釣具屋で見かけて目を剥いたのですが、とんでもなく釣れそうなエギを発見してしまいました!!
その名も、イージーQキャスト喰わせスロー
またの名を、パタパタスロー
イージーQキャストと聞くとピンと来ない方も居らっしゃるかもしれませんが、通称パタパタのことですね!
パタパタと言えば、パタパタフットと呼ばれる本物のエビ顔負けのリアルなフット(足)が付いている見た目はエビそのものなエギで、軽くシャクるだけ、ただ巻きするだけで釣れると言われている大人気のエギですね。
そして今回、いや私が気付くのが遅くなってしまったのですが、2025年の1月に待待待望のシャロータイプ(スロー)が発売されていたんです!
つい昨日釣具のブンブンさんで見かけて目を剥きました。
とうとう出たか・・・出てくれたか・・・!!
「あったらいいな」を形にしてくれましたね!DUELさん!
すいません、興奮して前置きが長くなってしまいましたが、イージーQキャスト喰わせスロー(パタパタスロー)がなぜ釣れるエギなのか語っていきたいと思います!

もくじ
パタパタが釣れる理由

パタパタは見た目が本物のエビに似ていますが、本物のエビに似ているとなぜ釣れるのか?それには以下の3つの特徴が関係しています。
パタパタフットが生命感を生み出す

お腹からお尻に向かって付いているパタパタフットですが、まさにエビのこの部分そのものですよね↓

このパタパタフットが水の抵抗を受けるとパタパタとバイブレーションを起こし、リアルな生命感を演出してくれるんですね。
軽いシャクリやただ巻き、ちょっとした潮流でもパタパタフットがバイブレーションを起こしてくれるため、激しくシャクらずとも捕食本能を刺激されたイカが思わず抱いてくるというわけです。
ウェーブモーションボディ

パタパタは他メーカーのエギとは形状が若干異なっており、まるで本物のエビのように凹凸形状になっています。
この形状をウェーブモーションボディと呼び、パタパタフットと同様にシャクリや潮流の影響を受けると強い波動を発生させ、イカの捕食本能を刺激します。
ローリングシャフト

スナップとの接続部はローリングシャフトと呼ばれ、くるくると回転するようになっています。
くるくると回転することでラインよれを防ぎ、潮流や波をうけても自然な揺らめきを演出してくれるんですね。
これにより、誰にでも簡単に釣れるアクションを引き出せるというわけです。
軽いシャクリ&ただ巻きで釣れる

そう、パタパタは力いらずなんです。
前述したように、パタパタフットやウェーブモーションボディ、ローリングシャフトの働きにより軽いシャクりやただ巻きでも強い波動を発生させてくれるため、エギング動画で見るような激しいシャクリは不要です。
なので、力の弱い女性・子供や、ビシバシとシャクりたくない人に向いているエギと言えます。
ですが!激しくシャクっても釣れるため、シャクラーはビシバシシャクってもOKです!
ということで結論、軽いシャクリでもただ巻きでも強いシャクリでも釣れるため、好きなように釣るのが一番です!笑
念願のシャロータイプが登場

個人的には本当に「念願叶った・・・」という感じなのですが、まさかパタパタのシャロータイプが登場してくれるとは・・・。
本当に心の底から嬉しいです。
こんなに感謝したのはミュウツーをモンスターボールでGETできた時以来ではないでしょうか。
DUELさん、誠にありがとうございます!
なぜ私がこれほどまでにシャロータイプを欲していたのかというと、私の通う淡路島というフィールドが浅い場所が多いからです。
水深5m程度までの浅い場所で釣ることが多いため、ノーマルの沈下速度(3号で3.7秒、3.5号で3秒)だとすぐに着底してしまってイカの抱く間を作りにくいんですよね。
もちろん、それでも釣れるには釣れるのですが、根掛かりも起こりやすいですし、フォール時間を長く取って釣りたい派の私にとっては正直使いにくかったです。
なので、普段はエギ王Kのシャロータイプを好んで使っていたのですが、今回パタパタのシャロータイプ(スロー)が発売されているのを見て即バイト!!
したかったのですが、皆さん注目されているのか秋のシーズンインを目前にして店頭在庫はほとんど消えかけていました↓

カラーも2種類しか残っておらず(;’∀’)
やむを得ずAmazonでポチリ。
いくつか欲しいカラーを購入することができました!

そのうちの1つがお月見パープルです。
月夜にエギングをすることの多い私にぴったりだと思い即決できました!
何やら釣れると有名で釣具屋への問い合わせが多いカラーらしいので使うのが楽しみです!
こんな人におすすめ

イージーQキャスト喰わせスロー(パタパタスロー)は以下のような人におすすめと言えます。
少しでも安いエギを探している
パタパタは1本1000円前後のエギですので決して安くはないのですが、それでも他メーカーのエギよりは少し安く購入することができます。
例えば、釣れると評判のYAMASHITAのエギ王Kは1本1200円程度しますが、パタパタは1000円~1100円台で購入することができ、その差は100円~です。
少しの差ではありますが、10本購入すると1本買えるくらいの金額差になるため、少しでも安いエギを探している人におすすめです。
エギ王Kと遜色ないくらいに釣れますしね。
激しくシャクらなくても釣れるエギが良い
エギングと言えば、激しくシャクってアオリイカを誘うイメージを持っている人も多いかと思いますが、実際には激しくシャクらなくても釣れる時は釣れます。
特にパタパタは前述したように、パタパタフットやウェーブモーションボディ、ローリングシャフトなどのテクノロジーの働きにより、軽いシャクリでエギが自動的に釣れる動きをしてくれます。
これにより激しいシャクリで腕を痛める心配もないため、優しいエギングをしたい人におすすめのエギと言えますね!
エギ王とどっちがおすすめ?

おそらく全国のエギング人口のうち、一番使用している人の割合が多いのがエギ王シリーズではないかと思っているのですが、パタパタとエギ王はどっちがおすすめなのか?
私自身はエギ王Kを使用することが多いため、声を大にしてエギ王K!と言いたいところですが、パタパタもかなり釣れるエギだと実感しています。
その理由としては、実際の釣行でエギ王Kとパタパタを交互に使用した結果、パタパタの方が釣れた日があったからです。
その時の釣行記事はこちら↓

しかもこの日釣っていたポイントは水深5m程度までの比較的浅い場所で、使用していたパタパタは沈下速度が3.7秒の3号ノーマルタイプだったんですね。
私の中で浅い場所ではシャロータイプが有利だと考えていたのですが、この日はエギ王Kのシャロータイプよりもパタパタのノーマルの方が釣れたので驚きました。
これは単純にフォールスピードが速い方がその日のイカの好みだったとも考えられますが、仮にそうだとしてもパタパタの真の実力を見せつけられた気がしました。
その日のその状況に合わせたエギをうまく使用することができれば釣果は伸びると考えますが、エギ王とパタパタでは実力が拮抗していると感じたため、最終的には好みで選ぶのが正解だと思います。
ただ、今回パタパタにシャロータイプが出たことで状況に合わせる力がグンと上がったため、パタパタが好みな人はノーマルタイプとシャロータイプ(スロー)どちらも持っておくのが良いと思います!

それでは、良いフィッシングライフを(^O^)/

