私はエギング歴6年なのですが、1年目は全く釣れず、2年目の秋に6杯、3年目は0杯、4年目の秋に80杯以上釣り、5年目の春に2回の釣行で1kg弱と2.5㎏のアオリイカを釣り上げました。
このように決して華々しいエギング人生を送っていない私が、初めての春エギングで2打数2安打の結果を出すことができた理由は、「場所が良かったから」に他なりません!
根掛かりさせまくっている私に腕はありません・・・。
ということで、今年こそ春イカが釣りたい!と悩んでいる方の参考になるように、エギング初心者が春にアオリイカを釣る方法を詳しく書いていきたいと思います!
先に結論から言いますと、労力を割くべき割合は ポイント探し=8割 釣れるまで粘る根気=1割 シャクリ方=1割 このような感じです!
春イカは釣れにくいって本当?
春(4~6月)のアオリイカは産卵期に入っているため、ナーバスになっておりエギに反応しにくいと言われています。(産卵中は餌を捕食しないようです)
ですが実際は、釣れる場所に行けば想像よりは簡単に釣れます!
私自身も、自分で釣る前は春イカに対して「釣るのがめちゃくちゃ難しい」というイメージが大きく敬遠していたのですが、実際に釣ってみると案外難しくないやん!
と感じました。
もちろん、エギング自体が初めての状態でいきなり春イカを狙う・・・というのであれば難易度は上がりますが、秋のエギングも経験した上での挑戦ならそこまで難しく感じないと思います。
それに、春イカが難しいと感じる理由は、「繁茂している海草」が原因である場合が多いです。
4~6月は海底にホンダワラなどの海草が繁茂する季節なので、単純に海草にエギが引っかかりまくって釣り辛いです!
つまり、アオリイカはその辺を泳いでいるけど、アオリイカに見つけてもらう前に海草に引っかかることが多くチャンスを逃しやすいのだと推測します。
実際、春イカを狙っているとマジで海草に引っかかりまくります(;’∀’)
なので、春はイカとの戦いというよりも海草との戦いになりますね!
いかに海草をかわしながら、海草の生えていないポイントを見つけながら探れるかが1つのポイントだと思います。
海草のかわし方については、後ほど詳しく書いていきたいと思います。
春イカを釣るのが難しいのは海草が多くて釣りにくいから
春イカの実績ポイントの見つけ方2選
まず1つ目の見つけ方は、Googleマップを活用して自分で見つける方法です。
春の親イカが釣れる1級ポイントは上画像のような磯場の岬周りです。
磯場に突き出た岬は潮通しが良く、酸素が豊富でベイトフィッシュも多く集まるため、それを狙うアオリイカの魚影も濃いことが多いです。
アオリイカの釣果情報が出ている地域の地形をGoogleマップで確認し、このような潮通しの良い磯場を見つけたら実際に足を運んでみます。
昼の明るいうちに下見をしておき雰囲気が良さそうであれば、朝マズメや夕マズメに狙ってみる!といった流れです。
2つ目の見つけ方は、インターネットを活用した見つけ方です。
現代はとても便利な世の中で、ネット検索をかければ大抵のことは調べることができます。
春のアオリイカが釣れる場所も、調べれば何か所か出てくるはずです。
ネットに掲載されている場所なんてスレまくってて釣れなさそう・・・と思われるかもしれませんが、春イカに関しては回遊性が高いため、多少人が来たくらいでは釣り荒れることは少ないと考えます。
実際に、私が春イカを釣った場所も人の出入りの激しい磯場ですが、4回釣行して3回は釣れているので影響は少ないと思われます。
ということで、以上の2つの方法がすぐにできる春イカの釣れるポイントの見つけ方です!
- 潮通しの良い磯場の岬周りは1級ポイント
- ネットを活用してポイントを探す!
海草の繁茂している磯場の攻略法
春イカを狙うポイントを定めたら、次にシミュレーションしておきたいのが「海草の繁茂している場所の攻め方」です。
結論から言うと、なるべく海草の少ないスポットを探して攻めるのがおすすめです。
ん?わざわざ海草の繁茂している場所を選んでいるのに、海草の少ないスポットを攻めるの?と思われたかもしれませんが、
春エギングで重要なのはエギを海草に引っかけずになるべく長時間海中に漂わせることです。
エギを引っかけないために、海草の繁茂している中の海草の少ない部分を探します。
具体的なやり方ですが、磯の先端に立ち少しづつ角度を変えながら扇状に探っていくと、どこかにエギの引っかかりにくい海草の少ないスポットがあるはずです。
というのも、海底には満遍なく海草が生えているわけではなく、必ずハゲができているスポットがあるからです。
そして、そのようなハゲスポットを見つけたら、アオリイカが回遊してくるまで何度も狙います。
「なるべくエギを海草に引っかけない」ことが春イカを釣り上げる近道なので、エギさえ無事でいればチャンスは巡ってきます。
このように海草の少ないスポットを徹底的に狙うのが磯場の攻略法だと私は思っています。
この他の方法としては、「エギのフォール時間をカウントして引っかけないようにうまく海草の上を通す」という方法もあるようですが、個人的には難しいと感じました。
海草の少ないスポットを狙い打つことでエギの根がかりが減る→アオリイカに出会いやすくなる
マズメの干潮前後に投げ倒す!
次に春イカを狙う潮や時間帯ですが、朝マズメor夕マズメが干潮前後になるタイミングが狙い目です!
これは秋イカと同じですね!
特に、普段潮の流れの速い潮通しの良い磯場では干潮前後の潮の動き出しのタイミングでアオリイカが抱いてくることが圧倒的に多いです。
ですので、そのタイミングにいかに投げ倒せるかが重要ポイントになってきます!
干潮前後は時間にして約2時間程度なので、その時間は集中してシャクりましょう!
ただ、1つ注意しておきたいことは、チャンスタイムだからと焦り過ぎて1投1投を大切にできていないと釣れる確率が下がります。
私も痛いほど経験しているのですが、チャンスタイムほどいつも以上に丁寧なシャクリ、丁寧なフォールを心がけた方が釣れます。
気持ちが高ぶっているとなかなか難しいのですが・・・笑
干潮前後の潮の動き出しは釣れる1級タイミング!マズメも重なればなお良し!
シャクリ方は2種類で十分
春イカをエギングで狙う時のシャクリ方ですが、基本的に2種類あれば釣れます!
- ショートジャーク
- スラックジャーク
この2種類ですね。
シャクるスピードについては、基本的にはゆっくりの方が釣れやすいと感じています。
秋のアオリイカを狙う時のようなキビキビとした動きよりも、スローに誘うイメージですね。
ここに長めのフォールを入れたり、ボトムステイ(着底後に放置した状態)をして1分待ってみたりするのも効果的でした。
後は、急に激しいシャクリを入れて変化を入れた時も反応がありましたね。
基本的にはスローに誘うのですが、時折小魚が逃げるような激しいシャクリに反応してくれる時もある感じです。
春エギング初心者だった私が釣り上げたシャクリ方について、さらに詳しくはこちらをどうぞ↓
春エギングだからといって豊富なシャクリ方は必要ない
釣れるエギは?
私が春の大型アオリイカを釣ったエギは全て「エギ王K」です。
エギ王Kは釣れる釣れると有名なエギですが、ま~本当に釣れますね!
とはいえ、私の場合はエギ王Kばかり使っているから当然の結果かもしれませんが(^-^;
今のところ、3杯釣った春イカのうち1杯がムラムラチェリー3.5号のノーマルタイプで、
1杯は3.5号カクテルオレンジシャロータイプ、1杯は3.5号ムラムラチェリーシャロータイプです。
まだ3杯しか釣っていませんが、フォールスピードがゆっくりなシャロータイプの方が実績がありますね。
まとめ
まだまだ玄人レベルには程遠い私ですが、春イカ初心者の状態で釣れたからこそ、諦めかけている人に勇気を与えることができると思って書いてきました!
もう一度結論を書きますが、
釣れるポイントを必死に探す!←ここに一番力を入れるべきです。
釣れるポイントさえ見つけてしまえば、後は通い詰めて釣れやすい時間帯(マズメの重なる潮の動き出し前後)に粘るだけです!
それでは、ご健闘をお祈りしています!
良いフィッシングライフを(^O^)/