リール

18フリームスLT2500S-XHはフロートアジングやエギング向きリール

18フリームスLT2500S-XHを約1年間使用したので、その使用感や、どんな釣りに向いていると感じたか、などを書いていきたいと思います。

先に結論から言うと、遠くの魚を早く寄せたい人や、手返しよく釣りたい人に向いているリールです!

というのも、超ハイギアなリールでハンドル1回転あたり87㎝も巻き取れるので、フロートアジングやエギングなどの遠くで掛けた魚を早く引き寄せたい釣りに向いていると感じるからです。

それでは、詳しく書いていきます!

スペック

18フリームスLT2500S-XHの主なスペックは以下の通りです↓

巻き取り長さ 87㎝
ギア比 6.2
自重 205g
最大ドラグ力 5㎏
標準巻糸量 PE0.6-200m
ベアリング 5/1 
価格 Amazonで約13000円

特筆すべきは冒頭にも書いたように、ギア比が6.2でハンドル1回転あたりの巻取り長さが87㎝もあるため、ノーマルギアのリールと比較して回収スピードがかなり速い点です。

そのため、短い時合の中で手返しよく釣りたい時や、遠くの魚を早く寄せたいシーンなどではかなり使えるリールだと感じていますね。

小型スピニングリール新基準「LT」により、生まれ変わったFREAMS。

耐久性はマグシールドに加え、タフデジギアを搭載することで長期間の使用や過酷な環境にも対応。

さらに、大幅な軽量化に成功した事により操作性に磨きがかかり、まさにアングラーとの一体感が生まれるリールが誕生。

DAIWA公サイトより引用

このマグシールドの恩恵があったからなのか分かりませんが、海水に5秒程水没させてしまった後も、リールは異常なく動いてくれています。(水没後洗浄はした)

そういう意味でもタフと言えるのかもしれません。

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デザインと各部位

デザインはシルバー×金という高級感のある配色になっています。

購入当初はそのカッコ良さに惚れ、無駄にリールを回転させては眺めていました。

ハンドルはねじ込み式となっており、ガタツキが無く巻き心地は良好です。

このI型ハンドルは、アジング・メバリングのような繊細な巻きの釣りに向いていると感じます。

パーツを分解するとこのようになります。

この程度までなら誰でも分解できるので、注油などのメンテナンスも案外楽ちんです。

問題のない軽さ

LT2500S-XHの自重は205gとなっており、十分軽いです。

私はフロートアジング・メバリング・エギング・キスの投げ釣りで使用していますが、釣りをしていて重くて腕が疲れた・・・と感じるようなことはありません。

もしこれで重く感じることがあるとすれば、エギングで1日中シャクっているか、ジギング等で常に腕を動かす釣りをしている人ではないかと思います。

細身で筋力もあまり無い私が問題ないと感じるレベルなのですが、もっと軽い方が良いということなら、1ランク上のカルディアやセオリーを検討した方が良いかと思います。

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巻き心地は?

巻き心地はとても滑らかです。

上位機種の17セオリーや18カルディアと比較すると、回転初動が遅かったり、少し重いと感じるのですが、フリームス単体で見ると全く不満はありません。

ただ、回転初動が遅いと書きましたが、一度巻き始めてしまえば波に乗ってスムーズに回転してくれます

また、ねじ込み式ハンドルのため回転した時のガタツキもなく、アジングやメバリングなどの、魚のアタリや障害物に当たった違和感を敏感に感じ取りたい釣りにも適していると感じます。

少しでもガタツキがあったりすると、アジングやメバリングなどの繊細な釣りでは集中できなくなってしまいますからね。

特にアジ・メバルの時は神経を集中するので重要な要素です。

ドラグ性能は?

ドラグ性能ですが、過去に大型の魚を掛けて突っ込まれた時はきちんとスムーズに滑ってくれました。

安いリールだとドラグ性能が偏っていることがあり、0か10かというような調整の難しいリールもあったりしますが、

このフリームスは釣りたい魚種に合わせて調整すれば、負荷が掛かった段階でちゃんと機能してくれます。

ただ、もう少し滑らかに出てくれればな、と思うこともありますが、値段と機能を考えれば私には十分です。

フロートアジング・メバリングにベスト

フリームスLT2500S-XHは特に、フロートアジングなどの遠投系の釣りに向いていると感じます。

その理由は、遠投先で魚を掛けた時や、何かトラブルが起こった時に素早く回収できるからです。

実際に使ってみるとよく分かるのですが、ノーマルギアとハイギアでは回収スピードに雲泥の差があります。

私自身、この違いがよく分かっていない時は、ノーマルでもハイギアでも結局は自分の腕でしょ?とか思っちゃってたのですが、

やはり腕だけではカバーできないものも存在します。笑

ノーマルギアでいくら頑張ってゴリ巻きしたとしても、ハイギアのゴリ巻きには敵いません。

ママチャリがロードバイクに敵わないように・・・。

特に、時合の短いアジが回ってきているタイミングなんかだと、早く回収できないことがストレスになってイライラすること必至なので、そういう意味でも遠投の釣りに向いているリールだと感じます。

エギングや投げ釣りにも使える

私はエギングはハイギア派なので、フリームスLT2500S-XHもエギングに使うことがあります。

エギンガーにはハイギア派とノーマルギア派がいて、よりじっくりと誘いたい人はノーマルギアだと聞きますが、私はテンポの速い釣りが好みなのでハイギアを使用しています。

エギングでハイギアを使用する主なメリットは、手返しが良いことですね!

投げたい場所と違う方向へミスキャストしてしまったり、海草に掛けてしまったりしてカンナ部分に違和感を感じた時に、沖から早く回収できるのでかなりストレス軽減になります。

逆にデメリットは、じっくりと誘いにくいことですね。

ノーマルギアと比較すると、どうしてもハンドル1回転あたりの巻取り量が多いので、その分アピールできる範囲が狭くなってしまいます。

とはいえ、どちらのリールでも釣れることには変わりありませんし、この辺りは好みの問題なので人によりけりですね。

LT2500S-XHでエギングをする上で一つ気になるのは、エギングにはI型ハンドルよりもT型ハンドルの方が向いていると感じることです。

画像の右がI型ハンドルで左がT型ハンドルですが、T型の方がシャクった後に指を持っていきやすいと感じるので、どちらかというとT型がエギングには向いていると感じます。

これは、単純にT型の方が面積が大きいからだと思います。

そういう意味では、I型ハンドルのフリームスは慣れるまで少しやりにくいと感じかもしれせん。

ただ、慣れてしまえば問題なくエギングに使えるリールでもあります。

また、餌を付けて投げて置いておくだけの投げ釣りでも回収スピードが速いので重宝しています。

18フリームスの悪いところ

1年間使用して感じた18フリームスの悪いところは特にないのですが、しいてあげるとすれば

  • ゆっくりと誘いたい釣りには不向き
  • リール袋が付いていない

この2つだと感じます。

やはりハイギアリールなので、メバリングなどのスローリトリーブが必要な釣りには不向きだと感じます。

というのも、ゆっくり巻こうと思えば巻けるのですが、集中力がなくなってくるとゆっくり巻くのがしんどくなってくるからです・・・。

あとは、フリームスは購入してもリール袋が付属していません

私はあまり気にしませんが、リール袋が欲しい人にとっては悪い点になるかと思います。

色んな釣りを楽しみたい人向け

ここまで18フリームスLT2500S-XHについて1年間の使用感を元に書いてきましたが、どんな人にこのリールがおすすめかというと、

  • 魚を掛けたら早く巻き上げたい
  • 遠投して時合の短いアジやサバを釣るので手返しよく釣りたい
  • 投げ釣りやエギングなどもやりたい

このような、速い釣りを展開したい人や、色々な釣りをしたい人におすすめのリールだと感じます。

2500番手のリールは汎用性があり、フロートアジングやエギング、キスの投げ釣りなど色々な釣りに使えるので、1つ持っておくと非常に便利です!

18フリームスLT2500‐XH

それでは、参考になれば幸いです。

よいフィッシングライフを(^O^)/

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1人をこよなく愛する孤独な釣り人です。 基本釣りには一人で行き、一人で楽しんでいます。 自分が良いと感じたものを紹介したり、語ったりするスタンスです。