どうも!メバルを愛しているが愛されてはいない者です!
先日、2日間みっちりとリッジ35Fを使用してメバルプラッギングをしてきたので、状況別に有効だった使い方・誘い方などを書いていきたいと思います!
リッジ35Fを初めて使う!メバルプラッギングが初めて!という方には多少なりとも参考にはなるかと思います。
なお、リッジ35SSについては触れませんのでご了承ください。また、今回使用した釣り場はしまなみ海道の潮流の速い常夜灯のある堤防です。
ライズが起こっている場合に有効
リッジ35Fは自重2gと小さくて軽いミノーですが、マグドライブ搭載で重量の割に飛距離が出ます。
ではまず、リッジ35Fがどんな場面で活躍してくれるか?という点についてですが、ズバリ「ライズが起こっている時」でした!
具体的な状況としては、常夜灯下で潮が5分程満ちてきており、潮位の上昇と共に浮いてきたメバルが水面をパチャパチャとライズし始めた時から反応が出始めました。
ライズの音はそんなに大きくなく、水面の浮遊物を軽く吸い込んでいるような弱めの音です。
これは、メバルが潮の流れに乗って水面を浮遊しているアミ類を捕食しているからで、弱い力で吸い込めるからだと考えられます。
実際、釣り上げたメバルを捌いてみると、胃から大量のアミ類が出てきました↓
常夜灯下で流れているアミを捕食している時のライズ発生時に有効!
その①流れがある場合
ここからは実際に私が釣り場で検証した使い方を書いていきます。
1つ目が、流れがある場合です。
ここでいう流れとは、ゆっくりなものから速いものまでを指しますが、あまりにゆっくり過ぎる流れは除外します。
目安としては浮いているゴミが目に見えて流れているのが分かる程度の流れは最低限あるような状況ですかね。
そのような状況化では、
何もせず潮に流す。
これが一番釣れました。
これはアミパターンでのプラグの使い方でよく言われていることですが、実際に釣行してみて、本当に釣れました!
キャストした後は糸ふけを回収して潮の流れに乗せて待つだけです!
ご想像通り超イージーです。笑
そのまま待っていると、表層を意識しているメバルの前を通過する時に、リッジ35Fをアミの集合体だと思ってアタックしてきます。
ブルブルブルッというアタリが手元に伝わってくるので、すぐには合わせずそのまま待ちます。
そして、ロッドが引っ張られたタイミングでようやく軽く合わせてやると針掛かりが良かったですね。
私自身、何回も早合わせしてフックアウトさせたので、メバルが食い込みロッドが引っ張られるまで合わせるのは待った方が良いと思います。
1点、潮に流す時の注意点としては、糸ふけを回収し過ぎないことです!
その理由は、糸ふけを全て回収してプラグにラインテンションを掛けてしまうと、潮に同調させたいはずなのに、プラグに妙な動きを与えてしまうからです。
こうなると、メバルが流れてくる餌と認識しない為か?反応が薄くなる傾向がありました。
なので、ラインは張らずに少し緩んだ程度を維持しておくのが釣果に繋がるように感じましたね。
それでもメバルが掛かったら引っ張っていき、しっかりとアタリが出るので分かります!
キャスト後、潮に乗せて流すだけで釣れる(ドリフト)
ラインはメバルが違和感を感じない程度に緩ませておく
リッジ35Fでのドリフトの釣行記はこちら↓
その②流れが無い場合
2つ目が、流れが無い場合です。
ここでいう流れが無い場合とは、潮が少しは動いているor殆ど動いていないような状況下のことを指します。
このような状況化では、ポンプリトリーブやスローリトリーブ(ゆっくりただ巻き)が有効でした。
逆に、潮に流す釣り(ドリフト)はそもそも潮の流れが少ない為、メバルに見切られてしまうのか?反応が殆どなかったです。
ポンプリトリーブのやり方については、知らない方はこちらの動画が参考になるかと思います↓
開始1分あたりからリッジ35Fの使用方法について解説されています。またリッジ35SSについても解説されていますよ^^
この動画で解説されているように、実際に私が使った場合も、ロッドでさびいて泳がせた後の浮き上がりでメバルがアタックしてきました。
さらに具体的には、浮き上がった後に5~10秒ほど放置(ステイ)して待っていると当たってきましたね。
次に、スローリトリーブですが、これも潮の動きが少ない状況化で有効でした。
キャスト後、ハンドルを2~4秒に1回転くらいのスローリトリーブで一定のスピードで巻いていると、メバルがアタックしてきました。
この場合も、すぐには合わせずアタリがあっても巻き続け、ロッドが引き込まれたタイミングで合わせると針掛かりが良かったですね!
メバルは巻き続けていても果敢にアタックしてきます!
潮の流れの無い状況化では、ポンプリトリーブやスローリトリーブ等の動きでメバルを誘うと反応あり!
リッジ35Fでのポンプリトリーブ・スローリトリーブの釣行記はこちら↓
その③明暗部が狙い目
常夜灯下の中でも、メバルの反応が最も多く得られたのが光と影の明暗部(明るい場所と暗い場所の境目)です!
明暗部は餌やワームでも狙うべき場所として有名ですが、プラグでも好反応でした。
そんなホットスポットな明暗部ですが、具体的な狙う場所としては2つあります。
1つ目が、堤防の外側に立ち沖向きを見た時に、数メートル先で常夜灯の光が行き届かなくなっている場所です。
堤防の常夜灯の光の強さにもよりますが、大体10m沖くらいから光が行き届かず暗くなっている場所が多いと思います。
その、光と影の混ざっている場所にリッジ35Fをキャストすると、ただ明るいだけの場所と比較してもアタリが多かったです。
2つ目が、堤防外側の足元の明暗部です。
足元の真下は堤防がある為に常夜灯の光が行き届かず、完全に暗くなっています。
メバルは外敵から身を守りつつ効率良く捕食する為、その暗い場所に身を潜め流れてくる餌を待っているのだと考えられます。
なので、足元の丁度明暗部にリッジ35Fをキャストし、その時の潮の状態に合わせドリフトorただ巻き等で誘ってやると、暗い場所からメバルがアタックしてきます。
釣行した2日間、20㎝を超える良型はどちらも足元の明暗部で釣れたので、有名どころですが絶対に狙いたいポイントですね!
沖向き数メートル先の光と影の混在する明暗部が狙い目!
足元の明暗部は特に狙い目!
風がある方が釣れる?
2日間リッジ35Fを使用して感じたのが、風がある方が釣れやすいのではないか?ということです。
2日間の釣行条件は、どちらも新月の大潮周りと好条件でした。
しかし、メバルのアタリが多かったのは左から風速3~4m程の風が吹いて水面がざわついている1日目の方でした。
対して2日目はほぼ無風状態の「凪」で、釣り人目線とすれば釣りやすかったものの、水面は静かで1日目と比較するとアタリは少なかったです。
これは、風で水面が波立っている方がプラグがうまく紛れることができ、餌として認識されやすいからなのかもしれません。
ですが、これについては2日間だけの釣行では断定できないので、今後も検証を続けていきたいと思います!
まとめ、常夜灯下で良型が狙える!
リッジ35Fでメバルを釣ってきたので、実際の使用感や注意した方が良い点などを書いてきました。
私はまだプラグデビューして間もないのですが、リッジを使用して驚いたのは、ごく普通の常夜灯のある堤防の足元で20㎝を超える良型メバルが釣れたことです!(瀬戸内海は20㎝超えたら良型と思っています)
しかも、トップ(海面)で!
私はお恥ずかしながら、常夜灯下では良型メバルを殆ど釣ったことがなかったんです。笑
数釣りはしたことがありますが、サイズは18㎝くらいまででした。
なので避けていたポイントだったのですが、今回プラグを使用してみて
常夜灯メバルプラッギングおもしれぇ~!
ってなりました。笑
まだプラグを使用したことのない方は想像以上に面白いと感じるはずなので、とりあえずリッジ35Fは用意しておいて損は無いかと思います。
それでは、良いフィッシングライフを(^O^)/