2021年7月にデビューした21エメラルダスMX83M・Nを購入しました!
21エメラルダスMXはDAIWAから発売されている2万円台前半のエギングロッドの中級クラスにあたるシリーズです。
先日、さっそくこのロッドを引っ提げて10月のエギングに行ってきたのですが、シャクりやすくて感度も良好で引き味も楽しめるかなりイイロッドでした!
ということで、21エメラルダスMX83Mのスペックとインプレ、どんな人におすすめできるロッドか詳しく書いていきたいと思います!
もくじ
購入理由
実は先日、2年間使用した17エメラルダスMX83Mを不注意により車のドアでプレスして破壊してしまい、途方に暮れていました。
仮眠後、朝マズメに備えて車から出そうとしたところ、寝ぼけていたのか完全に外に出ていない状態なのにドアを閉めてしまい、バキッという釣り人が一番聞きたくない音とともに殉職しました。
折れたのは2ピースのつなぎ目の部分だったので、カットしてうまく接着すれば使えるのかもしれませんが、そんな技術もなく・・・かと言って修理に出してもそこそこの値段がするようだし・・・
ということで、心機一転2021年7月にリニューアルしていた21エメラルダスMX83Mを購入することにしたわけです!
17エメラルダスよ、すまぬ・・・
17エメラルダスにはたくさんのアオリイカを釣らせてもらいましたし、人生初の春イカや2kgを超える大型アオリも釣らせてもらった思い入れの深いロッドなので、大切に保管しておいて機会があれば直したいと思います。
スペック
21エメラルダスMX83M・Nのスペック表は以下の通りです↓
全長 | 2.52m |
---|---|
継数 | 2本 |
仕舞 | 130㎝ |
自重 | 95g |
先径 | 1.5mm |
元径 | 11.4mm |
使えるエギサイズ | 2.5~4号 |
適合ライン | 0.5~1号 |
価格 | Amazon等で約23000円 |
21エメラルダスMX83Mは自重が95gと軽いため、1日中シャクっていても疲れにくいです。
個人的には100gを切っているかどうかが腕の負担軽減の一つの目安になるように感じています。
実際に、私はエギング初心者だった頃に100g以上あるロッドを使用していたのですが、ずーっとシャクっていると腕の疲労感がハンパなかったですね。
まぁ、8時間とか長時間シャクっていたのも原因ではあるのですが・・・笑
ですが、自重95gのエメラルダスに変えてからは腕が腱鞘炎のように痛くなることはなくなりました!
もちろん、ロッドだけではなくリールもそれなりに軽い200g前後を使用することもポイントだとは思います。
また、21エメラルダスMX83Mはチューブラーティップということもあり、感度が高く岩や海草などの障害物に触れた瞬間が分かる感度の高いロッドとなっています。
タックルバランス
上記の写真は自重180gの21カルディアを装着した状態でのタックルバランスです。
これでエギングをしましたが、少しリールが軽いかな?と思っていたものの、実際にシャクってみると先重りを感じることもなくシャクりやすかったです。
こちらは自重220gの20レブロスを装着した状態でのタックルバランスですね。
180gのカルディアよりも重心が手元に寄っているのが分かります。
シャクった感想としては重心が手元に寄っている分、レブロスの方が少ない力でシャクれるように感じました。
とはいえ、カルディアが特別シャクりにくいというわけではなかったので、180g~220g程度のリールが適しているのかもしれません。
17エメラルダスからの進化点と違い
17エメラルダスMXから4年の時を経て進化した21エメラルダスMX。その違いを見ていきたいと思います!
デザインの違い
デザインに関してはぱっと見一緒なのですが、よく見るとリールシート上部のロゴデザインの大きさと色が変化しています。
17エメラルダス(画像上)が青色なのに対して、21エメラルダス(画像下)は紫色になっています。
何を隠そう、このロゴデザイン部分がちょっぴりオシャレな仕様になっていて、ロッドの角度を変えると光の反射に応じて紫色が青色に変化したりするんですね!
まさにエメラルドのように光に反射してキラキラ光る広大な海のようなデザインは釣り人心をくすぐられます!
エアセンサーシートが追加
21エメラルダスMXには17エメラルダスMXには無かったエアセンサーシートが追加されています。
エアセンサーシートとは、軽量化・高強度・高感度を実現するカーボンファイバー入りリールシートのことで、汎用リールシートでは体験できない操作性を生み出す。というものです。
上位ロッドであるエメラルダスAIR AGSにも搭載されている機能ですね!
実際にリールを装着した状態で持ってみると、肌触りがよくこれは素晴らしいです。
感度についてはエギが着底した時や、海草や岩に当たっているのが分かるレベルなので非常に良いです。
X45
X45はキャスト時のロッドのねじれを防ぐ機能で、パワー・操作性・感度が飛躍的に向上すると言われています。
正直、X45の効果なのか?は体感的には分からなかったのですが、キャスト性能や操作性、感度は申し分ないレベルで良いです。
HVFナノプラス
HVFナノプラスはロッドに使われているカーボン繊維の密度を高める技術で、これにより高強度化・軽量化を実現させています。
強度を感じる場面がなかったので何とも言えませんが、95gのロッドなので軽いです。
軽量化はされていない
21エメラルダス83M | 17エメラルダス83M | |
全長 | 2.52m | 2.52m |
継数 | 2本 | 2本 |
仕舞 | 130㎝ | 130㎝ |
自重 | 95g | 95g |
使えるエギサイズ | 2.5~4号 | 2.5~4号 |
適合ライン | 0.5~1号 | 0.5~1.2号 |
上記の表を見ていただければ分かるのですが、スペックの変化が殆どないんです!笑
あって適合ラインが1号までと1.2号までという微々たる変化。
ロッドがリニューアルされると大抵軽量化されていることが多いのですが、それもなし!
え?じゃあ中古で17エメラルダス買った方が良くない?
と思ったそこのあなた!
確かに17エメラルダスで十分エギングは楽しめますが、スペック表だけでは分からない「実際の使用感」があったので、その点について書いていきます!
使用感が素晴らしい!
スペック表を見ただけだと、進化点が分かりにくいというか全然分かりませんが、実際にシャクってみたところ想像以上に素晴らしいロッドでした!
ということで特に素晴らしいと感じた3つのことを書いていきます。
ブレの収束が速い
21エメラルダスMX83Mはシャクった後のブレの収束が速いです。
柔らかすぎず硬すぎずの「M」表記のロッドはシャクった後に竿先がバイヤヤヤイ~ンとブレる時間が少なく、すぐに収まってくれます。
先日使用した21エメラルダスMX83MLの場合、竿先が柔らかい分、ブレの収束スピードが遅いのでシャクった直後のアタリが取りにくく感じる場面がありました。
ですが、MX83Mはブレの収束が速いため、シャクった直後のアタリが取りやすいです。
そしてブレが少ないため、エギングにおいて非常に重要な集中力も高まります。
やっぱり自分はMLよりもM派だなぁと感じたのもこの時です。
シャクりやすい
これはスペック表では分からなかった進化点なのですが、21エメラルダスMX83Mは17エメラルダスMX83Mよりもバットが柔らかめな造りになっているようで、
手元に海中でエギが動いている抵抗感が伝わってきてシャクリやすいと感じました。
このため、「しっかりとシャクれている感」を感じやすいです。
17エメラルダスも十分シャクりやすいロッドだったのですが、21エメラルダスは軽い力でより快適にシャクれるようになったと感じます。
よくしなる
エギングで楽しいと感じる瞬間は、「掛ける瞬間」と「掛けた後のやり取り」だと思うのですが、このロッドは掛けた後も楽しむことができます!
硬さは「M」表記であるものの、上記したように少し柔らかめの造りになっているため、掛けた後も大きくしなってくれてアオリイカのジェット噴射を思う存分に満喫できました!
先日このロッドで680gの良型アオリイカを掛けましたが、グイーングイーンという引き味を堪能することができてニヤニヤしながら釣り上げました↓
てっきり17エメラルダスとの違いは殆どないと思っていたので、これは想定外の収穫でした!
この他にも、岩や海草に当たったのが分かる「感度の良さ」など優秀な点の多いロッドです。
結論、買いなロッドです
21エメラルダスMX83Mで実際にエギングをしてみた結果、17エメラルダスよりも扱いやすくて買いなロッドでした!
このロッドがおすすめの人は、数千円~1万円クラスのロッドから上位機種に買い替えようと思っている方に特におすすめできるロッドですね。
シャクりやすいし、掛けた後もしなってくれて楽しいし、感度も良いし見た目も美しくてカッコ良いしで、前モデルの17エメラルダスMX83Mを使用していた私としてもおすすめできるロッドです。
21エメラルダスMX83M・N
長さは、86Mよりも83Mの方が扱いやすいと個人的には感じています。
それでは、良いフィッシングライフを(^O^)/