エギングを始める前は誰もが悩むことだと思います。
結論から言いますと、1万7千円あれば快適なエギングを楽しむことができます。
私自身、最初は安い道具ばかりでアオリイカを釣り上げることができたので、エギングに高い道具は必要ないと断言できます。
ということで、初期費用を1万7千円以内に収める場合におすすめのロッドやリール、その他必要な道具を書いていきたいと思います!
殆どが実際に使用してみて良かったと感じたものなので、参考にしてみてください。
もくじ
高い道具がなくても釣れる!
まず、私がエギングを始めた当初に使用していて、実際にアオリイカを釣ったタックルは以下です↓
- ロッド メジャークラフトのクロステージ(約1万円)
- リール DAIWA リバティクラブ (約2500円)
- PEライン DUEL HARDCORE X4 (約1500円)
- リーダー ヤマトヨテグス (約500円)
- スナップ (約200円)
- エギ ワゴンに入っている安いもの(約300円)
- エギケース 10本くらい入る安いもの(約1000円)
- ラインカッター(約800円)
全て合わせて約17000円です。
ロッドだけは1万円程度の「ちょっといいやつ」を使用していましたが、その他は安物ばかりです。(今思えばロッドも5千円程度のもので良かったと感じます)
このタックルで人生初のアオリイカを釣り上げ、結果的には同じ日に6杯のアオリイカを釣りました。
ただ、このタックルの問題点はリールが重すぎたということです。
リバティクラブというリールだったのですが、306gもあったため、1日シャクっていると腕が腱鞘炎のようになって痛くて痛くて・・・。
その経験から、リールは最低でも250g以内に収めないと後々辛くなることが分かりましたw
ということで、ご紹介するリールは安価かつ軽量で腕の負担が軽減されるものを選択しました。
また、ご紹介するタックルの合計金額はAmazon価格で16997円となっています。※2022年8月9日現在
ロッド(5587円)
ファーストキャストエギングFCS-832Eは、メジャークラフトというメーカーから発売されているエギング専用ロッドです。
メジャークラフトのロッドは安い割に丈夫で扱いやすいものが多く、初心者の方にもおすすめできます。
サイズと硬さ選択に関してですが、まず長さは8.3フィートが長すぎず短すぎずで操作性が良く扱いやすいため、おすすめです。
次に硬さに関しては、ある程度の硬さがあってシャクりやすいEタイプがおすすめです。
ですので、FCS-832Eが初心者でも扱いやすいロッドだと感じます。
私自身もこのロッドで秋エギングを楽しみましたが、先重り感はあるものの価格を考えるとコスパ抜群の使えるロッドだと感じました。
リール(6600円)
20レブロスLT2500S‐Hは0.8号のPEラインが190m巻けるシャロースプール(浅溝)タイプで、ハイギアのためリール1回転あたりの巻取り量が多く、テンポの速い釣りが展開できます。
重量に関しては220gと、この価格で驚きの軽さとなっており、腕の負担が軽減されて快適なエギングが楽しめます。
エギングはローギアの方が釣れるという意見もありますが、ハイギアばかり使っている私でも秋シーズンに80杯以上釣った経験があるため、あまり気にしなくて良いと感じます。
むしろ、活性の高い時間帯はハイギアの方がサクサク釣れて、回収スピードも速いため扱いやすい一面もあります。
+1000円程出していいからもう少し軽いリールが欲しい!という人には18レガリスがおすすめです↓
18レガリス2500S‐XHはAmazonでの実売価格が約7300円ですが、205gというこの価格帯では信じられないような軽さとなっています。
ですので、軽さ重視の人にはおすすめですね!
ライン(1371円)
エギングに使用するPEラインは各社から多くの種類が出ていますが、安すぎるものはブチブチと切れたりトラブルが多発するため、避けた方が良いです。
そこでおすすめなのが、よつあみから出ているXBRAID UPGRADEX4の0.8号です。
その理由は、安価の割に強度があるからです。
実際にエギングに使用してアオリイカを釣りましたが、岩に擦れない限りは簡単に切れたりしませんでした。
また、エギングにおすすめされているPEラインは0.6号か0.8号が多いですが、最初の内は0.8号が強度があり、安心して使用できるためおすすめです。
リーダー(344円)
エギングをする時は、PEラインにフロロカーボン素材のライン(リーダー)を結んで、岩などに擦れた際に簡単に切れないようにします。(PEラインは擦れに弱いです)
そのため、リーダーは必須アイテムです。
そこでヤマトヨテグスのリーダーについてですが、とにかく安いのが最大のおすすめ理由です。
また、安いだけではなく強度もそれなりにあるため、個人的には春の大型アオリイカ狙いにも使用しているくらいです。
エギングでは2号がおすすめされるケースが多いですが、最初の内は2.5号くらいあった方が強度(岩などへの擦れ)の面で安心して使用できるのでおすすめです。
スナップ(198円)
スナップはリーダーとエギを結束する時に使用します。
使用する理由は、
- エギの付け替えをスムーズにするため
- エギの動きをナチュラルにするため
このような理由があります。
エギにリーダーを直接結んでも釣れますが、スナップがあった方がエギの付け替えがスムーズですし、
エギがスナップのリング内で自然な動きをしてくれるため、アオリイカが釣れやすいです。
上記のSPスナップは小さすぎる番手だとラインが結びにくいため、0番手くらいが使いやすいです。
エギとエギケース(2198円)
エギは最初のうちは安い物がおすすめです!
最初からいきり立ってエギ王Kなどの1本1000円以上するようなエギを使用すると、すぐに根がかりさせてロスしてエギングが嫌になって二度と立ち上がれなくなります。
ということで、大人しくAmazonで3号のエギ10本+エギケースがセットになった2198円のものを買いましょう。
どんなエギを使用するかは一つの釣れる要素ではありますが、それよりも潮や時間帯の方が大切なので、そこを意識して釣行すれば結果が出るはずです。
実際、私はワゴンに入っている300円ほどの安エギで朝マズメに3杯連続で釣れた実績があります。
とはいえ、ここぞという時のためにフォール姿勢の安定する釣れやすいエギも2~3本だけ用意しておくのがおすすめです↓
また、エギのサイズは9月中頃~10月末までなら3号があれば十分釣れます。
ラインカッター(699円)
PEラインやその他ラインを切る時の必須アイテムです。
エギングに限らず、釣りをしているとライントラブルは付きものなので、必ず買っておきましょう。
その他あると便利なもの
その他、必須では無いですが、あると便利なものを参考までに書いていきます。
ヘッドライト
夜にエギングを行うならヘッドライトは必須アイテムです。
たまにスマホのライト機能で頑張っている人を見かけますが、ヘッドライトがあれば両手が使えるため、夜でも効率の良いエギングが行えます。
明るさに関しては、200ルーメン程度の明るさがあれば、手元から足元まで照らせて安全に釣りができます。
上記リンクのLEDヘッドライト2個セットは充電式のため、電池式よりも長い目で見てコスパが良くおすすめです。
偏光グラス
偏光グラスは日中メインで釣行する方にとって、あれば便利なアイテムです。
日中は太陽の光による海からの反射が眩しく、直視しにくいため、追尾してきているイカが見えにくいです。
特に秋イカは足元まで追いかけてくることも珍しくないため、あった方が釣果に繋がりやすいですね。
クーラー
釣ったアオリイカを持って帰るために必要です。
クーラーは10Lあれば、秋に釣れる300g程度のイカが10杯以上入ります。
氷
アオリイカを冷やして持って帰るために必要です。
スーパーで食材を買ったついでに無料で持ち帰れる氷で対応できます。
タオル
汚れた手を拭いたり、イカ墨をかけられてしまった時に使用します。
ジップロック
アオリイカを直接クーラーに入れると、溶けた氷水に浸されて水っぽくなってしまう可能性があるため、ジップロックに入れておくのがおすすめです。
鮮度が保たれて美味しく食べることができます。
まとめ
もしも友人におすすめするなら・・・と想像しながら書いてきました!
なるべく安い物を選びつつ、ロッドやリール、ラインなど重要な道具に関してはちゃんと使えるものを揃えた場合、エギングを快適に楽しむ為の初期費用は約17000円です!
私自身が証明していますが、このタックルがあれば問題なくエギングが楽しめると言えます。
2万円以内で揃えることができて、しかも高級アオリイカが釣れるのですからリターンの大きい釣りだと思います。
後はそうですね・・・慣れてきた頃に訪れると言われているエギ沼(高いエギをたくさん揃えてたくさんロスする)にはハマらないように注意ですよ・・・。
あ、私のことですね。
それでは、良いフィッシングライフを(^O^)/