時期的にまだ小さいアオリイカしか釣れないかな~と思ったのですが、釣果情報を見ているとウズウズが止まらなくなってしまい、和歌山まで行ってきました!
場所は中紀のあたりですね。
結果的には小さな新子イカしか釣れなかったのですが、途中で夏の大型アオリイカが登場するというサプライズがありましたので、レポートしていきたいと思います!
新規ポイント開拓
中紀ならあのポイントに行けば確実に釣れるだろうな・・・
という所があるのですが、釣れるところで当然のようにイカを釣っても面白みがないか・・・といっちょ前に玄人感を出して新規ポイント開拓をすることに♪
でも本当に、初場所でイカが釣れた時の興奮は何物にも代えがたい感動がありますよね!
ということで、Googleマップで確認した磯の岬ポイントへ歩いて向かうことに。
最初は磯靴だけ履いて行こうかと思ったのですが、万が一帰り道に潮が満ちて帰れなくなったら嫌なので、この猛暑の中ウェーダーを着ていくことにしました。
35度を超える日に今考えても恐ろしいですが、釣り人の欲というのはそういうものなのです・・・。
そして片道20分くらい歩いたのかな。
ただでさえ暑い中、足場の安定しない岩の上なんかを歩くもんですから気が付けばウェーダーの中は汗でどえらいことに(;’∀’)
持ってきた500㎖のアクエリアスがすでに底をつきかけています。
やべぇ。
それでもここまで来て引き返すわけにはいかないので、見えている岬を目指して歩きます。
BUT!
もうすぐ岬に到着するな~とワクワクしながらカーブを曲がり込むと、そこにはSASUKEのそり立つ壁ならぬ断崖絶壁が!!
うそだろ・・・
こんな汗だくになってきたのに・・・
なんとか抜け道を探しますが、無理をすると命日になりかねないので諦めます。
ということで、仕方なく湾の浅瀬で軽くシャクってみることに。
まず安エギで底の形状を把握した後、エギ王Qライブのダートアクションで新子にアピール!(いるかどうかは分かりませんが)
水深は2~3mくらいのシャローエリアです。
一投目から釣れたりしてぇ~(・∀・)なんて妄想していたのですが、悲しくも反応はなく、付いてきているイカもいません。
その後、角度を変えながら探っていると、手前までエギが来たところでついに目視でアオリイカを発見!
胴長10㎝も無さそうなサイズが3号のエギに付いてきています!
とりあえず釣るか・・・
頑張ってしゃくり上げたりフォールさせたりしてサイトエギングを試してみますが、抱きそうで抱かない!
う~ん、エキサイティング!
とか思っているうちに飽きられて消えてしまいました。
その後、エギを日中に実績の高いエギ王Kブルーポーションに変更して浅い方を攻めてみると、またもや追いかけてくる新子発見!
次は胴長10㎝ほどありそうです!
先ほどと同じように誘い続けていると、ついにエギを抱きました!!
自分の体程あるエギを抱いてスーーッと下がっていきます。
もらったぁぁぁぁ!!
バシッ!
ぴょいぃ~~ん
抜けました・・・。
一瞬針掛かりしたので、墨だけ吐いて行かれました。
その後もたまに付いてくるイカがいるのですが、いかんせんサイズが小さすぎます!
これを釣るために来たのではないのです。
ということで、撤収!
片道20分かけて来た道を引き返します。
暑い。
車に戻った頃にはサウナで1時間に1回あるロウリュウイベントに参加した後くらい汗が噴き出ていました。
クーラーからキンキンに冷えたアクエリアスを取り出し、流し込みます。
うめぇぇぇぇ!!
悪魔的だぁ。
ということで、新規ポイント開拓には失敗しましたw
ただ、あの新しいポイントで釣る時のワクワク感は味わえたので良かったです!
堤防でサイトエギング
移動してきたのは実績のある堤防です!
過去に朝マズメで5杯連続で釣ったこともあるポイントで、墨跡もあるので期待が持てます。
さっそく3号のエギ王Qライブをキャストし誘っていきます。
が!無反応。
ここも水深は4~5mと浅めなので、次はエギ王Kブルーポーションシャロータイプで誘っていきます。
すると!小さいですが追尾してきているイカ発見!
しっかりとしゃくり上げ→フォールを繰り返してイカを興奮させていきます。
人間のマリオネットと化しているエギとは知らず、どんどん執着していくイカ。
そしてついに!
スゥーーッ
バシッ!
グイーングイーン!
久しぶりのこの感触!
小さいのですぐに上がってきましたが、今年1発目のアオリイカです^^
小ちゃいですが、嬉しい1杯ですw
角度を変えると大きく見える不思議。
胴長8㎝くらいだったので、撮影後はすぐにリリース!
元気に泳いでイカれました。
その後、夕マズメまで粘ってみたものの、潮の満ち上げ+夕マズメという好条件にも関わらずイカの反応はなく一旦エギングは終了しました。
夜は穴釣りでタコ狙い
暗くなり、次はテトラからの穴釣りでタコを狙います!
過去にタコが釣れた時に茹でてワサビ醤油で食べたら激ウマだったのが忘れられず。
餌は自作の塩サンマとイソメの臭いと動きの最強コラボレーションで臨みます。
竿先には暗闇でもアタリが分かるようにケミホタルを取り付け、後はテトラの隙間から真下に落とすだけの簡単な釣りです。
BUT!
アタリがあるまでのワクワク感と合わせてからのヒヤヒヤ感は他の釣りにはないエキサイティングさがあります!
ということでテトラを歩き回って底まで落とせそうな穴を探し、仕掛けを投入します。
すぐにアタってくると予想していたのですが、満潮潮止まりのせいか全くアタリがありません。
そして30分以上経った頃、ようやく潮が動き出し、それと共に魚も活発になってきたのかこの日初めてのアタリが!
ケミホタルの付いた穂先がグッと絞り込まれるアタリですが、すぐに合わせると掛からない可能性があるので30秒ほど様子を見て合わせを入れてみます。
すると!
すでに餌を持って根に潜られてしまったようで根がかり・・・。
遅すぎたか。
仕掛けを組みなおし、再度同じ穴へ投入します。
すると、すぐにアタリが!
次は先程よりも早めに合わせます!
そして、テトラの隙間に入って行かれないようにゴリ巻き!
が、途中で張り付かれてしまいました・・・。
こんなん無理やろ・・・と思いながらロッドにテンションをかけ続けていると、動き出しました!
そして水面まで浮いて来た物体を引き上げます!
タコが張り付いたんかと思ったら、アナゴやないかい!
しかも、これはいつも釣るマアナゴではなくクロアナゴのようです。
(マナアゴは側面にハッキリとした白い点々模様があり、クロアナゴは白い点々があるもののマアナゴほどハッキリとしていないようです)
クロアナゴは不味いと言われているようですが、実際のところどうなのか気になるので持ち帰ることに。
その後、アナゴを1匹釣りましたが、タコは現れず潮が止まり反応がなくなったので穴釣りは終了しました。
本命は釣れませんでしたが、やはり穴釣りはエキサイティングで楽しいです!
朝マズメに夏イカ出現!
ご飯を食べて仮眠後、朝マズメに備えて実績ポイントでエギングです。
この日は大潮終わりの中潮で月明かりが残っているので、一応夜中でも期待は持てます。
と言いつつ反応がないまま30分程シャクっていると、和歌山エギング巡りをしているというエギンガーさんが隣に入られました。
どこどこで釣れた~などイカ談笑をしながらお互いにシャクっていると、突然唸るようなドラグ音が聞こえてきました。
え?新子でこのドラグ音はゆるゆるすぎませんか?
と一瞬突っ込みそうになったのですが、どうやらそのドラグ音とロッドの曲がり込みからして大物が掛かったようです。
しかも、かなりでかそうです!
ご本人はそうでもないですよ!と謙遜してらっしゃったのですが、タモ入れをされた後に見てみると、1kgはありそうなデカイカではありませんか!
わお!この時期にこんなデカイカいるんだ!
いわゆる夏イカってやつですかね!
検量されたところ、1kgちょっとあったようです。
私も興奮していたのか、気づけば写真撮らせてもらっても良いですか?と声を掛けていました。
エンペラーの大きな夏イカらしい綺麗な♂ですよね!
いや~、おめでとうございます!
HITエギはメーカーは分かりませんが、ラトル入りのアピール力強めのエギだったようです。
その方、クーラーを持ってきていないとのことで、良かったら持って帰りますか?とお声がけいただきましたので、ありがたく頂戴いたしました。
カッコ良く、「自分で釣ったイカだけ持って帰る主義なんです」と言いたかったのですが、体が言うことを聞いてくれませんでした。
こんな下流ブログは見ておられないと思いますが、改めて御礼申し上げます。
ありがとうございました。
それにしても、有名ポイントでデカイカ釣る人ってやっぱり上手いんでしょうね~!自分まだまだだなって思いました!
その後の釣果ですが、はい坊主でした(;’∀’)
釣果
- アオリイカ 胴長10㎝未満 1杯
- クロアナゴ 2匹
楽勝と思っていた初秋エギングでしたが、シーズン初期とは思えない惨敗でした。
年々中紀との相性が悪くなっていっている気が・・・
ただ、釣果こそ少ないものの、ワクワク感とスリリング感を味わえた楽しい釣行となりました^^
今年のアオリイカは数もサイズも好調だと聞くので、これから巻き返していきたいと思います!
それでは、良いフィッシングライフを(^O^)/