- 釣行日 2022/6/1
- 場所 淡路島
- 中潮 満潮 1時50分 干潮 17時33分
- 天気 晴れ
- 風速 1ｍ～5m程度
- 最高気温 23度
先週に引き続き、淡路島へメバリングに行ってきました！
最近はずっと同じポイントに通い続けているのですが、25㎝以上ありそうな大型メバルには海草に潜られまくりで全く捕獲できていません(;’∀’)
そこで今回は、海草ジャングルの中からメバルに負けないパワーで引っ張り出すために新しいロッドを新調して挑んできました！
結果的には、ロッドが違うだけでこんなにも差があるものなのか？！というくらい海草に潜られることなく良型を捕獲することができました＾＾
当日の天気
6月1日は曇り気味の天気で、最高気温は23度とここ最近では涼しい方でした。
あまり気温が上がり過ぎるとメバルには良くないかな？と思ってたので、条件的には良さそうな感じです。
風も前半は凪予報なので、全くの不安要素なく釣りに臨めました＾＾
タックル
藻場での対大型メバル用に購入したのは月下美人MX83MH-Tです！
5月に入って以降、3回釣行に行っていますが、全ての大型と思われるメバルには海草に突っ込まれるかフックアウトで取り込むことができていませんでした。
その時に使用していたロッドは2種類で、月下美人アジング80ML-TとエギングロッドであるエメラルダスMX83Mです。
まず月下美人80ML-Tですが、4月まではなんとかメバルに海草に潜られることなく28㎝までを捕獲できていたのですが、5月になり海草もさらに成長した影響か？25㎝以上ありそうなメバルはことごとく捕獲できませんでした。
そこで次にMクラスのエギングロッド（エメラルダスMX83M）なら何とかなるだろうと予測したのですが、まさかのエギングロッドでもMクラスでは太刀打ちできませんでした。
掛けた後のバットの曲がり込みが良いので、エギングではそれで良いのですが、メバリングにおいてはメバルに海草に突っ込む隙を与える感じとなってしまったようです。
そこで、さらなるバットパワーを求めて購入したのが月下美人MX83MH-Tです。
とにかくパワーを重視しないと海草繁茂メバルには勝てないと思い、適合ウエイトが20gまでのMH（ミディアムヘビー）を選択しました。
ということで今回は、
- ロッド 月下美人MX83MH-T
- リール 17セオリー2508PE-H
- ライン XBRAID UPGRAID 0.6号
- リーダー シーガーグランドマックスFX 1.75号
- ジグヘッド メバスタ
- フロート 自作・シャローフリーク15g
このタックルで臨むことにしました！
PEは0.5号でも良いかと思ったのですが、一切の不安要素なく強引にやり取りしたかったので0.6号。
リーダーは1.5号では不足ということが分かったので1.75号です。
潮が満ちるまで音沙汰無し
夕日が沈み暗さが増してきた19時30分ごろ、スタートフィッシングです。
が、5月半ばまでは20時～21時の夕マズメゴールデンタイムにメバルが連発していたのですが、この日最初の1匹が釣れたのは21時過ぎ(;’∀’)
水温が上がるにつれて夕マズメ効果が薄くなってきているように感じました。
ようやく1匹釣れて連発タイム突入か！？と期待したのですが、さらにここから1時間以上の沈黙が・・・。
潮は大潮直後の中潮で条件としてはかなり良いはずなので、もしかしてメバルシーズン終了した・・・？と、嫌な予感が頭をよぎります。
手前の海草帯で大型出現！
その後、ようやく2回目のアタリが出たのが23時前です。
潮が満ちてきて流れも出始めた頃に、海草地帯の上をゆっくりただ巻きで通してやると、コツッ！と小さなアタリが手元に伝わってきました！
ひと呼吸おいて合わせると、力強い引きで海草へ一直線に突っ込んでいきますが、浮かせるようにロッドを立ててゴリ巻きします！
すると、すぐに海面に浮いてきたのでそのまま水面を滑らすようにして足元まで寄せてきて抜き上げ！
このサイズでも海草帯では潜られることが多々ありましたが、さすがMHクラスのロッドはパワーが違いますね( ﾟДﾟ)
エギングロッドよりも遥かに簡単に浮かせることができました！
これは大型も獲れるかも！?
その後、すぐ次のキャストでも海草の上でHIT！
先ほどと同じ要領で一気に寄せてきます。
やっぱり明らかに前回よりも楽に寄せることができています。
掛けたメバルが暴れると時合以外では同じコースで当たらないことが多いので、次は少しキャストコースをずらしてみます。
さっきよりも右方向へキャストし、海草の繁茂したコースを時々海草に引っかかりながらも通していきます。
すると、海草に引っかかる感触がなくなった直後、グンッ！
という違和感があり合わせると、強烈な引きで突っ込んでいきます！
すかさずロッドを立ててとにかくリールを巻きまくります！
途中、変な方向へメバルが走るのでロッドを走る方向と逆方向へ向けてなんとか海草をかわし、後はドラグが少し滑るくらいでゴリ巻きします！
24㎝くらいまでなら最後の方には水面に浮かんでくるイメージですが、このメバルは最後まで水中で抵抗するので良型を確信！
足元まで寄せてきたらロッドパワーを信じて一気に抜き上げます！
でかい！
久しぶりに見た、ここ3回ほど出会えなかった大型メバルに感動です。
サイズは27.5㎝と今期最大の28㎝以上とはいきませんでしたが、さんざん苦しめられたこのポイントで釣れたこのサイズは素直に嬉しいです！
この黒ずんだ体色・・・まだ数多く釣った経験はありませんが、大型のメバルの特徴のようでかっこいいですよね。
それにしても、あの海草帯で掛けても一度も潜られることなく捕獲できるとは。
ロッドを変えるだけで獲れる魚が増えるという経験は初めてかもしれません。
ドラグが効果的に使える堤防なんかだと多少ロッドパワーがなくても何とかなると思うのですが、ラインを出せない海草帯ではロッドがキャッチ率に与える影響はこんなにも大きいんですね！
ちなみにHITワームはメタボブリリアント1.5インチ エビチリでした！
満潮前後に連発
その後、潮の動きが良くなるにつれてどんどんメバルからの反応が増えてきました。
冷凍庫も一杯になってきたので、5匹程度だけ持ち帰ると決めてこのサイズは釣ってすぐリリースすることに。
大型メバルが釣れた右側の海草帯では反応が無くなったので、次は左側の海草帯でゆっくりとただ巻きをすると、コンッ！
ここも海草が繁茂しており危険地帯ですが、合わせた後に強引に寄せてソイヤッ
重量感たっぷりで体高のある25㎝でした＾＾
次は沖の海草帯へ向かってキャストし、右から左へ流れる潮に乗せてリールは巻かずにドリフトさせてみます。
BUT！
4月はこの釣り方で連発したのですが、この日は沖の海草帯には溜まっていない様子です。
ならばと、そのまま潮に乗せながらリール3秒に1回転くらいでゆっくりとただ巻きすると、左斜め前あたりでコンッ！
これもブリブリに肥えた25㎝ないくらいのサイズです！
どうやら、4月末の時ほどメバルが沸いている状況ではないようですが、潮が満ちて動き出すと浮いてきて流れてくる餌を捕食しているようです。
先週の釣行時にメインベイトは「バチ」であることが分かったのですが、HITしてくるワームはバチっぽい細長いものよりも、なぜかメタボブリリアント1.5インチのようなファットボディに反応が良いです。
メバルの気持ちは分かりません・・・ｗ
その後も、連発する時もあれば時間をおいて単発で釣れる感じで、満潮になるまでに10匹以上の釣果となりました！
それでも諦めず朝マズメまで粘りましたが、満潮以降は単発で釣れる程度で大型メバルには出会えませんでした。
釣果
- メバル 21～27.5㎝ 10匹ちょっと
ここ最近苦い思いをしていたポイントでようやく大型メバルを釣り上げることができたので良かったです！
前回までは1回の釣行で5回は海草に潜られていましたが、今回はなんと1回潜られただけでした。
しかも、その潜られたメバルもその後出てきてくれて捕獲できたので潜られたことが原因でのバラシは０でした！
さらに、前回までは掛けた後のフックアウトも多かったのですが、今回はそれも殆どなく、これもロッドが硬く合わせた時にフッキングが外れにくい場所に決まりやすいのかな？と思いました（たまたまかもしれませんが）
ともかくロッドパワーがここまで効果を発揮してくれるとは思わず、嬉しい誤算ですが、やはり海草帯でのメバリングではパワー重視のロッド選択が正解なんだと実感しました。
もう二度とMLクラスのアジングロッドで引き味を楽しんでいます！なんてこと言いません！(;’∀’)
時合が短くなってきている？
余談ですが、5月半ばくらいから夕マズメの時合がなくなってきているように感じました。
もちろん場所にもよるのかもしれませんが、私の通っているポイントでは5月半ばまで夕マズメラッシュが味わえていたのが、5月後半～6月のメバリングでは夕マズメに音沙汰無しってパターンが続いています。（釣れても1～2匹程度）
これは気温が上昇するにしたがって起こる現象なのか？分かりませんが、満潮前後や完全に日が沈んで夕マズメタイムも終わった夜間～夜中に釣れることが多いと感じました。
シーズン終盤の傾向なのかもしれませんね。
それでは、良いフィッシングライフを(^O^)／
