ロッド

月下美人76UL‐Sはジグ単・プラグ・フロート何でもこなせる万能ロッド!

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本日はこのロッドを紹介していきたいと思います!

月下美人76UL-S

このロッドは、餌釣り専門だった私がワームを使用したライトソルトフィッシングを始めた時に初めて購入した1本で、3年以上経過する今でも愛用しています。

尺足らずの29.5㎝のアジを釣ったのもこのロッドですし、25㎝のメバルを釣ったのもこのロッドです。

ですので、とても思い入れのあるロッドになります。

ということで、3年以上使って分かった使用感や、どんな人におすすめ出来るロッドか書いていきたいと思います。

先に結論から言うと、月下美人76UL-Sは色んな釣り方が出来る万能ロッドのため、これからアジング・メバリングを始めたい!という人に劇推しできるロッドになります。

では、その理由を初心者の方にも分かりやすいように詳しく書いていきます。

※月下美人のジグ単ロッドをお探しの方はこちらの記事が参考になるかもしれません↓

月下美人の1gから使えるジグ単メバリング向けおすすめロッド4選 月下美人とは、釣り具メーカーのDAIWAが展開しているライトソルトフィッシング専門のブランド名です。 主にメバルやアジなどの小物...

月下美人とは?

まず月下美人とはなんぞや?という話ですが、月下美人とは、釣り具メーカーのDAIWAが展開しているライトソルトフィッシング専門の釣り具のブランド名ですね!

ちなみにライトソルトフィッシングとは、メバルやアジなどの、いわゆる小物系の釣りのことを言います。

月下美人のロッドにはクラスがあり、初級・中級・上級に分かれており、今回ご紹介する76UL-Sは、その中でも初級クラスに位置しています。

なんだ初級か・・・と残念そうな声が聞こえてきそうですが、初級といえど侮る事なかれ!

というのも、実売価格が約1万円と手を出しやすい価格でありながら、様々な釣り方に対応できるコストパフォーマンスが大変優れたロッドだからです!

釣り経験のあまり無い人がこのロッドを使うと、その感度の高さに驚くと思います。

私自身、最初にこのロッドを使った時はその感度の高さにニヤニヤしながらアジを仕留めたことを覚えています。笑

今でさえ中級クラスのロッドを使うようになり使用頻度は減りましたが、それでも出番はまだまだ多く、使い勝手が非常に良く重宝しています。

スペック

月下美人76UL-Sのスペック詳細です。

  • 全長 2.29m
  • 継数 2本(2本を接続するスタイル)
  • 仕舞 119㎝(仕舞った時の長さ)
  • 自重 92g
  • ルアー適合重量 0.5~5g
  • 価格 14700円
  • 実売価格 Amazonで10500円ほど

まず全長は2.29m(約7フィート)と、長すぎず短すぎずで扱いやすい長さとなっています。

ロッドは操作性のみを考えると短い方が良いですが、足場の高い場所で釣りをすることも考えると、このくらいの長さが合った方がオールマイティに使いやすいと感じます。

自重に関しては92gとなっており、100gを切る軽さなので、細身の私でも1日釣っていて疲れることはありません。

シャクり続け腕に負担のかかるエギングでも、100gを切っていれば疲れることは殆どないので十分軽いと言えます。

圧倒的乗せ調子

月下美人76UL-Sは乗せ調子のため、アジングよりもメバリングに特化しているロッドになります。

その理由は穂先にあります。

穂先にはソリッドティップというものが採用されているため、非常に柔らかく、魚が掛かった時には弧を描くようにしっかりと曲がります。

上画像は76UL-Sを撮影したものですが、負荷を加えるとこのようにロッドの3分の1くらいの位置まで柔軟に曲がり込みます。

こういった曲がりの良いソリッドティップのロッドを乗せ調子のロッドといいます。

メバルは、昔から乗せ調子のロッドの方が釣れると言われていますし、実際に餌釣りからずっとメバルを釣っている私もそう感じます。

その理由は、メバルはアタリがあってもすぐに合わせると針掛かりしないことが多いからです。

私自身、何度も早合わせをして痛い目を見ています。笑

ですので、餌でもワームでも、ひと呼吸おいてメバルがしっかりと食い込んだタイミングで合わせた方が針掛かりしやすいです。

その、ひと呼吸おくタイミングがソリッドティップの乗せ調子のロッドの方が演出しやすいので、結果的にメバリングはソリッドティップの方が釣りやすいわけですね。

例えば、実際のメバリングではただ巻き(ゆっくりとリールを巻くだけ)で釣ることが多いですが、そのただ巻き中にメバルが食いついてきた時に、すぐに合わせると針掛かりしにくいです。

なので、アタリがあってもそのまま巻き続け、メバルがワームをしっかりと食い込んだタイミングで合わせます

この一連の動作が、乗せ調子の76UL-Sだと圧倒的にやりやすいんですね!

とはいえ、決してメバルしか釣れないということはなく、釣り方によってはアジもたくさん釣ることができます。

実際、私はこのロッドで釣り上げたのはメバルよりアジの方が多いくらいです。

この辺の釣り分けについては、後半で書いていきたいと思います!

ここで一応、初心者の方にも分かりやすいように、軽くだけティップの種類について触れておきます。

ロッドのティップには主に以下の2種類があります↓

  • ソリッドティップ
  • チューブラーティップ

ソリッドティップが上記した乗せ調子のロッドで、ティップ(穂先)まで中身が詰まっているため、細くしなやかに作られています。

それに対し、チューブラーティップは掛け調子の穂先の固めなロッドになります。

こちらは中身が空洞になっているため、ティップ(穂先)がソリッドほど細く作れませんが、その分感度が高いというメリットがあります。

チューブラーティップは乗せるよりも掛けていくアジングに特化したロッドに使われている場合が多いですね。

最近のロッドは技術革新により、ソリッドだから○○、チューブラーだから○○といったことは無くなってきているようですが、

最初はややこしいので、メバル=ソリッドティップ アジ=チューブラーティップというイメージで良いと思います。

乗せ調子の76UL-Sはメバリングに特化したロッドだけど、アジングにも使える!

感度良好

月下美人76UL-Sは感度が高いロッドです。

私が初めてルアーフィッシングで使用した時、ロッドから伝わってくる明確なアジやメバルのアタリに感動したのを今でも覚えています。

例えば、私はフロートアジングによくこのロッドを使用するのですが、50mほど沖に遠投しても、アジがワームを咥えるアタリがしっかりと伝わってきます

これには感動しましたね!

ロッドってこんなに進化してたんだ~!!ってなりました。笑

それまでやっていた餌釣りでは、ロッドにあまりこだわらず安い物を使用していたのもありますが、

上位機種のロッドを使用するようになった今でも76UL-Sは十分感度が高いロッドだと感じるため、3年以上経った今でも重宝しています。

遠投先のアタリも明確に分かる感度の良さがある

ジグ単

ここからは、それぞれの釣り方の快適性を書いていきたいと思います。

判断基準は、操作性・感度・魚のキャッチ率などです。最後に◎〇△×で簡単に表そうと思います。

まずは76UL-Sでジグ単の釣りをやった場合です。

スペック表にはルアー適応重量が0.5g~5gまでとなっているのですが、実際にはジグヘッド0.5gだと全く何しているか分からないレベルです。

正直、無風状態なら1gでようやく重みを感じながら操作できるといったレベルで、操作性を考えると1.5g~がベストだと感じています。

1.5gなら、自分が何をしているか明確に分かるので快適な釣りができますし、アジングやメバリングを十分楽しむことができます。

ちなみに、1.5gをラインはフロロの0.6号でフルキャストすると、無風状態で15~20mほど飛距離が出るので十分な飛距離となります。

アジングに関しては、前述したようにティップが柔らかいため、ジグ単だと合わせが遅れて魚にしっかりと針掛かりせず、バレることが多いです。

あと、トゥイッチなどのアクションもやりづらいです。

ですので、私の中ではどちらかというとジグ単アジングには不向きなロッドという認識です。

逆にジグ単メバリングでは、ただ巻き中にアタリがあっても、ティップの柔らかさでメバルに違和感を与えず追い食いさせることができるため、針掛かりが良くキャッチ率が高いです。

ということで、ジグ単の総評です。

・ジグ単アジング △・・・楽しめるが、針外れも多くキャッチ率が下がるため、少し快適性に欠ける。

・ジグ単メバリング ◎・・・十分楽しめる。柔らかいティップのお陰で針掛かりが良くキャッチ率が高い。

ジグ単アジングを快適に楽しみたいなら、別のロッドを検討することをおすすめします。

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フロート

次はフロートですが、私の場合は10gまでのフロートを付けて浅いゴロタ場や磯で遠投してフロートアジング・メバリングを行うことが多いです。

76UL-Sはルアー適応重量が5gまでのため、10gのフロートはオーバースペックでロッドに負担をかけそうなものですが、現状では3年以上使用していて破損はしていません。

ティップの柔らかいこのロッドで遠投するのは慣れるまでコツがいるのですが、慣れてしまえば10gのフロートで50mは飛んでいきます

15gのフロートを付けたこともありますが、やはりティップが柔らかいので重くなるほど遠投しづらくなります。

そうなると、結果的に10gと飛距離が殆ど変わらないので、今はフロートアジング・メバリングをする時は10gのフロートを使うことが殆どですね!

これは全て76UL-Sで釣ったアジです!

少し遠投しにくいものの、一旦投げてしまえば、元々感度の高いロッドなので魚のアタリは明確に分かりますし、キャッチ率も高いです。

なにより、遠投して良型のアジやメバルが掛かった時のファイトが遠投用のロッドよりも楽しめるので、私としてはそこを重視して釣っていたりします。

尺クラスのアジをこのロッドで釣るとかなりアドレナリンが出ます!笑

不思議なことに、ジグ単の時よりもアジのキャッチ率が高いのですが、おそらくフロートが付いた状態だとアジが違和感を感じにくく、喉奥まで吸い込んでくれるからではないかと考えています。

メバルに関してはジグ単と同じように針掛かりが良くキャッチ率は高いです。

ということで、フロートの総評です。

・フロートアジング 〇・・・遠投にコツがいるものの、感度が高いのでアジのアタリが明確に分かる。キャッチ率も高く楽しめる。

・フロートメバリング 〇・・・ジグ単同様、ソリッドティップのお陰でメバルの食い込みが良くキャッチ率は高い。

どちらも◎を付けたいところですが、一応遠投用ロッドではないため、飛距離に不安が残るということで〇にしました!

ちなみに、私はフロートを安く自作して使っています↓

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小型プラグ

次は最近メバルアングラーの間で流行っているプラグですが、76UL-Sは小型プラグを使用したメバルプラッギングも行えます。

76UL-Sでメバルプラッギングを行った印象ですが、操作性が悪いということはなく、普通に釣れるな、という感じです。

特別やりやすいということもなく、やりにくいということもないです。

ただ、ティップが超乗せ調子で柔らかいため、プラグのアクションがやりにくいというデメリットがあります。

しかし、メバルプラッギングではアクションの必要が無い巻くだけの釣りも多いので、巻くだけのプラッギングなら入門ロッドとしては十分だと感じます。

・メバルプラッギング 〇・・・アクションはやりにくいが、巻くだけの釣り方なら十分楽しめる。

76UL‐Sが上位ロッドに比べて優れている点

76UL-Sは月下美人の中でも初級クラスのロッドですが、上位ロッドに比べて優れている点もあります。

それは、万能性です。

例えば、私は中級クラスのMX74UL-Sも所有していますが、ジグ単とプラグは扱えるものの、重量のあるフロートまでは扱えません。

その点、76UL-Sはジグ単~フロートまで幅広い釣りを1本のロッドでこなせる万能性があります。

どうしても、上位クラスになるほど釣り方に特化して作られるようになるので、万能性のある76UL-Sは重宝します

ですので、何かずば抜けた優秀さがあるわけではありませんが、オールラウンダーとして1本あると助かる存在ですね!

まとめ

月下美人76UL-Sを3年以上使って感じた、釣り方による快適性などを書いてきました!

このロッドを特におすすめしたい人は、メバリング・アジングを始めてみたいけど何を選んだら良いか分からない・・・そんな初心者の方に特におすすめできます!

最初の1本として、きっと釣りの楽しさを教えてくれると思います^^

それでは、よいフィッシングライフを(^O^)/

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孤独な釣り人
1人をこよなく愛する孤独な釣り人です。 基本釣りには一人で行き、一人で楽しんでいます。 自分が良いと感じたものを紹介したり、語ったりするスタンスです。