エギング

これがアオリイカの新子の成長スピードです【3か月の成長】

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エギングを始めようと考えている人や、始めたばかりの人はアオリイカの新子の成長スピードが気になるのではないでしょうか?

あんまり小さすぎるアオリイカを釣っても食べる部分が少ないですし、小さいエギに簡単に反応する小イカを釣り過ぎると資源枯渇の原因にもなりますからね。

そこで今回は、エギングシーズンと言われる9月~11月に実際に釣った経験から、アオリイカの新子がどのようなスピードで成長してくかを書いていこうと思います!

ぜひ釣りに行く時期を考える際の参考にしていただければ幸いです。

ちなみに私の釣っているエリアは、和歌山~泉南(大阪)から広島の瀬戸内海あたりです。

9月

過去3年の実績から計算すると、9月に釣れるアオリイカのサイズは胴長10㎝未満~20㎝ほどです。

胴長とは、イカ特有の計測方法で、アオリイカの「胴」の部分だけを計測したサイズです。ゲソは含みません。

9月前半

9月1日~15日くらいまでは大きくても胴長15㎝ほどです。

ただ、この時期はたまに夏イカと呼ばれる産卵に遅れた1kg程度までの大きなアオリイカが釣れることがあるので、油断はできません。

逆に小さいと親指のようなサイズまで釣れるので、その時は優しくリリースしてあげましょう。

この9月前半はエギング初心者におすすめの時期となります。

その理由は、エギに好反応な小イカが比較的簡単に釣れるので、「エギングでアオリイカを釣る」感覚を体感しやすいからです。

私自身、まだエギングを始めて間もない頃は9月前半に新子を釣ってイカのアタリを感じ取る練習をしました。

アオリイカを釣る感覚が分かった今では9月前半にエギングメインで釣行することはなくなりましたが、(釣っても小さいので)初心者の方の練習にはおすすめの時期です。

9月後半

9月16日~30日くらいになると、大きいもので胴長20㎝オーバーが釣れるようになります。

写真は昨年の9月28日に広島で釣ったアオリイカですが、胴長21㎝重量は476gありました。

このサイズになると引きが強いのでかなり楽しめます!

逆に小さいと胴長10㎝クラスもまだ釣れますし、稀に10㎝未満も釣れますね。

ただ、9月前半に比べると確実に全体的なサイズが上がっています。

エギングが超おもしろい!と感じてくるのもこの時期くらいからではないでしょうか?

9月末になると、場所によってはイカがスレて釣りにくくなってくる時期ではありますが、良い場所を見つければ食べ頃サイズの数釣りができる最高の時期となります!

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10月

10月に釣れるアオリイカのサイズは胴長15㎝~25㎝ほどです。

胴長20㎝を超える良型の連発が期待できる時期で、数・型ともに一番楽しめる時期になります!

10月前半

10月1日~15日は大きいと胴長20㎝オーバー重量が500gを超えてきます。

写真は一昨年の10月15日に釣ったアオリイカですが、胴長が25㎝近くある良型でした。

この時期は釣れたら胴長15㎝以上が多いという感じで、イカの引き味も存分に楽しめます!

私の経験では良型が釣れるのは夕マズメの暗くなる時間帯か、夜中の暗いうちが多いですね。

この時期に使用するエギは明るいうちは3号メイン夕マズメや夜中などの暗い時間帯はシルエットの大きい3.5号の方が反応が良いと感じています。

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10月後半

10月16日~31日になると、大きいもので胴長25㎝クラス重量600gオーバーが釣れる時期になります。

600gオーバーと書いておきながら、実は私自身は10月にそのサイズを釣ったことはありません(;’∀’)

最高でも昨年の10月17日に釣り上げた、胴長23㎝588gです(;’∀’)

ただ、SNSなどを見ていると600gオーバーや800gに迫るアオリイカを釣り上げている人もいるので、600gオーバーと書かせていただきました。

個人的には、この時期に良型を狙うなら満月の大潮が狙い目で、経験上は月明かりの照らす夜中に良型が出ることが多いです。

潮通しの良い磯場や波止では干潮前後満ち上げは水深の浅いシャローエリアなどで好釣果が期待できます。

条件のよい日によい場所に入ることができれば、良型の爆釣も夢ではありません。

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11月

11月になるとサイズは大きいもので700gを超えますが、釣果にはムラが出てくるようになります。

10月までは「この場所にこのタイミングで行けば釣れる」という確信のようなものがあるのですが、11月はそのような狙いで行っても釣れなかったり、釣れても案外小型ばかりといった展開もあります。

私は一昨年の11月に1kgクラスが釣りたいと思い、一晩中粘ったのですが、釣れたのは400g程度までのアオリイカだけでした。

数も7杯程度でしたね。

ただ、途中から参戦した同行者は朝マズメに上記写真の700gオーバーを釣り上げていました。

一晩中粘った自分に釣れず、ぽっと出の人間に釣られてしまうという悲しい結末でしたが、それが釣りの面白いところでもありますね。笑

このように、数釣りはしにくいものの一発大物の可能性はあるので、我慢強い人は11月の夢のあるエギングは楽しめると思います!

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12月

9月~11月の3か月のアオリイカの成長を記すだけの予定でしたが、おまけで12月のアオリイカの釣れるサイズも書いておきます。

結論から言いますと、12月だからといって特別大きなサイズが釣れるということはなく、平均的には500g前後で運が良ければ1kgクラスといった感じです。

そして、この時期になると水温の低下と共に釣れる場所も変化しており、これまで釣れていた場所で釣れなくなっていたりします。

釣れるポイントとしては水温の安定する水深のある場所の方が良いとされており、実際に私が釣った場所も水深6~10mある場所でした。

画像は一昨年の12月に釣れた胴長22㎝の400g台のアオリイカです。

水深3~5m程度のシャローエリアでも釣ったことはありますが、その時は釣れませんでしたね。

12月は11月よりもさらに数が釣れなくなりますが、運が良ければ1kgクラスが釣れることもあるようです。

私は最高でも満月の日に500gクラスを3杯しか釣ったことはありませんが、

この時期は寒くなりエギンガーが減るタイミングでもあるので、釣り場選びにはそこまで困らずに快適に釣りができる点は非常に魅力的です。笑

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アオリイカの成長スピード、まとめ

実際に釣ってきた経験から9月~11月までのアオリイカの成長スピードをまとめると、

3か月で胴長10㎝未満~胴長25㎝程度まで急速に成長しています。

重量で言うと、9月前半で100g台だったアオリイカは、11月には大きいもので700gクラスまで成長しており、その成長幅は600gにもなります。

3か月でこんなにも成長するなんてすごいですよね!

アオリイカは年魚と言われており、生まれてから急速に成長し、卵を産んで死ぬまでの期間が1年程度と言われています。

寿命が1年と考えると、この早い成長スピードにも納得です。

短い期間で大きく成長するために、積極的に餌を捕食しようとエギにも果敢にアタックしてくるのでしょうね。

そう考えると、やはり小さすぎるアオリイカはリリースしないといけないなぁと思います。

長くエギングを楽しんでいく為にも。

それでは、良いフィッシングライフを(^O^)/

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孤独な釣り人
1人をこよなく愛する孤独な釣り人です。 基本釣りには一人で行き、一人で楽しんでいます。 自分が良いと感じたものを紹介したり、語ったりするスタンスです。