もう年が明けて1か月以上経ちましたが、2019年度の大阪タクシー年収(隔日勤務)報告をしたいと思います。
誰にだよ!って感じですが、これから大阪でタクシードライバーを考えている方の参考にはなるかと思います。ちなみに、営業エリアは大阪市内(梅田・難波など)です。
2019年の年収
気になる2019年の年収(1月~12月)は・・・約440万円でした!
前年が約480万円だったので、40万円も下がってしまいましたね・・・。我ながらあまりの下降具合にショックを受けています(;’∀’)
これだけ下がったのは原因があるのですが、それは後半で書いていきたいと思います。
話は戻りまして、年収440万円(税込み)を稼ぐには、毎月約37万円を稼がなければなりません。
タクシーの給料は歩合制ですが、会社によって歩合率は変わってくるので、約37万円稼ごうと思うと、歩合率が60%の会社で約60万円稼ぐ計算になります。
この60万円という数字は、真面目に休まず出勤してコツコツと営業していれば大体クリアできると考えていただいて大丈夫かと思います。
減った原因その1 出勤日数の減少
なぜ、前年と比べて40万円も給料が減ってしまったのか・・・考えられる原因を書いていきたいと思います。
まず1つ目が出勤日数が減ったことです。
2018年は総出勤日数が141回に対し、2019年は140回でした。
って、1回だけか!
正直、もっと少ないと思っていたのですが、減った日数はたったの1回だけだったんですね・・・。
ただ、私の場合隔日勤務で1日平均5万売上があるので、そのうち半分が給料になるとすると1日出勤が減ったことで2万5千円給料が減ったことになります。
ちなみに出勤日数が減った理由は、体調崩して休んだとかではなく、有給使って旅行に行ったり、大好きな釣りに行ったりと趣味関係を充実させていたからです!
GWには世間様と同じように9連休していましたからね。
しかし、それでも40万円は減りすぎですね。さらに原因を探っていきます。
減った原因その2 勤務時間の減少
2つ目の原因として考えられるのが勤務時間の減少です。
出勤日数こそ1日しか減っていませんが、勤務時間はかなり減りました。これは自分で書いている売り上げ記録ノートを見返しても明らかです。
もうですね、今日は暇だしさっさと帰ろ~!って日が増えましたね。
正直、2年目は稼ぐぞ!!という意気込みで平日の暇な時でも勤務時間いっぱいまで粘って売上を作っていたのですが、3年目に入ると時間いっぱいまで粘るのが嫌になったきたんですよね。
だって、深夜まで粘れば粘るほど売上も上がりますが、ややこしいお客さんも増えるんですもの。
到着しても起きない、車内おう吐、酔っ払いによる信号無視強要など、たかだか1万円の売上の為に精神削って眠い目こすって働くのが嫌になりました。
はい、ここに新たなサボり魔ポンコツ運転手が誕生しましたよーっと(‘◇’)ゞ
本当はそんな生ぬるいこと言ってないで、「車内おう吐万歳!どうぞごゆっくりお眠りください!この仕事は違反してナンボですわ!」なんて言って社畜ならぬ車畜にならなきゃいけないんでしょうけどね~。
※違反は絶対にいけません。
減った原因その3 やる気の低下
これですね!一番の原因は!
やる気の低下。
2年目までは、ややこしいお客さんもいましたが、なんだかんだでタクシーの仕事を楽しんでいました。
お客さんを乗せて見知らぬ土地へ行ったり、新しいタクシー乗り場に付けるドキドキを味わってみたり、なにより売上を積み重ねていくのがゲーム感覚で楽しかったんですよね。
でも、3年目に入ると、「あ~!今日も乗せては降ろしての同じことの繰り返しか~・・・」てな具合で仕事自体に飽きてきました。
もちろん、忙しい日なんかは相変わらず楽しい日もあるのですが、割合的には減っていきましたね。
そんなやる気の低下から、勤務日数も減り、勤務時間も減り、気が付けば40万円も給料が減っていました(;’∀’)
良かったこと
2019年度の良かったことは2つあります。
1つ目は、勤務日数と勤務時間が減少したことで、身体がとてつもなく楽になりました!
この仕事、ずっと座っていますのでお尻が異常に痛くなったり、ハンドル時間が長いので肩が凝ったりと身体を痛めやすいです。
なんか右尻がめっちゃ痛くて、運転中に右尻だけ浮かせながら運転してる時ありますし。
実際、痔になったり身体を壊して辞めていく人は多いようです。
売上に関しても、大幅に減少はしているのですが、時間単価は変わっていないと思います。勤務時間が減っただけですね。
今の私は、いい意味で言うとタクシーの仕事を理解して効率よく稼げるようになった、といったところでしょうか。
悪い意味で言うと、楽な方へ楽な方へ流れて、なんだかんだ言い訳付けて稼げない運転手になりつつあるといった感じです。
そしてもう1つ良かったことは、趣味がかなり充実できたことです。
釣りにもたくさん行けましたし、旅行にも何度か行けたので、給料は下がりましたが充実した1年だったと思います!
2018年は給料は良かったですが、趣味関係はあまり充実できずに休みの日も疲れて寝てたりしましたから(;’∀’)
まとめ
以上、2019年大阪タクシードライバー(隔日勤務)の年収でした!
この仕事は働きすぎると体を壊したり事故するリスクも増えますが、働かなければご覧のように給料が減っていきます。
人によって体の強い人や弱い人、様々なので自分にとって働きやすい勤務時間、勤務スタイル(隔日勤務か昼勤か夜勤か)を見つることが重要だと思います。
それでは、お互い事故に気を付けて運転してまいりましょ~!