先日、ウェーダーを履いてメバリングをしていたのですが、移動中にお尻を岩に付けたままズリズリと滑るように動いていると、ビリッ!という音とともにお尻に違和感を感じました。
嫌な予感がしてすぐにお尻部分を確認してみると、やっぱり破れていました(;’∀’)
繊維に沿って?綺麗な形に破れています・・・
まだ購入して1年も経っていないのでかなりショックだったのですが、調べてみると自分で修理できそうだったので修理用品を揃えて直してみました!
ということで、私が行ったウェーダーの修理方法と使用した修理用品について詳しく書いていきたいと思います!
- 使用したのはリトルプレゼンツのウェーダーリペアキット
- 作業時間自体は約30分(乾かす時間を含めると2日間)
※オリジナルなやり方も含まれているので、参考程度にしていただければと思います!
もくじ
リトルプレゼンツ ウェーダーリペアキット使用
今回使用したのは、リトルプレゼンツのウェーダーリペアキットです。
最初は接着力の強そうなDAIWAの補修ボンドにしようかと思ったのですが、リトルプレゼンツのリペアキットの方はシーリングテープなどの補強用品もセットで入っていたため、迷った末にこちらにしました。
ちなみにDAIWAの補修ボンドはこちらです↓
結果的にはリトルプレゼンツの補修ボンドも強い接着力があり、しっかりと穴を塞ぐことができました!
①ガムテープ等で固定する
それでは実際に行った作業工程を書いていきます。
まずは内側にボンドを塗るのですが、その時にズレないようにするために外側をガムテープ等で固定します。
こうすることで裏返した時に内側にボンドが塗りやすくなります。
②接着用ボンドを塗る
次は内側に接着用ボンドを塗っていくのですが、私のウェーダーは内側がメッシュ素材で覆われているため、このメッシュ素材をハサミである程度の大きさにカットしました(メッシュ素材が邪魔でボンドが塗れないため)
心情的には切りたくありませんが・・・止む無し!
このような感じでカットしていき↓
最終的にボンドが塗りやすいような大きさにカットしました↓
そして、傷口を覆うようにボンドを塗っていきます。
※実際の傷口よりも広範囲に塗っておく方が後々裂けにくいと思います。
木工用ボンドよりも粘性があってドロッとしているため塗りやすいです。
塗った後はどうしても盛り上がってしまうため、パテナイフ等で広げていきます↓
ここまでできたら、約1時間乾かして固めます。
乾かすことで次の作業が行いやすくなります。
③補強用にシーリングテープを貼り付け
※この作業に関してはオリジナルな部分も含まれているため、あくまで自己責任でお願いいたします。
この作業をする目的ですが、ボンドだけでは何かの拍子に傷口が広がった場合、浸水してくる可能性が高いと感じたため、その浸水を少しでも防げればと思い行いました。
実際の作業についてですが、シーリングテープにあて布(タオル等)を重ねて上からアイロンで押し付けるだけの簡単なものです。
シーリングテープを貼り付ける際に用意するものは、スチーム機能のあるアイロンとあて布です。
アイロンにスチーム機能がなければ、霧吹きで代用できるかと思います。
あて布を使用する理由は直接アイロンを当てるとウェーダーが溶けたりダメージを受けてしまうからです。
ということで作業に入りますが、上記の作業から1時間経過するとボンドが乾燥して手で触ってもベタベタしないような状態になります。
そのタイミングで補強用のシーリングテープを貼り付けていきます。
まずはリペアキットに付属の灰色のシーリングテープを傷口よりも少し長めにカットし、裂傷部を覆うように置きます。
※ちなみに黒色のシーリングテープはクロロプレン用です。
この上にタオルを乗せ、高温に上げておいたスチームアイロンをかけていきます。
すると、シーリングテープの接着材が溶けてウェーダーに貼り付きます。
のはずだったのですが、私のウェーダーの素材の問題なのか?端がいまいちペラペラして貼り付きませんでした(;’∀’)
そこで、シーリングテープを補強するように周囲にたっぷりとボンドを塗布しました↓
塗った後は先ほどと同じく、パテナイフ等で薄く広げます。
これでシーリングテープを固定でき、ボンドが二重になったことで補強効果も期待できる・・・はず!
ここまでできれば、メッシュ素材がボンドにくっつかないようにして1日乾燥させます。
④1日乾かした後、表面にもボンドを塗る
1日乾燥させるとボンドがカチカチに固定されます。
裏返っているウェーダーを元に戻すと表面はこのような感じに↓
裂傷部が塞がっているように見えますね!
ただ、このままだと心もとないため表面にもボンドを塗っていきます!
塗り付け、ナイフで引き延ばして凹凸を無くします。
綺麗に塗れたら、さらに1日乾燥させます。
⑤さらに1日乾かして完了!
丸1日乾燥させると変色してカチカチになりました↓
リトルプレゼンツの補修ボンドが想像していたよりも強そうなので安心しました。
これでウェーダーの修理作業は完了です!
実質作業時間は約30分程度ですが、乾燥させる時間を含めると2日間かかりました!
この後、メバリング釣行で修理したウェーダーを使用して海の中にもズカズカと入りましたが、一切浸水することなく快適に釣りができました(^O^)/
今後は横着してお尻移動はしないようにします!
浅い傷ならボンドのみで修理可能な気がする
今回自分でウェーダーを修理してみて感じたのですが、浅い傷(小さい傷)ならボンドのみで修理可能なような気がします。
というのも、補修用ボンドが思っていた以上に粘着力が強くカチカチに固定できたので、多少の傷なら裏と表両方に塗れば塞げてしまえそうだな、と感じたからです。
何日かに分けて複数回重ね塗りしたりすればさらなる補修効果も見込めそうですし。
ということで次また小さい傷やピンホールができた時はボンドのみで修理してみようと思います!
それでは、良いフィッシングライフを(^O^)/