- 釣行日 2022/10/3
- 場所 淡路島
- 小潮 満潮 19時17分 干潮 10時32分
- 天気 晴れ時々曇り
- 風速 3~5m程度
- 最高気温 30度
夕まずめにエギングをした後は、淡路島東側のタチウオの釣果が上がっている漁港へ移動し、電気ウキでタチウオを狙いました!
最近の釣果情報を見ていると渋そうな感じでしたが、スーパーで購入したサンマで作った自家製サンマの塩漬けが良かったのか、出していた竿2本同時に当たる時間帯もあり、それなりの釣果となりました!
仕掛け
今回使用するのは電気ウキ仕掛けです。
ウキ下に取り付けるからまん軸は釣っているうちにズレてくることがあるので、サルカンなどに変更すると快適に釣りができます。(その場合はモトスとは別にリーダーを持っておく必要があります)
フックについてはこれまでダブルフックや水平針など色々試しましたが、太刀魚のウキ釣りはシングルフックが一番掛かりが良いと感じたので、管付きチヌ針5号のシングルフックを別売りのワイヤーに結んで使用しました!
ワイヤーはGOSENの1.5号を使用。
ワイヤーなのでフックに結ぶのが少し難しいですが、慣れると朝起きて顔を洗うくらい自然にできるようになります。
23時半スタート
前半戦はエギングをしていたので、少し遅い23時半からスタートしました。
場所は淡路島の東側です。
タチウオの釣果がよく上がっている場所あたりですね。
1か所目のポイントに着くと、白波が立つほどの強風+平日の深夜ということもあって人は殆どいません。
1級ポイントと思われる場所に1、2人のみです。
私自身もかなりの強風を前に一瞬躊躇しますが、とりあえず物は試しだということで竿を出してみることに。
BUT!
やはり風が強すぎてフルパワー全開でキャストしても全然飛んでいきません(;’∀’)
何投かしましたが、飛距離が出ない上に潮の流れが速くすぐに手前に戻って来てしまうので移動することに。
次にやってきたのは釣果情報には出ていなかったポイントですが、風の影響が少なそうだったのでチョイスしました。
歩いて釣り場に到着すると、釣果情報が出ていないからか人っ子一人いません。
こういう場合、普通は人がいる方が安心するのかもしれませんが、孤独が大好きな私は「おっしゃあ!!やりたい放題やんけぇぇぇ!!」と言わんばかりにルンルンで仕掛けを準備するのです。
もしかしたら釣れるかも?というワクワクで作業がはかどって仕方ありません。
竿は2本用意し、釣行前に仕込んでおいた自家製サンマを針に突き刺してそれぞれ違う方向にキャストして反応を待ちます。
・・・30分程無反応の時間が続き、先程までのワクワクテンションから元の平静を取り戻しました。
ここまで釣れそうな沖向きの竿ばかり眺めていましたが、ふと目線を横にやると、内側にキャストした竿の電気ウキが沈んでいるではありませんか!!
きてる!?
だがここは焦ってはだめだ。
これまで何度も焦って早々に合わせてしまい、グッバイしている。
ということで、しばらく待ちます。
・・・
・・・・
1分ほど待ちましたが、ウキが沈んだまま浮いてこないので、これ以上待つと逆に空振りそうだと感じ思い切って合わせる!
バシッ
グングン!
きたよッッ!
合わせて最初の手元に伝わってくる魚の引きがたまりません。
その後は難なく寄せてくることができ、ソイヤッ
やりたい放題などと言いましたが、内心釣れるかドキドキしていたので嬉しい1匹です!
棚は2ヒロでした。
こりゃ連発か!?
と思い、すぐに同じ場所へキャスト。
が、群れではなくたまたま居た1匹だったようで後が続きません。
う~む。
外向きはどうか?
仕掛けを回収し、2本とも外向きのそれぞれ違う位置にキャストして反応を待ちます。
すると、20m沖ほどで反応が!
電気ウキがじわじわと沈んでいきます。
ゴクリ。
もちろんすぐには合わせず、しばし眺めていると一旦浮いてきて再度沈んでいきました。
それでも合わせず、少し待ってウキが再浮上して来ないのを確認してからバシッ!
グングン!
そこまで時間を置かずに2匹目ゲットです!
サイズは70㎝指3本あるなしですが、久しぶりの電気ウキ釣りはやっぱり楽しい!
自家製サンマを完全に飲み込んでいます。
やはり、少し手間はかかりますが自家製サンマ釣れますね。
どうやら、今日は棚2ヒロくらいが好反応のようです。
ということで、2本ともウキ止めゴムを調整してそれくらいの棚に設定して狙っていきます。
その後も、少し時間を置いて3匹目ゲット!
サイズは約70㎝ほどで、このサイズの群れが回っているようです。
ベールフリーで流す釣りで連発!
3匹目が釣れた後はしばらく反応がなくなったので、リーダーの長さを40㎝ほどに伸ばし、できるだけサンマをナチュラルに潮に馴染ませるイメージで釣ってみることに。
さらに、リールをベールフリーの状態にして潮に流して沖へと送り込んでいきます。
題して、沖行って太刀魚探してきてや!作戦です。
こんなこと、周りに人がいる時はできませんが、今はとにかくやりたい放題やらせていただきますよっ。
すると!この作戦が功を奏したのかほどなくして反応が!!
50mくらい沖で電気ウキが沈んでいるではありませんか!
キター!
しかも、横に目をやるともう片方のウキも沈んでいます!
2本同時パターン!?
久しぶりの展開に胸が高鳴りながらも、目で交互に追いながら合わせのタイミングを慎重に見極めていきます。
・・・沈んだウキが一定時間浮上してこないので、ロッドを手に持ち合わせの体制に入ると、ケミホタルがピュッと走り出しました。
これは合わせるしかないっ!
バシッ
グングン!
沖からの回収なのでバレないかとヒヤヒヤしながらリールを巻いていきます。
そして抜き上げ!
これもやはり70㎝ほどのサイズです!
考えて工夫して釣れたので嬉しさはひとしおですね。
もう片方のロッドは!残念ながら合わせたもののスカぶり・・・
時合突入!
BUT!
ここから怒涛のラッシュ突入です!
キャストしてベールフリーで流していくと、うまく潮に馴染んでいるのかアタリが連発!
面白いように電気ウキが沈んでいきます。
ただ、こういう時に限って気持ちが焦っているのか合わせが決まらずバラしまくり(;’∀’)
連発で釣ったろ!と思うほどに丁寧さに欠けてしまっていた模様。
なんと5回連続でバラしてしまいました・・・。
不甲斐ないっ
それでも、6回目のアタリでなんとか1匹釣り上げることができました!
サンマが口からはみ出ています。
その後、ますます気合が入りますがそんな気持ちとは裏腹に時合が終わってしまい沈黙・・・。
1時間程無反応が続きます。
時刻は午前4時前。
おそらく、深夜でこれだけ釣れるこなら朝マズメにラッシュがあるはずですが、夕まずめからエギングをしている私の目はしょぼしょぼです。
とりあえず5匹は釣れたし、ラスト1投にしよう!
ということで、新しいサンマに付け替えてフルキャスト!
片方の竿を片付けながら時々ゆらゆらと浮かぶ電気ウキを眺めます。
さすがにラスト1投で釣れるなんてドラマティックな展開はないよな、と不敵な笑みを浮かべていると、ゆら~っとウキが沈んでいきました!
おぉっ!?
相当沖まで流れているので一瞬波に隠れただけかと思いましたが、いや!あれは確実にアタっています!
ラストチャンス・・・ものにしてやんよ!
じっくりと待ち、合わせたい気持ちを抑え込んで待ち、もういいですか?と誰かに聞きたくなる気持ちを抑え込んで待ち、、、
ウキが横に走り出したところでラインテンションを張って聞き合わせ!
バシッ
グングン!
きたーっ!
50m以上沖から寄せてきます!
こんな沖でも棚2ヒロで釣れることにびっくり。
表層にベイトがいたのか、上の方を回遊していたようです。
なにはともあれ、ラスト1投で釣れるというこれ以上ない爽快感を得ることができたので納竿としました!
釣果
- タチウオ 70㎝前後 6匹
整列させて写真撮影しようと思っていたのに忘れてしまい、不細工な写真となってしまいました(;’∀’)
今回は初淡路島タチウオ狙いでしたが、釣果情報の出ている付近のポイントで釣り上げることができました!
この日は、長めのリーダー+ベールフリーで流す釣りがハマる展開となり、深夜に連発でアタリが出ました。
ただ、ベールフリーで流す釣りは周囲に人がいる場所だとなかなかできないので、その場合は自身でラインを出したり止めたりして周囲の状況を見ながら少しづつ沖に送り込んでいくと良いかもしれません。
自家製サンマの塩漬けは釣れる!
今回感じたのは、やっぱり自家製サンマの塩漬けは釣れる!ということです。
私は一時期タチウオのウキ釣りにどハマリしていた時があり、釣具店に売っている冷凍のキビナゴや色付きサンマなど色々試しましたが、最終的に落ち着いたのは自分で作るサンマの塩漬けです。
塩で水分を抜くので身持ちがよく、内蔵などの臭いにタチウオが寄ってくるので効果テキメンです。
周りが釣れていない時に自分だけアタリが出るということも経験しているので、まだ試したことのない方はガチでおすすめです。
それでは、良いフィッシングライフを(^O^)/