DAIWAのレブロスが2020年にモデルチェンジし、新たにLTコンセプトが追加されるなどスペックも大幅にUPしましたね!
20レブロスは12機種が発売されましたが、どれも価格の割に重量が軽くて使い易そうです。
さっそく釣具屋さんで触ってきたのですが、2500番リールが6000円台で重量が220gという、エギングに使わずして何に使うんだ!えぇ!?という感じだったので満を持して筆を取ることにしました。
2024年9月に20レブロスが24レブロスへとモデルチェンジします↓
LTコンセプトとは?
20レブロスは新たにLTコンセプトが追加されていますが、そもそもLTコンセプトとは?
人類がリールという道具を手にして以来、すべての釣り人が抱いてきた夢。 それはLIGHTかつTOUGHなリールを手に入れることではないか。
DAIWAにとって、このLIGHTとTOUGHの両立はアングラーの為に追うべきものであり、叶えるべきもの。 「LT」コンセプト 。
軽量化と回転耐久性を両立させるDAIWAの宣言であり、新しいDNA
LIGHTでありながらもTOUGH。
DAIWA公式HPより引用
「ライト&タフ」 と、ダイワのHPに記載されているように、軽い上に耐久性も優れているリールやで!ということですね。
軽い!
20レブロスの2500番台は2種類あります。
2500S
2500S-H
以上の2つです。
すでに書いていますが、2つとも重量は220gとなっています。実際に店頭で手に持って確かめましたが、軽いです!
モデルチェンジ前の15レブロスの2500番台は250g~270gの範囲内だったので、最高で50gも減量されています。
その重量だけに注目すると、上位機種であるダイワの18フリームス LT2500S-DH(1万3千円程度)と同じです!
ただ、この220gという点だけに焦点を当てると、他にもっと軽いリールはたくさんあるし、なぜエギングにおすすめ・・・?となりそうですが、注目は価格とのバランスですね!
確かに1万、2万出せば220g以下はもちろんのこと、200g以下の軽量リールも簡単に手に入れることができます。
いや、そんなに出さなくてもDAIWAの18レガリスなら8000円程度で205gという軽さもありましたね・・・。
18レガリス LT2500S-XH
BUT!
7000円を切る価格で220gや同等のリールが2020年2月現在で他にあるでしょうか?
私の調べた限り、同じ価格帯で重量の軽い物だと、シマノの17 サハラ 2500HGSで250gとかです。
となるとやはり、この価格でこの軽さのバランス(コスパの良さ)はエギングにおすすめと言わざるを得ません!
2500Sと2500S-Hの違い
2500Sと2500S-HをDAIWAのスペック表で見ると、違いは2つあります。
- ギア比
- リール1回転あたりの糸巻き量
以上の2つです。
それぞれ、
- 2500Sがギア比5.3でリール1回転あたりの巻取り量は75㎝
- 2500S-Hがギア比5.6でリール1回転あたりの巻取り量は79㎝
となっており、2500Sに比べ2500S-Hが4㎝巻取り量が多いですね!
ちなみに、2500の後ろに付いている「S」とはシャロースプール(浅溝)という意味で、PEラインが巻きやすいようにスプールが浅くしてありますよ、という意味です。「H」はハイギアの意味ですね!
初心者の方の為に説明を加えておきますと、ギア比と1回転あたりの糸巻き量は比例する関係にあるので、ギア比が高くなるほどリール1回転あたりの巻取り量が増えます。
よく言われるローギアとハイギアというやつですね。
ハイギアはリール1回転あたりの巻取り量が多いので、ラインをより早く巻き取ることができ、根魚などを早く浮かせたい時に有効であったります。
逆にローギアは、ハイギアに比べるとリール1回転あたりのラインの巻取り量が少ない分、メバリングなどのゆっくり巻くのが有効とされている釣りに適していたりします。
ちなみに、エギングにおいてはシャクった後のラインのたるみを早く回収する為にハイギアを使う人が多いと言われています。
かくいう私もせっかちな性格もあり、エギング用リールはハイギアを使用しています。その使用感ですが、回収も素早く行えるので気に入っています。
ですので、初心者の方でどっちが良いか迷った時は、とりあえずハイギアを選んでおけば問題ないと思います。
20レブロスの場合だと、2500S-Hの方になりますね!
巻き心地は?
実際に店頭で巻き心地を確かめてきましたが、以前のレブロスと同様に巻き心地は軽くてスムーズです。
モデルチェンジする前のレブロスを購入した時もそうでしたが、「価格の割にこんなに巻き心地いいんだ!」と感激したのを思い出しました。
リールを巻いた時のガタツキに関しては殆どありませんが、ねじ込み式ハンドルと比べると多少のガタツキは否めませんでした。
ただ、ハンドルが供回り式だからなのか?ボールベアリング数の割に上位機種のフリームスあたりと比べて巻き始めが軽いように思います。
ハンドルは供回り式
レブロスはねじ込み式ハンドルではなく、供回り式ハンドルとなっています。
最近の主流はねじ込み式ハンドルですが、私は必ずしもねじ込み式ハンドルが良いとは感じていません。
というのも、ねじ込み式ハンドルはガタツキが少ない、というメリットがありますが、逆回転すると割と簡単に緩んでしまう、というデメリットもあるからです。
私は、ねじ込み式ハンドルに慣れないうちはリーリング中によく逆回転していましたし、こんなことは稀だと思いますが、エギング中にねじ込み式ハンドルが緩みに緩んで海に落ちるという体験をしました・・・笑
慣れればなんてことはないんですがね!
T型ハンドルが良い
これは個人的な好みでしかないので、聞き流していただいても良いのですが、エギングをする時はハンドルに指を持っていきやすいという理由から、T型ハンドルが操作しやすいと感じています。
1000円ちょっと追加すれば買えるレガリスの2500番台はI型ハンドルなので、その点でもエギングにはレブロスがおすすめです。
ただ、自分でハンドルノブを変更したりカスタマイズが好きな方には関係のない話だと思うので、私のようにリールを買ってもカスタマイズ等しない人には良いリールだと思いますね。
エギング入門に超おすすめ
いかに20レブロスが値段の割に性能が良いかを書いてきましたが、エギングにおいて一番おすすめできる点は、やはり軽さですね!
私はエギングをやり始めた当初、3千円程度の300g以上あるリールを使っていたのですが、1日シャクリ続けていると本当に腱鞘炎のようになり腕が上がらなくなりました(;’∀’)
それでもアオリイカを釣り上げたいという気持ちで頑張っていましたが、リールが重いと気も重たくなってくるんですよね。
またあの痛みと戦わなければいけないのか・・・と。
でも、220gの軽さなら腕の疲れが大幅に軽減されるのは間違いありません!リールが軽いと集中力も上がり丁寧に攻めれるので釣果にも繋がりやすいです。
また、この2500という番手はエギングだけでなく、フロートアジング・メバリングや、キスの投げ釣りなどにも幅広く使える為、非常に汎用性が高く重宝する番手になります。
最後になりますが、エギングをしてみたいけどどのリールが良いか分からない・・・という人に間違いなくおすすめできる一品といえそうです!
※追記 秋エギングしてきました!
2020/9/28に実釣してきました↓
20レブロスLT2500S-Hを使用してみて一番の感想は、
ドラグが高性能になっている
ということです!
良型のアオリイカを掛けた後にギュルギュルギュルーと気持ちよく滑り出してくれました。
安物リールのようにドラグ調整が0か10かということがなく、0~10まで段階的にしっかりと微調整ができるため、安心して釣りに臨めます。
もちろん、さらに上位機種と比較すると微調整の幅は違うと感じますが、この価格であれば十分なドラグ性能だと感じました。
そして、やはりリールが軽い!ので、以前のレブロスと比較して腕が疲れません。
220gは伊達じゃないですね。
ということで
- ドラグの高性能化
- 大幅な軽量化
以上の2点が、実際に釣ってみて特に素晴らしいと感じた点です。
やっぱりすごいぞ20レブロス。
それでは、良いフィッシングライフを(^O^)/