21カルディアLT2500S‐XHでがっつりフロートゲームを行ってきたので、使用感や気づいた点などを書いていきたいと思います!
結論から言いますと、1万円台のハイギアリールとしては最軽量にあたるLT2500S-XHは、軽量なロッドと組み合わせたフロートアジング・メバリングにおすすめと言えます。
ハイギアなのに巻き感が軽くてストレスの無い快適な釣りが行えました!
もくじ
スペック
21カルディアLT2500S-XH | |
ギア比 | 6.2 |
巻取り長さ | 87㎝ |
自重 | 190g |
最大ドラグ力 | 5kg |
ハンドル長さ | 55㎜ |
ノブ | I型 |
ベアリング | 6/1 |
標準糸巻き量 | PE0.6 200m |
実売価格 | Amazonで約17000円 |
21カルディアLT2500S-XHはハイギアモデルで、巻取り長さはハンドル1回転あたり87㎝となっています。
自重は1万円台のハイギアリールとしては最軽量の190gとなっており、(2022年3月時点)1日の釣行時間の長い私でも腕が疲れることはありませんでした。
特徴的なのはハンドルノブの形状で、21フリームスは同じ番手のハイギアモデルがT型ノブになっていますが、こちらはI型ノブになっています。
これは好みの問題ですが、個人的にはただ巻きが行いやすいと感じているI型が好みなので釣りやすかったですね。
黒を基調とした大人デザイン
デザインは黒地に金色の配色が施されており、落ち着いたカラーリングで大人なデザインになっています。
黒×金好きの私としてはかなり好きなデザインです!
タックルバランス
この画像は85gの月下美人アジング80ML-Tと組み合わせた時のタックルバランスです。
少しリールから重心が離れているように見えますが、先重り感は殆どなかったです。
おそらく、100gを超えるロッドとの組み合わせはアンバランスになり釣り物によっては操作性のしにくさを感じるかもしれません。
巻き心地はサラサラ系
巻き心地はサラサラ系で、滑らかな回転をします。
実釣に問題が出るようなガタツキはありませんが、もしも購入した個体から違和感を感じた場合はすぐに返品・交換して対応してもらうのがおすすめです。
よく引き合いに出される21アルテグラの巻き心地はしっとりぬるぬる系で、どちらかというとアルテグラの方がやや滑らかさは上だと感じます。
ただ、巻き心地以外のスペックでは殆ど21カルディアが上回っているため、どちらも所有している私としては、支払額を上乗せできるなら21カルディアの方が断然おすすめですね!
なにやら最近Amazonでアルテグラの価格が高騰している感じですが、値上がりしたものを買うまでのものとは思いません。
巻き感の軽さは想像以上!
21カルディアにはモノコックボディが採用されており、その恩恵で大口径ギアが格納されているため巻き感が軽いです。
これは想像以上でした!
フリームスと比較してみると分かりやすいのですが、巻き始めの重たい感じがなく、スムーズに回転してくれます!
18フリームスLT2500S-XHを愛用していた者としては、ハイギアの少し重い感じが意外と好きだったりしたのですが、巻き感が軽ければ軽いで使いやすいものですね!
軽い力で回転してくれるため、人差し指と中指を使用したソフトタッチなリーリングでも十分釣りになります。
大口径ギアの恩恵で巻き上げ力が強い?
上記と似た内容になりますが、21カルディアはモノコックボディによる大口径ギア搭載の恩恵で巻き上げ力が強くなっています。
実際、フリームスあたりと比較すると、大型のメバルが掛かった際の巻き上げ力は強い気がします。
ハマチやブリを狙うわけでもないライトゲームでそんなに強い巻き上げ力は必要ないとも言えますが、「多少の大物が来ても負けないだろう」という安心感はありますね。
また、ギアが大きくなることで負荷が掛かりにくくリールの耐久性も上がっていると思われるため、下位機種よりも長期間に渡ってゴリ感などが出にくい快適なリーリング性能が維持できると思われます。
ドラグ音&ATDがいい!
意外と好ポイントなのがドラグ音ですね!
大物が掛かった時にジリジリジリーと金属音のような高音が鳴り響くのですが、これが釣り番組で見るような気持ちの良いドラグ音なんです。笑
あくまで個人的に感じていることですが、ドラグ音に安っぽさを感じない点もカルディアのいいところですね。
そしてATD(オートマチックドラグシステム)は魚に無駄な動きをさせにくいのでいいですね!
魚の突っ込みに追随するようにドラグが効いてくれるので浮かせやすいように感じます。
メバリングの使用感
フロートメバリングでは28.5㎝までのメバルを釣り上げましたが、かなり快適でした!
これといった不満点はなかったですね。
大型メバルが掛かった際にはドラグが出ましたが、思ったよりも突っ込まれなかったのでATDがしっかりと機能してくれていると感じました。(ドラグ自体も根に潜られないように閉め気味ではあったのですが)
個人的に感じたことは、掛けてからよりも掛ける前の「ただ巻き時」が意外と快適だったことです。
前述したように巻き感が軽いため、巻いているという感覚が薄れて釣りに集中しやすい感じです。
18フリームスを愛用していた私としては、巻き感の軽さがここまでの快適さに繋がったことは新たな発見でした。
3日間の釣行でライントラブルは一度だけ起こりましたが、それは横風の強い日でリールに問題があったというよりも私のラインメンディングがうまくできていないだけでした。
ドラグフルロックで釣ることも多いメバリングですが、ドラグ性能以外を考慮してもカルディアを使う価値はあると感じました。
ハイギアかノーマルギア(ローギア)かの選択ですが、根から早く引き離すという意味でもフロートメバリングにはハイギア一択ですね!
21カルディアLT2500S-XHを使用したメバリング釣行記はこちら↓
アジングの使用感
アジングでは31㎝までを釣り上げましたが、ドラグの微調整が効くので尺クラスの突っ込みでもラインブレイクすることなく安心して釣り上げることができました!
激しく突っ込まれた時はドラグを少し滑るように調整しておけば、余程針掛かりが悪くない限り、リールが原因でバレるようなことはないと思われます。
ということで、アジングでの使用感も非常に満足しています。
関連記事
21カルディアに関しては21カルディアFC LT2500Sについてもインプレしているので参考にどうぞ↓
また、21カルディアと21フリームスを比較した記事も書いています↓
こちらは21カルディアと21アルテグラを比較した記事です↓
それでは、良いフィッシングライフを(^O^)/