- 釣行日 2022/5/24
- 場所 淡路島
- 小潮 満潮 1時11分 干潮 16時50分
- 天気 晴れ
- 風速 5m~程度
- 最高気温 25度
前回の満月メバリングでは大型メバルに海草に潜られたり、リーダーを切られたりで発狂の連続だったので、今回はひとまずリーダーを強化してリベンジに行ってきました!
ロッドはエギングロッドにPEラインは0.6号で、リーダーは新調したグランドマックスFXの1.75号である程度強引にやり取りできるタックルで臨みました。
当日の天気
5月24日は快晴でしたが、風が強いのが不安要素でした。
ただ、入る予定のポイントは風裏になるはずなので、よほど吹き荒れていなければ大丈夫だろうということで釣行決定しました!
タックルの見直し
ここから少し長くなるので、早く釣行記を見せぇ!という方は飛ばしていってくださいw
5月に入って最初の淡路島メバリングでは、25㎝以上ありそうな大型メバルを1匹も釣り上げることができず、海草に入られたりリーダーを切られたりでやられまくりだったので、さすがにタックルを見直すことにしました。
ちなみに、その時のタックルですが、
- ロッド 20月下美人アジング80ML-T
- リール 21カルディアLT2500S-Xh
- ライン ソルティメイトスモールゲーム PE0.5号
- リーダー ヤマトヨテグスフロロ 1.5号
こんな感じだったので、そりゃ海草の繁茂したシャローの磯場では弱すぎるだろ・・・という感じです(;’∀’)
特にロッド。アジング用のMLクラスでは引き味が楽しめるものの、強引に浮かせることができる感じではないのでキツイですね・・・。
ただ、4月末まではこれでなんとか28㎝を捕獲することもできていたので、その流れでやっちゃってた感じですね。
ですが、5月になり海草もさらに成長した中での筋骨隆々パワフルメバルの馬力はマジで半端なさすぎてこのままでは無理だと悟りました。
そこでまず考えことは、掛けた後に猛ダッシュで海草に突っ込んでいくメバルを数センチでも押さえ込んで浮かび上がらせることのできる強いロッドが必要なのではないかということです。
この条件を満たすロッドが、手持ちの中ではエギングロッドしか思い浮かばなかったので、ひとまずエギングロッドでフロートメバリングを行おうと考えました。
ですがその後、やはり専用のロッドで本気で臨みたいと思い、色々と情報を検索していると、「大型メバルに海草に潜られる」問題は全国のメバリスト達が一度はぶち当たる壁のようで、皆さん様々な工夫をしておられることを知りました。
その中には、海草の繁茂した場所で尺メバルを狙う場合は「シーバスロッドを使う」という人も多くいることが分かりました。
メバルにシーバスロッドってマジですか・・・と、私も大型メバルと対峙するまではそう思っていましたが、実際に戦ってみて納得しました。
そこで、全国のトップメバルアングラーの方々がどんなロッドで尺メバルを仕留めているのか調べてみると、一番多かったのがEVERGREENから出ている「PSSS-84T マークスマン」というロッドです。(あくまで私の個人調べによるものなのであしからず)
メバルの小さいアタリを捉えることができる繊細さがありながら、掛けた後はグイグイ寄せることのできるバットパワーを備えている最強のロッドらしいのです。
すでに発売から10年経過している今でも現役で支持されているロッドのようなので、まさにホンモノ。
しかも、私が日夜コソコソと覗いているブログを書いておられる凄腕アングラーの方も愛用されているご様子。
おいおい、間違いないヤツじゃないか・・・。
欲しい!!
ということで商品を探しましたが、今は生産されていないのか?販売中止ばかりで中古品でも殆ど出回っていない様子。
ガッデム!!
そこで一旦頭が冷えた結果、ここまで月下美人のロッドでメバルの記録更新をしてきたのに違うロッドに乗り換えていいのか?オレ!
という内なる声が聞こえてきたので、確かに月下美人で尺メバルを仕留めることが何か特別な意味を持つような持たないような気がする・・・ということで月下美人から選択することに。
最初の候補は父親に借りて使用したこともある20月下美人80M‐Tが思い浮かんだのですが、確かにこのロッドはしまなみ海道で使った時に大型メバルが割とすんなり寄ってきたこともあって、磯場でも活躍してくれそうだと感じました。
そこでAmazonで調べてみると、価格が16000円ほどです。
う~む、なんだか中途半端な価格だなと感じました。
それなら、もう1万円プラスしてMXを買えるよな。
ということで21月下美人MXシリーズを調べてみると、磯場でのフロートゲームに適していそうなのは「83MH-T」
対応ルアー重量は3~20g。
83M‐Tは2~15gなので、83MH-Tの方がパワーは間違いなくあるはず。
ミディアムヘビークラスは使用したことがないですが、とにかくパワフルなロッドが欲しいので今通っている釣り場の条件には合っていそう。
これだ!!
価格も83M-Tに1万円追加したら購入できる価格だったので、即購入しましたw
ただ!!今回の釣行では納品が間に合わなかったので、今回は結局エギングロッドで臨むことになりました(;’∀’)
ということで長くなりましたが、「小潮磯メバリングゲーム」の実釣レポートをしていきたいと思います!
メバリング開始!
19時半頃、エギングロッドで磯場でのフロートメバリングゲームを開始しました。
このポイントは4月に28㎝が釣れた場所で、日中に尺クラスの魚影を見かけたこともあり確実に「尺メバル」が潜んでいると決めつけて通っている今日この頃です。
冒頭に書いたように、リーダーをグランドマックスFXの1.75号に変更したので前回よりも強引にやり取りするつもりです。
1匹目が釣れたのは20時07分 HITワームはメタボブリリアント1.5インチ金粉クリアです。
本命ポイントの正面と右側は右からの強風でやりづらい状況だったので、左側にキャストしてのHITでした。
サイズは21㎝とこの場所では小ぶりなサイズです。
その後も風を考慮して左側へのキャストを続けますが、なかなか反応もありません。
そこで、向かい風ですが右側へキャストすると、岩陰のあたりでようやくHIT!
20時54分 23㎝
夕マズメのゴールデンタイムのはずですが、2匹目が釣れるまでかなり時間がかかってしまいました。
やはり右側の岩陰や海草の繁茂しているエリアにいるようです!
その後も、風の弱まったタイミングを見計らってキャストし、キャスト後は風で煽られた分のラインを素早く回収して、エギングの時のように穂先から仕掛けまでが一直線になるように操作して対応していきます。
その後は、爆釣とはいかないまでも飽きない程度に釣れ続く感じで、よく言われている「小潮はこれといった時合がなくだらだらと釣れ続く」とまさにそんな感じです。
フックアウトや海草に突っ込まれながらも
前回はフックアウトでのバラしが多かったのですが、色々調べてみるとメバルの皮の薄い部分に掛かるとメバルが暴れた際に身切れしたりすっぽ抜けたりするようです。
思い返すと夕マズメや朝マズメなどの爆釣している活性の高い時間帯は特にバラしが多いイメージがあるのですが、
どうやら活性の高い個体はワームを一気に飲み込み、その衝撃がロッドから手元に伝わって合わせを入れると同時にフックが喉から出てきて口元のカンヌキと呼ばれる部分(メバルで言うと皮の薄い部分)に引っかかりファイト開始!
となるようなのですが、この時にパワフルに暴れ回られると身切れやすっぽ抜けになるようなんです。
運が良ければ喉奥や上顎にフッキングしてよほどのことがない限り獲れるような状態になるみたいなのですが(;’∀’)
とはいえ、そうとは分かっていても意図的に外れにくい場所にフッキングさせるなんてできないので結局は運任せになるのでしょうね・・・。笑
この辺の硬い部分に掛かってくれたら海草に入られない限りは獲れるはず↓
実はこの日もそれなりの数をフックアウトさせてしまったのですが、こればっかりは運要素もあると思ってあまり落ち込まないようにしました。笑
それよりも、エギングロッドを使用することで海草に入られる回数が激減するかと思ったのですが、海草とメバルの距離が近すぎるのか、掛けてロッドを立ててゴリ巻きしていても入られてしまうことが多々ありました。
特にでかそう!!と思った個体はことごとく入られてしまいました(-_-;)
もはや、掛けている場所が悪いのでしょうけど、そこが一番アタリが出るのでどうしてもキャストしてしまうんですよね。
この前まで釣れていたコースはキャッチ率が高いのですが、この日はアタリもない状況ですし。
そんな中でも、なんとかメバルをポロポロとキャッチ!
この日最大の24㎝↓
釣りに出かけるごとにメバルの体高が増しており、こんな筋肉モリモリな個体も↓
サイズこそ23㎝程度ですが、めちゃくちゃ引きます。
ワームは最近ハマっているグラスミノーSSよりもメタボブリリアント1.5インチの方が好反応で、この日は小潮で潮がゆるかったのでゆっくりとただ巻きしていると食ってきました。
リーダーを1.75号に変更したので、まず切られる心配がなく安心感を持って強引なやり取りができるので、精神的な負担は前回よりも少ないです^^
この日の一番筋肉モリモリは23㎝のこの個体でした↓
大体21~24㎝までをなんとか捕獲できて、それ以上のサイズは海草に入られてチーン・・・というパターンはこの日も同じでした(-_-;)
午前3時ごろまで7時間ほどやり、釣果はリリース含め20匹以上でした!
釣果
- メバル 21~24㎝ 20匹以上(リリース含む)
小潮なのであまり期待はしていませんでしたが、爆釣の時間帯はなかったもののだらだらと釣れ続く感じでそれなりの釣果となりました!
エギングロッドにリーダーも強化して臨みましたが、25㎝以上のメバルは捕獲できずだったので、掛けた後にキャッチまで持ち込めるようなキャストコースも考える必要があると感じました。
- タックルデータ
- ロッド エメラルダスMX83M
- リール 21カルディアLT2500‐XH
- ライン XBRAID UPGRAID PE 0.6号
- リーダー グランドマックスFX 1.75号
- ジグヘッド メバスタ0.4g 0.6g
- フロート 自作
それでは、良いフィッシングライフを(^O^)/