釣りコラム

海釣りが上手くなるコツはタイミングを意識すること

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海釣りが上手くなる方法は「タイミングを意識すること」です。

タイミングとは、

  • 釣れやすい時期
  • 釣れやすい時間帯
  • 釣れやすい潮
  • 釣れやすい天気

これらの釣れやすいタイミングを把握することです。

なぜかというと、釣りの腕を磨くには魚を釣るのが一番手っ取り早いからです。

腕を磨いてから釣りをするのではなく、魚を釣って腕を磨くという流れですね!

そして、魚を釣るためには、釣れやすい時期・時間帯・潮・天気等が重要になってきます。

ですので、魚が釣れない・・・と嘆いている人は、なんとなく海に行って釣りをする!という行動を変えましょう!

釣行日から時間帯まで、しっかりとタイミングを考えて決めることが大切です!

リールの扱いやロッド捌きなどの技術的なことは後からついてくるので、心配しなくても大丈夫です!(多少の練習は必要)

ということで、物心ついた時には釣り竿を握っていた私が、

釣り初心者の方でもすぐに実践できるような、「釣りが上手くなる方法」を綴っていきたいと思います!

※釣り初心者の方向けの記事となっております。

対象魚の釣れやすい時期を知る

魚には必ず釣れやすい時期というものが存在します。

例えば、釣れる時期が分かりやすい魚で言うと、メバルなんかがそうです。

メバルは春告魚と呼ばれるように、春によく釣れる魚で、私の体感としても3月~5月に一番釣れます。

その理由は、この時期はメバルの適水温となっており、さらに餌となるボラの稚魚やバチなどのベイトフィッシュが増え、冬に産卵を終えたメバルが体力回復のために貪欲に餌を食べるからです。

12月の産卵前にもよく釣れますが、短期間なので狙い打ちが難しかったりします。

ですので、メバルが釣りたい!と思った時は、3月~5月の間を狙って行けば高確率で釣れます

逆に言うと、それ以外の時期は全く釣れなかったりします。

その他には、エギングで釣れるアオリイカだと9月~10月が一番釣りやすいです。

その理由は、夏に卵から孵って成長した、エギに興味津々で警戒心の少ない一番釣りやすい状態の子イカの個体数が多いからです。

詳しくはこちら↓

秋のエギングで一番釣れる時期は9~10月! 今年こそは秋のエギングで釣果をあげるぞ!と意気込んでいる皆さん、こんにちは! 過去に3年くらい全くアオリイカが釣れなかった者です...

初心者の入門的な釣りとしては、アジのサビキ釣りがありますが、このアジに関しては年間を通して安定して釣れるイメージですね。

ただ、時期によって釣れるサイズの変化が大きいのはアジの特徴と言えます。

アジは春が産卵期になっており、産卵期前の4月から6月が大型を釣りやすい時期で、7~8月は卵から孵った豆アジや小アジ、

9月~11月は回遊している良型のアジが釣れ、12月~3月は釣れる場所が限られる、といった感じの印象です。

私が実際に釣った経験から、陸からの対象魚として狙いやすい魚の釣れる時期を表に書きました↓

アジ 4月~11月(秋は良型の数釣りシーズン)場所によっては冬も釣れる
メバル 3月~5月 12月~1月(4~5月がおすすめ)
アオリイカ

4月~6月 9月~11月(9~10月がおすすめ)

キス 5月~11月(5月は良型の数釣りシーズン)
アナゴ 5月~10月(8~9月がおすすめ)

釣れる時期は産卵前後であったり、ベイトフィッシュ(餌となる小魚)の存在が影響していることが多いですね。

ということで、まずは自分の釣りたい対象魚の釣れる時期を調べましょう!

対象魚の一番釣りやすい時期をチェックしておく!

釣果情報は要チェック!

対象魚の釣れる時期が分かったら、次にやることは釣果情報のチェックです!

釣れる時期が分かっているのに、なぜ釣果情報のチェックが必要かというと、その年ごとに釣れる時期が早かったり遅かったりと変化するからですね。

もちろん自分の判断で行ってもよいのですが、より確実に釣果を出そうと考えるなら釣れ出していることを確認してから行った方がよいです!

週に何回も釣りに行けるなら別ですが、週1アングラーにとっては釣果情報はかなり重要です。

釣果情報の調べ方についてですが、関西であれば「関西 釣果」などで検索するとフィッシングマックスやカンパリの釣果情報が出てきます。

あとは、釣具屋で道具を買ったついでに店員さんに情報を聞くという方法も良いですね。

その他におすすめの方法は、釣りブログをチェックすることです。

例えば、「メバル ブログ」で検索すると、メバリングが好きな人達が書いているブログ村というサイトが出てきます↓

釣りを愛する方々が惜しげもなく釣果情報を更新してくれているので、それだけでも見る価値があります!

このように、今の時代は対象魚が釣れているかどうかネットでいくらでも調べれるので、是非参考にしましょう!

釣りに行く前に釣果情報をチェック!

対象魚の釣れやすい時間帯を知る

釣果情報をチェックして、対象魚が釣れ出していることが分かったら、次は対象魚の釣れやすい時間帯を確認します。

まず知っておいた方がよいことは、大半の魚種が朝or夕方がゴールデンタイムだということです。

そして、朝・夕の中でも特に熱い夜明け前と日没前後のことを、釣り用語で朝マズメ・夕マズメと呼びます。

なぜ熱いのかというと、夜明け前後の1時間(朝マズメ)と日没前後の1時間(夕マズメ)は、1日のうちで最も魚の活性が上がる時間帯だからです。

図式としては、その時間帯にプランクトンの活性が上がる→それを食べる小魚の活性が上がる→小魚を食べる大型魚の活性が上がる

このような感じで、連鎖的に魚の活性が上がるのが朝マズメと夕マズメなんですね!

魚が捕食モード全開になっているため、大抵の魚種は朝マズメと夕マズメが釣りやすいことが多いです。

魚のご飯タイムで一番釣りやすい時間帯という認識でよいと思います!

では、朝マズメと夕マズメ以外は全然釣れないのか?というと決してそんなことはなく、夜の方が釣れる場合や、潮位の影響も受けるので一概には言えません。

例えば、メバルであれば夕マズメよりも完全に暗くなってからの方が釣れることが多いですし、

常夜灯のある堤防では、光に集まったプランクトンを捕食するために魚が集まってくるので、夜の方が釣れる状況になりやすいです。

その反面、投げ釣りで狙うキスに関しては、夜よりも明るい時間帯の方がよく釣れます。

アオリイカに関しては、目がよいと言われており夜によく釣れますが、夜の中でも「満月の夜」という特定の条件下で爆釣することがあります。

このように、魚種によって釣れる時間帯や条件が異なるので、狙いの魚種が釣りやすい時間帯を把握してから釣りに臨むようにしましょう!

しつこいようですが、朝マズメ・夕マズメは大抵の魚種が釣りやすい時間帯なので、積極的に狙っていきましょう!

魚には釣れやすい時間帯がある!特に朝マズメ・夕マズメは激熱!

対象魚の釣れやすい潮の動きを知る

初心者の方は釣行日を決める際に、この点を重要視していない方も多いのではないでしょうか?

潮の動きは海釣りにとって非常に重要です。

なぜかというと、海の魚は潮の満ち引きによる潮の動きによって、活発になったり身を潜めたりするからです。

釣り初心者
釣り初心者
潮の動きとかややこしいわ

こんな風に思うかもしれませんが、全く難しいことはないのでサッと目をお通しください。笑

潮の大きさには5種類あり、小潮→長潮→若潮→中潮→大潮→中潮→小潮というローテーションで繰り返しています。

その中でも干潮と満潮の差(干満差)が一番大きい潮が大潮で、最も潮がよく動きます

潮がよく動く=引力で潮が満ちてくるor引き下がるタイミングで、潮の流れが速い状態を指す(海面を漂うクラゲやゴミなどが右から左へ素早く流れている状態)

逆に干満差の一番小さい潮が長潮で、潮の動きが少ないです。

大潮>中潮>小潮>若潮>長潮の順番で潮が大きくなったり小さくなったりするんだな~程度の認識でOKです!

基本的には潮は動いている方が魚の活性も高く釣りやすいので、釣りに行くなら中潮か大潮を選択すると良い釣果に恵まれやすいです。

例えば、下の潮見表の7/5(日)が釣行日だとします。

7/5(日)は大潮となっており、満潮が19時49分 干潮が13時04分です。

この干潮~満潮までの約6時間の間には潮がよく動く時間帯があり、干潮の1時間後~満潮の1時間前あたりがよく動く傾向にあります。

ですので、7/5(日)で言うと、14時過ぎ~18時過ぎまでの4時間ほどが潮がよく動き魚の釣りやすい時間帯になります!

逆に、干潮・満潮付近の1時間程度は潮が動かないことが多いですね!

この潮の動かない時間帯のことを、釣り用語で「潮止まり」といいます。

普段から潮の流れの速い場所(橋の下の海峡など)では小潮や長潮などの動きの小さい潮がよい場合もありますが、

一般的な堤防では、基本的には大潮や中潮が釣果が出やすいので、その日を狙って釣行するとよい釣果に恵まれやすいです!

※潮の大きさが分かる潮見表は、自分の行く「釣り場の地域名+潮見表」で検索すると出てきます。

最初はよく潮の動く大潮or中潮を選ぼう!

釣れやすい天気を知る

最後に天気についてですが、基本的にはどの魚種を狙う時でも雨以外を狙った方がよいです!

これには2つ理由があります。

  • 海水魚は水潮を嫌うから
  • 釣り人自身にとって釣りにくいから

1つ目ですが、海水魚は水潮を嫌う傾向にあります。

水潮とは、雨が大量に降って海水と混ざり合い、海中の塩分濃度が下がることを言います。

小雨程度であれば、海中に酸素が供給されることで一時的に魚の活性が上がることもあるようですが、土砂降りの状況では魚やイカは釣れにくい場合が多いです。

2つ目ですが、雨が降っていると釣り人自身にとって釣りにくいです。

雨天だと、小雨であってもカッパを着て釣りをしなければいけないので邪魔くさいですし、視界も悪くなり足元も滑りやすくなって危険が増えます。

リールなどの釣り具も濡れるので、後のメンテナンスも晴天時と比べて手間がかかります。

以上2つの理由から、釣りに行く際は雨以外の天気をおすすめします!

私自身も予定変更ができない時以外は、雨天を避けて釣行しています。

雨天を避けて安全に釣行する!

釣行日程の決め方

ここまで、4つの釣れやすいタイミングについて書いてきました!

  • 釣れやすい時期
  • 釣れやすい時間帯
  • 釣れやすい潮
  • 釣れやすい天気

釣行日程を決める際は、これら全てのタイミングが合致する日を選択すると良い釣果に恵まれやすいです。

私自身、たまにしか行けない場所に釣行する時や、絶対に釣果を出したい時は、この4つのタイミングを意識して日程を決めています。

同じ場所で夏にメバルを狙うプロアングラーと、春にメバルを狙う素人とでは、後者の方が釣果は良いはずなので。

腕<時期 というパターンはよくあることです。

釣れやすい条件を多く揃える

これを意識するだけで釣果は格段に良くなります。(外れることもありますが)

そして、魚を多く釣り上げるほど釣りの腕も芋づる式に上がっていきます!

釣りの腕は技術的なことだけでなく、時期や釣行日の選択なども大いに含まれています!

ということで、

釣り初心者
釣り初心者
釣りに行っても釣れないし、おもろない・・・

と嘆いている人は、釣りたい対象魚について下調べを行い、タイミングを考えて釣行日を決めるようにすると良い釣果に繋がると思います!

それでは、良いフィッシングライフを(^O^)/

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1人をこよなく愛する孤独な釣り人です。 基本釣りには一人で行き、一人で楽しんでいます。 自分が良いと感じたものを紹介したり、語ったりするスタンスです。