- 釣行日 2022/4/28
- 場所 淡路島
- 中潮 満潮 22時36分 干潮 4時06分
- 天気 晴れ
- 風速 1~3m程度
- 最高気温 23度
4月はもっと釣行数を増やしたかったのですが、色々と忙しく約3週間ぶりの釣行となってしまいました(;’∀’)
だが、時はきた!
餌を豊富に食べて引き味も強くなっているであろう筋骨隆々メバルを釣るべく、淡路島へと車を走らせてきました!
結果的には20㎝UPを20匹以上、25㎝UPを数匹釣ることができて満足の癒され釣行となりました^^
当日の天気
前日の午前中まで雨が降っていたので、一応雨の翌日という状況。
雨の後ってあまりいいイメージがないのですが、3月の雨天釣行でいい思いをして以来、雨とメバルの相性が実は良いのではないかと思い始めている今日この頃です。
もちろん、大雨の中だとか大雨の後という状況だと良くないかもしれませんが、小雨の中だったり小雨~そんなに激しくない雨の後では活性が上がることがあるような気がしてきています。
ということで、まさにそんな状況の当日はにわかに爆釣を期待しながらの釣行となりました!
夕マズメはバラし多発!
今回入るポイントは4月前半に行った時に24㎝クラスが数釣れた実績のある磯場です。
サイズ狙いのサーフと迷ったのですが、久しぶりの釣行なのでサイズよりも数を釣りたくて選びました!
明るいうちに到着したので海草の成長具合を見てみると、
前回来た時よりもかなり成長している様子で、所々沖にも海草が顔を出しているのが見えるくらいで雰囲気は抜群です!
磯散策をした後は釣りの準備をして夕マズメスタート!
まずは最近定番のフロートシステムで、PE0.5号+リーダー1.5号+ジグヘッド0.6g+ワームはグラスミノーSでやってみることに。
リーダーの長さは約90㎝に設定し、ただ巻き状態で海草の上を通るようにイメージしてみました。
準備が整ったのでさっそくキャストして開始しますが、まだ明るさが残っているからか表層では反応がありません。
かといってボトムを狙うと根の荒さ+海草で根がかり必至なので、気長に時が来るのを待つことに。
この間にフグに2回ワームを千切られたのは内緒ですw
そうこうしていると周囲がかなり暗くなっていき、ついに最初のアタリが!
ただ巻き中にコッ!と来たのでいつも通りひと呼吸おいて合わせると、竿に重みを感じたのも束の間、フッとラインテンションが抜けてバレてしまいました・・・。
まじか~(;’∀’)
と、この時はたまたまだと思ったのですが、この後衝撃の展開が!(ガチンコファイトクラブ)
この後も、ラッシュとは言わないまでも時々アタリがある状態になってきたのですが、合わせても乗った瞬間にバレる事案が多発。
なぜ!?
針先が甘くなっているのか?とフックを確認してみるも、これ以上ない鋭さで爪が傷だらけになるくらい。
おかしい。
メバリングを始めてこんなにバラした経験はないと確信するくらいにバラしまくりで焦りまくりです。
メバルのサイズが小さいのか・・・?
そんな感じで数匹バラした後、ようやく上がってきたのがこちら
19時38分 23㎝
普通にええサイズやないかい!
ってことは掛かりが悪いのはサイズは関係ないのか。
その後、さらに2匹ほど乗った後にフックアウトさせてしまいますが、沖にいい流れを発見!
フルキャスト先の50m沖くらいでラインテンションがビンビンになる感じです!
今にも釣れそうな感じぃ!と、潮に乗せながらゆ~っくりと巻いていると、ゴンッ!
合わせると今日イチの強い引き!
しかしその程度では負けんでぇ~と、先日フルベアリング化させたカルディアでゴリ巻きしてソイヤッ!
19時51分 25㎝
でっぷりとしたナイスサイズのメバル(^O^)/
いや~引きました!
その後、再度同じ場所へキャストすると、潮の重みではない重みがドスンッとロッド全体に伝わってきました。
ん?とりあえず合わせてみるか・・・
グングングン!
下へ下へと突然暴れ出した魚に焦りながらも本気モードでゴリ巻き体制に!
かなり強い引きに興奮MAXで寄せていると、中間地点まで寄せた所で突然グイグイ潜られてそのままフックアウト・・・。
回収して見てみるとフックは残っていたので掛かりが甘かったようです(-_-;)
いや~今のはでかかった!!悔しい・・・!!
ドラグをもう少し締めておくべきだったか、と反省。
とはいえさすがにバラしすぎなので、ベイトとワームサイズが合っていないのかも?と思いワームを交換することに。
ワームチェンジでキャッチ率UP
あまりにバラしすぎなのでワームを魚系のグラスミノーSから、アミなどの流下ベイトに強いメタボブリリアント1.5インチにチェンジ!
カラーはオキアミですね。
沖に流れがあるので、小さめワームを流し込むことでしっかりと吸いこんでもらってフッキング&キャッチ率を上げる作戦です。
さっそくアタリが連発している沖へキャストし、次は何もしないでただ流れに乗せていると、コッ!
合わせるとこれまた強い引きですが、さっきバラした魚ほどではありません。
ゴリ巻きしていると途中で浮いてきたので、そのまま水面をスライドさせてソイヤッ
それでも24㎝はある綺麗な良型です!
喉奥の方に刺さっているので作戦通り!?
でもまだ1匹だけでは分かりませんですね。
撮影後は再度同じ場所へキャストし、リールを巻かずに潮に乗せて流していると、ロッドが引っ張られるアタリが!
合わせると締め気味のドラグが時おりジリーと出されるくらいの強い引きです!
BUT!
構わずゴリ巻きで足元まで寄せてきて抜き上げ!
上顎に綺麗にフッキングしたイケメンメバルです!
26㎝とサイズアップ成功!魚体もとても美しい。
その後もメタボブリリアント1.5インチがハマり、さきほどまでバラシまくっていたのが嘘のようにフッキング&キャッチ率UPです!
サイズも25㎝前後が連発するので楽しすぎます^^
プラグ投入で数を上乗せしていく
ワームで10匹以上釣った後、反応が遠のいてきたので気分転換も兼ねてプラグを投入してみることに。
でもただのプラッギングではなく、以前からやってみたかったフロートにプラグを付けて遠投する釣り方を試してみます!
これで沖のデカメバルを引き出せるかもしれない・・・!
ただ懸念されるのは、プラグだと針が多い分、フロートと絡まった時にぐちゃぐちゃになり再起不能状態になるのではないかという不安が。
まぁでもやってみないと分からないでしょ!ということでフローティングメバルプラッギング開始!(シャローマジック60ライムチャート)
思いっきりフルキャストし、沖の海草付近をゆっくりと通していきます。
すると、5回くらい巻いたところでググググッ!というプラグ独特のアタリが!
自作フロート+シャローマジック60ライムチャート
いきなり24㎝ほどのメバルが釣れてくれました!
今までにない釣れ方なのでテンションが上がります!
その後、2投目でもアタリがあり一旦は乗ったものの針掛かりが甘かったのか痛恨のバラシ。
でもさっき釣れたのはマグレではなかったということか!
次は別の方向へキャストし、巻いているとググググンッ!
しっかりと合わせてから一定速度で巻き、ソイヤッ
25㎝くらいのナイスサイズがフロート+シャローマジック60でHIT!
これはワームに反応が出なくなったらプラグに交換するのアリですね。
味をしめてさらに探っていくと、潮位が上がってきたからか今度は手前でHIT!
HITポイント的にシャローマジック60を見付けて海草から飛び出してきたようで、かなり強い引きで下へ下へと潜ろうとしてきます。
なのでロッドを立ててシャローマジックのフックを信じてゴリ巻きで寄せてきます!
抜き上げてみると案外大きくて口閉じで26.5㎝ありました!
ここまでのメバル最長記録をプラグで更新できました^^
シャローマジックがここまで活躍してくれたのは購入以来初めてです!
調べてみると、どうやらアミを食べているメバルにも強いプラグのようですね。
懸念していたライントラブルですが、風も無い状況だったからか20投ほどして1回も絡まることはありませんでした。
フロート+プラグ気に入りました!
海草から飛び出してきたビッグサイズ
プラグで3匹追加した後は反応が遠のいたので、再度メタボブリリアント1.5インチにチェンジして流れを探っていきます。
すると、すぐに22㎝くらいのメバルが連続でHIT!
このサイズでも最盛期に差し掛かっている今の時期はめちゃくちゃ引くのでかなり楽しいです!
ここまでで想像以上に釣れてお腹いっぱいになるくらい楽しんだのですが、これだけ数と型が揃ってくるともっと大きいのが釣りたいという欲が・・・。
今年の目標である29㎝、出ないか。
そんなことを考えながらリトリーブしていると、今日のHITポイントである50m沖付近ではなく中腹地点くらいの海草が生い茂っているであろうポイントで
ガツガツッ!
という昨年28㎝を釣った時を彷彿とさせる荒々しいアタリが!
合わせるとロッドに伝わる重み、引きの強さからして今日イチを確信。
前半に大型をバラした悔しさがあるので主導権を握られないようにロッドを立ててとにかく巻く!巻く!巻く!
それでも25㎝クラスでは出るはずのないラインが出されドラグが唸る!
とにかく海草に入られたら終わりなのでそれだけは阻止せねばなりませんが、ドラグを締めすぎてのラインブレイクも怖いと思ってしまう(;’∀’)
そしてなんとか足元まで寄せてきて、一応キャッチネットもありますがモタついている間にバラしたら嫌なので間髪入れず抜き上げ!
若干スリム体形ですが、でかい!
このサイズになると貫禄が違いますね。
けど尺はない・・・か!
メタボブリリアントを丸のみ。
気になるサイズは・・・
29㎝いった!?と思ってガッツポーズ!
したのも束の間、再度メジャーで測ってみると、
口閉じで28㎝でした!笑
それでも白メバルで28㎝は自己記録なのでめちゃくちゃ嬉しいです(^O^)/
この後、ビッグサイズの登場に目がギンギンになりやる気も満々になったのですが、私の気持ちとは裏腹に横風が強くなってきたのでお腹も減ったし納竿としました!
このメバルは尺メバルになってもらうためにリリースしました。
アディオス。
釣果
- メバル 20~28㎝ 20匹以上(リリース含む)
途中から20㎝くらいのメバルはリリースし、3時間で20匹以上とかなり楽しめた春爆メバリングでした!
淡路島でここまで数と型が揃ったのは初めてなので、時期とポイントが良かったと思います!
振り返りとしては、この日の分かれ道はワーム選択でした。
最初はなるべく大きいサイズが釣りたかったのでグラスミノーSでやりましたが、結果的には数もサイズもメタボブリリアント1.5インチの方が釣れるという結果に。
最初からメタボブリリアントでやっていればもっと数が伸ばせたと思います。
でかいワーム=でかいメバルが釣れるという決めつけはよくないと痛感しました。
- タックルデータ
- ロッド 月下美人アジング80ML‐T
- リール 21カルディアLT2500‐XH
- ライン ソルティメイトスモールゲームPE‐HG 0.5号
- リーダー ヤマトヨテグスフロロ 1.5号
- ジグヘッド メバスタ0.4g 0.6g
- フロート 自作
淡路島メバルの捕食していたもの
淡路島の磯場で釣れたメバルが捕食していたものはこちら↓
ハサミらしき物体がたくさん見えており、一見カニのようにも見えますが、独特な形状からおそらく「ニホンスナモグリ」と呼ばれる砂の中に生息している甲殻類系の生き物だと推測されます。
通称「ボケ」と呼ばれる潮干狩りなんかをしている時に出てくるやつですね。
どうやらこの「ニホンスナモグリ」、産卵期が4~6月らしく、まさに今の時期なのですが栄養豊富なため魚も好んで捕食するようです。
しかし砂の中にいるはずのボケをどうやってメバルが捕食しているのか・・・。
腹パンパンのメバルの胃袋はボケだらけでしたし。
バチ抜けならぬ、ボケ抜けみたいなことが起こっていて流れてきたものを食べているのでしょうかね?
よく分かりませんが、ボケを掘ってウキ釣りなんかでメバルを狙うのも面白そうですね~!
それでは、良いフィッシングライフを(^O^)/