差が出ますが、大体これくらいの時間帯だと思っていただければOKです!
10月に入ると日が暮れる時間が早まるため、それに応じてまずめの時間帯も若干変わっていきます。
それぞれの時間帯の傾向ですが、朝まずめは空が薄明るくなってくる時間帯から激熱モードに入り、アオリイカの群れが入ってくれば3・4杯連続で釣れることも珍しくありません。
夕まずめに関しては日が暮れる少し前からが激熱の時間帯で、日が完全に沈んで真っ暗になる直前までは釣れやすい時間帯です。
朝まずめと比較すると、夕まずめの方が釣れる地合いが少し長い印象があります。
朝まずめ・夕まずめが釣れやすい理由

朝まずめ・夕まずめが釣れやすい理由ですが、シンプルに生き物の活性が上がりやすい時間帯だからです。
この時間帯は短時間で激しい食物連鎖が起きやすく、カタクチイワシなどの小魚が水面付近を浮遊するプランクトンを食べるために水面直下を大群で泳ぎ、それを食べにアジやサバ、ハマチなどの青物が接岸し、それにつられてアオリイカも捕食モードがオンになっているため、エギを抱いてきやすいんですね。
完全に捕食モードになっているイカの場合、一度エギにアタックしてきて掛かり損ねた後でも、逃げていくことなくガンガンアタックしてくることもあるくらいです。
それくらい、まずめパワーは強烈な時があります。
ですので、日中に何時間もシャクり続けるよりも、朝まずめ・夕まずめどちらかに絞って釣行する方が効率よく釣果を出しやすいです。
この条件を見逃すな!まずめに釣れやすい潮回り

ここまでで朝まずめ・夕まずめが釣れやすい理由は何となくお分かりいただけたかと思いますが、まずめの中でもさらに釣れやすい条件があります。
その条件とは、まずめの時間帯に潮が動いていることです。
アオリイカは潮が動いていなくても釣れますが、経験上は動いている方が圧倒的に釣れやすいです。
また、動いている方が釣れるサイズも大きいことが多いですね。
という話ですが、
ポイントによって変わる部分もあるのですが、私の経験上、どのポイントでも大潮や中潮は良く釣れる潮ですね!
なぜなら、大潮や中潮は他の潮回りと比較して干満差が大きく、潮は干満差が大きい方が良く動く傾向にあるため、潮の動きが突然速くなったり緩くなったりと緩急が出やすく、変化が起きやすい潮回りだからです。
アオリイカはこの変化に敏感で、干潮から潮が動き出すタイミングでよく釣れたり、満潮前の潮の流れが強くなるタイミングで釣れることがよくあります。
ですので、とりあえず大潮か中潮の日を選んでまずめの時間帯を狙って釣行するだけでも好釣果が期待できます。
・・・ですが!
さらにそれ以上の釣果を目指すのであれば、一番良いのは釣りに行くポイントで潮が動く時間帯を把握して、その潮が動く時間帯とまずめが被る条件の日に釣行することです。
干潮からの動き出しを狙う
一つの例で言うと、9月の朝まずめは5時頃からが熱い時間帯のため、大潮か中潮の4時頃に干潮を迎える時間帯を選び、実際にエギングをする5時頃からの潮の動き始めを狙うイメージです。
潮の動き始め(変化)×朝まずめ(熱い時間帯)というアオリイカの活性が最も上がる黄金の掛け合わせをすることにより、ただの朝まずめという条件よりも連発が期待できます。
アオリイカは潮の動き始めが一番と言っていいくらいに釣れやすいです。
まずめに満潮を迎えるタイミングを狙う
もう1つの例ですが、大潮か中潮で朝まずめ・夕まずめの時間帯に満潮を迎える日も熱いタイミングと言えます。
というのは、満潮は普段遠くに居るアオリイカが岸際に寄ってきやすいタイミングでもあるため、釣れやすい一つの条件になるからです。
ただ注意点としては、完全に満潮の時間になってしまうと「潮止まり」と言って潮の動きが止まることがあるため、満潮の少し前くらいを狙う方がおすすめですね。
例えば、朝まずめが5時頃からであれば、潮見表を見て6時頃に満潮を迎える日を狙ってみる、などです。
この場合は6時頃に潮止まりになる可能性が高いため、その前の満潮に向かって潮が動くタイミングを狙うイメージですね。
まずめ×動く潮を意識してエギングをするようになると、釣果が飛躍的に伸びます!
ちなみにですが、ポイントによっては大潮や中潮以外でも釣れやすいタイミングがあるため、そこは実際に釣り場に通って見極めていく必要があります。
まずめ×潮の動き出しor動いているタイミングは超狙い目!
満月の日はまずめ以外の方が釣れる?

ここまで書いてきたように、エギングでは基本的には朝まずめ・夕まずめが一番釣れやすい時間帯と言えます。
ただ、例外として満月の日は完全に日が落ちた夜や夜中に爆釣することがあります。
満月の日が釣れやすい理由ですが、目で獲物を追うアオリイカにとって、明るく海が照らされる満月の日は視認性が良くなり活発に捕食行動を行いやすいため、エギへの反応も良くなるからではないかと考えられます。
満月が釣れやすい理由についてはこちらの記事に詳しく書いています↓

実際に私の経験上、満月の日はまずめよりも夜の時間帯に良く釣れたことが何度かあります。
そしてこの満月の日の釣れやすい時間帯ですが、まずめと同じく潮の動き出しや動いているタイミングですね。
そうです!時間帯が変わるだけで狙うタイミングは一緒ってことです!
ということで、ぜひこの秋は釣れる時間帯と釣れやすい潮を狙って美味しいアオリイカを釣ってみてはいかがでしょうか!
それでは、良いフィッシングライフを(^O^)/

