ルアー系

エギ王サーチは釣れる!エギ王LIVEやエギ王LIVEサーチとの違いは!?

記事内に商品プロモーションを含む場合があります

エギ王LIVEやエギ王Kなど、釣れると評判のエギを数多く生み出しているYAMASHITAから待望の新作エギが2023年の7月末にリリースされました!

その名も、エギ王サーチ!

アオリイカの生態の研究にも力を入れており、社内に研究チームまで存在するYAMASHITA渾身の新作エギとあって、注目度はかなり高いですがその実力はどうなのでしょうか?

BUT!

気になる実力に関しては秋のシーズン開始まで分からない点が多いので、まずはスペック面から見た能力やエギ王LIVE、エギ王LIVEサーチとの違いを詳しく書いていきたいと思います!

7月末に2.5号が発売され、8月末に3号、9月末に3.5号と順次発売されていくようです。

エギ王サーチってどんなエギ?

一言で言うと、今までのYAMASHITAの技術が詰め込まれた「超アピール力の高いエギ」です。

では何がどのようにアピール力が高いのか見ていきたいと思います!

ストロボフィン

赤丸で囲んである突起物が「ストロボフィン」と呼ばれるフィンなのですが、この部分がシャクった際に水の抵抗を受けて強い平打ちアクションを発生させます。

ストロボフィンの効果で、これまでの一般的なエギでシャクる時よりも軽い力でキビキビと動くようになっており、激しくシャクればこれまで以上の動きを演出することが可能です。

また、このアクションによってフラットサイドの光が強く反射され、光の面でも強烈なアピールに繋がっています。

フラットサイド

画像では分かりにくいですが、横のボディ面が平(フラット)な状態になっており、これまでのエギ王シリーズよりも光を反射させやすくなっています

サーチラトル

若干透けて見えていますが、エギ内部にサーチラトルと呼ばれるパチンコ玉を小さくしたような玉が5つ入っています↓

このラトルはアオリイカが最も聴き取りやすいとされる600Hzに設定してあるため、ラトル無しのエギでは寄ってこない距離からのアオリイカの追尾が期待できます

ちょい速フォール

一般的な2.5号のエギのフォールスピード(沈下速度)は5秒~5.5秒くらいのものが多いのですが、エギ王サーチはかなり速めの3.6秒です。

フォールスピードが速いとイカが追いつけないのではないか?という疑念が生まれそうですが、フォールスピードを速くすることで高活性なイカをテンポ良く探っていこうという考えのようです。

実際、一般的な3号ノーマルエギのフォールスピードは約3.5秒ですが、全く問題なく釣れますし、1回1回のキャストから回収までのスピードを上げ、効率よく多くの場所を打てることで釣果UPに貢献してくれそうです。

ちなみに今後、3号3.5号と発売されていくことが公表されていますが、3号のフォールスピードは3.2秒となっており、3.5号については未だ公表されていません。

ネオンブライト

YAMASHITA公式サイトより引用

ネオンブライトとは、ケイムラの紫外線発光効率を格段に向上させ、かつ光の三原色にあたる発光色をラインナップしたのが「ネオンブライト」

YAMASHITA公式サイトより引用

アオリイカが水中で見ているエギの見え方はその時々の(春・夏・秋・冬・澄潮・濁り潮など海水の色によって異なるという考えに基づいて発明されたテクノロジーがネオンブライトです。

潮色に発光色を合わせることで、アオリイカに効率よくアピールすることが可能となっており、それまで反応しなかった1杯が釣れる期待ができます。

ちなみに、エギ王シリーズでもう一つの発光タイプである490グローとの違いは、紫外線発光か蓄光かの違いです。

ネオンブライトは明るい時間帯~朝夕マズメの光量がある時間帯で光を浴びることにより発光するケイムラタイプですが、490グローは光を溜め込んで発光する蓄光タイプのため、夜でも光を放ってアピールすることができます。

このことから、基本的にはエギ王サーチは日中~朝夕マズメに強いエギと言えます。

エギ王サーチの使い時は?

エギ王サーチはストロボフィンによる平打ちアクション、平打ちアクションによる両サイドの反射、アオリイカの好む600Hzのラトル音による集魚効果、ネオンブライトによる潮色への対応力、速めフォールによるテンポの良いサーチ力

このようにYAMASHITAのテクノロジーが詰まったエギに仕上がっているのですが、使い時としては9月~10月の秋エギングがメインになってくると思われます。

その理由は、アピール力の高いエギに好反応なアオリイカが多い季節だからです。

エギ王サーチの集魚力と速めフォールのテンポの良いサーチ力で浅場から深場まで効率良く新子のアオリイカを拾っていけそうです。

特に9月~10月初めあたりの新子の多い時期はかなり効果を発揮してくれそうです。

最初にエギ王サーチ→反応がなくなってきたら緩急のあるエギ王LIVEシャローや安定フォールのエギ王Kをローテーションしていくと多くのアオリイカに出会えそうだと感じます。

エギ王Kを3年間使用して一番釣れたカラーはこれ! もはやエギ王Kはエギングをやらない人でも一度は耳にしたことのあるくらい有名で、エギ業界トップの座に君臨している言っても過言ではありませ...

エギ王LIVEとの違いは?

エギ王LIVEは適当にシャクるだけでもキレのあるダートアクションが可能なエギで、初心者からベテランまで幅広い層が使用しているエギです。

私も秋の新子シーズンに使用しますが、アオリイカの反応はかなり良好で、岸際まで追いかけてくる光景をよく目にします。

エギ王サーチとの違いは、

  • ストロボフィンの有無
  • フラットボディの有無
  • ラトル音の有無
  • ネオンブライトの有無
  • フォールスピードが1.9秒違う(2.5号同士で比較した場合

このように、殆ど全てが違います

エギ王サーチとの使い分けとしては、アピール力が高い方はエギ王サーチのため、最初にエギ王サーチをキャストし、一通り探ってからサーチよりアピール力の低いエギ王LIVEを投入する流れが良いかと思います。

エギ王LIVEサーチとの違いは?

エギ王LIVEサーチは、エギ王LIVEのキレのあるダートアクションに音と光をプラスしたアピール力の高いエギです。

エギ王サーチとの違いは、

  • ストロボフィンの有無
  • フラットボディの有無
  • ネオンブライトの有無(エギ王LIVEサーチは490グロー
  • フォールスピードが1.4秒違う(2.5号同士で比較した場合

エギ王LIVEサーチにはストロボフィンとフラットボディ、ネオンブライトがなく、同じ2.5号同士で比較した場合のフォールスピードが違います

ただ、エギ王LIVEサーチはラトルは入りな上、ネオンブライトの代わりに490グローという蓄光して発光する素材が使われてるアピール力の高いエギです。

ラトルに関しては、エギ王サーチと同じアオリイカが聴き取りやすいと言われている600Hzですね。

アピール力の高さで言うとエギ王サーチの方が若干上のように感じますが、ラトル入りなど似ている点もあるため、発光形態の違いを活かして、朝夕~日中のケイムラが効く時間帯はエギ王サーチ

夜は490グローを活かせるエギ王LIVEサーチを使うという感じでしょうか。

実際の使用感

エギ王サーチ ヤンニョムフィーバー

9月の実釣ではエギ王サーチ、エギ王LIVE、エギ王Kをローテーションして投げましたが、エギ王サーチへの反応が一番良かったです。

というのも、足元まで付いてくるアオリイカがエギ王サーチが一番多かったからです。

ただ、エギ王サーチだけ2.5号で他は3号だったため、特に新子のアオリイカの反応が良かったのかもしれませんが、エギ王サーチに3杯付いてきて、エギ王LIVEには1杯、エギ王Kには0杯でした。

エギ王サーチで釣れた2杯目

シーズン序盤の9月はダート系のキビキビ動くエギへの反応がいいため、なんとなく予想はしていましたが、やはりエギ王サーチは「寄せの力」はかなりあると実感しました。

エギ王サーチで釣れた3杯目

近い動きをするエギ王LIVEや、安定姿勢のエギ王Kなどとうまく使い分けると釣果アップに繋がりそうな感じです!

それでは、良いフィッシングライフを(^O^)/

20レブロスLT2500はエギングにおすすめのリール DAIWAのレブロスが2020年にモデルチェンジし、新たにLTコンセプトが追加されるなどスペックも大幅にUPしましたね! 20レ...
エギングロッドの硬さはMとMLどちらがおすすめか 初めてエギングロッドを選ぶ際に気になるのが、長さの他に「硬さ」だと思います。 結論から言いますと、エギングロッドの最初の1本は「...
ABOUT ME
孤独な釣り人
1人をこよなく愛する孤独な釣り人です。 基本釣りには一人で行き、一人で楽しんでいます。 自分が良いと感じたものを紹介したり、語ったりするスタンスです。