21カルディアFC LT2500Sを購入しました!
使用用途は、主にエギングとメバリング(プラグ・フロート)で考えています。
結論から言いますと、「1万円台の2500番クラスで一番軽くて高級感のある汎用性の高いリールが欲しい人におすすめ」という感じです!
実釣後に追記していきますが、まずは巻き心地やスペックなどの基本的な情報を書いていきたいと思います。
21カルディアFC LT2500S
※追記 21カルディアFC LT2500Sでの釣行記↓
21カルディアLT2500S-XHインプレはこちら↓
もくじ
21カルディアFC LT2500Sのスペック
品名 | 21カルディアFC LT2500S |
---|---|
ギア比 | 5.1 |
巻取り長さ | 72㎝ |
自重 | 180g |
最大ドラグ力 | 5㎏ |
ハンドル長さ | 50㎜ |
ノブ | I型 |
ベアリング | 6/1 |
標準糸巻き量 | PE0.6P号 200m |
21カルディアFC LT2500Sは軽量なローギアのリールで、メバリングでゆっくりと巻きたい釣りやエギングに適したリールとなっています。
そんな21カルディアを購入した一番の理由は、実売価格17000円台という手の届きやすい価格とデザイン性に惹かれたからです!
あとは、2500番のリールでローギアの物を持っていなかったことも理由の一つです。
ちなみにローギアを持っていなかった理由は、キャスト先で海草が絡んだ時なんかにローギアでは回収に時間かかりそうなので避けていたんですよね。
割とせっかちな方ですし・・・。
ただ、ローギアならではの「ゆっくりと誘いやすい・アピール時間が長くなる」などのメリットもあるということで、食わず嫌いは良くないよ!ってな具合で購入決定!
ということで、実際の巻き心地、デザイン性やスペックについて詳しく書いていきたいと思います!
高級感のあるデザイン
デザインは黒×金という、どんなロッドにも合わせやすいお洒落なデザインになっています。
18カルディアは黒×銀だったので、デザインに関しては大きく変化していますね。
個人的には黒×金はかなり好みで、デザインだけでも買おうかな?と思ったぐらいです。笑
17セオリーも同じ黒×金でお気に入りなのですが、見比べてみるとけっこう違います↓
21カルディアの方はハッキリとした金色となっており、高級感を感じさせるデザインといった感じ。
いっぽう、17セオリーの方は少しくすんだ色で大人感漂う雰囲気です。
どちらも所有欲を満たしてくれるデザインでニヤニヤしてしまいました・・・。
私はずっと思っているのですが、リールはスペックだけではなくてデザイン性で選ぶのも大アリだと思うんです。
所有欲を満たしてくれて気分が上がりますからね!
1万円台で最軽量!
21カルディアFC LT2500Sは2500番台で180gという驚異的な軽さ!
もうじき発売されるワンランク下の21フリームスの2000番台で185gですが、2500番でそれを上回る軽さというのはすごいです。
これは、DAIWAとSHIMANOを合わせた1万円台の2500番リールの中では最軽量です。
もちろん、もっとお金を出せばルビアスの155gなんてのもありますが、180gって十分軽いですよ!
一昔前のリールは200gでも軽量なんて言われていたくらいですからね。
2500番という汎用性の高いリールであることに加え、この軽さはメバリング・アジング・エギングなど様々なライトゲームに使いやすいはず。
巻き心地滑らか
巻き心地はとても軽やかです。
ボールベアリングが6/1ということもあり、巻き出しが非常に軽く、巻き始めてからも軽い力でビュンビュン回転します。
これは気持ちいい!
ネットで21カルディアを購入した人のレビューを見ていると、コツコツ感があった、などトラブルも起こっているようですが、私の購入したリールは違和感ありませんでした。
このリールの巻き心地の違和感に関してですが、私の経験では多少のコツコツ感は使用しているうちに消えたことがあります。
※21カルディアのリコール
2021年4月23日現在、21カルディアのリコールが行われています。
どうやら、ただの個体差ではなく広範囲の21カルディアにハンドル回転時の違和感などが出てしまっていたようですね。
21カルディアを購入したけど違和感がある・・・という方は購入元の販売店に急いでください!
対象は21カルディア全アイテム(12アイテム)です。
足裏部のシールに「F-p」「G-d」「G-e」「G-f」と記載のある商品が対象となっています。
詳しくは以下のDAIWA公式サイトに記載してあります↓
https://www.daiwa.com/jp/fishing/news/important/1257718_4164.html
実は購入後、私の21カルディアにもハンドル回転時にコツコツ感が出てきたため、さすがに2万円近くも出したリールでこれはないだろうと、購入の販売店に行き修理に出しました。
約2週間前後で戻ってくるようです。
現在は21カルディアが釣具屋から消え、ネット通販などでも購入できないようになっていますね。
なぜこのような商品が出回ってしまったのかは分かりませんが、早く優良な商品が販売再開されることを祈ります。
モノコックボディ採用
モノコックボディは、それ自体が巨大なネジの役目も担うエンジンプレートでカバーをされて、大きな負荷を受けてもズレにくく、たわみにくい構造を実現。新構造によりギアの支持精度が高まり、また剛性・気密性も向上。更には、ネジ穴を必要としない分、従来構造よりもボディ内部のスペースが広くなり、より強力な、そして巨大なサイズのドライブギアが搭載可能となった。
DAIWA公式サイトより引用
モノコックボディとは、従来のボディカバーを排除し、ネジ穴を必要としない高精度のプレートをねじ込むことで固定した構造のことで、
イグジスト・セルテート・ルビアスなどの高級リールに採用されているボディ構造です。
高級リールに採用されていた最新構造が1万円台のカルディアに採用されたとあって、かなり注目されていますね!
モノコック構造は、もともとは飛行機に使われ始めたような、いわゆる凄い構造で、骨組みで全体の強度や剛性を持たせる代わりに、
形をつくるのにどうしても必要な外側のパネルに必要最小限の補強を施して強度剛性をもたせるもので、無駄がなく軽量化できる特徴をもつようです。
リールをモノコックボディにすることで得られる主なメリットは、
- 内部スペースが広がった分、ギアを大口径化できるためパワーが強くなる
- 剛性が高くなると同時に、軽量化もできる
ギアを大口径化することで、モノコックボディではないリールと比較して、同じ2500番リールでもモノコックボディの方が巻取りパワーが強くなるということですね。
飛行機の話まで出してきてややこしいな!と思われたかもしれませんが、「モノコックボディ採用のリールは剛性があって巻取りパワーもある」くらいの認識で良いと思います!
ZAION Vって?
ZAION Vとはカーボンハイブリッド樹脂のことで、その剛性は金属を凌駕すると言われています。
21カルディアはエアローターもZAION製となっているため、18カルディアと比較して、より剛性のあるリールへと進化しています。
リールの剛性・耐久性が上がっていて長く愛用できそうです!
FCって?
FCとは「フィネスカスタム」の略称で、ライトゲームなどのパワーをそこまで必用としないフィネス(繊細)な釣り用のモデルとなっています。
21カルディアFC LT2500Sの軽量化が成功している理由は、「FC(フィネスカスタム)」というのが一つのポイントになっており、
21カルディアFC LT2500Sは、FCではないモデルよりもボディが小さく作られていると思われます。
というのは、20ルビアスもFCの2500番に1000番ボディを使用することで軽量化されているようですから
21カルディアも同じようにボディサイズを小さくして軽量化されていると考えられるからです(スペックを見てもそんな感じ)。
なので、21カルディアのFCモデルが軽い理由は、「ボディサイズを小さくしたから」ということですね!
FCではないモデルと比較して、特にリールの内部パーツなどが変化しているということはないと思われます。(おそらくですが(^-^;)
ではボディサイズの大きさによってどんな点に違いが出るのかというと、
ボディサイズが大きい方(LT2500)が有利な点は、
- リール1回転あたりの巻取り長さが伸びる
- 飛距離が出やすい
ボディサイズが大きい方が、リール1回転あたりの巻取り長さが伸びるため、早く回収したい場合に有利です。
また、ボディサイズが大きいと摩擦が減るので飛距離も伸びやすいです。
カレイの投げ釣りなどで100m~200m飛ばすような釣りほどボディも大きいですからね。
そのため、少しでも回収スピードを速くして飛距離を出したいエギングにメインで使用するならLT2500の方が使いやすいのではないかと。
次にボディサイズが小さい方(FC LT2500S)が有利な点は
- 軽量であること
ボディサイズが小さいと、シンプルに軽量になります。
そのため、FCモデルはメバリングやアジングなどの微妙なアタリを感知する必要がある繊細な釣りに向いています。
もちろんエギングにも使えますが、どちらかというと飛距離が伸びやすく、海草に掛かった時にも速く回収できるLT2500の方がエギングには向いていると言えます。
DAIWAのテクノロジーが満載
21カルディアにはDAIWAのテクノロジーが詰まっています。
タフデジギア
滑らかな回転がより長く続く「タフデジギア」を採用。限りなくノイズレスな回転を実現し、釣り人の繊細な指先の感覚に正確に応える。
DAIWA公式サイトより引用
DAIWAはLTコンセプトによってリールを小型化し軽量化させましたが、リールの小型化=耐久性のダウンにも繋がる恐れがあったと思われます。
そこで、タフデジギアを導入することにより小型化しつつも耐久性・強度も維持できたというわけですね。
ロングキャスト‐ABS
スプールのふちに2段階の段差を設けることで、リング上にラインが乗りにくくなり摩擦が減ることで飛距離の5%UPとライントラブルの軽減を実現させています。
ATD
ATDとはオートマチックドラグシステムの略で、既定のドラグ設定値に応じてドラグが作動するわけではなく、魚の引くスピードに応じて自動的に変化させてくれる、なんとも有難いシステムです。
例えば、アジングなどでドラグ設定値を緩めにしていたとすると、アワセの段階でドラグが滑り過ぎてフッキングが甘くなりバラす可能性が出てきます。
ですが、ATDの搭載されているリールだと、アワセのタイミングではドラグが滑り過ぎないようになっているため、フッキングが決まりやすいわけですね。
マグシールド
マグシールドとは、マグネットのような磁力を持ったオイルをリール内部に注入することで、不意に波を被った時でも海水の侵入を防いでくれるというものです。
実は1年程前に18フリームスを不注意から海水に水没させたのですが(5秒程)、しっかりと水洗いして乾燥させることで1年経過した今でも、巻き心地にゴリ感など全くなく快適に使えています。
適切な処置ができたこともありますが、マグシールドが海水の内部への侵入を防いでくれたことも大きいのではないかと考えています。
パーフェクトラインストッパー
ラインストッパーが横長の台形をしており、柔らかいPEラインでも挟み込みやすい形状になっています。
リール袋付
21カルディアはリール袋が付属しているので、袋の心配は無用です!
エギング・メバリングに適した番手
21カルディアFC LT2500Sは高級機に採用されているモノコックボディが追加されるなど、
DAIWAのテクノロジーが詰め込まれた最新技術を感じることのできるリールという印象を受けました!
1万円台の2500番手では最軽量の上、巻き心地も軽やかなので、ジグ単メバリング・アジング・メバルプラッギングや秋エギングまでのライトゲーム全般で超活躍してくれそうな予感!
また、実売価格も1万7千円ほどと手の届きやすい価格というのも魅力的です。
21カルディアFC LT2500S
フロートメバリング・エギングに使いやすい番手は
フロートメバリング・アジングに使用するならハイギアのLT2500S‐XHが巻き上げ力が高く圧倒的におすすめです↓
21カルディアLT2500S-XH
また、春の大型アオリイカを狙うならFCモデルではないノーマルギアのLT2500や、ハイギアのLT2500S-XHの方がPE0.8号を200m巻けるので使いやすいかと思います。
21カルディアLT2500
少し重量は増えますが、それでも195gと1万円台のリールとしては軽量の部類に入りますので。
それでは、良いフィッシングライフを(^O^)/