このような釣りブログを書いておいて非常に言いづらいのですが・・・実は今まで魚用のちゃんとしたクーラーボックスを持っていませんでした(;’∀’)
これまで使っていたのは、結婚式のギフトカタログで注文させてもらった5~6ℓの、25㎝のアジが12匹くらいしか入らない24時間氷の持たないクーラーボックス↓や
数釣りや大きめの魚を狙う時は
熱帯魚を通販で購入した時の梱包に使用されていた小汚い発泡スチロールなど・・・
だめだ、だめだと思いつつ、今の今まで顔を背けておりました。
BUT!
これは状態の良い魚を持ち帰って食さなければならない魚釣り師にとってあるまじきことです。
さらにはつい先日、決定的な出来事が。
一緒に釣りに行った友人に「え?これに魚入れてるの・・・?」という汚物を見る目で見られてしまったのです。
その目線の先にあったのは、紛れもなく私が長らく愛用してきた発泡スチロールでした・・・。(発泡スチロールを愛用されている方がいらっしゃったらすいません。私の物は本当に汚いんです)
そのような出来事もあったため、今回一大決心をして魚用のクーラーボックスを購入した次第であります。
そして結論!
魚専用のクーラーボックス最高ぅ~!
購入したのはDAIWAのクールラインα ライトソルトS-1000X LS(10L)というアジ・メバル・アオリイカなどのライトゲームに特化した小型のクーラーボックスなのですが、
デザインが秀逸で釣り人心をくすぐりまくっているんです!
ということで、クールラインα ライトソルトの外観や内観、付属品やあった方が良いものなどについて詳しく書いていきたいと思います!
外観
私が購入したのはクールラインα ライトソルトS-1000X LSのグリーンカラーなのですが、これがめちゃくちゃかっこいいんです!
緑を基調とした野性味溢れるカラーリングに、
フタの開閉部には迷彩柄があしらってあったりと、デザイン性が抜群!
機能性無視で買ったと言っても過言ではないくらい、デザインが気に入りました。笑
シールをはがした表面↓
裏面はこんな感じで、両面に迷彩柄があしらってあります↓
クーラーの向きは表裏関係無く、両側からフタの開閉ができるタイプですね。
毎回向きを考えずにクーラーを置けるのは助かります。
側面↓
魚を入れる縦10㎝×横7㎝の小フタも付いています↓
良型アジやメバルでもスルッと入っていきそうです。
内側
内側はシンプルな形状となっています。
フタにはエアーポンプ用と思われる小さな穴があります↓
クーラーとしてだけでなく、アジを活かして入れておくこともできますね!
通常時は閉めておくことができるので、冷気を逃がしません↓
購入時には、中にロッドホルダー2点と道具入れ1点の合計3点が付属品として入っています↓
大きさと容量
クールラインα ライトソルトの大きさを実際にメジャーで計測しました。
外寸→横37㎝×奥行25㎝高さ29㎝(一番広いところを基準に計測)
なお、ロッドホルダーと道具入れを取り付けた場合、横の長さは約40㎝になります。
内寸→横26㎝×奥行17㎝×高さ22㎝(一番狭いところを基準に計測)
容量に関しては10Lですが、色々調べてみると20㎝後半のアジが30~40匹程度は入るようです。
私個人はそんな爆釣することはまずないので、10Lで十分という結論に至りました。笑
実際に500㎖のペットボトルが8本も入るので、ライトゲーマーにとっては十分だと思いますね。
1本だけ280㎖のQooが入っていますが、底面積は同じなのでご安心を!
ちなみに自重は2.1kgとなっており、男性だと波止の付け根から先端まで氷を入れていても普通に持てるレベルだと感じます。
女性だと途中休憩が必要かもしれません。
氷の保ち時間と断熱材の種類
クールラインα ライトソルトS-1000X LSの断熱材はスチロールとなっており、氷の保ち時間は25時間です。
DAIWAクーラーにはKEEP〇〇と表現する氷の保ち時間があり、この〇〇の部分がそのクーラーの氷の保ち時間になります。
これらの保ち時間は、JIS規格の簡便法に基づいて氷の残存率を算出したもののようです。
外気40℃に調整された恒温室内に、クーラーボックス本体容量の25%に相当する角氷を入れたクーラーボックスを放置。
8時間後に氷の重量を測定して氷の残存率を算出します。
DAIWA公式サイトより引用
私は1日中釣りをすることも多く、帰宅するのは24時間後ということもよくあります。
なので、実はもっと氷の保ち時間が長いクーラーボックスにしようかと迷ったんですよね。
ただ!外気温が40度でクーラーボックスの25%の氷量が25時間持つということは、一番暑い夏の季節でも25時間は保ってくれるということ。
そこで、自分の釣行時期や釣行時間帯を振り返ってみると、一番釣行回数が少ないのが真夏と真冬で、比較的気温の涼しい春と秋が一番多いんですよね。
そして、釣っている時間帯は夕マズメ~朝マズメまでの夜の涼しい時間帯が多いんです。
そんな具合で外気温が40度の中、ずっと釣りしてるなんてことは殆どないので、氷の量も増やせば25時間以上は持ってくれるだろ~なんて楽観的に考えたわけなんですね。
BUT!
そこに釣った魚を入れることで、結局氷の保ち時間は短くなると思いますが・・・。
今まで発泡スチロールやペラペラのクーラーボックスを使用していた私としては、それでも十分だと感じるのでヨシとしました。
最悪コンビニで氷追加して帰ってもいいわけですし。
それよりも、デザインがとにかく気に入ってしまったので仕方ありません!笑
・断熱材に関してですが、DAIWAのクーラーボックスには主に3種類の断熱材があります。
- 真空パネル+発泡ウレタン(KEEP100~127程度)
- 発泡ウレタン(KEEP35~90程度)
- スチロール(KEEP25~76程度)
真空パネル+発泡ウレタンが使用されているクーラーボックスが最も保冷力が高く、次いで発泡ウレタン、スチロールという順番になっています。
当然、保冷力が高くなるほど値段も高くなっています。
同じ素材でもKEEP時間に差があるのは、クーラーボックスの大きさや厚みなどによっても変動するからだと思われます。
実際、DAIWAのクーラーボックスを大きいものから小さいものまで舐めるように閲覧しましたが、大きくて厚みのあるものは、スチロールであっても保冷力が高いです。
この中でも今回私が購入したクールラインα ライトソルトS-1000X LSは最も断熱力の低いスチロールが使用されており、保冷力だけに注目すると魅力が無いように感じてしまいますが、メリットもあります。
それは、軽くて持ち運びしやすいということです!
これはランガンすることの多いライトゲームにとっては重要な点かと思います。
少しの移動でも軽いに越したことはありませんからね(;’∀’)
ですので気になるのは保冷力だけになりますが、確かに保冷力は高い程氷の持ちも良いですが、肝心なことはその保冷力が自分にとって必要かどうか?ではないでしょうか。
短時間釣行が多い人ならKEEP25で十分だと思いますし、1日ガッツリ釣りをするって人なら同じクールラインα ライトソルトの中でもウレタン素材が使用されているKEEP35のGU1000X LSの方が良いかもしれません↓
クールラインa ライトソルトGU1000LS
実は私も保冷力が高いGUタイプとかなり迷ったのですが、グリーンカラーはSタイプにしかなかったので、せっかくならお気に入りのクーラーで釣りに行きたいと思い、デザイン重視で決めました!
実際の使用感はまた釣行後に追記していきたいと思っております!
ロッドホルダー&道具入れが付属
クールラインα ライトソルトS-1000Xにはロッドホルダー2点と道具入れ1点が付属しています。
少し前まではロッドホルダーなんていらね~や。なんて思っていた私ですが、いざ使用してみるとロッドが傷つかない&ロッドの置き場所に困らない便利さに深く感動しました。
そんな便利な代物が最初から付属されているのはとても嬉しい点です!
ロッドホルダー取り付け方
まずは予め取り付けられている両面テープを剥がして、側面の取り付けたい位置に固定します。
その後、付属のネジをドライバーでねじ込めばOK!(ドライバーは100均のものでも十分です)
えっ!!こんなところにねじ込んで内側に貫通しないの!?と思ったのは私だけではないはず!
安心してください!全てのネジをねじ込んだ後でもクーラーの内側は無傷です!
てっきり貫通するものかと思っていた私は、恐る恐るドライバーを回していました。笑
ちなみに道具入れも同じように取り付けることができます。
ふんばるマンは必要!
クールラインα ライトソルトS-1000Xには大きな欠点が1つあります!
それは、底面に滑り止めが付いていないこと!
ロッドホルダーを付属するなら滑り止めも付属しといてくれよ~!と正直思いましたが、付いていないものは仕方ありません。
そこで、これは必要なものなのか?直置きでも問題無いんじゃ?とケチな私は思ったわけですが、結論!これは必要です!
というのも、これがないと少しでも斜めになっているような釣り場(テトラなど)では滑ると思いますし、直置きしていると底面が傷つきまくると予想できるからです。
なんと言ってもこの状態ですからね↑
ということで、ワシは足場の良い波止でしか釣りをしないんじゃ!という人以外は購入することをおすすめします。
ダイワ CP ふんばるマン
ふんばるマンの取り付け方は非常に簡単で、所定の位置に合わせた後にネジで締め付けていくだけです↓
全ての取り付けが終わると、床を滑らない体幹のしっかりしたクーラーボックスになりました!
注意点
DAIWAのCPふんばるマンのサイズには2種類あり、CPふんばるマンとCPふんばるマンLがあります。
クールラインa 10Lのクーラーボックスは全てCPふんばるマンの方が適応サイズになるので、間違ってLサイズを購入しないように気を付けてください。
※氷の保ち時間によって価格が変わる
上記の内容と重複しますが、重要な点なので再度記載しておきます。
クールラインα ライトソルト10Lは氷の保ち時間によって価格が変わります。
今回私の購入したクールラインα ライトソルトS1000X グリーンはKEEP25で9000円程度(Amazon)
氷の保ち時間が1ランク上のクールラインα ライトソルトGU1000X GブルーはKEEP35で12000円程度(Amazon)となっており、3千円ほどの価格差があります。
どちらもロッドホルダー・道具入れは付属されていますが、購入される際は、保冷力と価格差、デザインの違いを十分にご検討されることをおすすめします<m(__)m>
実際の使用感
実際の使用感ですが、まず使用条件は以下の通りです。
- 釣行日 8月で34度の猛暑日
- 出発から魚を捌くまでの時間 15時~翌18時(27時間)
- 釣った魚 アジ23~27㎝ 17匹
自宅で凍らせておいた500㎖ペットボトル2本と、出発してスーパーに立ち寄った際に氷コーナーで入れさせてもらった氷1袋分(小さい袋)をクーラーボックスに入れ、釣行開始!
私はアジを潮氷締めにしたかったので、クーラーに汲んだ海水(水温約27度)を入れました。
これで一気に氷が溶けましたが、17匹の良型アジを入れた状態で翌日朝マズメ(5時頃)まで釣りをしても、まだ氷はかろうじて残っている状況でした。
その後、仮眠を取り9時頃クーラーを開けると、さすがに氷は完全に無くなっていました(水は冷たい状態)
そこで、帰りに立ち寄ったスーパーで食品購入のついでに氷を1袋分追加させてもらい、帰宅。
ちなみに追加の氷を入れる時は、クーラーの中の水は全て捨てました。(アジは十分に冷えた状態だったので水に浸す必要がないから)
帰宅後に魚を捌いたのは出発から27時間後でしたが、クーラーの中には追加の氷がまだ残っている状態でした。
ということでまとめです!
真夏に24時間以上釣行して20㎝クラスのアジを約20匹釣ると、海水氷締めにする場合は追加の氷が必要になります!
ただ、気温が下がる冬場だと追加はいらないかもしれません。
逆に、クーラーに海水を入れない場合は最初に入れた氷がかなり長持ちすると思われます。
その他の使用感としては、ロッドホルダーと小道具入れがあるので便利でしたね!
小道具入れにはメジャーとフィッシュグリップを入れていましたが、使い勝手が良かったです。
後はシンプルにデザインがカッコいいので、釣りのテンションがかなり上がりましたね!笑
それだけでも十分買って良かったと思いました!
座れるの?
クーラーボックスといえば、ただ魚を持ち帰るためだけではなく、少し休憩したい時の椅子代わりとしても使用したいですよね!
安心してください。
座れますよ!
とは言いつつ正直、最初は破損したら嫌だし疲れた時だけ遠慮気味に座っていたのですが、ある程度頑丈だと分かった今はことあるごとに座って休憩しています。笑
ちなみに私の体重60kgです。
ただ、私自身もどこまで耐荷重があるのは分からないので、1日中クーラーボックスに座るなど長時間の椅子としての使用は破損の原因になるかもしれません。
けれど、釣りの合間に休憩する程度なら全く問題ない感じですね!
それでは、良いフィッシングライフを(^O^)/