- 釣行日 2020/4/28
- 釣行場所 瀬戸内海
- 中潮 満潮 13時05分 干潮 19時32分
- 天気 晴れ
- 風速 1~3m程度
- 最高気温 20度
こんにちは!
今回も人と接触しないようにし、3密を避けメバリングに行ってきました!
結果的には、メバルの連発&とんでもない大物をバラすという、天国と地獄の釣行でした!
ハクパターン!?
今回の釣行場所は瀬戸内海の水深10m以上の潮通しの良い堤防角(常夜灯無し)です。
ここは潮流が速く、とても自分の力では攻略できないと思っていたので避けていたポイントでした。
が、この日は19時半頃が干潮潮止まりだったので、潮流も緩く釣りになるであろうと思い試しにやってみることに^^
夕日が沈む頃に現場に到着し海の中を観察すると、大量の小魚のなぶらが立っています!
後で分かったことですが、小魚の正体はこの子でした↓
そう!ボラっ子(ハク)です!(別場所で撮影したもの)
つまり、この日はハクパターンと言われるやつみたいだったのですが、イカナゴパターンやハクパターンなどをよく分かっていない私。
ということで、ベイトは無視して前からやってみたかったボトムワインドから始めました!
ボトムワインドで1匹
尺ヘッドDタイプ3gに、フィッシュビーム玉露カラーを付けてやってみます。
きっと底には大物が潜んでいるはず・・・尺・・・!
干潮潮止まりとはいえ普段が激流なので、なるべく潮の動いている場所目掛けてキャストします。
そして、1分程度潮に流して着底を確認後、動画で見た通りに見よう見真似でワインドしていきますw
すると!
全くの無反応。潮も流れているものの、抵抗感から少し物足りない気がする。
波止際までワインドしてくるも反応が無いので、波止際で跳ね上がらせてはフォール・・・というのを繰り返していると、フォール中にゴッ!
反射的に合わせ、ゴリ巻き!
20㎝のブルーでした^^
上げた後はすぐにフックが外れたので、ロッドが柔らかく合わせがキマっていなかったのかな。
その後は反応が無くなり、暗くなるにつれてメバルのライズが出始めたのでプラッギングに移行しました。
SPM55のフックがズタボロにされる
風速3m程度が北西から吹いている状況。波止に向かって吹いているので多少ベイトを寄せる効果は期待できそうです。
メバルが捕食しているのは恐らくハク・・・。
BUT!ハクパターンに効くプラグはよく分からなかったので、とりあえず釣れると評判のSPM55を投入してみることに。
が、色々角度を変えながら数投キャストしてみるも、反応が無い。
メバルはライズしているのに!!
そうこうしていると、堤防角の10m沖くらいに潮のヨレが出現!
すかさずそのさらに沖側にキャストし、巻いてヨレを通過させる作戦に出ます。
そして、フリームス2500番手のハイギアで結構早めのリトリーブをしていると、何やら魚が当たってきます。
ここで合わせると乗らないと思ったので、そのまま巻き続けていると、ゴッ!というアタリとともに強烈にロッドがしなり始めます!
もはや合わせるとかじゃなく、合わせるしかないような強烈な引き。
ロッドを立て立ち位置を確保し、臨戦態勢に入ります。
この時点で耐えるのに必死です。
しかし相手は私の気持ちなどお構いなしで、ガンガン下に突っ込んでいきます。
この真下への間髪入れない強烈な突っ込み方は・・・シーバスかと思ってたけど、もしや巨大メバル!?
緩くはないフリームスのドラグが唸りを上げながらギュンギュン出ていきます。
それでも必死に耐えながら、たまにリールを巻いて少しづつ寄せてきます。
絶対に捕獲したるで!
そのままようやく真下まで寄せてくると、急に動かなくなります。
波止際に張り付いた!?
そこで、瞬間的に引きはがさないと!と思いロッドを立てリールを巻こうとすると、
フッ
フックアウトしラインテンションが抜けました・・・
あーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!
あああああーーーーーーーーー!!!!!!!!!
声にならない声を出し、気力を振り絞ってラインを回収すると、なんとプラグは生きています。
つまりラインが切れたわけではない。
じゃあフックか!?
確認すると、
見てくださいこのひん曲げられたフック!しかもフロント、リア両方です。(帰宅後撮影)
フロントフックの方は特にえげつない曲がり方で、ウロコだけが悲しげに釣れていました・・・。
この時点で色んな疑問が・・・もし尺メバルだったとして、いくらなんでも両方のフックがズタボロにされるか!?
やはりシーバスだったのではないか。それもとんでもなく大きい。
ただ、シーバスだと納得いかないのが、あの引き方!
真下に勢いよく突っ込んでいったり、波止際で動きを止めたり。あれはアコウかメバル等の根魚の引きではないか。
姿さえ見れなかったことで想像だけが膨らみますが、何にせよ人生でTOP3に入るくらい強烈な引きでした。
後から調べると、尺を超えるメバルの場合、小型プラグのフックなんかは余裕でのされるようですね(;’∀’)
今回は掛かりどころも悪かったのかもしれませんが、反省点としては
- 適切なドラグ調整ができていなかった。(そのせいでフックへの負担が大きくかかった)
これが大きいです。
岩や海藻などの障害物がない波止だったので、ドラグを緩めて暴れさせても問題はなかったはずです。
まさかフックがのされているとは思いもよりませんでした。
大物をバラしたことで、フックの強化やロッドなどについてもっと考える必要があるな、と感じました。
PE0.4号、リーダー1.5号。ドラグ調整に問題があったとはいえ、フックさえ強度がある物を使っていれば獲れていた魚ではあったはずなので・・・。
シャローエリアで良型GET
バラした時の映像が何度も頭の中を駆け巡る中、潮が満ちてきたので波止の付け根付近のシャローエリアでジグ単メバリングをすることに。
砂地に所々シモリが点在するポイントです。
ジグヘッドはアジスタ1gに、ワームは34のタープル1.6インチこうはくカラーでまずは表層を探るも反応がありません。
ではボトムか!ということでジグヘッドを1.5gに変更し、ハンドル3秒に1回転くらいのスローリトリーブで巻いていると、ゴッ!
よく引いて楽しませてくれたのは21㎝の白メバル!白メバルは美味しいから嬉し~^^
その後、連発は無く時間を置いてもう1匹
次は22㎝のこちらも白(^O^)/
ここでは2匹が釣れ、前半戦は合計4匹でした!
小さいメバルは撮影後にリリースしています。
朝マズメに連発
まだバラした悔しさが消えず、朝マズメもディープエリアで大物を狙ってみることに。
と、その前にジグ単で表層にメバルがいないか確認してみることに!
水深10m以上の潮流の速い場所にメバルは浮いているのか・・・
アジスタ1.5gに、ワームは先程と変わらずタープルで堤防角の反転流ができている沖側へキャストし、着水後すぐにハンドル7~9回転したところで潮の流れに乗せてドリフトさせます。
すると、ゴッ!
20㎝ちょいのブルーバックです^^
その後も同じパターンで、1キャスト1ヒットのお祭り!
餌が流れてくるであろう場所へ送り込むと、必ず釣れる感じです。
みんなワームを丸のみしていて、活発に捕食していました。
メバルのお祭りは久しぶりだな~!と思い夢中になっていると、すっかりプラグを使うのを忘れていました(;’∀’)
思い出すと同時にロッドを持ち替え、プラグを投げ込むもアタリがありません。
頭の中では、「もう忘れちゃえよ!ジグ単で楽しもうよ!」
と、もう一人の僕が言うので、その後はジグ単メバリングを心行くまで楽しみました!
といっても時合は4時30~5時までの30分程度だったので、釣れたのは9匹です。
サイズは瀬戸内アベレージでしたが、ジグ単用の軽量ロッドだったので引き味も楽しむことができました^^
今回のジグ単では、全てのメバルを34タープル1.6インチで釣りました。
釣果とメバルが食べていたもの
- メバル 17~23㎝ 13匹
- チビカサゴ 2匹
最近は大型を狙って磯を回るも不発に終わっていたので、久しぶりに楽しいメバリングとなりました^^
今回釣れたメバルが食べていたものですが、ハク・メバルの稚魚?・アミ・バチと種類豊富でした。
シャローエリアで釣れたメバルはアミとバチで、水深のある堤防で釣れたメバルはそれ+ハクとメバルの稚魚?という感じでした。
特にハクはお腹がパンパンになるくらい捕食している個体もいました↓
メバルの稚魚のような魚も混じっていますが、消化しかけのものも含めると9匹くらい捕食しています。1匹でです!
そのお陰で、メバルは脂ノリノリでした^^
緊急事態宣言が延長の方向で話が勧められているようですが、私もしばらく釣りを自粛したいと思います。
・タックルデータ(ジグ単)
・ロッド 月下美人MX510ULS
・リール フリームスLT2000S
・ライン 月下美人フロロ0.6号
・ジグヘッド アジスタ
・タックルデータ(プラグ)
・ロッド 月下美人MX74ULS
・リール フリームスLT2500S XH
・PEライン よつあみ 0.4号
・リーダー ヤマトヨテグス1.5号
最後までお読みいただきありがとうございます!