ジグヘッド1gでどれくらいの飛距離が出るのか?
メバリングやアジングをしていて大体10m以上は飛んでるな~という印象だったのですが、あくまで感覚的なものだったので、今回リアルな飛距離を計測してきました!
先に結果を言いますと、メバリングでよく使われるPE0.3号の場合、無風状態で約19mもの飛距離が出ることが分かりました!
ただ、ロッドやラインシステムによっても飛距離は変わってくるので、その辺の計測結果も詳しく書いていきたいと思います。
計測に使用したタックルシステム
- ジグヘッド 1g
- ロッド 7フィート(2.24m)
- リール 2000番
- ライン PE0.3号 フロロ0.6号
- 計測場所 近所の公園
今回はジグヘッドの中でも、個人的にも世間的にも?ライトゲームで使用頻度の高い1gで計測しました。
また、計測に使用した竿は月下美人MX74uls-sで長さは約7フィート(2.24m)です。
リールは月下美人のMX2004(PEライン)と、18フリームス2000S(フロロカーボンライン)。
使用したラインはPEとフロロカーボンの2種類で、PEは0.3号、フロロカーボンは0.6号です。
どちらも普段私がメバリングやアジングに使用しているラインで、細さと強度のバランスが良いので使っている人も多いと思います。
計測場所は近所の公園で、羞恥心を極限まで抑えた状態で周りに人がいないことを確認し、無風状態での計測です。
PEライン0.3号の飛距離
まずはPE0.3号から計測してみます!
ちなみに使用したPEラインは月下美人のものです。
私の大股が丁度1mになるので、キャストした後は着地ポイントまで大股で歩いていき、その歩数で飛距離を測ります。
野球の白線引きに使うような長いメジャーを持っていないので・・・笑
公園の隅でガイドにラインを通し、ジグヘッド1gを結びワームをセット!
ワームはなるべく公園の砂の色に同調させて違和感を与えないように、アジングで実績のあるアジリンガーをチョイスしました。
ではキャストします!
柔らかいメバリングロッドをしっかりと曲がり込ませてフルキャストすると、思ってた以上に飛んでいきました!
すぐに大股歩きで着地ポイントまで歩を進めます。
そして発見!
そこには、三つ葉のクローバーに隠れるようにしてアジリンガーが横たわっていました。
気になる歩数は、、、19歩!
ということで、7フィートの竿にPE0.3号でジグヘッド1gをフルキャストすると、約19mも飛距離が出ることが分かりました!
個人的には想像以上の飛距離だったので驚きました。笑
1回だけだとマグレの可能性もあるので、この後も何度かフルキャストしてみましたが、やはり19m前後をさまよう結果になりました!
フロロカーボンライン0.6号の飛距離
次はリールを付け替えて、フロロカーボンラインの0.6号だとどれくらい飛距離が出るのか実験してみました。
ちなみに使用したラインは月下美人TYPE F陽です。
リールとライン以外の条件は変化なしです!
先ほどと同じように、竿をしっかりと曲がり込ませてキャストします!
そして大股歩きで着地ポイントへ到達し、発見。
気になる歩数は、16歩でした!
ということで、7フィートの竿にフロロカーボンライン0.6号でジグヘッド1gをフルキャストすると、約16mの飛距離が出ることが分かりました!
また、PE0.3号と比較すると約3m飛距離が変わることも分かりました。
これは、単純にラインが細いPEの方がより飛距離を稼いだのだと思いますが、
仮にフロロを0.3号にするとPEラインに比べ強度が著しく低下するので、釣れた魚をばらしてしまう可能性が上がります。
なので、ラインを細くして飛距離を稼ぎたいならフロロよりPEラインが良さそうですね!
釣りをしていてあと少し飛距離があれば・・・!という場面は少なくないので、PEラインを巻いたリールも用意しておきたいところです。
しかしながら、フロロの0.6号でもこれだけの飛距離が出るので、かなりの範囲を攻めることができます。
短い竿の飛距離
最後は、竿の長さの違いによる飛距離の変化です!
実験に使用した竿は、月下美人MX510ULS‐Sで長さは約6フィート(1.78m)です。
先ほどのMX74uls-sと同クラスに位置する竿ですね。
2本を比較すると約50㎝短いのですが、これが飛距離にどう影響するか!?
写真に急に落ち葉が増えたのでお気づきの方もいるかもしれませんが、実はこの竿で飛距離を計測したのは昨年の秋です!
今回は比較する為に過去の写真を引っぱってきました!
それはさておき、これも竿以外は全く同じ条件での計測です。(ラインも色は違いますがフロロの0.6号)
風も無風でした。
ということで、ジグヘッド1gにワームはアジマストでキャストしたところ、
着地ポイントまで約13歩(約13m)でした!
7フィートの竿だと約16mの飛距離が出たので、竿の長さが約50㎝違うだけで3mもの飛距離の違いが出るという結果に!
これは驚きです!
もちろん、これは竿の長さだけでなく柔らかさなども影響しているかと思いますが、約1フィート違うと距離にかなりの変化が出ると見て良さそうです。
飛距離だけに注目しない方が良い
近所の公園で竿を振り回してきた結果、長くて柔らかい竿は飛距離も伸びることが分かりました!
また、ラインの太さによっても飛距離は変わりましたね!
ただ、飛距離が出る=釣果に繋がる
とは一概には言えないと思います。
確かに飛距離が出ることに越したことはないと思いますが、短い竿だからこその優位性もあると感じるからです。
私は、今回の比較で一番飛距離が出なかった月下美人MX510uls-sでよくアジングやメバリングをしていますが、短いからこそ操作性に優れていて扱いやすいです。
なので、飛距離も大切ですが、それぞれの竿の特性を理解して自分に合った釣り具を選ぶことが大事なのかなと思います!
ということで、ジグヘッド1gだと竿やラインの違いによってこれくらい飛距離が変わりますよ~という内容でお送りしました!
それでは、よいフィッシングライフを(^O^)/