こんにちは!エギング6年目の者です!
これまでに安い物からそこそこの物まで4つほどPEラインを使用してきたのですが、その中から初心者が扱い易いと思うPEラインを選んでみました。
エギングを今から始めようという方はPEラインの太さやPEラインの先に結合するリーダーなど、種類が多すぎてどれを選べばいいか分からないと思うので、これを使えば間違いないという物もご紹介したいと思います!
- ハリ・コシのあるPEラインが糸絡みの起こりにくいPEラインです。
※エギング初心者の方向けの記事となっています。
もくじ
そもそもPEラインとは
ナイロンラインやフロロカーボンラインが単線のラインなのに比べて、PEラインは極細のポリエチレン素材の原糸を複数本、編み込んで(撚って)1本にして作られるラインです。
DUEL公式サイトより引用
PEという名称もポリエチレン(Polyethylene)から取られています。原糸の本数は4の倍数であることがほとんどで、多くは4本か8本を使って製造されます。
釣り糸として普及し始めたのは20年ほど前からで、ナイロンやフロロカーボンよりも新しい素材のラインです。
PEラインは主にソルト(海水)ルアーや船釣り、投げ釣りで使われています。また、餌を付けずに針で引っ掛けて釣る掛け釣りにも用いられます。
エギングでPEラインを使用するのは他のラインと比べて伸縮性が無い為、ロッドのしゃくりをエギに直接伝えることができるのが大きな理由ですよね。
また、強度のあるPEラインを使用することで、フロロカーボンなどを使用した場合よりも細い号数で釣りをすることができます。
細い号数を使用できることは、釣りにおいてアタリを取り易い(感度が上がる)というメリットがあります。
とはいえ、もしエギングでよく使われる0.6号のPEラインを同じ0.6号のフロロカーボンに変えたとしたら、しゃくり始めて数分で切れてしまうと思います。
その理由は、同じ号数でも基本的にPEラインの方が強度が強いからです。
PEラインの場合、0.6号の強度は12lb(直線強度5.4kg)、フロロカーボンラインの場合、0.6号では2.4lb(直線強度約1kg)と、その強度差は約4kgもあります。
このようにPEラインは細い上に強度が高いため、エギングだけでなく釣り全般における使用率が高くなっています。
感度を保ったまま強度も心配せず釣りができますからね。
もちろん、その分のデメリットもある(風に弱かったり比重が軽かったり)のですが、この記事の本題とズレてしまうので省かせていただきます。
ライン感度の重要性についてはこちらの記事を参考にしてみてください↓
安いPEラインは止めた方が良い理由
エギングを始めた当初は、本当にイカが釣れるかも分からないし、最初からお金をかけたくなかったので安い物でやろう!と、1000円くらいのPEラインを買って始めました。
しかし、いざ釣り場で使用してみると、ラインにハリやコシが無く竿先に絡みまくったり・・・強度が弱く力を入れて引っ張るとブチブチ切れたり・・・。(笑)
はぁっ!?なんじゃこのしょうもないラインはー!?ってなりましたね。正直。
とにかくライントラブルが多くて釣りに集中が出来なかったです(;’∀’)
もちろん、糸絡みしないように気を使ってラインコントロールすればトラブル回避は出来ると思うのですが、根本的に絡みやすいラインというのが存在するのは間違いありません。
ということで、あまりにも安いPEラインは後々トラブルのリスクが増えるので止めた方が良いです。特にライントラブルに弱い初心者程これは言えます。
自分がそうだったので(;’∀’)
糸絡みしにくいPEラインがおすすめ
初心者の方はPEラインの扱いに慣れていない場合が多く、出来れば竿先に絡まるなどのライントラブルは避けたいですよね。
では、糸絡みしにくいPEラインとはどんな物なのか。
私は、ハリやコシのあるPEラインが糸絡みしにくいラインだと思っています。
その理由は、PEラインは糸のようなラインなので、ニュアンスで表現すると、「ふにゃふにゃしている」という感じが多く、少しでもラインをたるませると竿先に絡まったりします。
下記が普通のPEラインとハリコシのあるPEラインとの比較画像です。
いかがでしょうか?
少し分かりづらいと思うのですが、上画像のラインが垂直に垂れ下っているのに対して、下画像のラインはハリコシがあるので巻きグセが付いて垂直には垂れ下っていません。
ではハリやコシのあるPEラインを選べば全く糸絡みしないのかというと、そうでもありません。
どのPEラインを使用しても絡まる時は絡まりますし、実際に絡まっております(;’∀’)
ただ、ハリ・コシのあるタイプの糸絡み率はやはり少ないです。
PEラインを絡みにくい物に変えても絡まる場合は、自分がラインコントロールができていないだけなので、できるようになるしかないです。
私もまだまだですが、どんな場合によく絡まっているかを考えてラインコントロールするようにしたら絡まる回数が激減しました。
結局何が言いたいのかというと、どのPEラインを使用しても糸絡みは起こるけど、なるべく糸絡みしにくいラインを使用する方が釣りが快適になりますよー!ということです!
おすすめのPEライン
今まで使用したPEラインの中でのおすすめはこちら!
XBRAID UPGRADE X8
値段は2500円程と初心者の方には高いと感じるかもしれませんが、ラインにハリコシがありラインコントロールがやりやすいため、快適に釣りができます。
また、使用していて岩に擦ったりなど傷つける以外でラインが切れるということもまずないため、強度も申し分ないです。
号数に関しては、0.6号で問題なく使えています。
春のキロクラスの大型アオリイカも秋の700g程度までのアオリイカも同じ0.6号のPEラインを使用しています。
下手に安物を使用してライントラブルやライン切れに悩まされるくらいなら、こちらの方が長い目で見てコスパの良い商品だと思います。
ちなみに、以前まで使用していたのがこちらのデュエル(DUEL) PEライン ハードコア X8です。
十分な強度もあり特段不満は無かったのですが、ラインにハリコシが無いのでラインの扱い易さで言うとXBRAID UPGRADEの方がおすすめですね。
おすすめのリーダー
次に、PEラインに接続するリーダーのおすすめはこちら↓
ヤマトヨテグス
こちらのヤマトヨテグスのリーダーは安いですが、強度もそこそこあるため、週末はエギング漬けだぜ!というガチエギング勢ではない人に特におすすめです。
私はこのリーダーで春に2.5kgのアオリイカを釣ったのでそれなりに信頼を置いています。
号数は秋エギングであれば2号でよいのですが、根の荒い地磯などでやるなら2.5号~3号がおすすめです。
ただ、釣行回数の多い方や1日の釣行時間の長いガチエギング勢の方には以下のリーダーの方をおすすめします↓
シーガーグランドマックスFX
グランドマックスは強度が非常に高く、擦れにも強いため、磯など障害物の点在するエリアのエギングでも安心して使用できています。
ヤマトヨテグスはグランドマックスと比較すると耐久性が弱いため、1~2時間釣るくらいであれば問題ないのですが、長時間釣る時は多少の擦れでも切れないグランドマックスを使用しています。
リーダーを使用する理由
ちなみにリーダーを使用する理由は、擦れに弱いPEラインに直接エギを結び付けると岩などで擦れた時にすぐにラインが切れるからですね。
本当、すぐ切れます・・・。
リーダーを使用することで、岩などに擦れた場合でもそう簡単には切れなくなります。
リーダーの長さについては、私は60㎝~長くて1m程度ですね。
また、リーダーを使用する際の注意点として、傷がついたらその部分をハサミでカットするか、新しく結び直した方が良いです。
傷がついたままシャクるとラインが切れてエギをロストすることになるため、最初は面倒に感じますが、必ず毎回確認して投げた方が良いです!
私は何度かこれが原因で高価なエギをロストして悔しい思いをしたので、本当徹底した方が良いです(;’∀’)
ということで、PEラインとリーダーは今回ご紹介したものがあれば十分快適な釣りができると思います。
それでは、よいフィッシングライフを(^O^)/