今年のエギングシーズンも残りわずかですね!
皆さん、2019年の秋エギングの釣果はどんな感じだったのでしょうか?
私の方は、毎回の釣行で結果を出すことは出来ず0か10かのような当たり外れの多い秋エギングでした。
今日は、9~11月のアオリイカの釣れるサイズの変化と釣れる場所の変化など、来年の釣果アップにつなげる為にも反省を交えながら振り返っていきたいと思います。
9月のエギング
まず最初に釣行したのが9月3日ですね。場所は大阪泉南の岬町です。
ここでは16時頃に一杯、17時頃に2杯目が釣れています。
サイズは胴長約10㎝で釣り上げた場所は水深5~6mの潮通しの良い堤防の先端角ですね。
2回目の釣行が9月4日。場所は和歌山県中紀(由良町)です。
大阪泉南から日をまたいで2日目の釣行となったのですが、期待の朝マズメは1杯という無残な結果に終わっています。
が、その後完全に日の昇った8時頃、移動先で満潮前に胴長約10㎝の新子が連発しています。
場所は水深2~3mのシモリの点在するシャローエリアですね。シモリ周辺にキャストすると、いればすぐに反応がありました。
ここではエギ王Kの3号シャローを使用して、水深の浅いシャローを時間をかけて誘いました。ノーマルよりも反応が良かったです。
そして、この釣行ではちょっとしたドラマがあり、19時前の夕マズメに670gの良型アオリイカが釣れました!ヒットエギはエギ王Kアジ金3号シャローでした。
釣果は12杯でした。
9月初めは夏イカと新子が両方狙えるのが魅力的なのかもしれませんね。
3回目の釣行が9月11日ですね。場所はまたしても和歌山県中紀(由良町)です。
この日は先週に良型アオリを釣った事もあり、ルンルンで向かったのですが・・・
結果は胴長8㎝のアオリが1杯のみという酷い結果に・・・。
つい7日前に連発したポイントを夕マズメにかけて16時頃から狙いましたが、全くの無反応でした。
1週間でここまで状況が変わるものか!?と1人で衝撃を受けていましたね。(笑)
夜もやりましたが、追尾こそあったものの釣り上げる事はできませんでした。ちなみに月は満月に近かったですが、曇っていたので闇夜に近い状況でした。
4回目の釣行が9月18日です。場所は和歌山県中紀(由良町)です。ひたすら中紀に通っていました!
大阪から高速使って1時間半ほどですし、景色と海の水が綺麗なので癒されるんですよね^^
この日は、夕マズメと朝マズメのみ釣りをしました。今思えば月が出ていたのでナイトエギングもやればよかったのですが、この頃はまだナイトで釣れるイメージがありませんでした!(;’∀’)
結果は夕マズメに2杯、朝マズメに4杯の合計6杯の釣果でした。
サイズは平均的に大きくなっており、胴長16.5㎝が出るなど、アオリイカの成長を感じました。
1週間前には全く釣れなかったポイントで釣れたので、同じ場所でも潮と釣れる時間帯を選んで釣行する事が大切だと再確認できた1日でしたね。
5回目の釣行が9月26日。場所は広島県の離島です。大体ですが、しまなみ海道の近くになりますね!
さすがに離島だけあって、魚影の濃さが違いました!
闇夜だったので、夜は常夜灯のある堤防、朝マズメ夕マズメの光量のある時間帯は潮通しの良い磯場で釣果がありました。
この時感じたのは、メバルが釣れる場所ではアオリイカも釣れるという事。メインで釣った磯場は春に海藻が生い茂っていてメバルが爆釣したのですが、同じ場所でアオリイカも連発しました。
釣果は20杯でした。離島のポテンシャルのお陰ですね!
ただ、サイズは離島だから特別大きいというわけではありませんでした。
6回目の釣行が9月27日。こちらも広島の離島です。船に揺られて上陸するのってワクワクします(^O^)/
この日は前日に風の影響で釣りが出来なかったシャローエリアで胴長20㎝の良型が釣れました!
そして、磯場でも良型を掛けましたがバラしてしまいましたね。
良型は常夜灯の効いたポイントよりも、明かりの無い闇ポイントの方が出ると感じました。
釣果は13杯ですね。サイズは最大が400gと、9月の初めは100gくらいしかなかったアオリイカの成長の早さを感じました。
後、エギングは釣れなければ粘らずに場所移動した方が釣果に結び付く事が多いと感じました。
以上が9月エギングの振り返りですね。
9月に使用したエギ
9月に使用したエギですが、主に3号を使用していました。
2.5号も使用したのですが、あまり釣果には繋がりませんでしたね。
例えば、9月の初めの100g程度の新子を狙う時に、3号ノーマルで反応が無い場合にサイズダウンして2.5号を使ってみましたが、効果は薄かったように感じました。
もちろん、使うシチュエーションによるのだと思いますが、サイズダウンするよりもフォールスピードをゆっくりな物に変えた方が効果があったように思います。
私はずっとエギ王Kを使っていたのですが、エギ王Kの3号ノーマルで反応が無ければ、3号シャローに変えてみると反応があったというパターンが多かったです。
10月のエギング
次はサイズアップの期待できる10月エギングの釣果と振り返りです。
9月の釣行から2週間ほど空いて7回目の釣行となったのが10月14日ですね。場所は広島の離島で満月大潮という好条件。
場所、潮、月と、3つの条件を重ねて完全にサイズアップを狙った釣行となりました。
結果は19杯と、9月と変わらず数も釣れました。10月になると数が釣れなくなるのかと思っていましたがそうでもないんですね。
サイズも500gクラスが3杯で最大が567gと、サイズアップも達成できたので数、サイズ共に楽しめました。
この釣行で分かったのは、新月では釣れなかった闇ポイントが満月だと釣れるポイントに変わるということ!
9月の新月では闇磯で粘っても1杯しか釣れなかったのですが、満月だと闇磯でも連発しました。アオリイカが目で獲物を探すのに光が重要なのだと身を持って痛感しました。
8回目の釣行が10月29日です。場所は大阪泉南の岬町ですね。
この日は夜中まで降り続いていた雨の影響を心配しながらの釣りとなったのですが、結果は夕マズメのみやって1杯でした。
釣れた場所はシャローエリアですね。
サイズは胴長14㎝程度の新子サイズでしたが、雨の後の水潮の影響の大きそうなシャローで釣れたのは大きな発見でした。結構雨は降っていたんですがね~。
よっぽどの大雨じゃなければあまり影響ないのかな?
9回目が10月30日。場所は久しぶりの和歌山県中紀(由良町)でした。
結果は無残も無残、丸ボウズでした・・・(笑)
主に実績のある場所をランガンしていったのですが、どこも空振りでした。
一応、過去に釣れた時のデータを生かしたり、釣れそうなポイントを探してシャクったのですが、全くでした。
シャローから水深のある場所まで満遍なくシャクったので、 アオリイカの居場所を発見出来なかったというのが敗因理由ですかね。
ただ、有望そうなポイントは見つけたので、来期は結果を出す!予定です・・・(;’∀’)
10月に使用したエギ
10月はサイズアップを狙っていたので、3.5号メインでたまに3号を使っていました。
それまで、3.5号のエギを使ったことがあまりなかったので、こんな大きなエギ抱いてくるのかな?と思っていましたが、ガンガン抱いてきますね!
500gクラスの良型から、えっ!?っていうようなミニマムサイズまで幅広く釣れました。
こんな、3.5号と同じサイズのアオリイカまで。よく食べれると思ったな!!
アオリイカのどう猛さが良く分かった10月エギングでした。
11月のエギング
自分もエギングの腕が上がってきたし、11月は600gクラス、欲を言えばキロクラスが狙えるやろ!ということで、気合を入れまくって行ってきました。
10回目の釣行は11月9日。場所は信頼と実績の離島です。一度行くと病みつきになりますね!
満月付近で中潮という好条件。きっと大型が釣れるはず!でしたが・・・。
結果はアオリイカ8杯で最大胴長20㎝とキロには程遠い結果に・・・。(笑)
ただ、同行していた父が700gのアオリイカを釣り上げたので、いるのはいたみたいなので、自分の腕が悪かっただけでした(-_-;)
この日は大型狙いで深場ばかり攻めていたのですが、結果的に父親が釣ったのはシャローエリアでした。エギは3号を使っていたようです。
釣れた時間帯は朝マズメの5時頃です。捕食の為にシャローに回遊してきたイカをうまく釣り上げたんでしょうね。
11月=深場で良型が釣れる、というのは必ずしも当てはまらないんだな、と感じました。
9~11月エギングまとめ
・9~11月の10回の釣行での釣果
- アオリイカ 82杯
一見よく釣ったな!という感じなのですが、このうち離島で釣ったのが60杯なので、完全に離島ポテンシャルに助けられた形です。
恐らく、離島に行かなければ40杯に到達していたかも怪しいです。
・9~11月の振り返り
- 9月初めは日中でも良く釣れた。
- エギはサイズよりもフォールスピードを変える方が反応が良かった。
- 釣れない時はあまり粘らずに移動する事が釣果に繋がった
- 闇ポイントでは満月付近がよく釣れた
- 11月でもシャローは打つべき
9~11月の釣れる場所の変化ですが、基本的に同じ場所で釣れました!
水深で言うと2~10m未満の広い範囲で釣れましたが、11月だから水温の安定する深い場所!という事はなかったです。11月のシャローでも良型が釣れました。
ただ、よく言われているように漁港内よりも外洋に面した潮通しの良い場所の方が結果が出ました。
このことから、潮通しの良い場所であれば水温が安定し易いのでシャローでも深場でも釣れるのだと考えられます。
後はやはり移動が大切だと感じました。
釣れないと判断したらすぐに移動してアオリイカの居場所を見つけた方が釣果に結び付きやすかったです。私だけかもしれませんが、粘れば釣れるという感じではなかったですね。
今年はエギングデビューして以来、一番力を入れた年になったのですが、苦戦しつつもそれなりの釣果に恵まれたので良かったです(^O^)/
ロマン溢れる離島エギングも楽しかったのですが、自然豊かな和歌山県でアオリを探して車を走らせるランガンエギングもとても楽しかった。
本当は後1回くらい行きたかったのですが、なかなかチャンスがないのでこれにて2019年のエギングは終了としたいと思います。
来年はキロアップ釣ったるで~~!!!