こんにちは!
私は今までメバル釣りといえば延べ竿を使った探り釣りでした。
ですが、ここ4年くらいはルアーフィッシング中心の釣りになっていて、ルアー(ワーム)での釣り方の豊富さやゲーム性の高さにどっぷりハマっています!
今回はどちらの釣り方も経験した者として、メバルは餌とルアー結局どっちが釣れるの?という疑問に答えたいと思います。(そんな人いるのか知らないけど)
今まで餌釣りしかやった事ないけど、最近やたら耳にするメバリングってどうなの?釣れるの?楽しいの?という方がいれば少しは参考になるかと思いますので暇つぶしにでもどうぞご覧ください。
※今回は餌釣りの中でも私が長年やってきた延べ竿探り釣りと比較してみたいと思います。

延べ竿探り釣りの特徴と釣り方
・延べ竿の特徴
- リールが付いていない
- ロッドが5~6mと長い
最大の特徴はリールが付いていない事ですね!
こんなやつです↓

中が筒状になっていて、伸ばしていくと5~6mくらいになります。鮎竿の短い版と思っていただければ良いと思います。
穂先に3号程度のモトスを付け、下の方に1~1.5号のリーダーを付けます。そして2本針に錘はガン玉のみという超絶軽い仕掛けになっています。軽くて操作感が殆どないのでケミホタルを付ける事で仕掛けの位置を把握しながら釣ります。餌は青虫です!
仕掛けの長さは延べ竿の長さに応じて変えますが、メバルが釣れた時にキャッチし易い長さに設定する事が多いです。仕掛けが長過ぎると釣れたメバルが長い間空中待機する事になります。(笑)
・釣り始めるまでの流れ・・・モトスを穂先に括り付ける→延べ竿を伸ばす→予め作っておいた仕掛けとケミホタルを付ける→餌を付ける→釣り開始!
・延べ竿での釣り方
- 波止や敷石の際などメバルの居そうな場所に仕掛けを落として、海面から1~2m以内の浮いたメバルを狙う
- 波止に立ったら仕掛けを真下に落とし、棚は変えずに横にスライドしながら仕掛けをゆっくりと動かしてメバルの反応を探る
- 時々上下させてメバルの食いを誘う時もある
大体こんな感じですかね。
リールが付いていない為遠投ができないので足元を探っていくような形です。メバリングで言うテクトロ(テクテクトローリング)みたいな感じで歩きながら釣っていく事が多いです。
メバリングでもそうですが、餌釣りでも上下させるより横の動きの方が反応が良いですね!
延べ竿のメリットデメリット
・メリット
- 穂先に直接ラインを結び付けているのでメバルの繊細なアタリを感じる事ができる
- ロッドとラインのみで繋がっているのでダイレクトな引きを楽しめる
- リールの操作が無い分、手返し良く釣れる
- 餌を使うのでメバルの食いが良い
穂先にラインを結び付けているだけなので、メバルがかかるとロッドだけでのやり取りになります。
巻く作業が無いのに楽しいの?と思われるかもしれませんが、延べ竿で釣る1番の楽しさはここだと思います!
メバルがしっかりと餌を食い込んだタイミングで合わせると、ギュイーーンという延べ竿独特の音が鳴るのですが、この音が病みつきになるんです!
そして、合わせた直後はメバル特有の突っ込んでいく引きをダイレクトに感じる事ができるので、スリリングで本当に楽しいです!
メバルが釣れた後はハリから外して餌を付けて足元に落とすだけなので、手返しも良く時合をキッチリと釣る事が出来ます。
餌に関してもワームではなく生きた青虫を使うので食いが良いです!
・デメリット
- 釣れる範囲が足元周辺のみになってしまう
磯などで足元に水深が無く少し沖を攻めたい時など、届く範囲が限られる為に延べ竿だと攻めれない事が多いです。
その為、延べ竿では波止場での釣りが多くなるのですが、案外大物は足元にも潜んでいて、過去に25㎝のメバルも釣り上げた事があります。
延べ竿についてさらに詳しくはこちら↓

メバリングの特徴と釣り方

・メバリングタックルの特徴(延べ竿と比較した場合) ※今回はメバリングの基本になるジグヘッド単体の釣りについてのみ書きます。
- リールが付いている
- ロッドが3m以内と短い
- バスロッドのように下半分と上半分の2本を接続して1本のロッドになる
延べ竿との大きな違いは言うまでも無くリールが付いている事ですね!また、延べ竿と比べるとロッドが2m程度と短いので、扱い易いです。
そして、ロッドをセッティングする際は2本を接続するだけなのでかなりスピーディです。
・釣り始めるまでの流れ・・・2本のロッドを接続する→リールを装着→ラインをガイドに通す→ジグヘッドにワームを付ける→釣り開始
延べ竿と違い事前に作っておく仕掛けなどが無いので楽チンです!
・メバリングでの釣り方(ジグ単)
- 1g程度の軽いジグヘッドにワームを付けたものを結び付け、キャストしてゆっくり巻いていく
- 延べ竿と同じく、波止や敷石の際などメバルが居着いていそうな場所にキャストして表層をゆっくりと巻いていく
- 表層でアタリが無ければ底付近を探っていったりもする
メバリングという響きだけを聞くと少し難しそうに思うのですが、基本は軽い仕掛けにワームを付けてキャストし、表層をゆっくり巻くだけの簡単な釣りです!
メバリングのメリットデメリット
・メリット
- ラインにジグヘッドとワームを付けてキャストするだけなので釣り開始までが早い
- 釣り場を移動する際は接続されたロッドを2本に取り外すだけで良いので楽
- 疑似餌(ワーム)を使うので毎回餌を付ける必要がなく、手返し良く釣れる
- ある程度の飛距離があるので狙える範囲が広い
色々ある中でもメバリング最大のメリットだと思うのは、全てにおいてスピーディだという事です!
ロッドセッティングから釣り開始までの作業が餌釣りと比較して少ないですし、場所移動する際もロッドを2本に折りたたんで車に積み込むだけで良いのでとても早いです!
中には軽バンにロッドを折り畳まずに置けるようにしている人もいて、その場合は本当に楽チンだと思います。
餌釣りだと仕掛けをしまったりする作業が多いので移動を面倒に感じてしまう事もあるのですが、メバリングにはそれがない。機動性がとても高いんです。
・デメリット
- ケミホタルなど目視で仕掛けを確認できる物を付けずに釣りをするので、慣れるまで少し時間がかかる
私が1番最初につまづいたのがこれです!
仕掛けが軽すぎてなにやってるか分からね~(;’∀’)
ジグヘッドという1g程度の軽い仕掛けを暗い中で操作するので、最初のうちは自分がどんな操作をしているのか全然分かりませんでした。
それまで餌釣りしかしたことが無かったので、ウキやケミホタルといった目視で確認でき
る物に頼り切っていたのが浮き彫りとなりました(;’∀’)
対策としては、慣れるしかありません!後はロッドを軽量な感度の高い物に変えるというのも1つの手ですね。
私はロッドを変えてから釣果も良くなりました^^
延べ竿探り釣りとメバリングの違い

延べ竿探り釣りとメバリングの大きな違いは釣れる範囲が狭いか広いかだと思います。メバリングの方はリールが付いており広範囲を釣る事ができるので、その分メバルに出会える確率も増えます。
例えば磯場なんかだと圧倒的にメバリングが有利ですね!
ロッドの感度や釣り味に関しては、正直どちらも楽しいですし、どちらもメバルのファイトを十分に感じる事ができます。
ただ、遠くでメバルを掛けた場合に関してはメバリングの方が寄せてくるまでの距離があるので、よりスリルを味わえますね。
遠くから寄せるならリールの付いたウキ釣りでも一緒じゃん!との声も聞こえてきそうですが、いえいえ!!メバリングロッドは軽量に作られているので同じサイズでも引きが強く感じます!
後は、餌釣りの場合しっかりと食い込んでくれるのでじっくり待ってから合わせても掛かりますが、ワームだとメバルが途中で違和感を感じて吐き出す事が多いので、その前にフッキングさせないと掛かりにくいです。
これは、メバリングの面白いところでもありますね^O^)/
結局餌とルアーはどっちが釣れる?

結論から言いますと、餌でもルアー(ワーム)でもメバルがいる場所でやれば同じくらい釣れます!
その時のパターンなどにもよりますが、どちらの釣り方でも爆釣した事があるので、これは間違いありません。メバルって貪欲な魚で細長くて動く物はなんでも食べようとするみたいです。
私自身、メバリングを始める前は、餌の方が絶対釣れるはずだからわざわざワームで釣る必要無いわwwアオムシングで十分じゃwwなんて思っていました。
でも実際にメバリングをやってみると、狙える範囲も広がりますし、同じメバルを釣るにしてもどう釣るのか?というゲーム性が面白くドハマリしてしまいました。
とはいえそんなに語れる程まだメバリングを網羅しているわけではないので、私自身もこれからが楽しみです(^O^)/
今回は、餌釣りでメバルを楽しんでるけど、釣り場に行くとメバリンガーばっかりだしそろそろ肩身が狭くなって来たんだよな~・・・という人がいればと思い書いてみました。
それでは、良いフィッシングライフを(^O^)/



それでは、良いフィッシングライフを!!