エギング

エギング~高い竿と安い竿の違いと釣果差を比較

つい先日、エギングで高い竿と安い竿の違いは何だろう?

ということが気になり、実際に1日でどちらも使用してエギングをしてきました。

安い竿で十分釣れるなら、わざわざ高い竿を買う必要もないですし、エギング初心者の方は気になる部分かと思います。

ということで今回、同じ場所・殆ど同じ潮・条件で釣りをしてきましたので、その釣果差と性能の違いを書いていきたいと思います!

ここで先に結論だけ書きますと、釣果には殆ど影響はありませんでした。

ただ、快適性などの点で違いがあったので、その辺りにも触れつつ、どちらがおすすめのロッドかなど、詳しく書いていこうかと思います。

ファーストキャストVSエメラルダス

今回比較対象として選んだのは、メジャークラフトのファーストキャストエギング FCS862Eと、DAIWAのエメラルダスMX83M・Eの2つのロッドです。

ファーストキャストエギング FCS862E

エメラルダスMX83M・E

この2つのロッドを選んだ理由は、ファーストキャストはエギング入門種として評判のロッドであり、価格が6千円台と比較的安いことと、

エメラルダスMXは中級機として評価の高いロッドですが、価格は2万円台と一般的には高いと感じる価格であることから、比較対象としては丁度良いのではと思いました。

もちろん、私が丁度どちらも所持していたということも大きな理由です。笑

今回比較する為に釣行した時期や場所・条件ですが、

  • 9月末
  • 広島の瀬戸内海の地磯
  • 潮はどちらも中潮
  • 夕マズメ含む
  • 風は釣果には影響ない程度

と、このような条件です。

2日間に分けて検証したのですが、1日目の13時半~17時までがエメラルダス使用

2日目の15時半~18時までがファーストキャスト使用です。

2日間で時間がズレているのは、干潮前後でないと渡れない地磯のためです。

また、使用したエギに関しては同じメーカー(エギ王KやEZ-Qキャスト)のものを使用したので、その点での差はありません。

では釣果ですが、

  • エメラルダスMX83M・E 9杯
  • ファーストキャストFCS862E 8杯

と、このようになり、釣果差は殆どありませんでした!

エメラルダスは1杯多いですが、釣った時間も少し長いので。

ですので、釣果だけに焦点を当てた結論としては、安いロッドでも高いロッドでも釣果はほぼ一緒!と言ってよいと思います。

ちなみにですが、一番大きいアオリイカはファーストキャストで釣れました!

ファーストキャストの良い点・難点

ここからはファーストキャストFCS862Eの良い点・難点について感じたことを書きます。

・良い点

  • 価格の割に軽くて扱いやすい
  • ロッドに反発力があるため飛距離が出る(よく飛ぶ)

以上の2点です。

ファーストキャストは価格が約6千円とお手頃ですが、非常に軽量なロッドです。

その重量はメジャークラフトの公式サイトでは記載がないのですが、自宅で計量してみると、105gとかなりの軽量でした!

これは、エメラルダスのエントリーモデルであるエメラルダスXの一番軽量なロッドと一緒というレベルなのですが(611UL-Sは除く)、価格差は約6千円もあります

軽さだけが全てではないですが、この価格でメジャークラフトさんすごいな!っていうのが正直な感想ですね。

次に感じた良い点としては、キャスト時の飛距離が優れている点です。

862Eは832Eよりも8㎝ほどロッドが長いので、元々飛距離は出やすいのですが、しっかりとロッドに反発力があるので、軽い力でもエギを遠くにキャストすることができました

・難点

  • シャクった後の竿先のブレの収束が遅く、直後のアタリが取りにくい
  • 重量以上の重さを感じる
  • リールシートの問題で手のひらが痛くなる

以上3点です。

いつも使用しているエメラルダスMX83Mだと、シャクった後にすぐに竿先のブレが収束するので安定性があり、直後のアタリが取りやすいのに対して、

ファーストキャストはシャクった後の反動を引きずり収束までの時間が遅いので、安定性に欠けます

なので、シャクった直後にアタリがあった場合、竿先がブレている状態なので分かりにくいというデメリットが発生します。

ただ、シャクった直後のアタリの場合、触腕でひったくるようなものが多いので、多少ブレていても伝わってくるのではないかと考えます。

また、海の中のエギにブレが伝わってしまう可能性も否めませんが、実際には問題なく釣れたので、その点はあまり気にしなくて良さそうです。

2点目ですが、ファーストキャストはリールを装着した時に竿先側に重みを感じました

なので、105gと軽いロッドではあるのですが、先重りを感じることで重量以上の重みを感じました

それゆえ、ロッドが前のめりになっていくのでシャクリにくさはありました。

ただ、エメラルダスと比較するとシャクりにくさを感じるというだけで、初めて使うロッドがファーストキャストであれば気になるレベルではないと感じます。

3点目ですが、リールシート部分がむき出しになっている状態なので、2~3時間シャクっていると手のひらが擦れて痛くなりました↓

エメラルダスはリールシート部分が保護されているので、擦れて痛くなることはないのですが、

ファーストキャストはシャクる度に手のひらのお腹の部分に青線で囲っている部分が擦れてしまい、痛くなりました。

ただこれは、個人のシャクリ方にもよるので一概には言えないですが、保護されているロッドに比べ、痛くなりやすいということは間違いないです。

総合的には、価格の安さから考えると釣果も満足いくレベルでしたし、竿先のブレなどは許容範囲であると感じたので、

キスやアナゴの投げ釣りにも併用できることを考えると、非常にコスパの良いロッドだと思いました。

個人的に一番気になったのはリールシートですが、何かしら保護できるような物(リストバンドのような物)があれば解決しそうだと感じました。

これについては何か良い対策があれば後日書きたいと思います。

エメラルダスの良い点・難点

次はエメラルダスMX83M・Eについての良い点と難点について書いていきます。

・良い点

  • 竿先のブレの収束が速いため、直後のアタリが取りやすくエギに違和感を与えない
  • 軽量で先重りしにくいため、シャクりやすい(疲れにくい)

Amazonで約2万2千円のエメラルダスMX83Mですが、良い点を一言でいうと、ファーストキャストで難点だった部分が補われている点です。

まず、シャクった後の竿先のブレの収束が速いため、直後のアタリが取りやすく、釣りに集中することができます。

ファーストキャストは上記しましたが、竿先のブレの収束が遅いので、気になって少し集中力に影響しました。

実際に使用するとよく分かったのですが、同じ竿でも価格によってこんなにブレの収束スピードに差があるのか!と驚きましたね。

ブランクにはハイクラスにも使用している軽量・高弾性・高反発カーボン「HVFナノプラス」に加え、ネジレ防止の最適構造である「X45」で補強。力強いキャストやジャークを繰り返すエギングにおいてブランクがブレない爽快な使用感を実現。

DAIWA公式サイトより引用

エメラルダスMXシリーズには、穂先の動きの安定感を生み出す「メガトップ」や、細身でありながら強度を実現させる「HVFナノプラス」、「X45」などの優れた技術が取り入れられています。

だから価格がそれなりにするわけですが、今回比較してみて、とても納得しましたね。

また、エメラルダスMX83M・Eは先重りがしにくいため、シャクりやすい(疲れにくい)です。

これは、ロッド長が2.52mと短めの造りというのも影響していると思われますが、長時間シャクっていても疲れを感じにくいです。

この点でファーストキャストFCS862Eは、ロッド長が2.59mと長めの造りであることと、内部構造の違いなどから先重りを感じやすくなっていると思われます。

ですが、この辺りも価格差を考えれば当然のことかもしれません。

・難点

  • ロッドが短いため、足場の高い釣り場が苦手
  • 上位ロッドと比較すると特別軽量ではない

エメラルダスMX83M・Eの難点ですが、使用していて特に不満に感じていることはありません。

ですが、しいて挙げるとすれば、ロッドが短いため、足場の高い釣り場が苦手ということは言えます。

やはり、足場の高い波止などで釣りをする場合は、風の影響等を考えると長い竿の方が有利だと感じます。

ただ、「操作性」という点を考えると短い方が有利なため、あらゆる場面で使いやすいロッドとしては、86M・E(2.59m)よりも83M・E(2.52m)の方がオールラウンドに使いやすいです。

もう1点は、エメラルダスMX83M・Eは自重が95gと非常に軽量ロッドなのですが、上位機のエメラルダスAIRAGSの83M(87g)と比較すると8g重いため、特別軽量というわけではないことです。

ですが、そもそも上位機が軽すぎるだけであって、使ってみると分かるのですが95gでも十分に軽いです。笑

ですので、しいて挙げるとすればこのような部分が難点と言えます。

結論とおすすめのロッド

冒頭で書きましたが、安い竿でも高い竿でも釣果には殆ど影響はありませんでした

これは、メバリングなどと違って竿の感度が釣果に影響しにくいという点が大きいと思います。

ただ、快適性(シャクりやすい・疲れにくい)に関しては、高い竿の方が間違いなく良いです。

その理由は、高い竿はメーカーの技術がより多く搭載されており、軽量であったり竿先のブレの収束が速いなど、釣り人が釣りに集中しやすい造りになっているからです。

今回2つの竿をじっくりと使用してみて、安い竿で十分じゃん!と思った点もあれば、高い竿の方が安定感があるなぁ。と感じたり、一長一短でした!

ということで、最後に双方のロッド(竿)がどんな人におすすめか書いておきたいと思います。

・ファーストキャストエギングがおすすめの人

  • エギングを低予算で始めたい初心者の人
  • とりあえずエギングが問題なくできて、キスの投げ釣りやアナゴの投げ釣りなども楽しみたい人
  • エギングは短時間で楽しみたいという人

まとめると、エギング初心者の人でとりあえず問題なくエギングができるロッドを探している!という人にピッタリのロッドかと思います!

また、夕マズメや朝マズメだけなどの短時間のエギングで良い!という人にもおすすめですね!

長時間になるほど、軽量で扱いやすいロッドの方が腕の負担にならないので。

ちなみに今回使用したのはファーストキャストFCS862E(2.59m)ですが、少しロッドが長いと感じたので、よっぽどの理由がない限り、

初心者の方はFCS832E(2.52m)の方が使いやすいと思います↓

・エメラルダスMX83M・Eがおすすめの人

  • エギングに慣れて今よりも高いレベルのロッドが欲しい人
  • 秋だけではなく春の大型アオリイカも狙いたい人
  • 長時間エギングをしたい人

まとめると、エギングにも慣れてきて春の大型アオリイカも狙ってみたい!長時間釣っても疲れにくいロッドが欲しい!という人におすすめのロッドですね!

こちらに関しても、やはり86M(2.59m)よりも83M(2.52m)の方が短くて取り回しがしやすいため、おすすめです↓

両者の良い点や難点を書きましたが、求めるレベルの違いによってロッド(竿)を選べば良いと感じました。(当たり前か)

それでは、エギングロッド選びの参考になれば幸いです!

良いフィッシングライフを(^O^)/

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