魚料理

血抜きしたアジと潮氷締めしたアジの違い【見た目と味】

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アジングをする人であれば、アジの持ち帰り方にも色々なこだわりがあるかと思います!

そのままクーラーに入れて野締めにする人、首を折ってバッカンで血抜きする人、氷の入ったクーラーに海水を入れてキンキンに冷やし、潮氷締めにする人・・・

中には釣ったアジを神経締めにして血抜きまでする人もいるかもしれませんね。

このようにアジに限らず魚には色んな締め方がありますが・・・実際味に違いはあるの!?

ということで、今回比較してみました!

比較対象は、釣れたてを潮氷締めしたアジ血抜きしたアジです!

どちらも誰でもできる簡単な締め方ですね!

先に結論を言いますと、お刺身にするなら血抜きしてキンキンに冷やして持ち帰るのがおすすめです!

潮氷締めとは

氷を入れたクーラーやバケツに汲んだ海水を入れてキンキンに冷えた海水を作り、そこにアジを入れて締めることです。

この時、冷却に使用する海水の塩分濃度が薄れないように凍らせたペットボトルなどを使用すると、真水が溶けださずにGOODです。

真水ではなく海水を使用することで、塩分濃度が保たれアジやその他海水魚を新鮮な状態で締めることができます。

これを真水で締めてしまうと、海水魚は水分を吸収して身が水っぽくなってしまいます。

それを防ぐために「海水」を使用します。

魚は死に至ると、筋肉中のグリコーゲンが乳酸に分解する過程で発熱し、そのままにしておくとわずか数分間で肉質が落ちてしまうと言われています。

ですので、釣った魚をすぐに潮氷に漬け込むことで、体の芯まで冷やし発熱を防ぎ鮮度を保ちます。

この方法だと1匹1匹首を折って血抜きする必要がないので、アジの短い時合中にも無駄な時間が省けて効率的です!

血抜きとは

血抜きとは読んで字のごとく魚の血を抜くことですね。

アジの場合は首を折ると血液が流れ出てくるので海水を汲んだバケツ等に入れて血を抜いていきます。

その後、潮氷締めのアジと同じように冷やして発熱を防ぎます。

色の違い

まず見ていただきたいのは色の違いです!

もはや説明しなくても画像を見ていただくと分かるかと思いますが、上が海水氷締めしたアジ(血抜き無し)で、下が血抜きした後に海水氷でキンキンに冷やしたアジです。

血抜きしていない方のアジの身は全体的に赤みを帯びているのが分かります!

これはたまたまこの1匹がそうだったのではなく、他の血抜き無しのアジも同様でした。

潮氷締めのアジは血抜きしたアジと比較して、血合い骨に血がにじむくらい残っていました。(わずかな血の量です)

味の違い

大事なのは味の違いですよね!

まずはこちらが血抜きしたアジのお刺身↓

身が透き通るような白色をしています。

次に血抜き無しの潮氷締めアジ↓

角度的に分かりにくいかと思いますが、血抜きしたアジと比較すると身に赤みが宿っています。

では肝心のお味は!?

・・・違いは殆どなかったです!

どちらもキンキンに冷やしていたからか、身に弾力があって歯ごたえがしっかりとしていました。

味も美味しいです。

ただ、しいて言うなら潮氷締めのアジは少しだけ食感が違うというか、血生臭さはないものの、ほんの少し味が落ちるように感じました。

あくまで素人の私の感じた味覚ですが、刺身用だけは血抜きしてキンキンに冷やしたアジを持ち帰るのがベストだと思います!

ということで、血抜きしたアジと潮氷締めしたアジの見た目と味の違いでした~^^

それでは、良いフィッシングライフを(^O^)/

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