エギ王Kを使い始めてかれこれ6年が経ちますが、未だにエギ王Kばかり使っています。
エギ王Kばかり使う→エギ王Kで釣れる→時には爆釣体験をしてしまう→離れられない
何が言いたいかというと、もはやエギ王K無しでは釣りに行けない体になってしまっているということです。
そんなエギ王Kの化身と化してしまっている私が、夜に特に釣れたおすすめの実績カラーを5つほど紹介していきたいと思います!
先に結論から言いますと、夜におすすめの最強実績カラーはカクテルオレンジです。

秋のハイシーズンに店頭から消えた実績もあるエギですね!
今、ずらりと並ぶエギの前に居るあなたは是非お一つ!
エギ王Kの特徴

エギ王Kが釣れると言われる理由は使用した人の釣果実績の多さにありますが、そこには以下のようなエギ王Kの特徴が関係しています。
- 安定したフォール姿勢
- 必要以上にダートしないアクション
エギ王Kは低活性イカ(スレイカ)攻略モデルとして開発されたエギで、安定したフォール姿勢に加え、必要以上の動きを出さないことでイカの警戒心を抑えながら興味を抱かせます。

ハイドロフィンによって生み出される安定したフォールがスレイカの目に留まり、他のエギには抱いてこないイカがエギ王Kには抱いてくる、というような理屈ですね。
では実際にエギングをしていて他のエギに興味を示さないイカがエギ王Kには興味を示すシーンを見たかというと、あります。
秋の新子エギングでの話ですが、ワゴンセールで売られている安いエギとエギ王Kで釣り比べた時に、エギ王Kの方がアオリイカが興味を示してワラワラと寄ってきました。
安いエギにも寄ってはきましたが、エギ王Kの方が興味を示す個体数が多かったですね。
この経験から、フォール姿勢と動きがイカに与える影響が想像以上に大きいことを知りました。
エギ王Kが夜に強い理由

なぜエギ王Kは夜に強いのか。
その理由は安定したフォール姿勢と必要以上にダートしないアクションがアオリイカにとって追いやすいからではないかと考えます。
ナイトエギングにおいて、アオリイカは常夜灯や月明りなどの光がある時の方が釣れると言われています。
これについては実際に常夜灯の無い堤防や新月の日にエギングをしてみた結果、明らかに常夜灯のある場所や月明りのある日の方が数が釣れたので間違いないと思います。
そしてこのことから考えられるのは、アオリイカが目で獲物を追っているということです。
ということは、目で追いやすいエギの方が釣れる可能性が高いのではないでしょうか。
そこでエギ王Kの登場です。
前述したように、エギ王Kの特徴は安定したフォール姿勢と必要以上にダートしないアクションです。
おそらく、夜の僅かな光を頼りにして餌を探しているアオリイカから見ると、綺麗なフォール姿勢で派手なダートをしないエギ王Kは目で追いやすいのではないでしょうか。
あとは引き出しの多さもエギ王Kの強みではないでしょうか。
豊富なカラー選択やフォールスピードの調整(ノーマル・シャロー・スーパーシャロー)など、状況に合わせたエギを選択できる→その場で反応しないアオリイカを釣るための引き出しの多さも釣れる要因の一つだと考えます。

夜に釣れるおすすめカラー5選
実際にエギ王Kを使ってみると、どのカラーでも夜に釣れることが分かるのですが、その中でも6年間エギングをした中で特に実績のあるカラーをおすすめとして書いていきます。
ムラムラチェリー

ムラムラチェリーは下地がケイムラでボディはピンク色のエギです。
ケイムラは朝まずめ・夕まずめに強いと言われていますが、実際には夜でもよく釣れます。
特に釣れやすいのは満月周りの明るい夜ですね!
月は太陽の光を反射して光っているため、多少の紫外線を含んでいると言われており、紫外線発光するケイムラが効果を発揮しているのではないかと思われます。
実際にムラムラという名前がアオリイカをムラムラさせているのではないかと疑うくらいによく釣れます。

金アジ

金アジは下地がゴールドでボディはアジ柄のエギです。
下地ゴールドは夜に釣れるカラーと言われることは少ないですが、アジ金はよく釣れます。
その理由はおそらく、アオリイカの大好物であるアジに似ているからではないかと考えられます。
いや、ヤエン釣りや泳がせ釣りではアジを餌にしてアオリイカを釣りますから、アジに似ているアジ金が釣れないわけがないです。
今、確信しました!

軍艦グリーン

軍艦グリーンは下地が赤でボディの背中側がグリーンのエギです。
軍艦グリーンは夜にめちゃくちゃ釣れる最強カラーのエギと言われていた時期があり、シーズン中に店頭から消えた実績のあるエギです。
その時期は買いたくても在庫がなかったため、メルカリなどで高額販売する人たちが後を絶ちませんでした。
後にその時のことを軍艦グリーン本人に聞いたところ、「実力以上に人気出てて焦った」そうです。
すいません、少しふざけてしまいましたがリアルな考察をすると、赤の下地はシルエットを大きく見せる効果があると言われており、暗いカラーも夜に釣れる実績カラーと言われているため、赤の下地×グリーン(暗いカラー)という釣れるカラー同士の組み合わせと言えますね!
実際、私も使っていますが本当によく釣れますね!

カクテルオレンジ

カクテルオレンジは下地が赤でボディがオレンジ~尻尾にかけてピンク色のエギです。
軍艦グリーンと同じく下地が赤のため、夜に釣れる鉄板カラーと言えます。
カクテルオレンジは私の中では実績No.1のエギで、数もたくさん釣りましたし2.5kgの自己記録アオリイカを釣ったのもこのエギです。
もちろんその分、使用頻度も高いのですが、他のカラーで反応がない時にカクテルオレンジを使うと釣れたことが何度かあるため、切り札的存在として使うことも多いですね!
正直、ナイトエギングはこれ1本あればいいのでは?とさえ思っています。

ボルカノロック

ボルカノロックは下地が赤でボディがダークブラウンのエギです。
2024年にリリースされたばかりの新しいエギで、おすすめしてきたエギの中で唯一使用実績がないのですが、夜に釣れないわけがないエギです。
なぜかというと、軍艦グリーンやカクテルオレンジなどの夜に強いエギと同じく赤の下地であることに加え、ボディカラーも夜に強いと言われているダーク系になっているからです。
つまり、赤の下地×ボディがダークブラウン=夜に特化したカラーと言えるんですね!
ダーク系の暗いカラーはエギング黎明期から月夜に強いと言われているカラーで、私自身もダーク系のカラーで良型が連発で釣れた経験があります。
ですので、個人的には夜に強い最強カラーになり得る逸材だと思っています。

ランキングを付けるなら

私自身の経験から、夜のエギングで特に釣果実績の良かったエギ4本と最強となりえる1本をおすすめとして書いてきましたが、ランキングを付けるとすれば
- カクテルオレンジ
- 軍艦グリーン
- ボルカノロック
- 金アジ
- ムラムラチェリー
このような感じですね!
ボルカノロックを使用した経験がないのに3位に入れた理由は、期待値の高さです!
これまで色々なカラーを使いましたが、間違いなく夜に釣れるカラーのはずですし、No.1に躍り出るポテンシャルを秘めているエギだと思っています。
とはいえ、カラー選択については使用頻度や海の状況によっても変わるので、自分が「このエギなら自信をもってシャクり続けれる」というエギを1本持っておくのが大事なのかなと思います!
カラー選択も面白いですが、自信をもって丁寧にシャクり続けれるかどうかがエギングでは一番重要な気がします。
それでは、良いフィッシングライフを(^O^)/


