夜釣りをしていると、冬でなくても身体が冷えて温かいごはんが欲しくなるものです・・・。
ということで、こんなものを買っちゃいました!

ジャーーン!

そう!アウトドアでの炊飯の達人!その名もメスティンです!
本日Amazonで注文していたものが届いたので、さっそく釣り場飯!ならぬ自宅飯!を作ってみましたよ!

もくじ
メスティンとは?
と、美味しいごはんを炊く前にメスティンとはなんぞや?というお話をサクッとしておきます!
メスティンとは、スウェーデンはトランギアという会社が作っている炊飯グッズのことです。

とても美味しいごはんが炊けることで有名で、特にキャンプや山登りをされる方を中心に広く使われているようです。
取手付きアルミ製飯ごう(メスティン)です。小物入れやランチボックスとしても便利です。熱伝導率の高いアルミ製のため、熱が全体に回り、アルコールバーナーでもごはんが大変美味しく炊けます。
トランギア公式HPより引用
美味しいごはんが炊ける理由は、熱伝導率の高いアルミ製のため、熱が全体に行き届くからなんですね!
メスティンTR-210で炊飯
今回私が購入したメスティンのサイズは、TR-210というサイズ。
詳しいスペックは、
重量:150g サイズ:17×9.5×6.2cm
容量:750mℓ
アルミ製(無垢)
□ 炊はんの目安:約1.8合まで
白ごはんが1.8合まで炊ける比較的こじんまりとしたサイズで、一人用にぴったりです!
バリ取り
メスティンの蓋のふち部分は鋭いことが多く、そのまま使用するとケガをすることがあるので、バリ取りといって紙ヤスリなどで削る必要がある、と色んな記事で見かけました。
そこで、実際に届いたメスティンのふちを指で触って確認してみると、

う~ん、そんなに鋭くないなぁという印象。
よっぽど強く指をスライドさせたりしなければ、指が切れることはないと感じたので、私はそのまま使用することにしました。
・小さいお子さんのいる方は、万が一指を切ったりしてケガをしないよう、ヤスリなどで削って滑らかにしておくことを推奨します。
・洗う時はふちに指をスライドさせないように注意が必要です。
シーズニング
シーズニングとは、購入したての鉄フライパンなどを使う前に「ならし」をして焦げ付きにくくすることですね。
このメスティンでは、お米のとぎ汁を馴染ませることでシーズニングができるようですが、こちらも私はやりませんでした。
というのも、シーズニングせずに炊飯するとどれくらい焦げ付くのか確かめてみたかったからです。(変態)
使用前に容器を洗剤で洗って、そのまま何もせず炊飯に使用しました。
結果的に言うと、シーズニングしなくてもお米は焦げ付きませんでした!
匂い等も私は気になりませんでした。
炊く前にお米を30分間水に浸しておく
炊飯の手順ですが、まずはお米を30分間水に浸しておきます!
※この作業が美味しいお米を炊くのにかなり重要になります!
こうすることで、お米の芯までたっぷりと水が浸透し、ふっくらツヤツヤに炊き上がります。
実際に30分間水に浸した後の状態がこちら↓

私もまじまじと見つめたのは初めてだったのですが、お米が水分を吸収して少しふっくらとしているのが分かります。
追記 この作業をしていなくてもお米は炊けますが、中に芯が残ることがあるため、美味しいお米を炊きたいならやるべきです。
お米1号に水200ml
今回はお昼ごはん用に1号のお米を炊いてみました!
お米1号に対しての水の量は、200mlです。
目安としては、メスティンの2つある金丸に水がかかるくらいの水量です

追記 何度も炊飯して分かりましたが、多少水量に誤差があっても美味しく炊けます!それより、前述した水に浸しておく作業の方が重要だと感じます。
弱火で15分炊飯
お米を30分間水に浸して、適量の水を入れた後は炊飯していきます!
今回は初めての経験だったので、色んな情報を参考にしながら弱火で炊いていくことにしました。

このくらいの火加減でやったのですが、画像だと分かりづらいかもしれないので動画も用意しました↓
下調べした情報では、湯気が出始めたら一旦フタを開けた方が良いとのことだったのですが、こちらも天邪鬼な私は一回もフタを開けることなく炊き続けました。笑
弱火で10分程炊き続けていると、だんだんと蒸気が出てきて美味しい匂いがし始めます。
この間にフタの隙間から吹きこぼれが発生しますが、気にせず炊き続けました。
タオルを巻いて逆さまにし、20分蒸らす
弱火で15分ほど炊いていると、チリチリという音が聞こえてきます。(近づかないと聞こえないくらいのボリューム)
これが上手く炊けている証拠らしいです!
この音が丁度15分経過前あたりに聞こえてくるはずなので、そのまま少し待ち、15分経過した時点でメスティンを火から離します。
そして、次がとても重要な作業になるのですが、火から離したメスティンを逆さまにし、タオルで包みます(濡れてなくても大丈夫)。
逆さまにする理由は、底で温められた蒸気を全体に行き渡らせ効率よく蒸らすためです。

全体が包めるように大きめのタオルでくるみました。
この状態で20分間蒸らします!
この時、おいしくな~れ。おいしくな~れと念じることが大切です!
この20分間が待ち遠しいあまり、とても長く感じるのですがじっくりじっくり待ちます。
追記 3月の気温が10度以下の夜中で風のある状況だと、弱火で約20分炊飯すると美味しいごはんが炊けました!(風除け板使用)
完成!
20分経過後、タオルからメスティンを開放し、フタを開けると・・・

なんということでしょう!!!
ツヤッツヤのお米が炊き上がりました!
お米一粒一粒がまるで主張するかのようにシャキっとしているではありませんか!
炊飯を始めてから炊き上がるまでの総時間は35分でした!(蒸らし時間も入れる)
少しお箸でほぐすと、

ホックホクです!
だめだ!!もう待てない!
炊き立てのご飯を一口頬張ってみると、、
う、う、うまぁ~い!
程よく水分が含まれていて、柔らかさもあるんだけど、外側はしっかりとした歯ごたえを感じます。
これは、、例のやつをおかずにして食べるしかない。

泉南で釣った自家製アジの干物(^O^)/
あ~おいしい。ご飯が恐ろしいくらいに進みます。
・・・ごちそうさまでした。

もっと焦げ付いているかと思ったのですが、底には多少の焦げ付きが見られるだけで、殆どご飯への影響はありませんでした!
今回、下調べした炊飯方法を少し無視しながら自己流でやった部分もあったのですが、結果的にはとても美味しくごはんを炊くことができました!
これは、釣り場飯をする時にとても活躍してくれる相棒になりそうな予感です(^O^)/
メスティンは外気温によって炊き上がり時間に変動があるようなので、実際に自分で炊飯してみて、炊き上がりの感覚を養うのがベストです。
※追記 実際に釣り場で飯盒してきましたが、外気温が5~10度の間で弱火で約20分炊き、その後は約15分程蒸らしてやると美味しいお米が炊けました!


レトルトのカレーと炊き立てご飯はもうね・・・最高の最上級でしたわ!!笑
今回使用した風除け板(ウインドスクリーン)はうまく風をシャットアウト+折り畳み式でカバンにしまえて持ち運びにも便利でした!

追記!何度も使用して感じたこと2点
すでに何度もメスティンでご飯を炊いていますが、感じたこと2点!
- 事前に水に浸しておくと美味しく炊ける
- 多少水量を間違えてもうまく炊ける
1つ目は、炊飯する前に30分程水に付けておくと、お米が水分を吸収して芯まで火が通り美味しく炊けるということ!
2つ目は、多少水量に誤差があっても特に問題なく炊けるということ!
なので、お米が美味しく炊けないかも・・・という不安は殆ど必用ないな、というのが今の印象です!
底が多少焦げ付いても味に何ら問題はありません。
メスティンのサイズ、小と大
今回の炊飯に使用したメスティンは、TR-210というサイズのものです↓

重量:150g サイズ:17×9.5×6.2cm
容量:750mℓ
アルミ製(無垢)
□ 炊はんの目安:約1.8合まで
もう一つ大きなサイズには、TR-209があります。

重量:270g サイズ:20.7×13.5×7cm
容量:1350mℓ
アルミ製(無垢)
□ 炊はんの目安:約3.5合まで
ご参考までに。



それでは、良いフィッシングライフを(^O^)/