一番最初にメバリングをやった時の感想がこれでした。
ジグ単の釣り難しすぎますよ監督・・・。
メバリング・アジング初心者あるあるだと思うのですが、1g程度のジグヘッドにワームを付けてキャストしたはいいものの、何やっているか分かんねー( ;∀;)状態でした。
- アジング・メバリングにおける感度の大切さ
- 必要な感度やタックル性能
- 使いやすいロッド
※初心者の方向けの記事となっております。
何をしているのかが分からない
キャストした後、「え?今ジグヘッド海中にあるよね?」から始まり、
キャストしたからには巻いてみるものの、どのタイミングで海中から出てきたか分からない状態。
挙句の果てには「ガチャッ」という音で、初めて穂先までジグヘッドが到達している事に気づく始末。
夜釣りだから人に見られるとかは無いんですが、何だかスーパー初心者丸出しみたいで恥ずかしかったです。笑
もちろん、中には最初からジグヘッドの重みを感じれて、魚も釣ったで!というセンス抜群の方もいらっしゃると思います。
ですが、特に釣りを始めて間もない方は、同じような「何してるか分からない状態」になった方もいらっしゃるのではないでしょうか?
だって、1gですよ!!
たった1gの錘だけ付けて釣りするもんだから、そりゃ分からんわと!(開き直り)
さらに軽い0.6gとかになってくると本当に意味不明ですからね。
あれ?空気釣ってるのかなと。
しかも釣りをするのは大抵が夜。
目視できる日中ならまだしも、竿から伝わる感覚のみで釣りしなきゃいけないもんで、全ては自分に付属している2本の腕に頼るしかない。
だから超軽量リグを扱って釣り上げている人は本当にリスペクトしかありません!
そんな全くジグヘッドの重みを感じれなかった私でも、ようやくそれなりの釣果を上げれるようになってきたので、自分自身の分析をする意味も含め、要因を書いてみたいと思います!
細いラインを使う
投げても投げても飛距離が出ない・・・アタリも分からない・・・。
そんな日々を過ごしておりました。
メバリングを始めた当初、私はリールもラインもたいして関係ないだろ~と、完全になめてかかっていました。
というのも、Amazonで購入した3千円くらいの安いスピニングリールに、最初から付属していた2号のナイロンナインを使っていたからです。
ロッドだけは月下美人の1万円程度のメバリング用を使っていました。
今考えればメバリングに使うラインとしては超極太です。
現在使っているラインが月下美人の2.5lb(0.6号)ですから、その差は-1.4号。そら飛ばんし魚のアタリも分からんわと・・・。笑(;’∀’)
流石に初心者とはいえ、ここまでの極太ラインを使っていた!なんて人は皆無だと思いますが、逆にもっと太いラインでやってたぞ!という人がいたら本当、拍手を送りたいです。
でもですね、この2号のナイロンナインで23㎝のメバルを3匹釣り上げた事だけは自慢させてください!(実際はよく分からず釣れていたという感じ・・・笑)
話が逸れてしまいましたが、ラインをフロロの2.5lb(0.6号)に変えただけでも、飛距離と感度がかなり良くなりアタリが取れるようになりました!
余談ですが、フロロの0.6号でメバル25㎝までは余裕で抜き上げできています!
※メバルは細すぎるラインだと抜き上げ時に重みで切れてしまう恐れもあるので、さらなる細さを求めるならPEラインを使用するのがベストです↓
感度が重要なメバリングでは、細いラインを使うべし!
タックルバランスが大事だった
前述したように、あまりにもメバリングをするのには適さない道具を使っていた私ですが、このままでは流石にまずいと気づき、リールを変えました。
そして初めて体感したのがタックルバランスというものです。
私はそれまで、釣りの本や釣り動画などで、タックルバランスが大事で~とよく聞いていたんですが、それでも「竿とリールがあれば釣りは出来るっしょ!」とか考えちゃってました。
今思うと、「何の為に釣り関連の情報見とんねん!」と突っ込みたくなるような醜い姿を露わにしておりました。反省。
いや~、昔から自分で経験したことしか信用しないタイプなんですよね。(言い訳)
最初に使っていたリールがシマノのアリビオで265gあったのですが、リールを今のフリームスや月下美人に変えてから、リール本体が軽いので本当に魚のアタリに集中出来るようになりました。
実際の重量差ですが、フリームスが190gなので、その差は-75g。
これは相当でかいです。
これでリールとライン、ロッドが揃い、それまでとは打って変わって格段に釣りがし易くなりました。
リールを軽いものにすると魚のアタリに集中しやすくなる=感度が上がる
感度の良いロッドを使う
これまでの全て大事だと感じたのですが、中でもこれが一番重要だと感じています!
私は、ロッドを感度の良い細くて軽いものに変えた事で、大袈裟かもしれませんが世界が変わりました。
リールを変え、ラインも変えてかなり改善されてはいたのですが、それでも苦手意識が消えなかったジグ単の釣り。
そんな私を「ジグ単の釣りってこんなに楽しかったのか!!」と新たなる境地へと連れて行ってくれました。
それまでは月下美人のティップの柔らかい乗せ調子の物を使っていたのですが、まだ少し操作をしている時に分かりづらいということがありました。
そして、ティップが柔らかいのでアジングなどのアクションのいる釣りがやりにくいというのもありました。
それでも、その時はただ自分の腕が悪いだけと思い込んでおり(実際に悪かったのですが)、今書いたような思いは後から感じた事でした。
ある日、ふと新しいロッドが欲しいなと思った時、突如として「どうせ買うなら、ジグヘッド単体の釣りに特化したロッドにしなさい」という神のお告げが舞い降りてきました。
神は私が苦手な事などすべてお見通しです。
私はそのお告げ通りに、ネットを探し回ったり、釣具屋で直接品物を手に取り身体で感じたりしました。
そして最終的に決めたのが月下美人MX アジング 510ULS-Sです! ※2021年にモデルチェンジされ、名称も月下美人MXアジング510UL-Sに変わりました↓
モデルチェンジ後の使用感はこちら↓
正直、ロッドに2万は出せないなぁと思っていたんですが、分かるんです。ジグヘッドの重みが手に取るように。
それまでも全く分からなかったわけでは無いのですが、何となく分かっていた感じ。でもこれは感度の鈍い私でも明確に分かる。
1g以下のジグヘッドリグの専用の、シリーズのなかで最もフィネスなモデル
ダイワ公式サイトより
そう豪語されているだけあって、感度が素晴らしいです!
また、長さが1.78mと短い作りに加え、自重が55gという軽さなので、とにかく扱いやすいです。
最初はあんまり短いロッドだと飛距離や操作性に不安があったのですが、実際に使ってみるとなんのなんの。
飛距離に関しては主観ですが、無風の状態で1gのジグヘッド付けて10メートル以上は飛びます。
なので、ロッドの長さと飛距離はそこまで関係無いんだなぁという感じです。
そして特筆すべきは圧倒的操作性です!操っている感がすごいあります。
俺が操ってんだぞ!!というものが。
ですので、海藻の際を通したり微妙な調整をしてアジやメバルを掛けた時は、自分の腕で釣ってやったぞ感がすごいあるので、釣りそのものの満足度が向上しました!
ジグ単の釣りを楽しむなら、ジグ単専用ロッドを使うべし!
道具は大切だった
すいません。つい気持ちが入り長くなってしまいましたが、軽量リグを扱うアジング、メバリングでは道具の選定はとても大事だったよ!というお話でした。
特に、最初だからと言って私みたいにミスマッチな道具を使っていると、釣り自体が全然楽しくないものになってしまう可能性もあるので、そこそこの道具は使った方が良いと思います。
極端な話、磯竿でメバリングやっても全然楽しく無いですしね!
軽量リグを扱うアジング・メバリングでは道具の選定が大切!
ジグ単向けのおすすめロッド
1g前後のジグヘッドが扱えるロッドを手にすると、ボトム~表層まで攻めれる範囲が広がりますし、表層を攻めやすくなることで特にメバリングには重宝します。
というのも、メバルはシーズン中には表層付近に浮いていることが多いですからね!
そこで、実際に自分が使用してみて良かったロッドについて価格別にまとめてみたので、参考までにどうぞ↓