- 釣行日 2020/6/2
- 釣行場所 和歌山県中紀
- 若潮 満潮 16時04分 干潮 21時47分
- 天気 晴れ
- 風速 1~3m程度
- 最高気温 28度
和歌山県の中紀エリアへ春の良型アオリイカを狙いに行ってきました!
今回は人生初の春エギングだったのですが、幸運なことに一発目で春アオリをGETすることができました^^
ということで、釣行記を記録しておきます!
※まだ県を跨いでの移動は避けるべき、という意見もあるかと思いますが、お店への立ち寄りなどを避けて現場への直行と直帰、人のいる釣り場を避けるという条件で行ってきました。
当日までの天気と気温
当日までの週間天気です↓
前日の1日には雨マークが付いているものの、実際には降水0ミリとなっています。
その前の31日は17ミリの雨が降ったようですが、すでに2日経過しており海は濁っておらず綺麗でした!
寒暖差もそこまで大きくないので、水温への影響も殆どなかったものと思われます。
開始2時間ノーヒット
今回ポイントに選んだのは、中紀ではそこそこ有名な磯です。
春のアオリイカは人生初チャレンジだったので、ポイント選びにはかなり迷ったのですが、
ここは潮通しが良く水深があり、近くにはシャローの藻場も点在しているので、産卵や回遊中の春イカが釣れるのではないか?と考え選びました!
そして18時頃釣り開始です!
秋だとすでに夕マズメの時間帯ですが、6月は日が落ちるのが遅いのでこの時間でもまだまだ明るいですね!
ラインはPE0.6号にリーダーは多少の根ズレでも安心のフロロの3号、エギはサーチ用の拾ったエギ3号から始めてみます。
キャスト!
カウントすると40秒ほどで着底しました。
潮は満潮から2時間程引いた状態で、程よく右から左へ流れています。
まずは底の形状と海草の有無を確認するために、あまりシャクらずにネチネチとボトムを攻めていきます。
すると!!
何かにアタリ合わせると重みが!
ですが全然動かないので、あれだな~と思い巻き上げると、やっぱり海草(ホンダワラ)でした!笑
水深は10mほどありますが、底には海草が生えているようです。
これは釣りにくさもありますが、同時に期待も持てそうです!
底の形状が把握できたので、次はエギをエギ王K軍艦グリーン3.5号に変更して本格的にエギングを開始します。
フルキャストし、着底後3回ショートジャーク→10秒待つ→ショートジャーク→20秒待つという流れを繰り返してみます。
春イカはあまり激しいアクションに反応しないことと、ボトムステイが有効であることは事前に勉強していたので、さっそくアウトプットしていきます!笑
が、反応はありません!
しかも、まだ潮位が高く手前の岩に根がかりしないように気を付けなければいけないので、キャスト後にエギを動かせる回数がかなり制限されます(;’∀’)
1キャストで4セット(1セット3シャクリ)エギを動かすともう回収しないといけない感じです。
おまけに、毎回高確率でカンナが海草に引っかかるので、かなり釣りづらい状況・・・。
すでにメンタルがやられそうです。
その後も、優しいアクションでスラックジャークを織り交ぜたり自分なりに工夫しますが、なかなか結果が出ません。
潮はいい感じなんですが!
そうこうしていると、前方でエギングをしていた手漕ぎ船の方から、「きたー!」という甲高い声が聞こえてきました!
見ると、ロッドが大きくしなっています!
羨望の眼差しで見つめていると、ブシュッというイカのジェット噴射音が聞こえ、無事にタモINされていました。
いいなぁ。羨ましいっす!
でも、この近くにイカが確実にいるってことだし、テンション上がってきましたよ!
とはいえ、春エギング初心者にそうそう簡単に釣れるわけもなく、気が付けば2時間ノーヒット(;’∀’)
しかも、この間にエギ王K3.5号のシャローエギを2本も海草か岩?に掛けてロスしてしまいました。ガッデム!
太陽が完全に落ちたタイミングでキター!
2時間経過してもイカからの反応が無い中、20時を過ぎて太陽も完全に沈んでしまい、夕まずめが終了しようとしていました。
背後からは月明かりさえ届き始めています。
やっぱり春エギング初心者に簡単に釣らせてはくれんか・・・。
ボウズの3文字が脳裏によぎります。
ただ同時に、このポイントは干潮前後に時合があるはず、とも思っていたので諦めずにシャクり続けます!
さらに少し経ち、先程まで動いていた潮は緩み、吹いていた風も無くなり海はとても静かな状態に。
ここで気分転換も兼ねてエギをエギ王K3.5号ムラムラチェリーノーマルに変更です。
そして、何度もキャストしているうちに海草の少ない場所が分かってきたので、そこで長めのボトムステイをさせてみることに。
キャストして着底後、すぐにエギを動かさず30秒放置し、優しめのスラックジャークを3回入れる→フォールして20秒放置→優しくショートジャークを3回入れる→30秒以上放置
していると、ワイン持ちしているロッドがゆっくりと引っ張られました!
ん!?と思いロッドを立てると、何かがノリました!
すると次の瞬間、グイーングイーンと生命感が伝わってきます!
うおおおぉぉぉ!きたよッッ!
少し緩めのドラグがジージーと唸りを上げると同時に、今まで感じたことの無い重みに良型を確信します。
緊張しながらも、アオリイカのスタートダッシュに耐えた後に寄せてこようと思っていたら、突然全く動かなくなりました。
どうやら、海草に突っ込まれたようです(;’∀’)
あっ、やってもーたな。
ドラグを締めロッドを立てて力を入れますが、全く動きません・・・。
それでも僅かな望みをかけ、ロッドにテンションを掛けたまま待ちます!メバルならこれで出てくるはず!
緊張でどれくらい時間が経ったか分かりませんが、再度ロッドに力を入れてみると、動き出しました!
動いているのでイカも付いているようです!
ラッキー(^O^)/
が、上げるまでは油断できないので、再度突っ込まれないように気を付けながら巻いてきます。
ですが、ここは案外すんなり浮いてきました!
タモが無いので、磯際へ誘導しガッツリとカンナに掛かっていることを確認してハンドランディング成功です!
でかい!
一目見て自己記録だと分かりました^^
1㎏ありそうな感じです!
釣れた時刻は20時11分で、ヒットエギはムラムラチェリー3.5号ベーシックタイプでした!
私はこのエギで釣れたことがなかったですが、評判通り釣れるエギなのかな?
いずれにしても、春の良型アオリイカを釣り上げることができて大満足です!
フンガフンガと興奮しながら写真撮影した後、追加のイカを狙ってエギを投入すると、今度は潮が右から左へかなり早く流れています。
このことから、さっき釣れたアオリは潮の動き出しのタイミングで抱いてきたと思われます!
釣れるまではゆるい潮だったので^^
その後は、1時間程粘ってみましたが反応が無いので早めの納竿としました!
釣果と振り返り
今回は人生初の春エギングでしたが、幸運なことに1杯釣り上げることができて本当に良かったです!
家に帰って袋の汁気を出して軽量してみると・・・
まさかの996gでした!笑
惜しくも1㎏には届きませんでしたが、自分にとって一生の記念になる貴重な一杯です^^
重量も今までの最高が670gだったので、自己記録も更新できました!
春エギング初心者の私が今回意識したことですが、
- 優しくシャクる(秋のようなキビキビとした激しいシャクりはしなかった)
- ボトムステイ(底に放置する)時間を長くとる
この2つだけです!
シャクりは弱った魚のように優しくし、ボトムステイでじっくりとイカに見せてあげるイメージで釣りました。
それと精神的な面としては、海草が多い中でも諦めずに投げ続けることだと感じました。
これが結構メンタルやられましたので。笑
以上、釣果と振り返りでした!
・タックルデータ
- ロッド エメラルダスMX83M
- リール 17セオリー 2508PE-H
- ライン よつあみ(YGK) ライン G-soul X8 0.6号
- リーダー ヤマトヨテグス フロロショックリーダー フロロカーボン3号
それでは、よいフィッシングライフを(^O^)/