先日、人生で初めてリールのフルベアリング化というものをやってみたのですが、その効果が意外とあったので書き記していきたいと思います!
ちなみに、フルベアリング化したのは21カルディアLT2500S‐XHです!
ただフルベアリング化しただけではなく、実際に釣りに行って効果を確かめてきたので、ベアリング化に興味のある方は参考にしてみてください。
巻き感が超軽くなった!
一番の変化はこれです!
ハンドルの巻き感がかなり軽くなりました!
もうね、くるくるですよ。
え?ハンドルノブにベアリング追加しただけでハンドル自体の巻き感まで軽くなるの?と思われるかもしれませんね。
これは実際にハンドルノブを持ってハンドルを回転させてみると分かりやすいのですが、指に持っているハンドルノブは常に一定方向を向いており、ノブの付け根部分が軸となり回転していますよね?
下画像の青で囲った部分↓
この軸の部分の滑りが悪いと、ハンドルを回転させた時に障害となって重く感じてしまうんです。
そこで、ベアリングを追加してシム調整することで軸部分の摩擦が減り、ハンドルノブがくるくる回転するようになることでハンドル自体の回転も軽くなるってわけですね!
私自身も最初は、なんでハンドルノブのベアリング化がハンドルの巻き感の軽さに繋がるの?って疑問でしたが、なるほどそういうことだったのね。って感じです!
ちなみにシム調整というのは、ハンドルノブのガタツキを無くすために仕込まれている薄くて小さいCDディスクみたいなものです↓
ベアリングを追加しただけでうまく回転するようになることもありますが、ベアリング追加によって隙間ができてしまったり、逆に回転が重くなってしまった場合はシムを追加したり抜いたりして調整するようです。
私も一応シムを購入していましたが、カルディアはシム調整無しでもうまく回転してくれたので、個体差があるようです。
その他の変化は?
正直、ハンドルノブ以外の変化はあまり感じられませんでした。
ドラグ内部もベアリング化しましたが、特別ドラグの滑り等に影響があるようには感じませんでしたし、ラインローラーの回転がすこぶる良くなったような感じもありません。
なので、この辺はフルベアリング化したったぜぇ~!という自己満足の世界なのかなと思いますw
実釣への影響は?
フルベアリング化させた21カルディアLT2500S-XHでフロートメバリングをガッツリ行ってきましたが、巻き感が軽くなったことで得られたメリットが2つあります。(しいて言うならくらいのレベルです)
- ただ巻きが楽になった
- メバルを掛けた後に軽い力で巻けるようになった
1つ目はただ巻きが楽になったことです!
ベアリング化しなくても巻き感は軽かったのですが、ベアリング化してさらに巻き感が軽くなったので、ただ巻きしても指が疲れにくくなりました。
大幅な違いはありませんが、長時間釣行していると少し違うかな?というレベルです。
2つ目はメバルを掛けた後に軽い力で巻けるようになったことです!
ハンドルが少しでも重いと巻く時に力が必要になりますが、ハンドルがくるくる回るようになったので、その分軽い力で巻けるようになったと感じます。
こちらもベアリング化前と比較して僅かな差ではありますが、遠くで掛けたメバルをより軽い力で寄せてこれるのは嬉しいですね。
ハンドルノブだけでもベアリング化はアリ!
個人的にはハンドルノブのベアリング追加が一番効果があると感じたので、巻き感を向上させたい人はハンドルノブだけをベアリング化させるのもアリだと思います!
私も、もう1台持っているカルディアFCLT2500Sのハンドルノブのみベアリング化させました!
ベアリングパーツを見てみる思惑通り巻き感が軽くなり満足しています。
以上、フルベアリング化の効果と実際の使用感でした!
良いフィッシングライフを(^O^)/