さぁ、もう8月も中旬を過ぎ秋のエギングシーズンが近づいてまいりましたね!
ということで今回は、秋のエギングでかなりの活躍が期待できるエギ王Kの「シャロー」と「スーパーシャロー」の違いや、使える場面を詳しく書いていきたいと思います!
シャローとスーパーシャローは浅い場所(水深1~5m)を狙う時に非常に使えるエギですが、
それ以上の水深でも、あえて沈下速度を落として抱かせたい時などにも使えるオールラウンダーなエギです!
エギ王Kの釣れるカラーについてはこちら↓
デザインの違い
この画像はオラオラマンゴーのシャローエギ(上)とスーパーシャローエギ(下)を並べたものですが、一見すると違いはないように見えます。
ですが、実際には2点の違いがあります。
1点目は、ボディの柄の違いです。
青丸で囲んだ部分が、シャローエギは何も描かれていないのに対して、スーパーシャローエギは斑点模様が描かれています。
さらに、よく見るとスーパーシャローエギは全体的にウロコ模様が入っており、イワシ柄になっているのが分かります。
2点目は、オモリ部分の表示の違いです。
青丸で囲んである部分に、シャローエギは3.5S、スーパーシャローエギは3.5SSと刻印してあります。
S表示がシャローエギで、SS表示がスーパーシャローエギですね!
このような違いがあるので、いざエギケースの中でごちゃ混ぜになったとしても判別はできます!
ただ、ぱっと見で判別しにくいので少し不便ではありますね。
目の色に関してはどちらも青色なのですが、できれば目の色を変えてくれた方が分かりやすいのにな~と思いました。笑
フォールスピードの違い
フォールスピードの違いですが、
- シャローエギ 1m/6秒
- スーパーシャローエギ 1m/8秒
シャローエギが1m沈むのに6秒となっており、スーパーシャローエギが1m沈むのに8秒となっています。
基本的にはシャローがあれば十分(釣り方)
私は直近の2年間は殆どエギ王Kしか使っていないのですが、基本的にはノーマルとシャローを持っていれば水深1~10m程度の場所では十分楽しめます。
そこまでエギング歴の長くない私でも、秋にエギ王Kのみで一晩に20杯釣ることができたので、ノーマルとシャローを組み合わせて使うことで釣果は伸びると実感しています。
その中でも、特に浅い場所を攻める場合は「シャローエギ」が使えるのですが、浅場以外でも使える場面は多いです!
シャローエギを使う場面としては、
- 水深が浅い
- ノーマルに反応がない
- 潮の流れが緩いorない
このような場面で使えるので、順番に説明していきます。
まずは「水深が浅い場面」です。
水深1~3m程度の「シャローエリア」と言われる浅い場所は、通常のノーマルエギだと沈下速度が速いため、着底するのも速くアオリイカが「抱く間」を作りにくいことがあります。
そんな時に使えるのがシャローエギです。
エギ王Kの場合、ノーマルエギ(1m/3秒)とシャローエギ(1m/6秒)では沈下速度に3秒もの差があります。
このため、シャローエギはアオリイカにアピールできる時間も長くなり、しっかりと「抱く間」を作れるため、アオリイカのHIT率も高くなると感じています。
例えば、水深3mの場合、ノーマルエギだと9秒で着底しますが、シャローエギだと18秒かかって着底します。
この9秒の差でアオリイカの反応が変わることはよくあることなんですよね。
次に、「ノーマルエギに反応がない場面」でもシャローエギが使えます。
これは水深に関係なく、ノーマルエギで数杯釣った後であったり、ノーマルエギに反応がない場合にシャローエギを投入すると釣れることがあります。
フォールスピードの変化にアオリイカが反応してくれるパターンですね!
例えば、水深8mの比較的深い場所でエギングをしている場合、ノーマルエギであれば24秒で着底ですが、シャローエギだと48秒で着底です。
その差は倍にもなりますが、その分長くイカにアピールできるため、ノーマルエギに反応しなかったアオリイカが抱いてくれることがあるんですね!
そんな深場をシャローエギなんて効率が悪い!と思われるかもしれませんが、
1回のキャストでシャローエギを使用して丁寧に探っていく方が、ノーマルを何度もキャストするよりも効果的な場面も時としてあります。
ですので、最初はノーマルエギで探っていき、反応が無くなったタイミングでシャローエギを使ってみるというのが水深に関係なく使える効果的な釣り方ですね。
3つ目が、「潮の流れが緩いorない」場面でシャローエギが使える場合です。
海では潮の満ち引きによって潮の流れが生じていますが、干潮前後や満潮前後では潮の流れが緩くなっていたり、全くない場合もあります。
そんな時にノーマルエギを使用していると、潮の流れがある場合と比較して垂直に下降していくため、思った以上に着底が速かったりします。
そのような状況下で「もっとゆっくりアピールしたいのに」と思うことがあるのですが、そう思うような場面でもシャローエギが使えます。
私自身、水深のある場所ではノーマルエギやディープエギが必要だと思っていたのですが、
「シャローエギが沈む状況」であれば深い場所でもアオリイカを釣ることができるということが経験してみて分かりました。
春に2.5kgの大型アオリイカを釣った時も、水深8m程度ある場所で流れもそれなりにありましたが、シャローエギで釣れました。
ですので水深に捉われ過ぎず、潮の流れの速さに応じてシャローエギを投入することで思わぬ大物に出会えることもあります。
ここまでのまとめとして、基本的にはノーマルエギ+シャローエギがあれば私の経験上、水深10m程度までは十分に対応できます!
藻場や激浅の場所はスーパーシャロー
「じゃあスーパーシャローはいつ使うねん!?」
という話なのですが、スーパーシャローエギの使い時は、海草が繁茂していてシャローエギだと攻めるのが難しい釣り場や、水深1~2mの超浅場などがメインになってきます。
秋は海草が繁茂している場所も少ないため、正直出番の少ないエギではありますが、春は海草がジャングルのように繁茂している場所もあるため、
そういった海草の上を通したい時に、よりフォールスピードの遅いスーパーシャローエギが使えます!
シャローエギで攻略しにくい場所を釣るエギという認識で良いのかな、と考えています。
エギのローテーションが大切
エギングをやり込んでみて感じたことは、エギのローテーションが非常に大切だということです。
アオリイカはフォールスピードの変化をちゃんと理解しているようで、ノーマルエギ→シャローエギに変えた時に急に抱いてくることがあります。
もちろん、ノーマルエギのみでも数釣りはできますが、それに加えシャローエギやスーパーシャローエギがあった方が釣れる数が伸びると実感しています。
ということで、フォールスピードの違うエギを2種類は用意して秋のエギングに備えましょう~!
それでは、良いフィッシングライフを(^O^)/