エギング

エギングロッドの硬さはMとMLどちらがおすすめか

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初めてエギングロッドを選ぶ際に気になるのが、長さの他に「硬さ」だと思います。

結論から言いますと、エギングロッドの最初の1本は「M」がおすすめです。

その理由は、ある程度の硬さがある方がシャクりやすくて竿先のブレも起こりにくいからです。

ということで、エギングを始めた頃は全然釣れなかったけれど今はそこそこ釣れるようになった私が、Mの方が使いやすい理由を書いていきたいと思います!

最後の方におすすめのエギングロッドも記載しているので、ロッド選びの参考になれば幸いです。

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エギングロッドの硬さの種類

エギングロッドの硬さには大体以下の5種類が用意されています↓

  • UL(ウルトラライト)
  • L(ライト)
  • ML(ミディアムライト)
  • M(ミディアム)
  • MH(ミディアムヘビー)

UL(ウルトラライト)が最も柔らかく、MH(ミディアムヘビー)に向かって硬くなっていきます。

春~秋に使用するアオリイカ狙いのエギングロッドの硬さはML~Mが標準的とされており、実際に釣りやすいです。

そのため、エギングロッドの選び方は最初の1本はMLかMを選択し、自分の好みが分かったところで新しいロッドに買い替えるという形で良いかと思います。

ちなみに私はMとML両方を使用してみて、Mが一番自分に合っていると感じたのでMをメインで使用しています。

Mはオールシーズン使える

Mがおすすめの1つ目の理由は、オールシーズン使いやすいという点です。

Mは対応エギサイズが2.5号~4号とされている場合が多く、この号数を扱えると秋の新子アオリイカの数釣りエギングから春の1kgを超えるような大型アオリイカまで幅広く対応できます。

さらにMはバットからティップ(竿先)にかけて程よい硬さがあるため、3.5号~4号のエギを使用してもシャクリやすく、イカのアタリを感じた直後の合わせも入れやすいと感じています。

MLも春~秋のオールシーズンモデルですが、Mと比較するとティップが柔らかいため、シャクる時にMよりも力が必要であったり、柔らかい分、合わせにくさを感じてしまうことがありました。

Mよりも扱いにコツが必要なロッドという感じです。

ですので、特にエギングを始める最初の1本はクセがなくシャクリやすくて合わせも入れやすいMがおすすめというわけですね。

硬めの方がシャクりやすい

M以上の硬さは使用したことがないので分かりませんが、MとMLを比較するとMの方がシャクリやすいと私は感じています。

その理由は、硬さのあるMの方がティップ(竿先)の曲がりが少なくなる分、少ない力でシャクれるからです。

例えば、極端に硬い竿と柔らかい竿を比較した場合、柔らかい竿はシャクった後に竿先に伝わる力が弱まりますが、

硬い竿は竿先に直線的に力が伝わるため、少ない力でシャクってもエギに動きを入れることができます。

これは極端な例ですが、MとMLでも僅かな差ですが存在しています。

上級者になるとMLの柔らかさを活かしたシャクりを入れたりと、ロッドの特性を生かした釣りができると思いますが、初心者の方はより扱いやすいMから始めた方がエギングに馴染みやすいと感じます。

硬めの方がブレにくい

エギグロッドは硬めの方が竿先のブレが少ないため、シャクった直後のアタリが取りやすいと感じています。

エギングではシャクった後にピタッと動きを止めてフォール中のアタリを待ちますが、柔らかい竿だとこのピタッと止めた時に竿先がブレるんですね。

バイヤヤヤイ~ンって感じで。

このブレている最中にイカのアタリが来るとボヤけるというか、竿先が柔らかいのと相まって合わせにくさを感じてしまうんですよね。

これが特別釣果に影響するかというとそんなことはないのですが、個人的には少しやりづらさを感じてしまいます。

その反面、Mはシャクった後のブレの収束が速くピタッと止まってくれるので直後のアタリにも俊敏に反応できますし、集中力も増すんですよね。

個人的には、このブレの収束が速いというのがMがおすすめの一番の理由です。

MLは掛けた後が楽しい!

ここまでの内容だと、MLは扱いにくいロッドという風に感じさせてしまったかもしれませんが、MLの良い点ももちろんあります。

MLに対して個人的に感じたのは、掛けた後が楽しい!ということです!

Mよりも柔軟性があり、しなやかに曲がってくれるロッドなのでアオリイカを掛けた後はとても気持ちよく曲がってくれます!

そのため、秋の300g程度の小型のアオリイカでも、そのサイズ以上の引きや重量感を味わえるロッドという感じです。

私自身、もっと秋の新子シーズンにしなやかに曲がってくれて楽しめるロッドが欲しいと思い、MLを購入して実釣してみたという経緯があります。

ただ、私の場合は両方使用してみた結果、総合的に考えてMの方が扱いやすいと感じたので秋もMメインでエギングしています!

最終的には好みの問題

最初に結論を書いた通り、これからエギングを始めようという方や、力の弱い女性の方などはMが扱いやすくてクセが少ないのでおすすめです!

私はエメラルダスMX83Mというロッドを約2年間使用したのですが、秋の数釣りエギングから春の2kgを超えるような大型アオリイカまで不安を感じることなくエギングを続けてこれました!

程よい硬さがあるのでアオリイカ以外にも、キスの投げ釣りやアコウなどの根魚釣りにも適している超万能ロッドです。

ただ、最終的には好みの問題でもあるので、Mのメリットを考慮した上でも柔らかめが好きという方はMLを選択しても良いかと思います。

MLはMLでしなやかな曲がりが気持ちよく楽しいロッドなので、十分にエギングが楽しめると思います。

おすすめのロッドは?

最後に、私がおすすめするエギングロッドを価格別に分けて3本ご紹介しておきます。

エギングX

  • 価格 Amazonで9000円前後

1万円以下というお手頃価格ながら、自重108gという腕の疲れにくい軽量ロッドです。

初めの1本にもってこいのハイコスパロッドですね。

詳しくはこちらに書いています↓

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ソルパラエギング

  • 価格 Amazonで9000円前後

こちらもエギングXと同じく、1万円以下というお手頃価格ながら自重114g程度と軽いです。

また、グリップにはEVAグリップが採用されているため、握りやすいフィット感と相まって自重以上の軽さを体感できます。

詳しくはこちらをどうぞ↓

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エメラルダスMX

ダイワ(DAIWA)
¥22,298 (2024/04/15 16:05時点 | Amazon調べ)
  • 価格 Amazonで22000円程度

ある程度の金額を出せるという人にイチオシのロッドがエメラルダスMXシリーズです。

DAIWAのテクノロジーがいくつも採用されており、軽量で操作性が良く、感度も高いです。

これ1本でエギングからフロートメバリング・アジングもこなせるため万能なロッドでもあります。

詳しくはこちらをどうぞ↓

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それでは、良いフィッシングライフを(^O^)/

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孤独な釣り人
1人をこよなく愛する孤独な釣り人です。 基本釣りには一人で行き、一人で楽しんでいます。 自分が良いと感じたものを紹介したり、語ったりするスタンスです。