メバリング

結局メバルは餌とルアーどっちが釣れるの?

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私は今までメバル釣りといえば延べ竿を使った探り釣りでした。

ですが、ここ5年くらいはルアーフィッシング中心の釣りになっていて、ルアー(ワーム)での釣り方の豊富さやゲーム性の高さにどっぷりハマっています!

今回はどちらの釣り方も経験した者として、メバルは餌とルアー結局どっちが釣れるの?という疑問に答えたいと思います。

今まで餌釣りしかやったことないけど、最近やたら耳にするメバリングってどうなの?釣れるの?楽しいの?という方がいれば少しは参考になるかと思いますので暇つぶしにでもどうぞご覧ください。

結論
  • どっちも同じくらい釣れますが、状況によって餌が強い時とワームが強い時がある!

※今回は餌釣りの中でも私が長年やってきた延べ竿探り釣りと比較しながら詳しく書いていきたいと思います!

延べ竿探り釣りの特徴と釣り方

・延べ竿の特徴

  • リールが付いていない
  • ロッドが5~6mと長い

最大の特徴はリールが付いていない事ですね!

こんなやつです↓

中が筒状になっていて、伸ばしていくと5~6mくらいになります。

鮎竿の短い版と思っていただければ良いと思います。

メバルを狙う時は穂先に3号程度のモトスを付け、下の方に1~1.5号のリーダーを付けます。

そして2本針に錘はガン玉のみという超絶軽い仕掛けになっています。

軽くて操作感が殆どないため、ケミホタルを付けることで仕掛けの位置を把握しながら釣ります。

餌は青虫が基本ですね!

春先にはシラウオやエビを使うこともありますが、なんやかんや1年を通して青虫が一番釣れます。

仕掛けの長さは延べ竿の長さに応じて変えますが、メバルが釣れた時にキャッチし易い長さに設定することが多いです。

仕掛けが長過ぎると釣れたメバルが長い間空中待機することになります。笑

・釣り始めるまでの流れ・・・モトスを穂先に括り付ける→延べ竿を伸ばす→予め作っておいた仕掛けとケミホタルを付ける→餌を付ける→釣り開始!

・延べ竿での釣り方

  • 波止や敷石の際などメバルの居そうな場所に仕掛けを落として、海面から1~2m以内の浮いたメバルを狙う
  • 波止に立ったら仕掛けを真下に落とし、棚は変えずに横にスライドしながら仕掛けをゆっくりと動かしてメバルの反応を探る
  • 時々上下させてメバルの食いを誘う時もある

大体こんな感じですね。

リールが付いていないため、遠投ができないので足元を探っていくような釣り方です。

メバリングで言うテクトロ(テクテクトローリング)のような感じで歩きながら横移動して釣っていくことが多いです。

メバリングでもそうですが、餌釣りでも上下させるより横の動きの方が反応が良いですね!

延べ竿のメリットとデメリット

メリット

  • 穂先に直接ラインを結び付けているのでメバルの繊細なアタリを感じることができる
  • ロッドとラインのみで繋がっているためダイレクトな引きを楽しめる
  • リールの操作が無い分、手返し良く釣れて数が伸ばせる
  • 餌を使うためメバルの食いが良い

穂先にラインを結び付けているだけなので、メバルがかかるとロッドだけでのやり取りになります。

リールで巻く作業が無いのに楽しいの?と思われるかもしれませんが、延べ竿で釣る1番の楽しさはここだと思います!

メバルがしっかりと餌を食い込んだタイミングで合わせると、ギュイーーンという延べ竿独特の音が鳴るのですが、この音が病みつきになるんです!

さらに、合わせた直後はメバル特有の突っ込んでいく引きをダイレクトに感じることができるため、スリリングで本当に楽しいです!

メバルが釣れた後はハリを外して餌を付けて足元に落とすだけなので、手返しも良く時合を逃すことなく釣ることが出来ます。

餌に関してもワームではなく生きた青虫を使うため、喉奥まで食い込んでくれて一度掛かると滅多に外れません

デメリット

  • 釣れる範囲が足元周辺のみになるため、遠くのメバルが狙えない

磯などで足元に水深が無く少し沖を攻めたい時などは、届く範囲が限られるため延べ竿だと攻めれないことが多いです。

そのため、延べ竿では波止場での釣りが多くなるのですが、波止は釣り人同士の競争率が激しく、すでにメバルが抜かれた場所では釣ること自体が難しかったり、釣れても小さいサイズばかりだったりと苦戦しがちです。

このため、延べ竿で数釣りを楽しみたいなら魚影の濃い離島の堤防がおすすめです。

延べ竿についてさらに詳しくはこちら↓

メバルは延べ竿で釣るのが面白い!【釣り方と仕掛け解説】 今時延べ竿って・・・www なんて馬鹿にしてはいけません! メバリングが主流となっている現在ですが、メバルは延べ竿...

メバリングの特徴と釣り方

・メバリングの特徴(延べ竿と比較した場合) ※今回はメバリングの基本になるジグヘッド単体の釣りとの比較になります。

  • リールが付いている
  • ロッドが3m以内と短い
  • バスロッドのように下半分と上半分の2本を接続して1本のロッドになる

延べ竿との大きな違いは言うまでも無くリールが付いていることですね!

また、延べ竿と比べるとロッドが2m程度と短いため、狭い場所でも取り回しがしやすいです。

そして、ロッドをセッティングする際は2本を接続するだけなのでかなりスピーディです。

・釣り始めるまでの流れ・・・2本のロッドを接続する→リールを装着→ラインをガイドに通す→ジグヘッドにワームを付ける→釣り開始

延べ竿と違い事前に作っておく仕掛けが無いため楽チンです!

メバリングの釣り方

  • 1g程度の軽いジグヘッドにワームを付けたものを結び付け、キャストしてゆっくり巻いていく
  • 延べ竿と同じく、波止や敷石の際などメバルが居着いていそうな場所にキャストして表層をゆっくりと巻いていく
  • 表層でアタリが無ければ底付近を探っていったりもする

メバリングという響きだけを聞くと少し難しそうに感じるかもしれませんが、基本は軽い仕掛けにワームを付けてキャストし、表層をゆっくり巻くだけの簡単な釣りです!

メバリングのメリットデメリット

メリット

  • ラインにジグヘッドとワームを付けてキャストするだけなので釣り開始までが早い
  • 車で移動する際は接続されたロッドを2本に取り外すだけで良いため楽
  • 疑似餌(ワーム)を使うため毎回餌を付ける必要がなく、手返し良く釣れる
  • 飛距離が出るため狙える範囲が広い

色々ある中でもメバリング最大のメリットだと思うのは、全てにおいてスピーディだという点です!

ロッドセッティングから釣り開始までの作業が餌釣りと比較して少ないですし、場所移動する際もロッドを2本に折りたたんで車に積み込むだけで良いのでとても早いです!

中には軽バンにロッドを折り畳まずに置けるようにしている人もいて、その場合は本当に楽チンだと思います。

餌釣りだと仕掛けをしまったりロッドが長い場合は畳んだりする時間が取られるため、移動を面倒に感じてしまうこともあるのですが、メバリングにはそれがない。

機動性がとても高いんです。

デメリット

ケミホタルなど目視で仕掛けを確認できる物を付けずに釣りをするため、慣れるまで時間がかかる

私が1番最初につまづいたのがこれです!

孤独な釣り人
孤独な釣り人
暗闇の中でケミホタルも付けない上に仕掛けが軽すぎてなにやってるか分からね~(;’∀’)

ジグヘッドという1g程度の軽い仕掛けを暗い中で操作するため、最初のうちは自分がどんな操作をしているのか全然分かりませんでした。

それまで餌釣りしかしたことが無かったので、ウキやケミホタルといった目視で確認できる物に頼り切っていたのが浮き彫りとなりました(;’∀’)

対策としては、慣れるしかありません!が、最初は常夜灯のある堤防で釣りをするのがおすすめです。

最初から闇波止や闇磯で釣りをすると、間違いなく何やっているか分からなくなるため、視界の良い常夜灯付近から攻めるのが吉です。

延べ竿探り釣りとメバリングの違い

延べ竿とメバリングの大きな違いは釣れる範囲が狭いか広いかです。

メバリングの方はリールが付いておりキャストして広範囲を釣ることができるため、その分メバルに出会える確率も増えます。

例えば磯場なんかだと圧倒的にメバリングが有利ですね!

それとは逆に、足元にメバルが居る場合は餌を使った延べ竿探り釣りの方が圧倒的に釣れます

ロッドの感度や釣り味に関しては、正直どちらも楽しいですし、どちらもメバルのファイトを十分に感じることができます。

ただ、遠くでメバルを掛けた場合に関してはメバリングの方が寄せてくるまでの距離があるため、よりスリルは味わえますね。

遠くから寄せるならリールの付いたウキ釣りでも一緒じゃん!との声も聞こえてきそうですが、いえいえ!!メバリングロッドは軽量に作られているため同じサイズを釣っても引きが強く感じるんですね!

後は、餌釣りの場合しっかりと食い込んでくれるためじっくり待ってから合わせても掛かりますが、ワームだとメバルが途中で違和感を感じて吐き出すことが多いため、その前にフッキングさせないと掛かりにくいです。

このゲーム性がメバリングの面白いところでもありますね!

延べ竿との違いは飛距離が出るか否かで、遠くはメバリング、足元は延べ竿が良く釣れる。

結局餌とルアーはどっちが釣れる?

最後に餌とルアーどっちが釣れるのか?というお話ですが、これは延べ竿やメバリングなど釣り方は関係なく、その時食べているベイトによって変わるという印象を持っています。

例えば、5月のバチ抜けシーズンであれば青虫(イソメ)使用で一晩に50匹以上釣った経験があり、持ち帰ったメバルの胃袋を見ると青虫だらけでまさにマッチザベイトという感じでした。

逆に、3~4月のハク(ボラの幼魚)やニホンスナモグリを食べているメバルは似たようなシルエットのワームに好反応で青虫への反応は薄く、結果的にワームに軍配が上がった時もありました。

こういった経験を踏まえると、餌の方が釣れる!ワームの方が釣れる!とは一概には言えず、その時メバルが食べているベイトによって変わるというのが結論となります。

私自身、メバリングを始める前は餌の方が絶対釣れるはずじゃし、わざわざワームで釣る必要無いわwwアオムシングで十分じゃwwなんて思っていました。

でも実際にメバリングをやってみると、狙える範囲も広がりますし、同じメバルを釣るにしてもどんな仕掛けやワームで釣るのか?というゲーム性が面白くドハマリしてしまいました。

まだまだ偉そうに語れるレベルではないのですが、餌釣りでメバルを楽しんでるけど、釣り場に行くとメバリンガーばっかりだしそろそろ肩身が狭くなって来たんだよな~・・・という人がいればと思い書いてみました!

それでは、良いフィッシングライフを(^O^)/

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1人をこよなく愛する孤独な釣り人です。 基本釣りには一人で行き、一人で楽しんでいます。 自分が良いと感じたものを紹介したり、語ったりするスタンスです。