2019年の秋は今までで一番エギングに力を入れました。
9月~11月のエギングを楽しむ中で、エギのサイズやフォールスピードの違いによるイカの反応を見てきましたが、その中で感じたのが、エギって3号~で十分じゃない?ということです。
ではさっそく、今年の秋エギングを振り返りながらその理由について書いていきたいと思います。
3号で新子サイズは普通に釣れる
私のエギング歴は4年くらいですが、今年の秋まで1年に10杯未満しか釣ったことがありませんでした。
今年の秋までの約4年間のトータルでも15杯も釣っていません。
これは、単純に釣行回数が少なかったのもあるのですが、アオリイカの居場所やエギについてきちんと理解していなかった部分も大きいと思います。
そんな中、なかなか釣れないエギングに対する苦手意識は増すばかりだったので、今年の秋は本腰を入れてエギングまみれで過ごそうと決心して臨みました!
そして、9月からシーズンがスタートし、11月まで10回釣行したのですが、結論としては、エギのサイズは新子であっても3号以上で十分釣れるということです。
実際に、殆どの新子を3号のエギで釣り上げました。
秋のエギングでよく使われるとされる2.5号のエギも使用したのですが、3号に比べて釣れ易いといった印象は特になく、むしろ個人的には3号の方が釣れるように感じました。
これに関しては、使用頻度の問題もあるので一概には言えないのですが、例えば、3号で釣れないので2.5号のエギに変えたら釣れた!というようなことは殆どありませんでした。
3.5号でもこんなサイズが釣れた
エギングについての知識があまりなかった当初は、胴長10㎝程度の新子と呼ばれる小さなアオリイカを釣るのだから、エギも小さいサイズの方が良いに決まっている!と思い込んでいました。
魚を釣る場合、大抵は魚のサイズに応じたエサの大きさで釣ることが多いですから。
しかし、実際にエギングの釣行回数をこなすにつれて、意外とアオリイカがどう猛な生き物であるということに気が付きました。
その証拠に、11月に良型狙いで3.5号のエギを使用していた時にこんなサイズが釣れました。
いや!
そのエギ、自分と同じサイズやん!!
ライオンも自分より大きい相手であっても狩ろうとしますが、アオリイカもそれと同じようなどう猛さを持っているのでしょう。
アオリイカって、横抱き(カンナに刺さっていない状態)であっても中々エギを離さないですし、餌に対する執着心がすごいんだなぁと感じましたね。
サイズよりフォールスピードが大事?
私は10月になるまではずっと3号のエギを使用していました。
その中で感じたのは、アオリイカの反応が無い時はエギのサイズを落とすよりも、フォールスピードを変える方が有効なのではないかということです。
実際に、3号で反応が無い状況で2.5号に変えた時はあまり反応に変化は無かったのですが、同じ3号でもフォールスピードが遅いエギに変えると釣れだした。という経験をしました。
私の場合、ずっとエギ王Kを使用していたのですが、ノーマルで反応が無い時はエギ王Kのシャロータイプに変えると反応が良かったです。
この時の水中をイメージしてみると、アオリイカからエギを見た場合に、3号から2.5号に変えただけで大きさの違いに気づくのか?という疑問があります。
完全に個人的な見解ですが、大きさの違いよりも、2.5号の方が基本的にフォールスピードが遅いので動きの違いに反応しているのではないでしょうか。
以下、YAMASHITA公式HPより引用させていただきました。エギのサイズとそれぞれのフォールスピードです。
サイズ | 2.5号 | 3号 | 3.5号 | 4号 |
---|---|---|---|---|
重量 | 11g | 15g | 22g | 26g |
沈下スピード | 約5.0秒/m | 約3.0秒/m | 約3.0秒/m | 約3.0秒/m |
2.5号のフォールスピードが5秒となっているのですが、エギ王K3号のシャロータイプのフォールスピードは6秒です。
そのフォールスピードの違いは1秒ですが、エギをノーマルの3号からノーマルの2.5号、ノーマルの3号からシャロータイプの3号に変えた場合のフォールスピードの変化はそれぞれ2秒と3秒なので、
この違いにアオリイカが反応してくれるのではと勝手に思っています。
文章にすると少しややこしく感じられたかもしれませんが、つまりはフォールスピードの変化が大きい方がアオリイカの反応が良い!と感じたということです!
エギのサイズより移動が大事?
エギのサイズやフォールスピードよりも大事だと感じたのは、釣れなければ移動する方が良い結果になり易いということです。
その理由は、新子は居着きの個体が多いため、すでに釣り上げられてしまった場所ではなかなか釣れないからです。
特に9月初めのエギングでは、アオリイカのサイズが胴長10㎝程度で遊泳力が弱いため回遊性が低く、居着きの個体が多いように感じました。
居着いている場所にエギを放り込めば割とすぐに反応があったのですが、すでに釣り上げられてしまった後やイカがいない場所では全くの無反応ということが多々ありました。
当初私は、たまたま釣れないだけと思っていましたが、過去に釣れた場所へ何度か足を運んでも全く釣れないといったことがあったので、それからは釣れなければすぐに移動するようにしました。
よく、エギングはランガンが大事と言われていますが、これについては身を持って体感しました。
ということで、私の口からも言わせていただきます。
エギングはランガンが大切でしたよ!
まとめ
- 3号で新子サイズは普通に釣れる
- 3.5号にも小さいイカは抱いてくる
- エギのサイズよりもフォールスピードが大事
- エギのサイズよりも移動が大事
という4つの理由から秋エギングは3号以上で十分だと思う!というお話でした。
大きさを気にするよりもフォールスピードに変化を付けた方が釣果に繋がりやすいと感じます。
個人的な見解も含めて書いていきましたが、これからも何か発見があれば書いていきたいと思います!
それでは、良いフィッシングライフを(^O^)/